484 :
既婚素クール専用 ◆0q9CaywhJ6 :
Wizardry素クール リルガミンの娘
1
<街>の入口に差し掛かると、やっぱり<奴>がいた。
門の脇にある詰所で身じろぎもしないでいる。
黙って通り過ぎようと思ったが、向こうから声をかけられた。
「おや、お帰り。そろそろ戻ってくるころだと思っていた」
「……分かるのか?」
「風の匂いでな」
──迷宮の下層に作られたこの<街>に、風など吹くのだろうか。
もっとも、匂いのほうなら分かるかもしれない。
長旅で汗まみれな上、ドラゴンの返り血をたっぷり浴びた俺の体は、
古びた鎧や装備の匂いも混じって大変なことになっている。
まあ、冒険者ならば、かぎなれた匂いだ。
それを相手の取引で成り立っている街の住人も。
「では──どこに行くかね?」
詰所から<奴>は出てきた。
「武器屋だ!」
俺は武器屋に向かおうとした。
「待ちたまえ、先に酒場に行ったほうがいいと思うぞ」
<奴>の言葉に、俺は憤然と振り返った。
「断固、武器屋だ!」
「……お好きなように」
<B武器店>の看板がかかる扉に大またで歩いていくと<奴>が後ろをついてくる。
最後の一歩で追い越される。<奴>は武器屋の中に消えた。
──どうやっても、この最後の一歩のところで追い越される。
今までに何百回か抵抗してみた。──あらゆる対策やフェイントが無駄に終わった。
485 :
既婚素クール専用 ◆0q9CaywhJ6 :2005/12/28(水) 00:05:09 ID:39A8nMjP0
2
舌打ちをして扉を開く。
──どこをどう移動したのか、ほんの数瞬のあいだに、<奴>はカウンターの向こうにいた。
「いらっしゃい。武器屋に何用かね?」
俺は、門番と同一人物の顔を睨みつけたが、向こうは平気の平左だった。
「──鑑定料と引き取り値が同じなど、どういうこった!」
「仕方ないな。それが<規則>だ」
もう何百回も繰り返されたやり取り。だが──。
「……君のために<規則>を捻じ曲げてもいいのだが」
<奴>が真剣な顔をして提案すると、俺のほうが腰が引けてしまう。
こいつだったら、言ったとおりのことをやる。
<規則>というのがどんなものなのか、今いちわからないが、捻じ曲げちまったら
──おそらく、とんでもないことになる。
俺は戦利品一式を抱えて憤然と席を立った。
「どこへ──?」
「酒場だ!」
店を飛び出して、扉をばたんと閉める。
振り返ると、<奴>は俺のぴったり後ろにいた。
扉を閉める瞬間はたしかにカウンターの向こうにいたのに、
閉めた瞬間には扉の外側にいやがる。
「くそっ!」
俺は先ほどにもまして大またで<Gの酒場>へ向かう。
最後の一歩で追い越されるのも、酒場の中に入ると、
<奴>がもうカウンターの中にいるのも、いつもどおりだ。
「いらっしゃい。ご注文は──?」
俺は、<奴>を睨みつけたが、やっぱり平気な顔をしていた。
486 :
既婚素クール専用 ◆0q9CaywhJ6 :2005/12/28(水) 00:05:26 ID:39A8nMjP0
3
「エール! 揚げじゃが! 肉! 2人前だ!」
「承った」
<奴>が魔法のような手早さで飲み物と食べ物を運んでくるのを、俺は不機嫌に眺めた。
……ところで、<奴>はいつの間に着替えたんだ?
白のブラウスに紺のスカート──今の<奴>は、典型的な女給仕の格好だ。
衛兵の制服と、武器屋の看板娘の衣装はどこに消えた?
エールをがっと飲み干して、俺はカウンターに怒鳴った。
「仲間を募るぞ!」
言い終える前に、俺の目の前に白墨で文字が書き込まれた石版が差し出されていた。
この酒場──この<街>にいる、俺以外の冒険者名簿。
端正な文字でかきこまれたそれの内容は、見なくたって分かっていた。
俺がこの<街>に来てから、ずっとそこには一行しか記入がない。
そいつの戒律は何度か変わっている。
俺が善の戒律に属しているときは、そいつも善だったし、
俺が悪の戒律に身を寄せているときは、そいつも悪だった。
たしか、職業も変わっていたはずだ。
だが、名前──人物だけは変わらない。
俺はそいつの名前を読み上げる。
「……リーリル」
<奴>の表情にはじめて変化があらわれた。
笑ったのだ──にっこりと。
瞬きする間に俺の向かいの席に着いた女司教を、俺はバシリスクより強くにらみつけた。
──やっぱり<奴>は平気な顔をしていた。
瞳が輝き、わずかに頬が上気しているのだけが、それまでと違っていた。
487 :
既婚素クール専用 ◆0q9CaywhJ6 :2005/12/28(水) 00:05:41 ID:39A8nMjP0
4
「ロングソード+2が2本に、チェインメイル+2、それに村正か。──ひと財産だな」
「ああ。武器屋に持ち込んだら、引き取り料金は鑑定料と相殺、だそうだ」
俺の皮肉に、<奴>は動じた様子はなかった。
「こうして私が鑑定した上で武器屋に持ち込めば、鑑定料は無料だが」
「……」
武器屋の娘と同一人物の女司教に、俺は反論する気も失せた。
「ところで──」
<奴>──リーリルはちらりと俺を見た。
「左肩の傷は、誰につけられたのだ?」
酒場の空気が二、三度下がった。背筋がぞくぞくする。
「このロングソード+2を持ってたドラゴンさ。薬で傷はもう塞がっている」
「後半は真実だな。前半は、嘘。──龍の爪による傷痕には見えない」
俺は、<奴>の水のような無表情に慌てた。──やべえ。
「……アークデーモンに出あっちまってな。すぐに逃げたんだが……」
「そうか。君はとても賢明だな。アークデーモンは、君がまだ1対1では勝てない相手だ。では──」
立ち上がりかけた<奴>をあわてて押しとどめる。
「ま、待て。どこへ行く」
「そいつに、報いを受けさせに。──この世界に現れた事を後悔させてやろう」
冗談じゃねえ。
以前、サッキュバスにエナジードレインを食らったことがある。
ほうほうの態で<街>にたどり着いて、宿屋でぐっすり眠り、
次の日、出立しようとして──俺は胃の中のものを門の前で全部ぶちまけた。
<街>の前で絶望と苦悶の表情を浮かべて並ぶ、数百体のサッキュバスどもの死体を見て。
<奴>なら最初の一匹目に、俺の精を吸ったやつを捕まえるのも朝飯前だ。
そのほかの数百体の虐殺は──単なる腹いせだ。
488 :
既婚素クール専用 ◆0q9CaywhJ6 :2005/12/28(水) 00:05:57 ID:39A8nMjP0
5
「お、俺の獲物だ、横取りするな。──俺が自分でケリをつける」
冒険者の意地とか面子とか、そういうものより、単純な恐怖が俺を止めさせた。
「君がもう一度そいつに出会う確立は少ない。私なら……」
「うるせえ、だまれ、メシに付き合え」
言葉よりも、手首を掴んで引き止めたことが有効打だったらしい。
「承知した」
<奴>はおとなしく椅子に座りなおした。
「──揚げじゃがも、チキンも、うまいな」
「お前が自分で作った物じゃないか」
「いや。君といっしょに食べると味が変わる。できれば何時もこうありたい」
普通なら言いにくいことを無表情でさらりと言うな。
揚げじゃがと肉を平らげ、コインを2人分のチップ込みでテーブルに置く。
「む、店を出るのか。──私はもう少し、君とこうしていたいのだが」
「うるせえ、パーティーは解散だ」
「──いつか、君といっしょに冒険をしたいな」
それもさらりと言うな。
「そのうちな」
俺は扉に手を掛けた。
「──どこに行くかね?」
「宿屋だ。今日はもう寝る」
「そうしたまえ」
489 :
既婚素クール専用 ◆0q9CaywhJ6 :2005/12/28(水) 00:06:14 ID:39A8nMjP0
6
「宿のコースだが」
「馬小屋だ」
「ロイヤルスイートが空いている」
「歳を取るのは御免だ」
「この<街>の一個下の階層に、魔法の泉があるのだが」
「その深度9には若返りの効果があるっていうんだろ?」
「武器屋に<若返りのアンク>の在庫も充実している」
「めんどくせえ」
「君は傷を癒す必要はないので、どの道、効果はそう変わらんのだが」
「馬小屋だ!」
「承知した」
いつもどおりの会話の後、宿屋の娘は、俺を裏手の馬小屋に案内した。
寝藁を整える。そのあと、立ち去らずに、藁の上に大の字になった俺の隣にちょこんと座る。
──これも、いつもどおりだ。
「どうした?」
「我が宿は、現在サービス期間中でな」
その「期間」は、俺がこの<街>を見つけてからずっと続いている。
「夜のお供に、女の子でも紹介してくれるのかい?」
「その通りだ。どんな女がお望みかな?」
「そうだな」
俺はことさらに鹿爪らしい表情をした。
「俺は好みにうるさいぜ」
「要望を聞こう」
490 :
既婚素クール専用 ◆0q9CaywhJ6 :2005/12/28(水) 00:06:55 ID:39A8nMjP0
7
「──髪の毛は、お前くらいの長さがいいな」
「該当者がいる」
「──スタイルは、まあ、胸も尻もお前くらいは欲しいな」
「該当者がいる」
「──顔の好みは、お前に似てる子がいいかな」
「該当者がいる」
「──性格は、お前みたいな奴がいれば最高だ」
「該当者がいる」
「……お前みたいな女がいい」
「ぴったりの者がいる」
「じゃ、そいつでいい──そいつがいい」
「承知した」
リーリル、<リトル・リルガミン>と名乗る女は、にっこりと笑って寄り添ってきた。
ひょっとしたら、俺は呪われてるんじゃないかと思うことがある。
迷宮の上層階にはずいぶん戻ってない。
他の冒険者にも全然会わない。
ひょっとしたら、<地上>はとっくの昔に滅びているか、
さもなくば、俺のほうがとっくの昔に死んでいて亡霊となってさまよっている可能性だってある。
じゃなきゃ、こんなところにリーリル……リトル・リルミガン、つまり、
<リルガミンの娘>と名乗る<街>があるはずがない。
俺はこの迷宮からも、この<街>からも、逃れられないのかもしれない。
──まあ、それもいいんじゃないかな、と思っているさ。
この「街の娘」は、ちょっと無愛想だが、とびっきりいい女だからな。
491 :
既婚素クール専用 ◆0q9CaywhJ6 :2005/12/28(水) 00:07:19 ID:39A8nMjP0
自分の原点的な素クールはこんな感じの女版Dr。メフィスト。
エロありverはエロパロ板に投下。
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 00:24:14 ID:ygMR4jyq0
>>491 ぬあーいいなぁファンタジア!
こういうのが書けるようになりたいと切に思う。
そういえばTRPG畑出身の作家さんって多いんだろうか。
ちときになりますな。
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 00:24:26 ID:uSO3BkYPO
>>491 途中でやるのを諦めた俺が見ると
妙に怖くなって、一生やることはないだろうなと思った
ただ、GJなのに違いはない
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 00:25:27 ID:P/S03R920
エロパロ板に素クールあんの?
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 00:26:02 ID:SPVd9dNO0
>>491 元ネタはあるのかどうか解らんがなんか自分はMH思い浮かべた。
まぁ、何にせよ、GJ。楽しんだよ
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 00:26:40 ID:SPVd9dNO0
>>494 無い。必死に探した俺が言うんだから間違いない。
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 00:28:00 ID:zrIzjkGP0
エロパロ板なんて厨房叩きが異常だからこの場で充分。
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 00:32:27 ID:N54oIKL3O
よく分からん。
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 00:34:15 ID:B6z/W0jLO
素直クールが登場したスレならあったがな>エロパロ
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 00:41:38 ID:KvyJOmvl0
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 00:54:39 ID:cuf4iigQ0
ほしゅしてねる
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 00:57:58 ID:2haHDovS0
今北産業
そして素直クールな娘に萌えたwwwwwww
うぇwwwwwww
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 01:00:42 ID:eIUxsFco0
思ったんだが、Wikiに保存される短編と
保存されない短編の違いを教えてくれ
それとも作者自身が自分で保存してるのか?
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 01:02:14 ID:6zygsv4B0
エロパロ版発見。
あっちも萌えた
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 01:13:14 ID:lLqP0+qR0
〜素クールタンX 予告編〜
[このお話は、某FCの名作、ス○ルタンXをインスパイアして作られたSSです。]
私の名前は来栖 奈緒。私立ツンデレラ学院高等部に通う一年生だ。
世間にいわせると花の15歳。母様もこの頃に生涯の伴侶を手に入れられたそうだ。
そういうわけで私も昨今同じクラスで気になる男、相川 優史(ゆうじ)に恋文を渡した。
無論、コソコソと隠れるのがイヤなのでSHRの時間を借りて、こう宣言した。
「出席番号二番、相川優史への連絡だ。唐突だがキミのことが好きだ。付き合って欲しい。
返答は放課後。場所は屋上。刻限は15:30迄とする。キミが刻限まで来ない等都合の合わない場合には
予め私に直接伝えてくれ。なお私のキミへの具体的感情は、この手紙に記して、掲示板に貼っておく
最後に、貴重なSHRの時間を使い申し訳ない。以上。」
しかしこの至極真っ当な私の求愛行動が、彼女らの逆鱗に触れるとは正直、私も予測していなかった。
何でも、相川にあらぬ事か私を恥女扱いし、貞操を奪われるなどと吹聴したらしい。
その女達は……
ツインテールかなみ
沈黙の少女ちなみ
お嬢リナ
孤高の女剣士纏
そして、優史とともに屋上で待つ、謎の女ミス=X!!
さらにあんパンやら抱きつきやらで私に好意を寄せる
(私は過去に17度も断った)男どもも加わり、学校中に嵐が吹き荒れる!!
果たして刻限の15:30までに、彼女は優史の元に駆けつけられるのか!!
ただいま鋭意執筆中!! 刮目して新作を待てッ!!
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 01:13:44 ID:3TeBCVIF0
>>503 作者が行ってる場合もあるし、作者に許可を取った第3者が行ってる場合もある
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 01:16:09 ID:YcpVLdx4O
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 01:16:24 ID:lLqP0+qR0
こんちわ。
いつも短編モノで保守してるんだが、
ファミコン版 『スパルタンX』をアレンジして、長編投下しても場のふいんき(ry
壊さないだろうか?
ツンデレスレの勝ち気とかダウナーとか、武士風とか使おうと思ってるんだが……。
他スレモノを使うのはヤバイのカナ……。
509 :
◆ilkT4kpmRM :2005/12/28(水) 01:19:26 ID:uSO3BkYPO
自分のは、すべて保管は可能な方向で
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 01:35:50 ID:uSO3BkYPO
まあ、なんかそんな話が出てたから言ったけど、タイミングを間違えた気がする
保守
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 01:47:14 ID:N54oIKL3O
保守。
512 :
3分の3話前編〜フッフッフッフッ〜:2005/12/28(水) 01:51:29 ID:r8j5Jyl60
「これは死に値する」
―午後六時十分―
クー「肉は好きかね?」
「肉・・・まあ、魚よりは好きだな」
クー「そうだな。誰しもマグロよりは汁溢るる肉を好むであろう。君が正常な男子で良かった」
「え?鮪だって俺は好きだが?」
クー「君は・・・やはり心が広いな。そうだな、君には体など関係ないのだろうな」
「・・・体を作るには肉も魚も必要だと思うが」
クー「・・・なかなかに、深い言葉だ」
「・・・?ところでさ、肉の話するのはいいけど」
クー「さっさと出してくれ、か?分かった。こっちへ来てくれ」
「あれ?ここが食べるとこじゃ・・・え、階段あがんの?」
クー「私の部屋は二階だ」
「お前の部屋で食べるのか?・・・いいのかよ」
クー「構わない。君とならどこでも」
「・・・まぁ、いいって言うならいいのかな」
クー「フッフッフッフッ・・・」
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 02:04:48 ID:7v+w+DHPO
三レス程五分後位に投下予定です。よろしく。
514 :
1/3:2005/12/28(水) 02:09:46 ID:7v+w+DHPO
友「お前さ、いい加減女に慣れろよ」
男「無理無理無理無理無理無理。」
友「いやだってさ、そんなんじゃ青春をフルスイングでドブに捨てる事になるぞ。」
男「って言われてもなあ・・・」
友「それともお前ホモなの?」
男「んな訳ねえ。男に興味はねえ。」
友「ED?」
男「失礼な。しっかり性欲も普通にあるわ。」
友「やっぱりホモか・・・」
男「ちげえって言ってんだろ!」
この野郎。俺だって好きでこんなんになってる訳じゃねえんだよ。
今までの会話から察して頂けるだろうが俺は女性恐怖症である。幼少期のトラウマのせいで恐怖症になってしまった。軽くめまいがするぐらいに。
友「しっかしなあ。お前せっかく可愛い女の子が多いクラスになったのにもったいなくねえか?」
男「知らん。そんな事言われても困る。」
友「クーさんとかかなり良いぜ。あの美貌、知能、運動神経、どれをとっても抜群じゃないか。」
男「確かにいい女だな。」
友「だろ?お前もったいないぜ?」
男「仮に厄介なトラウマ持って無くても付き合えるとは限らないだろ。」
友「いやあ。わからないよ?お前女子から人気だし。硬派とか言われちゃって。」
男「好き勝手言ってくれるな。」
・・・てかそんな事女子に思われてたのか。まあぶっちゃけ迷惑なだけなんだが。
515 :
2/3:2005/12/28(水) 02:10:17 ID:7v+w+DHPO
友「持ったいねえなお前。」
男「てかなんでこんな話になってんだよ。」
友「ん?んー・・・あ、アレだ。クーさん良くね?からだ。・・・噂をすればなんとやらってか?」
友人の見る方向を見る。確かにクーさんがクラスに入ってきた。
友「ん?なんかこっち来るぞ?」
男「まさか。」
反論しながら本人を確認。・・・本当に来た。何故だ?
クー「君に話がある。」
男「ピギャーー!!!」
いきなり近付かれて話をされたのであまりにもビビる。幸い今クラスに人は少ないので恥もかかずにすんだが。
男「ああ、悪い。悪い。いきなりで驚いた。」
クーさんに向かって釈明する。何を考えてるか無表情過ぎてわからないがとりあえず謝る。
男「んで?こいつになんか用?」
正直ビビりまくりながらも冷静に振る舞う。軽く顔がひきつってるかもしれない。
クー「いや友人じゃなくて君にだ。男。」
「「へっ!?」」
友人と共にハモる。そりゃ驚くだろなあこいつ。お前はともかく俺は一回もクーと接点が無いんだからな。てか、俺自身が一番驚いてる訳で。何考えてんの?この人は?
クー「単刀直入に言う。男、君が好きだ。」
516 :
3/3:2005/12/28(水) 02:10:55 ID:7v+w+DHPO
男「・・・・・え?」
クー「わからなかったのか?」
男「いやいやいやいやいや。わかりましたけども。」
クー「そうか。じゃあ付き合ってくれ。」
かなりパニクってる俺。苦手な女子が来ていきなり好きだから付き合えと?はい?何?ここどこ?私は(ry
男「いやいやいやいやいやいやいやいやいや。ホント勘弁して下さい。俺が何かしましたか?神様?仏様?バース様?マジで勘弁。告白とか勘弁。罪の告白ならまだも愛の告白だと?何の罰ゲームだ?これは?」
クー「断るならまだしもそこまで拒絶されると傷付くな。何故だ?」
放心状態でぶつぶつ独り言を言っている俺に疑問を投げ付ける。 友「あー・・・スマンな。こいつ女性恐怖症なんだよ。周りにあまり言ってないんだけどさ。」
代わりに答え、俺をフォローしてくれる友人。かなり助かる。
友「あまりこいつが女子と話してる所見たことないだろ?」
クー「確かに。」
友「それはそこにこんな背景があるわけで。だからゴメンな?」
クー「なるほど。」
俺は諦めてくれると思いホッとしていた。
クー「じゃあ私が恐怖症を治してやろう。」
・・・・え?はい?
「「なにいいいいい!?!?!?」」
あまりにも予想外の展開に二人(俺と友人)の驚きの阿鼻叫喚が叫ばれる昼休み。
・・・・てかこいつ何だよ・・・?
マジで勘弁してくれ・・・
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 02:12:04 ID:7v+w+DHPO
ちょっと新しい方向にチャレンジ。
これからの向上のため批評よろしくお願いします。
518 :
3分の3話中編〜チュ―編でも可〜:2005/12/28(水) 02:15:05 ID:r8j5Jyl60
クー「遠慮なく、寛(くつろ)いでくれ」
「・・・・・・できない」
クー「異性と二人きりという状況に戸惑いを・・・」
「いや、そういうことじゃない」
クー「不満な点があれば遠慮なく言ってくれ」
「ポスター・・・カレンダー・・・」
クー「ふむ、私としては上手く撮れたつもりだったのだが・・・」
「・・・・・・・・・『俺』じゃん」
クー「芸能人等には興味をもてなくてね。こっそり撮ってはプリントして作った。私が興味を常にそそられるのは・・・」
「・・・なぁ・・・ちかい・・・ぞ」
クー「君だけだからな」
「!!!」
クー「初めてか?それであれば嬉しいな。私もだ。口付けなど、処女膜と違い初めてかどうか確かめる事も出来ないのに。
日本人はこんなあやふやで不完全な誓いの形の方を重要視する時がある」
「うぁ、あ・・・」
クー「今の私は幸せな気持ちで一杯だ・・・。ワイシャツや靴を盗むなどしていた浅ましい私が・・・君と。
二人きりで。こんなにも近くて。キスまでした。ああ、好きだ好きだ好きだ」
「あや、ややややや・・・うぁ?」
クー「好きだ好きだ好きだ・・・止まらない。好きだ好きだ好きだ」
ピンポ〜ン
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 02:17:10 ID:NQey9/Wj0
>>517 続き読みたいんで続ききぼん。
寝る前に保守
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 02:27:41 ID:N54oIKL3O
保守。
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 02:39:40 ID:txAJ34+b0
>>518の続きと
>>517の続編見るまで寝れないよ
o(`ω´*)oジタバタ
保守しちゃうんだからっ
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 02:58:23 ID:i2uC4LiBO
とりあえず保守
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 03:18:45 ID:Lqf7EdAcO
就寝保守
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 03:34:02 ID:h1/Vta8R0
h
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 03:55:16 ID:MhisxWJXO
保守
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 04:19:21 ID:xMnq9/Yc0
ho
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 04:46:02 ID:SPVd9dNO0
どっかからの続き
がさがさとビニールが擦れ、重なる音。
左手にパンを持ち、右手に紙パックの珈琲牛乳。
何時もと同じ、なんら代わり映えしない昼食のメニュー。
ただ、1つだけ何時もと違う所があるとするならば、他人の視線が刺すように痛いことぐらい。
「いやー、彼女、変わってると思っていたがまさかあそこまでやってのけるとわね。」
「それ自体が悪いとは言わないがこの事態を招いたことは事実だよな・・・。」
「まぁまぁ、一途な恋心、野暮なことは言いっこなしで。」
「こういう時、俺達しか屋上を利用してなくて助かるよ。」
もちろんこの事態を招いたのは今朝のHR。
理由なんて言わずもがな、あんな出来事があって校内に広がらないわけがない。
「ま、ま、凹む理由も解らなくもないが今は飯。」
「そだぞ、ぱーっとこの甘美な甘さのあんぱんを喰らおうではないか。」
「ほんと、お前等あんぱん好きだな。」
並んで屋上へと続く階段を、足取り重く昇る。
俺の顔と名前を知っているものはチラチラと何度も目をやり更に俺の足取りを重くする。
「はぁ・・・。」
何が悪いわけでも、何が嫌なわけでもない。
だが、こうも見せ物のようにされた気分はとても平穏な気持ちをもたらせてくれるわけがない。
「取り合えずは、食事に集中するか・・・。」
何時の間にか先頭に立っていた自分が、がちゃりと、屋上の扉を開ける。
聞きなれた音、変わらぬ時間、そしてそこから見える景色だけが天候に左右され見た目を変える。
そう、景色は天候にしか左右されないはずだったのだが。
「やあ、遅かったじゃないか。」
屋上の真ん中で女の子座りをしながら扉の方を凝視する1人の少女。
そんな光景など誰が想像できるだろう。
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 04:47:44 ID:SPVd9dNO0
「何時もここで食べていると聞いてな、待っていたんだよ。」
昨日まで何1つ彼女の感情を読み取ることができなかったはずなのに、この言葉にどこか嬉々としたものを感じる。
それはとても純粋で透き通っているように。
「いやはや、ここまでするとはね。」
「彼等は君の友人か?」
「いや、まぁ、そうだよ。」
「そうか、君の友人ならそれは私の友人ともなる。今後とも宜しく。」
どこがどうなったらそういう回答が出てくるのかは解らないが、その答えはとても俺の好きな部類の回答だ。
彼女はすっと左手を伸ばし、握手を求め、相手が握り返すのを待っていた。
「これはご丁寧に、今後とも宜しく。」
「宜しく。」
友人2人は、もはや動揺などせずすっと右手を出し軽く手を握る。
順応という言葉を超越したなにかを感じる。
「ん。」
「え?」
「君も。」
「あ、いや、昨日したし。」
「あれは決別するつもりのものだったからな、これは今後の関係としての【挨拶】みたいなものだ。」
そう邪気無く言われれば、勿論断る理由も無い。
「・・・・宜しく。」
何故か俺の手だけ、幾分強く、そして長く握られる。
「・・そろそろ離してくんない?」
「・・んー、やはり君の手と彼等の手では感覚が違うな。こう、なんだ。暖かさ、がな。」
そんなこと言われて誰が顔を紅くせずにいられるものか。
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 04:49:03 ID:SPVd9dNO0
「いやいや、早く離してぇ。」
「ああ、すまない。どうも君の事となると何か箍が外れてしまう。許してくれ。」
柔らかい感触が残る右手、妙に汗ばんでしまって彼女に不快な気持ちを与えたのではないかと気になってしまう。
「そいつの手、そんなに良かった?」
さっきから妙ににやにやしながら俺を見ている2人。良くある悪戯っ子の顔だ。
「ああ、なんていうかな。私は男というものが嫌いで触られるのがとても不快なんだ。」
「ほう、じゃあ俺達も?」
「申し訳ないが、他の者共ほどではないが、少々ザラつく感じはした。」
さらり、と俺の大切な親友達にそんなことを言う。それは俺の逆鱗に触れるには十分なことだ。
「おい!それは」
こうなる事を察知していたのか、ばっと口を友人に抑えられ彼女に聞こえないようにぼそっと耳元で呟かれる。
「アホ、俺達はそんなこと気にしないってぇの。彼女もストレートに言ってるだけで何も悪気がないわけじゃないし。」
「そうそう、それに他の奴等とは違うってだけで十分嬉しいし。」
言われてみれば其の通り。だがことこの2人に関してはどうも感情の高ぶりが早い。
「ついでにお前にそこまで思ってもらってるのも、嬉しいよ。」
男からの言葉だと言うのに、また赤面してしまう。
「悪い、で、続き聞かせてくれる?」
俺達の行動が不可解なものだったんだろう、何時もどこか険しい顔が眉を吊り上げ更に険しくなっている。
「ああ。ザラつく感じがすると言ったが君達の手も十分、暖かさを感じた。だが、それ以上に私が好意を寄せている彼の手から、そう、電気が送られた様に痺れるんだ。」
ここまで人想われれたことがあっただろうか、下手すれば両親より思われてるんじゃないかと思えてしまう。
これだけでも十分、俺の顔を紅葉とさせれる効果はあるのに、彼女は更に一言付け足した。
「女の部分を刺激されるぐらいにね。」
呆然とする男3人。
だが、次の瞬間、俺は完熟林檎のような真っ赤な顔になり、友人2人は大声で笑っていた。
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 04:53:50 ID:SPVd9dNO0
「あははは、最高!」
「ひー、腹痛い。アンタ、ホントおもしろいね。」
「本当のことを言ったまでなんだが・・。」
「ああ、悪い悪い、笑っちゃって。」
「でもそういうのはコイツだけに言ってやるんだな。」
彼女の顔をまともに見れず、顔を塞ぎこんでいる俺の首元に腕を廻し、子供のような明るい声で友人が言う。
「言われてみれば、そうだな。最愛の人にだけ呟く言葉。それはとても甘美なものだ。」
「はいはい、ごちそうさま。っつーわけで後はお二人だけにしましょうかね。」
「えっ!ちょっ!飯はどうすんだよ!?」
「もう喰った。」
ひょい、と空になったビニール袋を持ってこちらにことさら見せ付ける。あんぱん喰うのどんだけ速いんだよ!
「向こう側で一服してくるから。」
「別に何時も向こうで吸ってないじゃん!」
「アホ、女の子の前で吸うわけないだろ。」
それだけ言って、2人は俺と彼女がいる反対側の柵の方へと歩いていく。
「あ。」
友人が何かを思い出したように彼女に何かを伝えようと振り返る。
「一服の件、一応内緒ね。」
「まったく、【百害あって一利無し】だぞ。」
「解ってるんだけどね。」
「まぁ、彼と2人っきりにさせてもらえるんだ。それぐらい安いものだ。」
「あはははは!ありがと。」
それだけ言い残し、2人は笑い合いながら去っていく。
あいつ等はもう、彼女との付き合い方を学んだようだ。まぁ、俺と幾分かは彼女との関係、というかポジションが違うので落ち着いてはいられるだろうが俺としてはそうはいかない。
そんな俺の気持ちを知ってか知らずか。いや、知らずだろうが構わず彼女は語りかけてくる。
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 04:55:22 ID:SPVd9dNO0
予想以上に糞長かったんで止める。
起きたらまた投下する。
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 05:10:07 ID:dqOMgVB10
>>531 アンカーくらいつけたらどうだ?
どっかからの続きとか投げやりなことされても不快なだけだ。
作品以前の問題だと思うので評価はしない
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 05:26:16 ID:SPVd9dNO0
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 05:49:10 ID:bO1WW7kj0
>>531 たしかに安価つけたほうがいいね
でもGJ!期待してるよ
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 07:26:48 ID:w+yUSe2O0
h
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 08:06:48 ID:h1/Vta8R0
h
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 08:17:21 ID:u6Vq9gzMO
o
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 08:55:45 ID:7v+w+DHPO
干す
539 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 09:12:17 ID:lLqP0+qR0
喪男達の素クールへの告白……。それは困難を極める苦行である。
喪男達の朝は早い。
まず明け方、日も上がらぬ内から川に入って斎戒沐浴。
コレは精神的な意味合いも含めた、大事な『清め』の儀式だ。
終わると軽い朝食を食べ、食パンを加えつつ登校。
意味も無く遠回りしてクーの通学ルートにある十字路をシンクロしつつ通るのも忘れない。
……今日も四,五人ほどの男子達が、「おつかいアリさん」の歌詞よろしく『ごっつんこ』している。
クーはその脇をナニ喰わぬ顔をしつつ、お目当ての男目掛けて一直線だ。
……男に向けて数十枚の食パンが、その瞬間飛び交う。
授業のときもチャンスだ。皆クーさんが大好きだと言ったあんパンを机に最低一コ忍ばせている。
だからこそ飛ぶのだ。クーさんが男に求愛行動や、その他様々な問題発言をした際に、
あんパンが……。
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 09:32:52 ID:lLqP0+qR0
昼休み……。授業の開放感から解き放たれる一方、新たな告白ラッシュが始まる。
皆様々に趣向を凝らした告白をする。腰振りの早さで愛を伝える者。
空を飛ぶ仕草で愛を伝える者、手料理でもてなそうとする者。手紙に愛をしたためる者。
詩を朗読する者。ダンプカーの前に飛び出して轢かれないことをアピールしようとする者。
しかし、その多くはクーの「そうか」「残念」「遅い」「やり直し」等の言葉で拒否をされる。
そして、クーの作った手料理を食べる幸せそうな男に、祝福のあんパン(イチゴミルク付き)
が大量に投げられる。イチゴミルクをこぼさず取るクーに思わず皆、スタンディングオベーション。
下校時、図書館や武道場、校門や下足置場、体育館裏等は危険地帯だ。
あらゆる処にクーを誘い入れ、隙あらば告白という空気で校内は満たされる。
校舎の外へ出ても危ない。ウィンドウショッピングや本屋、ファーストフード店もさることながら、
彼女は直帰することが多い。特に男宅へ。
ゆえに男宅からが喪男達の第二の戦場となる。
基本的にクーさん宅周辺のあの十字路に出待ちのごとく告白してくる喪男どもに、
「私の運命はもう決した。邪魔だてしないでくれ!!」
と足蹴にされることもしばしばだ。また男が四,五人ごっちんこしている。
でもあきらめない。屈することはない。
ある意味我らも、クーさんを愛する純粋な素直クールだ。
ゆえにどんな言われようをしようと、それを上回る愛で、きっと彼女を振り向かせてみせる!!
そんな心意気で一杯だ。
夜寝る前はストレッチ、クーさんにOKの返事をしてもらうイメージトレーニングをしたあと、
ゆっくりと眠りにつく……。
明日の勝利を夢見て……。
541 :
573:2005/12/28(水) 09:46:34 ID:bO1WW7kj0
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 09:53:26 ID:YHcNtgHL0
C†Cの支倉曜子ってまんま素直クールだな
何を間違ったか、海自に4月入隊予定の俺。
不安でいっぱいの俺に勇気をくれ、クーさん。
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 10:13:34 ID:U03gOkY+0
ほしゅ
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 10:35:53 ID:U03gOkY+0
保守
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 10:37:30 ID:/Y2fib6tO
あなたの敗因はたった一つ…
たった一つのシンプルな答えよ…
「あなたは私を惚れさせた」
547 :
超絶魔界波動残酷冷徹戦士闇暗殺丸百二十世 ◆9dYLE8z3D6 :2005/12/28(水) 10:44:26 ID:DE5+sv3S0
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 11:00:57 ID:U03gOkY+0
保守
>>503 基本的には、すべて保管派だけど…wikiの中の人じゃないので
躊躇われるが、できる範囲で保管はしてる。
ただ…一行レスとかコテ無し、作品名無しだと激しく悩む。
(仮)とかにしてますが…。
>>506 作者でもないし、許可も取ってないのに勝手に保管してる
愚か者です…。こんな素晴らしい作品たちを後からきた人達が
読めないというのは嫌…そして、自分が読み返したくなるので…。
本スレに書くことじゃないかもしれなかったですが…問題があったら
一言記述してもらえばその作品は保管はしません。
勝手にWikiに保管してる人…orz
「
>>543よ、まさかとは思うが君はホモなのか?
海自というところは長期にわたり男だけの航海に出るが故にそのような趣味の者が多いと聞く。
長期にわたって航海するとなれば私も寂しくてたまらない。
陸に上がるにもいちいち許可が必要だと聞く。大変じゃないか。
いや、今言ったことは忘れてくれ。君が選んだ道なのだからきっと素晴らしいものとなるだろう。
私だけではなく日本国民全員のことを考えてのことだと思う。
私はそのような君の優しさが好きだ。だから・・・私のことなど気にせず行ってこい。」」
マリみてネタバレスレより
期待の新人キャラ・有馬菜々が素直クールという推測がなされた
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 11:23:39 ID:N54oIKL3O
保守。
>>547 同志!
550
うはwwww行きたくなくなってきたwwwwww
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 11:30:09 ID:U03gOkY+0
>>549 どうあがいたって何らかの形で残るモノだとおもう。
だから出来る人がWiki登録してってくれるのはむしろありがたいんじゃなかろうか。
Wikiなんだから嫌だったら消せるわけだし、本人の手で。
迷わず保管していけばいいと思う。そのためのWikiだとおもうよ。
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 11:38:35 ID:K5+temnI0
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 11:42:41 ID:eIUxsFco0
海自志望が多くて驚いた。
よろしくな。
>>550 ビバ、偏見。やめてくれよ。クーはそんな偏見で物を言う奴じゃねえぞ!
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 11:45:29 ID:i2uC4LiBO
>>549 凄く嬉しい。
少なくとも一人には気に入って貰えたってことだし。
で、季節外れネタですが投下してみます。
558 :
fly 1/4:2005/12/28(水) 11:50:03 ID:i2uC4LiBO
―絶対無理だ。
崖の上に立ち、下を覗き込む…が、すぐに後ろまで逃げ帰る。
「だらしないな…」
後ろで溜め息をつく彼女。
「無理だ…下手したら死ぬ」
「…母に聞いたが…今まで死んだ者はおろか、ケガをしたという話すらないらしいぞ?」
島の子供の遊び場は海。
しかし、毎年毎年泳ぐだけではさすがに飽きる。
中学生くらいになると遊びは「潜る」か「飛び込む」かに移行する。
先日、クラスの男子に僕の飛び込みを見たことがないとからかわれた。
食ってかかったのはこの幼なじみ。
「彼なら『瀬の崖』からでも飛べる」
…と。
559 :
2/4:2005/12/28(水) 11:52:49 ID:i2uC4LiBO
瀬の崖は飛び込みに慣れ親しんだ高校生でも躊躇う飛び込みスポットだ。
僕の同級生でチャレンジした勇者は、まだいない。
「…君は悔しくないのか?見返すチャンスだぞ」
座り込んだ僕を、スクール水着の上にTシャツを着た彼女が覗き込む。
目のやり場に困り、下を向く。
「お前が勝手に決めたんじゃないか。
皆の前で飛び込みを披露するとか…無茶言いやがって」
ハァ…と、また溜め息をつく彼女。
「…なんか私でも飛べそうな気がするな」
「え?」
崖下を覗いていた彼女がそう言い、いきなり走り出し…。
「え?え?」
―飛んだ。
560 :
3/4:2005/12/28(水) 11:55:05 ID:i2uC4LiBO
慌てて崖下を覗く。
広がる波紋。
―…おかしい。浮かんでこない。
「冗談だよな!?」
さぁっと血の気が引いた。
下りるには時間が…それより大人を…でも…。
「くそ!」
僕は崖に向かって走った。
初めての落下。
何も聞こえない。
体への衝撃で水に到達したことに気付く。
視界は暗転し、水中へ。
なんとか目を開き、彼女を探す。
―…いない、どこだ?
…くそ!
息が続かない。
とにかく今は水面に逃れる。
パンッパンッ
「やれば出来るじゃないか」
崖下の死角に座った彼女が拍手しながら、ニヤリと笑う。
―…はい?
561 :
4/4:2005/12/28(水) 11:57:54 ID:i2uC4LiBO
「あ…ア…」
「これで本番も大丈夫だ」
「アホォォォッ!」
「…アホとは心外だな。心理的に君の背中を押しただけだ」
「無茶っ苦茶心配したんだぞ!」
「それは嬉しいな、君にとって私は大切な人ということか?」
「そういう問題じゃねぇ!思い付きだけでこの高さを飛ぶな!」
「思い付きではない。ちゃんと練習した」
「…は?」
「ここで飛び込むのは50回目くらいかな?
…本当に沈んだように見えただろう?」
再びニヤリと笑う。
…駄目だ、こいつにゃ勝てねぇ。
「さて、特訓の礼だが…デートで構わないぞ?」
彼女は三度笑った。
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 12:02:49 ID:u6Vq9gzMO
>スクール水着の上にTシャツ
(*´д`)ハァハァ
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 12:31:22 ID:U03gOkY+0
保守
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 12:52:26 ID:ClaKWrQ9O
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 13:04:40 ID:rSZzG65/0
安心しろ、海自には素直クールなオペレーターがいる
>>554 心理的に背中を押してくれてありがとう。
>>555 がんがって保管します!
>>557 GJ!
幼なじみ素直クールいい!
作品楽しみにしてます。
勝手にWikiに保管してる人…orz
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 13:33:55 ID:7v+w+DHPO
スネオクール
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 13:34:53 ID:uSO3BkYPO
保守
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 13:35:00 ID:PlLQL8dWO
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 13:41:00 ID:g6leiRCU0
>>569 (・∀・)イイヨイイヨー
新しいのどんなのー?
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 13:42:02 ID:ClaKWrQ9O
スネオヘアー
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 13:44:13 ID:7v+w+DHPO
>570-571
に吹いたwwwww
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 14:05:35 ID:uSO3BkYPO
保守
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 14:23:26 ID:i2uC4LiBO
>>562 うちの田舎じゃ水泳時にTシャツ+水着はデフォルト装備。シャツが着てないと日焼けして肩から背中が痛い。
服着たまま泳ぐのが危険ってのは島出るまで知らなかった。
今考えるとエロい。
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 14:46:15 ID:uSO3BkYPO
保守
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 14:55:13 ID:N54oIKL3O
保守。
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 15:18:56 ID:i2uC4LiBO
保守
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 15:31:50 ID:N54oIKL3O
保守。
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 15:59:41 ID:uSO3BkYPO
保守
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 16:04:05 ID:NQey9/Wj0
なんか自衛官(志望?)が多いなこのスレ
俺は昨日試験堕ちたって言ってた香具師だが
もう一度あきらめずに受けてみるよ。
本当は空が好きで、空自に行きたかったんだが、一番国民に貢献できる陸自に志願してたんだ。
でも今度は自分に正直に空自志願してみる。
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 16:29:05 ID:lLqP0+qR0
〜白いTシャツに青いビキニクーさんの誘惑(&脚線美の誘惑)〜
じゃばッ!!
クーが泳ぎ終えたらしい。
海から上がるそのムダのない均整の取れた姿にみとれている内気なボク。
でも、ボクの方からは声もかけられなくて……、ただ、堤防で一人体操座り。そんな切ない夏。
揺らぐ陽炎。堤防沿いでもはっきりとみえる、クーさんの胸元の青い二つのおむすび。
でもそれは、ボクには当然届くはずもない。
拝みたい。出来ることならもっと近くで、そう、もっと近く。均整の取れたあの長い脚線……。
こんな風にゆっくりと寄ってきて、陽炎が薄れてきて、△がどんどんくっきりはっきりと……。
クー「なにをそこでしょぼくれている、男!!」
……そう、こんな風に声もかけてくれて……。ついでに▽もどんどん近づいて……ってエッ!!
そこには濡れたクーさん。いつもTシャツを着て泳ぐから、まだ服は濡れたまま。
肌にぴったりと張り付いたTシャツは妙にエロチックで、ボクはナニも答えられない。
クー「ほら、いじけたみたいに体操座りしてないで、こっちへ来い!!」
ぐいっと引き寄せられて感じる、クーさんの内なる熱。やべっ、おっきしてること、バレた……か?
クー「……男、性欲をもてあます、か」
そんなん答えられるわけありません、クーさん。 うつむきつつ腰を引くボク。
クー「なら、揉んでみるか? まず着衣でイイなら」
うえらばっ!!手を添えないでぇッッ!! 妄想だ、妄想に決まってるコンナノ……(バタン)
クー「男ッ!! 大丈夫かっ!! ……ふむ、軽い熱射病ッぽいな。では早速我が寝室へGo!!」
最後に太陽をにらんでクーの一言。
クー「キミより私が優れていると言うことを、これからベッドで男に仕込む!! 負けないぞ!! 太陽!!」
アレ、オチってナニ? 旨いのそれ?
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 16:48:20 ID:K5+temnI0
>582
ツンクールだな!!
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 16:50:12 ID:uSO3BkYPO
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 17:05:33 ID:WoYW+6HE0
保守
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 17:05:38 ID:umD4LDhc0
保守と、京と亮のちょっと変わった日常 番外編 って保管しないの?
あの作品、更新ペース速いしギャグのキレもいいから好きなんだけど。
最近、投下もないし作者の人どうしたんだろ。
早く続き見たいよwktk
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 17:41:11 ID:U03gOkY+0
保守
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 18:01:33 ID:cuf4iigQ0
素
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 18:22:38 ID:N54oIKL3O
保守。
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 18:23:32 ID:i2uC4LiBO
保守
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 18:31:45 ID:NQey9/Wj0
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 18:36:53 ID:t1x5+y/t0
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 18:51:33 ID:uSO3BkYPO
保守
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 18:58:50 ID:osfjakJg0
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 19:02:03 ID:t1x5+y/t0
596 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 19:09:04 ID:SPVd9dNO0
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 19:09:26 ID:SPVd9dNO0
「じゃあ、一緒に食事をしよう。」
断る理由などない。彼女と食べることには何らマイナスと成りえる要素はないが、どっと疲れが溜まる。
「最近の私は幸運だ。君からあんな返事を貰える上に・・・。」
先ほどから持っていた袋の結び目を解き、しゅるしゅると鋭い音が響く。
「今日は私が作った昼食を食べて貰えるチャンスがあるのだから。」
そう言うや否や、またしても「ん。」と弁当箱をこちらに差し出す。
「あ、いや、俺もうパン買ってるんだ。」
「なら、私がそれを食べる。」
「いやいや、それは悪いよ。だってそのお弁当、どう見ても豪勢じゃん。パンとじゃ釣り合わない。」
「構わない。ああ、もしかして代金のことを気にしてるのか?もちろん、それは払わせてもらうよ。」
「そんなのどうでも良いよ、でもやっぱ悪いし。」
「そうか。食べてくれないか。何度も幸運は続かないものだな。」
うっ、なんだ、その悲しみオーラは。まるで俺が悪者じゃないか。
「はぁ、食べる、食べますよ。」
「真か!?」
「そこまで言われて断れるわけないでしょ。」
どうも彼女は変な感じの押し強さがある。それに負けたというのもあるが、どうも彼女のことが段々おもしろくて魅力的に思えてきた。
まぁ、恋愛感情なんてものはまだ生まれてこないが。
「じゃあ、受け取ってくれ。」
「はい、ありがと。」
「・・・ああ、幸せだ。君に私が作った料理を食べてもらえるなんて・・・。」
まだ表情を読み取れないが、言葉の感情からは本当に幸せが滲み出ている。
大げさだな、と思いつつ、自分にも彼女に対して少なからずの慣れがでてきており、疲れという感覚が無くなっていく。
「はいはい、じゃあ、これどーぞ。」
「忝い。・・・・君からプレゼントを貰えるなんて・・・。夢の様だ・・。嬉しい。」
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 19:10:13 ID:SPVd9dNO0
ぷっ、交換条件だっていうのに何を言い出すかな、この子は。
昨日の出来事から暗い気持ちを引き摺っていたからだろうか、諦めという感情がそれさえもすぱっと取り除いてくれ、改めて彼女と会話すれば彼女の本当の姿というものが見えてきそうな気がした。
「はいはい、馬鹿なこと言ってないで、食べよ?」
「う・・・むぅ・・・、折角のプレゼントを・・・。」
「あのねー、交換条件でしょ、それ。」
「だが、やはり勿体無い・・・。」
「駄目だよ、ちゃんと食べなきゃ。まぁパンだから栄養なんてものはないだろうけど。」
「それでも・・・。」
「はいはい、じゃあ今度、形に残るものを買いに行きましょうかね。」
言ってから、【しまった!】と思うが時既に遅し。
「ま、真か!?」
「いや、まぁ、ちが!」
「【行きましょうかね?】とはそれはもしかして、デートの誘いか!?」
「ストーーップ!疑問系にはしてない!1人で買いに行こうかねって話!」
「なんだ、違うのか・・・・・。」
たったこれだけの短時間だと言うのに、俺には見えた。
彼女の落胆する表情が。傍から見れば何時もの彼女の険しそうな表情だ。
だが、気持ちを切り替えて見ればそこには、どこにでもいる普通の少女がいる。
漫画で良くある【見ようとするのではなく視るんだ】とか【心の目で見ろ】とはこういうことなのかもしれない。
「あー、もうしょうがない!友達同士だし、今度遊びに行くってことでOK!?」
そんな本当の彼女を見たからだろうか、何時しか自分もどこか遠慮がちに話すことなく普段の自分として会話していた。
「・・・・・勿論だ!」
さっきとは打って変わってぱぁっと明るくなる彼女。
自分もそうだった人間で偉そうなことなど何も言えないが、表情を変えず感情を出すことが無いのではなく彼女は本当は他の子と何ら変わりない表情豊かな女の子じゃないのか、そう思えてならなかった。
上手くやっていけるかもな。
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 19:11:12 ID:SPVd9dNO0
「それじゃあ、飯にしよう。」
「これ。」
「ん?」
「パンの代金だ。」
「いらないって。」
「しかし。」
「怒るよ?」
「・・・・すまない。」
「良いよ、こんな豪勢な弁当貰ってる俺としては、こっちが代金払いたいぐらいだよ。」
「・・・自信があるよ。」
「ん?味の?」
「いや、これからも君を好きになっていくことが、だよ。」
ああ、忘れてたよ。
疲れやら諦めやらそんなもの全てを取っ払って対等に話を始めたところで、羞恥心だけは一生付きまとうってことを。
「さぁ、早く食べよう。」
「・・・そうしますか・・・。」
突然すすっとぴったり俺の隣に寄ってくる彼女。
「ん?」
「一度、やってみたかったのだよ。」
「何を?」
「あーん。」
頭が割れそうに痛い。こう来たか・・・・。
勿論、そんな要求を呑めるわけなく目線だけを泳がしていると、あいつ等の姿が見える。
何時もよりも幾分強くにやにやしながら「モルスァー」と煙を吐いているその姿が。
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 19:12:08 ID:SPVd9dNO0
「どうした、食べないのか?」
「あ、あのねぇ・・・。」
「・・・・・そうだな、自惚れすぎていたよ。既に一生分の運を使い果たしているのに、これ以上を望むなんてな。」
「・・・・・。」
「さぁ、食べてくれ。味は自分でも良くできている方だと思う。」
すっと箸を渡す彼女をじっと見つめ、はぁと大きな溜め息を漏らし、少し怒りを込めて言う。
「あーん!」
彼女はそれをたっぷり数秒見つめて、慌てて玉子焼きを掴んで他人からは目を吊り上げたように見える、その笑顔でもう一度だけ言う。
「あーん。」
目を瞑っているのに、にやにやとした友人等の表情が見え、それと同時にふんわりとした玉子の甘みが口に広がる。
そして、何故か解らないが自分が心の中で思った言葉【上手くやっていけるかもな】、これが一体何を指していたのかふと考えてしまった。
以上、本当に申し訳ない。
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 19:14:58 ID:MsCP47GsO
GJ
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 19:21:19 ID:6rqv22590
男 「きみがすきだ」
女 「なんだ、卵が食べたいのか」
男 「君が好きなんだ」
女 「なんだ、私が好きなのか、物好きだな。」
男 「自分でもそう思う」
女 「で、どのくらい好きなんだ?」
男 「一番好きだ」
女 「好物のカレーより好きなのか?」
男 「うん、好きだよ」
女 「VIPよりも?」
男 「っ・・・・・・うん」
女 「そうか、だが、私はVIPも好きだ」
男 「うん、わかってる」
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 19:25:24 ID:N54oIKL3O
保守。
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 19:55:27 ID:QwxoLTON0
保守
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 20:14:53 ID:QwxoLTON0
保守
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 20:34:49 ID:A0SI7ckq0
保守
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 20:35:10 ID:TkoEP6bb0
俺が保守してるとこを陰で素クールな娘がみてるはずだから
ほ し ゅ
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 20:52:21 ID:C0Tdxfk+0
ho
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 20:57:00 ID:eIUxsFco0
最近は読み手のレベルの低下が著しいが
それでも僕は保守しかできないのだ
許してくれ。
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 21:13:35 ID:A0SI7ckq0
保守
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 21:30:41 ID:kqb96Rvx0
せめて作品投下の直後は保守じゃなくて短くても良いから感想欲しいよな。
GJでもBJでも良いからさ。
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 21:42:03 ID:7v+w+DHPO
>611
そりゃそうだな。てかなるべく保守は少ない方がいいんだがな。
なんか過疎ってる事を強調してるようで。まあ実際過疎ってんだけどさ。
というより保守代わりに感想書けばいいんじゃね?
GJ
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 21:48:40 ID:3Riv82f90
BJ
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 21:56:43 ID:/7j42XH+0
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 21:57:13 ID:N54oIKL3O
ほ。
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 22:00:52 ID:7v+w+DHPO
>613-614
お前らwwwwwwwアホスwwwww
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 22:05:25 ID:TCMJM+S00
>>611 >>612 お前らにはスルーで十分ですよ
GJでもBJでもいいとか無茶言うよな
だったら人の目に留まる作品書いたらいいじゃん
お前らの意見見るだけだと構ってちゃんにしか思えんぞ
まあ、この意見見たら、具体的に悪いところを指摘しろとか
お前が書けとか言うんだろうけど、まず自分ができる最大の努力したら?
スルーされるのはその人にとって語る価値なしの駄作ってわけじゃん
他人に自分の意見を押し付ける前に頑張れよ
ROMってる奴も意見がしたくなりゃカキコくらいするよ
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 22:11:12 ID:kqb96Rvx0
>>618 俺はいつも俺に出来る最大限の努力をしてSSを書いてる。
どのスレでもだ。
ただいつもSSの投下の一レス下も保守とかで味気ないなーと思っただけだよ
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 22:15:00 ID:uSO3BkYPO
まあ、俺が言うのは、最近調子に乗ってると思われそうだが……
やる場所を考えろ
たしかにこういう話は必要だろうけど、これをみて投下を控えたりするんだから
過疎は、ここにも理由があるぞ
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 22:34:02 ID:i2uC4LiBO
島の海岸、流れ着いたのはビンに入った手紙。
「…また今時珍しいモノを拾ったな?」
「…君はビンに入った偽の宝の地図に騙されたりしてたなぁ」
「…ガキん頃の話じゃん」
「不幸の手紙を拾って、うろたえてたことも」
「…もういいって、…ハズいから」
ニヤニヤと笑う彼女。
「で、何て書いてある?」
『保守』
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 22:35:36 ID:8SDfr6qfO
ねぇ
私と―――
保守
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 22:58:50 ID:p/q8FLNw0
保守
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 23:16:32 ID:A0SI7ckq0
保守
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 23:21:57 ID:r8j5Jyl60
あああああっ!くっそおおおおお!実家のパソコンからやってるけど、
こいつ起動するのがグレート遅いし、やっていたら嫌なタイミングで姉貴が邪魔するし、
おかげで作品投稿できないしで、これほど鬱な帰郷はないぜ、全く!
・・・今は姉貴もいないのでゆっくり書いて投下します
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 23:23:55 ID:osfjakJg0
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 23:45:17 ID:CkBxbb1XO
今北産業
おいおい某姉スレ再びかよ
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 23:47:59 ID:PlLQL8dWO
630 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 23:53:49 ID:6kmGPmYU0
>>629 あんたこないだドクオスレに居なかったか?
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/28(水) 23:57:02 ID:6rqv22590
「弟よ、少し頼み事があるのだが」
SS推敲中で動揺しながらもノートPCを閉じる
>>625 「なんだよ、さっきから頼み事ばかりじゃんか」
「うむ、これで最後にするが…先ほどから書いているSSが進んでいない様だが」
「うぉっ何でしってんだよ!?」
「実は無線型のLANカードをさしてもらった」
「…いつのまに」
「根の詰めすぎは良くないぞ。息抜きに私と遊んでくれないか?」
「別に良いけどさ」
「そうか、それは良かった。
今のSSは次の機会にして、姉弟愛ネタでどうだ?」
─っぶ!?
「何を驚いている?
可愛い弟のためだ、何なら実況でもいいぞ?」
632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 00:10:13 ID:lWMZc+71O
633 :
◆7b9DL4hJvA :2005/12/29(木) 00:10:39 ID:ZGZnXhcR0
>>631 出たなwwwww
前に意地でも俺を姉萌えにさせようとするSSがあったのを思い出した
634 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 00:28:53 ID:IBrz29OGO
続き物四レス程五分後に投下予定。
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 00:32:53 ID:SqI/aKDd0
wktk
636 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 00:35:29 ID:IBrz29OGO
〜昼休み教室にて〜
ざわざわざわざわざわ・・・・
入ってきた瞬間それか・・・
あー。皆こっち見てやがる。もう噂広まってるのか・・・。欝だ・・・。
ヒソヒソ声が聞こえる。 「あいつクーさんに告られたらしいぞ・・・」
「クーさん今まで告られたのを拒否してたのはそのためか・・・」
「あの子狙ってたんだけどなあ〜」
「でも断ったらしいよ?」
「ホモなの?」
ホモじゃねえ!
てか皆好き勝手言いやがるなチクショウ。こっちは軽く死活問題だと言うのに。
友「もう噂になってるな。」
男「ああ・・・。」
面倒くさいなクソ。もういいや放置で・・・
昼休みが終わり、授業が始まり一旦ざわめきが止まる。しかし、始まってしばらくすれば静かにざわめきが始まる。てか皆器用だなオイ!
男「はあ・・・」
今日何回目のため息だろうか。
あー。クーさんめっちゃこっち見てる!何だこのプレッシャーは!あ、目があった。
微笑むな!微笑まないでくれ!何か罪悪感感じるだろ!!
慌てて目を反らし外を見る。うむ。いい天気だ。
結局授業が終わるまで同じ事の繰り返しだった。落ち着かねえ。
まあ授業中は特に何も起こす訳にはいかない
637 :
2/5:2005/12/29(木) 00:36:27 ID:IBrz29OGO
ので何も事件は起きなかった。
しかし、事件は放課後に。
638 :
3/6:2005/12/29(木) 00:39:07 ID:IBrz29OGO
〜放課後〜
授業が終わり玄関に急いで向かう。皆、質問したそうな顔をしていたのでさっさと逃げさせてもらった。
友「待て!早いよお前。」
男「しょうがないじゃないか。色々と。」
友「わからないでもないけどさ・・・」
男「ほれ。さっさと学校出るぞ。」
友「ヘイヘイ。りょーかーい」
おし。誰よりも先に出れた。誰もいないはず・・・・・
「「・・・・・」」
固まる俺と友人。
えええええええ!?!?
クー「一緒に帰ろうじゃないか。」
男「なんでいるんですかあんたは・・・」
クー「?君を待っていたからだが?」
男「いや・・・俺一番最初に出てきたはずなんですが。」
クー「愛の成せる業だ。」
男「いや無理だろ!」
クー「正確には帰りのHRをサボった。」
男「サボるなよ・・・」
マジですか。あなた。神よ・・・俺が何かしましたか?
友「良し!いいこと思いついた。」
突然口を挟む友人。何だ?
友「俺のケツの中で(ry」
男「ネタはいい!」
クー「君はホモなのか?」
男「ホモじゃねえ!!」
639 :
4/6:2005/12/29(木) 00:39:37 ID:IBrz29OGO
友「はっはっはっは」
笑い言じゃねえよ・・・。今にでも俺は倒れそうなのに・・・。
男「で、何だよ。良い案って。友人Aよ。」
640 :
5/6:2005/12/29(木) 00:43:05 ID:IBrz29OGO
友「うおいっ!俺親友から格下げ!?」
男「お前なんぞそれで充分だ。・・・泣くなよ。」
シクシクと泣いてる友人。マジ泣きか。
クー「で何なのだ?良い案って?」
それだ。ツッコミに疲れて話が脱線してた。
友「もうお前クーさんの言ってた通り治せよ恐怖症。」
男「んなっ!?」
・・・何言い出しやがるかこいつは?
クー「私ははなからそのつもりだが?」
友「うん。俺もそういう考えに変わった。というわけでお前一緒に帰れ。」
男「なっ・・・!?」いやいやいやいや。そんな。マジ勘弁してくれよ。
男「何言ってんだよ!おま」
友「まあ聞けって。」
俺の反論を遮りなだめる友人。そして小声で俺に囁く。
友「隠れて離れて監視しててやるから安心しろ。大体倒れたら誰が連れてくんだ。」
男「さすが心友。」
友「それにちょっと面白そうだし」
笑いを堪えながら言う友人。・・・前言撤回。
男「お前誉めた瞬間それか!」
友「まあしょうがないじゃないか。多分撒く事出来ないだろうし。」
確かにそうだけどさ。なんかなあ・・・
クー「相談は終わったか?」
友「うん。今終わった。こいついいってさ。」
クー「本当か!それは嬉しい。」
そんなに目をキラキラさせないでくれ・・・。なをか罪悪感を感じるじゃないか。
男「だけど一つだけ条件がある。」
クー「何だ?君が言う事は何でも聞くぞ?」
641 :
3分の3話中篇の2〜ツインテールを内側に逆回転〜:2005/12/29(木) 00:43:18 ID:v8ixVDXv0
「俺は行くぞ」
クー「行かないでくれ」
「いいや、行く・・・・・・手を、離せ」
クー「君と会えなくなる気がするんだ」
「・・・そんなわけ、ないだろ」
クー「ああ、まだ行かないでくれ」
ツン「ノックしてもしもーし、アーンドガチャ。窓から失礼、サンタなんかじゃないんだからね」
「なんでコイツ・・・まさかピンポン鳴らしてたのは・・・・・・いずれにしろ詰みってやつだったのか・・・くそぉ」
クー「何故ここに来た」
ツン「・・・コイツの家分からなくて人に道聞きながら何とか辿り着いてみれば誰もいないから『もしや』と思ったの。
で、薬を買いに行ったはずの福島薬局へ行ってみれば店の人は知らないっていうし、
ちょっとキレかけながら寡黙女の家に行ったらあの子は寝てて、代わりにお母さんが出てきてもう居ないって言うのよ。
その人がなぜかため息ついてたのが気になったけど、探し続けてようやく思いついたのよ。・・・悪魔の可能性を。
で、チャイム鳴らしても誰も出てこないから、仕方なく窓から入ってきたってわけ。・・・それで、何をしてるのよアンタ達!」
クー「抱き合ってキスもしたので次にお互いを求めあおうとしていた」
ツン「なっ!アンタ!・・・・・・って、え?キス?」
「・・・俺も明日から街歩けなくなるな〜、こりゃ」
ツン「・・・・・・・・・・・・・・・ツンツン」
「え?」
ツン「アターーーック!!」
クー「はっ、しまった」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えぁ?」
ツン「・・・セカンド、なのかな?私はファーストだけど」
ピンポ〜ン
642 :
6/6:2005/12/29(木) 00:43:46 ID:IBrz29OGO
男「俺から少し離れてくれ。近くにいられるとめまいがして倒れそうになる。」
クー「ふむ。それはしょうがないか。私としてはべったりしたいのだが。」
男「それは恋人にしてくれ。」
クーさんが少し悲しそうな顔をする。
ヤベっ。今のは流石に失言だった。無神経過ぎたな。好かれる必要も無いが嫌われる必要もない訳で。
男「あー・・・。というわけで一緒に帰る?」
空気を変えようとするがばつが悪い。しかしクーさんは何事も無かった様子で
クー「ありがとう。」
と一言言った。感謝しないでくれ。罪悪感が(ry
なんだ?これ?何で俺こんな事になってんの?あの爆笑してる心友のせいか?
まあなっちゃった物はしょうがないんだけどさ・・・
多分会話とか続かねえよ。気まずい・・・
さてどうしたものか・・・・
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 00:45:05 ID:IBrz29OGO
もうなんか色々すいませんでした。
こんなんですが、感想頂ければ幸いです・・・
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 00:45:17 ID:v8ixVDXv0
しまった・・・なんてことを・・・orz
645 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 00:46:44 ID:SqI/aKDd0
646 :
>>514から:2005/12/29(木) 00:47:35 ID:IBrz29OGO
>644
気にしないで下さい・・・
なんかもう手際が俺悪くてorz
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 00:48:54 ID:frcu7zyfO
648 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 00:50:14 ID:5jvFC/NY0
hosyu
649 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 00:50:31 ID:IBrz29OGO
>>647 スマンかった。どうにも予定通りにいかなかったので。作品については自虐してないです。
650 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 00:50:35 ID:5jvFC/NY0
hosyu
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 00:51:16 ID:v8ixVDXv0
>>646 いやいや、完全に俺のミスです
本当スミマセン
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 00:52:46 ID:2CVyNUVH0
653 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 01:08:50 ID:IBrz29OGO
>>641 バロスwww
どうしてもツンツンアタックに吹いてしまうwww
654 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 01:14:58 ID:v8ixVDXv0
>>653 必死な男とウホッな友人に吹いたwwwww
655 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 01:21:16 ID:lWMZc+71O
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 01:26:00 ID:IBrz29OGO
>655
gj
ヤバいわこれww
657 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 01:28:19 ID:Bta0czKo0
>>655 アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
658 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 01:43:47 ID:iUcG8lzWO
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 01:48:10 ID:BkShBpuIO
カウパー氏がヤバス
660 :
3分の3話中篇の3〜ザ・サードウーマン〜:2005/12/29(木) 02:00:10 ID:v8ixVDXv0
「・・・という事があって、俺は窓から飛び下りてアイツらから逃げ切ったんだ」
モク「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「しかし足つめて〜!北のほうじゃ『しゃっけぇっ!』っていうらしいけど」
モク「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・おいおい、何してんだよ。いいって、お前の足が・・・」
モク「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「?靴の代わりにおんぶしろってことか?ああ、わかった。けど、それでもちっとは寒いんじゃ・・・」
モク「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「雪降ってないだけマシなのかな・・・・・・・・・・・・・・・よいしょっと、軽いな本当に」
モク「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あのさ、何でそんな機嫌悪いんだ?さっきから」
モク「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「信じてないのか?・・・確かに嘘みたいな話だけどさ」
モク「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「そういや、アイツどうやって二階の窓から入ってきたんだろ?まあ、俺が飛び下りれたんだから、そんな高くはなかったと思うけどさ」
モク「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「よじ登ってきたのかな?いや、一気にピョ―ンて来たのかも・・・なぁ、お前はど――」
モク「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・っぷは・・・・・・な・・・」
モク「・・・・・・・・・」
「・・・・・・まじで、きょうはどーなってんだ」
モク「・・・ウッ・・・ウッ・・・ウッ・・・ウッ・・・」
「!え!?おい!泣くなよ!い、いまのは事故だったのか!?そうだったんならゴメン!俺の不注意で―――」
ツン「あっ!見つけた!って、何してんのよー!」
クー「・・・すまない。次は私を存分に痛めつけていいから、今回は君を・・・殴らせてくれ」
「もう、なにがなんだかわかんねーよぉ・・・」
モク「ウッ・・・ウッ・・・ウッ・・・ウッ・・・ウッ・・・」
661 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 02:16:56 ID:Jr6cnDbYO
モクのSS書きたいならモクのスレ立ててそこで書け
662 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 02:17:33 ID:Qey5lP9V0
過疎るんだろうなあ、そんなスレ立てても。
663 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 02:18:42 ID:C8R/ePj+0
ボクっ娘とか入れればそれなりに過疎らずすみそうだが………。
もうこの際萌え総合スレでいいんじゃね?
664 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 02:20:12 ID:N124Xw800
ぶっちゃけボクっ娘はスルーしてる俺ガイル
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 02:23:13 ID:IBrz29OGO
モクは素直クールの亜種と認識してる俺ガイル
666 :
coobard ◆69/69YEfXI :2005/12/29(木) 02:28:33 ID:vK7kk4jA0
>>584 亀レススマソ
確かにリンク、あってちょっとビックリっす。
667 :
3分の3話後編〜静かなる母〜:2005/12/29(木) 02:45:49 ID:v8ixVDXv0
ツン「完全デレ無しキーーック!!」
クー「とうぁっ、素直殺意パーンチ」
「これは死に値する・・・」
モク「・・・ウッ・・・ウッ・・・ウッ・・・ウッ・・・」
―午前四時十三分―
「ぐ・・・う・・・・・・わさびぃ・・・ぃ・・・ぅ・・・っは!・・・ふぅ〜、嫌な夢を見た」
モク母「どんな夢ですか?」
「ええ、唐辛子がCDから再生されて・・・・・・え?」
モク母「ふふ・・・ベッド一つじゃ狭いのでみんなで毛布かけて床で寝る事にしたんです」
「え?え?え?え?え?」
モク母「ほら、右腕に私、右足に娘。左腕と左足に娘と一緒に来た女の子二人がくっついて寝ていますよ」
「・・・何があったんですか?」
モク母「あなたをこの三人が運んできたんです。みんな不機嫌そうでしたから何となく予想はつきますけど。
そして傷の手当てをして、夫のベッドに運ぼうとしたんですが、みんなが『私も一緒に寝たい』って。
それでこういう形になったんです」
「なんで・・・俺と一緒に寝たいって」
モク母「あなたを気絶させた事で後ろめたい気持ちがあったんですよ、一人で寝かせるのは放っといてるみたいだって思ったんでしょう。
それと、本当にあなたと寝たかった。この子達は不機嫌でしたが、それでもあなたが魅力的だから一緒にいたかった。
・・・私はこっちの方だけですね。無理いって寝かせてもらったんです」
「・・・どうして、ですか?」
モク母「え、どうしてって・・・・・・あなたって凄いですね。この子達が不機嫌になる理由が分かります」
「は、はぁ、その・・・すみません」
モク母「・・・でも、そういうところも魅力なんでしょうね・・・こうしたくなっちゃう・・・」
「!!」
モク母「・・・・・・・・・ふふ、おやすみなさい」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・寝よう。本当にわけがわからない・・・なんて聖夜だ」
668 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 02:47:42 ID:v8ixVDXv0
>>661 年内にシリーズ完結させる予定ですから辛抱ください
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 03:08:30 ID:R58/g7/l0
その少女は、唐突に俺の前に現れた。
ク「失礼。今、時間良いかね?」
俺「・・・別に構わないが・・・」
ク「それは良かった。実は君に言っておきたいことがあるんだ」
俺「何だ?」
ク「うむ、実は・・・
>>670
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 03:12:40 ID:RNpPZ7MrO
保守
671 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 03:17:52 ID:J2RoJp4E0
672 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 03:32:16 ID:R58/g7/l0
>>670保守だ」
俺「・・・は?」
ク「いやだから保守だ」
俺「・・・すまん、言っている意味が分からないんだが。
保守とはなんだ?」
ク「ああすまない、分かりにくかったか。
つまり私が言いたいのは・・・
>>673
673 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 03:33:16 ID:UxHy5yEs0
こm・・・いや保守だ
674 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 03:33:21 ID:oopnHF1r0
モルスァ
675 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 03:33:21 ID:4M1Y4Qj50
…………米
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 03:34:47 ID:EUWx5eokO
は?
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 03:35:45 ID:N124Xw800
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 03:37:01 ID:R58/g7/l0
>>673こm・・・いや保守だ」
俺「いやだから、保守ってなんなんだよ」
ク「うむ、保守というのはな・・・
>>678
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 03:37:26 ID:R58/g7/l0
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 03:37:40 ID:4M1Y4Qj50
米
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 03:40:49 ID:uARDiRBvO
クー「すっすごい……なんだ? このスレッドは」
クー「まるで蟻地獄、光に群がる虫の様だな」
クー「何でもいいが、私を忘れんでくれ。それだけでいい」
兄貴「忘れた」
682 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 03:41:29 ID:R58/g7/l0
>>680米だ」
俺「・・・あ、そう。で、その米がどうかしたのか?」
ク「うむ、これを君にあげよう」
>>683
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 03:42:25 ID:uARDiRBvO
イソジン
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 03:43:25 ID:4M1Y4Qj50
>>638 ちょwwwwwwwwwwwうがい薬wwwwwww
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 03:49:14 ID:R58/g7/l0
俺「・・・イソジン?」
ク「うむ。君の喉が枯れているようなのでね。風邪をひいているのか?
自分の身体は大切にするものだぞ」
俺「・・・生憎、俺は元々こういう声なんだ」
ク「そうか、それは失礼した」
俺「・・・もういいか?」
ク「ああ、いや待ってくれ」
俺「まだ何かあるのか?」
ク「うむ。
>>686
686 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 03:50:25 ID:N124Xw800
花京院典明は、自分のこの「法皇の緑」を見る時、いつも思い出す。
小学校教師
『花京院さん、お宅の典明くんは、友だちをまったく作ろうとしません。
そう、嫌われているというより、まったく人とうちとけないのです。担任教師としてとても心配です。』
母
『それが…恥ずかしいことですが…親である…わたしにも…なにが原因なのか…』
子供の時から思っていた。 町に住んでいると、それはたくさんの人と出会う。
しかし、普通の人たちは、一生で真に気持ちがかよい合う人が、いったい何人いるのだろうか…?
小学校のクラスの○○くんのアドレス帳は、友人の名前と電話番号でいっぱいだ。
50人ぐらいはいるのだろうか? 100人ぐらいだろうか?母には父がいる。 父には母がいる。
自分はちがう。
TVに出ている人とか、ロックスターはきっと何万人といるんだろうな。
自分はちがう。
「自分にはきっと一生、誰ひとりとしてあらわれないだろう。」
「なぜなら、この『法皇の緑』が見える友だちはだれもいないのだから…
見えない人間と真に気持ちがかようはずがない。」
ジョースターさん、承太郎、ポルナレフ、アヴドゥルに出会うまでずっとそう思っていた。
アヴドゥルとイギーのことを考えると、背中に鳥肌が立つのはなぜだろう。
それは、目的が一致した初めての仲間だったからだ。DIOを倒すという、この旅!
数十日の間だったが、気持ちがかよい合っていた仲間だったからだ。
花京院典明は「法皇の緑」を見て考える!
こいつを昔のように誰にも気づかせなくしてやる。
そう!DIOの正体をあばき、倒すため完璧に気配を消してやろう。
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 03:57:19 ID:R58/g7/l0
>>686というわけだ」
俺「意味わかんねえから。帰れよ」
ク「気分を害したのなら謝罪する。そして君が望むなら私はすぐに君の前から消えよう。
だが最後に、一言だけ言わせてくれ・・・
>>688
わたしは素クールを愛している!
689 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 04:02:58 ID:GDxem7BjO
690 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 04:06:16 ID:R58/g7/l0
>>688わたしは素クールを愛している!」
俺「・・・ああ、俺もそうだよ」
ク「そうか!ならば付き合おう!君のことがずっと好きだった!」
俺「え・・・。あ、まあ・・・別にいいけど」
ク「そうか、良かった!これで気兼ねなく君と
>>691
素クールは不滅だ!
とかにすればよかった・・・
後の祭りだ。
すまんorz
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 04:07:53 ID:HCKiTx+00
別れ話モードwwwwwwwww
694 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 04:11:04 ID:R58/g7/l0
>>691素クールは不滅だ! とかにすればよかった・・・。後の祭りだ」
俺「は?何て言ったんだ?」
ク「ああいや、気にしないでくれたまえ!ところで君、
>>695
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 04:14:39 ID:N124Xw800
こいつをどう思う?
696 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 04:16:47 ID:R58/g7/l0
697 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 04:20:50 ID:Jr6cnDbYO
おっぱい
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 04:25:48 ID:R58/g7/l0
>>697おっぱい」
ク「そうか!ではすぐにホテルに行こう!」
俺「まあ待て。授業が終わるまで辛抱しろ」
ク「分かった」
教師「・・・」
生徒「先生、これはアンパン投げるべきなんでしょうか?」
教師「私に聞かないでくれ・・・」
まあ、保守が目的だったわけだが。
699 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 04:26:49 ID:N124Xw800
>>698 授業中だったのかよwwwwwwwwwwwwww
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 04:27:22 ID:4j8MsNSBO
分割するときは1レス何文字くらいに分ければいいんだろ。
いやまあ書けるかも微妙なんだけど、一応。
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 04:33:49 ID:SqI/aKDd0
だいたい20行くらいじゃないか?
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 04:46:57 ID:J2RoJp4E0
5スレ目399のテキストを再うpしていただけないだろうか?
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 05:14:58 ID:J2RoJp4E0
ほす
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 05:52:42.42 ID:J2RoJp4E0
ほ
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 06:40:54.45 ID:J2RoJp4E0
し
706 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 06:48:33.00 ID:XY6ChIWq0
俺は素クールで4年振りに萌えた。
頭から離れない。もう大好きだ。
今後はこういう女の子を探していこうと思う。
707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 07:00:53.70 ID:frcu7zyfO
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 08:31:38.94 ID:wAJjHKBTO
保守
709 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 09:10:41.64 ID:mtuP2bQDO
ほしゅ
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 09:12:40.79 ID:4j8MsNSBO
20行くらいか……
2レス使います。
711 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 09:18:06.64 ID:4j8MsNSBO
「放課後一人で教室に来てくれ、か」
それは昼休みの一言。
いつもは短刀直入貫通型のクーがこちらに眼を合わせようとせず、
俯きながらに発したものだ。
躊躇い、迷い、不安。
君は鈍い男だなといつも言われる俺だが、
それくらいの感情は読み取れた。
「……心配、だよな」
クーの心に今まで気付けなかった情けない自分に舌打ちをする。
俺に何かが出来るなら。
――否。
出来るなら、じゃない。
するべき、なんだ。
クーの不安の理由は俺にあって、それが何であるかの見当は付く。
それなら簡単だ。
俺が今クーに出来る最大限の事をすればそれでいい。
目の前にある薄っぺらな教室の扉を開けて、
心に浮かぶ不器用な一言を言えばそれでいい。
扉に手を掛ける。
クーの横顔が見えた。その横顔に言うべき言葉は決まっている。
「……今まで、今までクーの気持ちに答えられなくてごめん。俺、お前のこと……」
――俺は、もう迷わない。
うわ、送信ミスって後編消えたorz
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 09:30:37.99 ID:4j8MsNSBO
バックアップ取ってないからほしゅほしゅ。
714 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 10:02:24.63 ID:Q27zOs6z0
保守
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 10:33:40.12 ID:4M1Y4Qj50
>>712 ちょwwwwwwwwww生殺しwwwwww
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 10:51:44.32 ID:QG/gdd+lO
ク「男のパンティーおくれーーーー!」
男「お前…」
717 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 11:36:41.61 ID:NfH7+GdD0
ho
718 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 12:00:11.63 ID:m6370EHV0
ho
719 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 12:18:38.44 ID:N124Xw800
ところで、なんで秒数がこんなに細かいんだ?
720 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 12:20:28.85 ID:I+OlyFG40
決まっているだろう
君との時間をたくさん数えるためだ
フルメタみたいに、男が素クール+女がツンデレの組み合わせが面白いと思うの
722 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 12:41:54.87 ID:1zQruFxAO
されには同意
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 12:43:05.99 ID:QG/gdd+lO
724 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 12:43:40.85 ID:OS3zSxuO0
フルメタは男が結構鈍感だから困る
725 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 12:49:59.35 ID:wtSnTYNs0
「君たちは蛆虫だな」
「私は差別はしないぞ。うん。君たちは同等に価値がないからな」
「このおフェラ豚め。脳みそをFUCKするぞ?」
ちょっとムリスwwwwwww
727 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 13:02:43.10 ID:IiQ2Q/wS0
/ノ 0ヽ
_|___|_
ヽ( # ゚Д゚)ノ 訓練教官のハートマン先任軍曹が男をgetする!
| 个 | 私の質問に答える前と後に「クー」と言え!
ノ| ̄ ̄ヽ 男よ!私の海兵隊をどうするつもりだ!
∪⌒∪ 気に入った 家に来て私をファックしていいぞ
728 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 13:24:36.24 ID:QG/gdd+lO
「よく幸せな人間にパンを投げられるな」
「簡単さ!動きが鈍いからな」
勇気ある同じ学年の 君
正直なのは感心だ 気に入った
家に来て私をファックしていいぞ
愛しい奴めが! じっくりかわいがってやる!
泣いたり笑ったり出来なくしてやる!
さっさと立て!
隠れてマスかいてみろ
一月かけて全部私に流し込んでもらうぞ
なぜ告白した?
彼氏志願か
行為の顔をしろ!
私を犯すときの顔だ!
ふざけるな、それで私を犯せるか!
気合いを入れろ!
ハートマンwwwテラカワユスwwwwww
731 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 13:55:31.74 ID:kdbleIZD0
ho
732 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 13:56:42.37 ID:NjEKng+p0
わたしが二年一組の素直クールである
私の彼氏以外、話しかけられたとき以外は口を開くな
口でクソたれる前と後に“クー”と言え
分かったか、お邪魔虫ども!
ふざけるな! 私は男のものだ! パンを投げるな!
貴様ら雌豚どもが私に何か話しかけたら―――
各人が敵となる 私と男の空間を邪魔する敵だ
その日は一日ウジ虫だ! 地球上で最下等の生命体だ
貴様らは彼氏ではない
両生動物のクソをかき集めた値打ちしかない!
貴様らは厳しい私を嫌う
だが憎めば、それだけ私以外の女に目がいく
私は厳しいが公平だ 私と男を邪魔する奴は許さん
級友、教員、親
すべて―――
平等に価値がない!
私の幸せは男の子供を産むことだ!
愛する男の子供を!
分かったか、お邪魔虫ども!
ふざけるな! パンを投げるな!
733 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 14:05:49.41 ID:QG/gdd+lO
いいぜベイベー!
私の告白で顔を赤らめるのは男だ!
私に犯されて白いものを撒き散らすのはよく訓練された男だ!
本当に、男との生活は地獄だぜ!フゥーハハハァー
734 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 14:42:05.50 ID:JBU7JQMYO
保守
735 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 15:10:07.36 ID:IBrz29OGO
なにこの流れwww
(*^ω^)…これはこれで…
737 :
◆uBXeCfesdI :2005/12/29(木) 15:44:31.58 ID:/bR26JfO0
ykk
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 16:04:20.34 ID:DUilm10r0
ho
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 16:05:40.99 ID:KqZ6MIhs0
昔小1のころに友達と電話してて、いきなり友達がチョット待っててって言うもんだから
なんだろう?って思ってたら
音楽が流れ出したんだ
友達エレクトーンやってる子だったからてっきり自分に演奏を聞かせてくてたんだと思って
友達が電話に戻ってきたときに、上手だねって言っちゃタ
うちんちの電話は保留機能なくて貧乏だったからそんなこと知らなかったんだ
あとで気づいてテラハズカシスだった
740 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 16:35:06.08 ID:QG/gdd+lO
ホッシュ
741 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 16:51:27.92 ID:eKOOH3e60
保守
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 17:12:18.67 ID:+gfknns/0
保守
743 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 17:25:09.60 ID:wHhZzxUEO
素直でクールな保守
744 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 17:27:10.39 ID:2oWFicKZ0
>739
誤爆?
745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 17:45:48.35 ID:R58/g7/l0
人いないな・・・
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 17:47:05.64 ID:Qey5lP9V0
俺がいる
747 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 17:48:46.92 ID:8g3H1MfvO
短編投下します
748 :
デートごっこ 1/4:2005/12/29(木) 17:50:56.99 ID:8g3H1MfvO
下校時間。
後部座席のドアを開け、彼女が乗り込むのを待つ。
「ご苦労」
この年齢に似合わぬ言葉遣いも聞き慣れた。
―…何か考えごとか?
毎日顔を合わせていると、何となく分かる。…今日は話し掛けないほうが無難だろう。
―やれやれ…10近く歳の離れた娘に気を遣わにゃならんとは。
お嬢様と運転手。当然、立場が弱いのは自分だ。
「ちょっといいか?」
運転中に、珍しく彼女が口を開いた。
「なんでしょう?」
「君はどのような場所でデートをする?」
―…何の謎掛けだ?
「…最近は独り身なもので…」
「過去の例で構わない」
749 :
2/4:2005/12/29(木) 17:53:11.16 ID:8g3H1MfvO
…取り敢えず昔行った遊園地を挙げた。
「そこに向かえ」
「…は?しかし、一度帰宅されませんと…」
「私の言葉に従えばいい」
静かな口調の中に、有無を言わさぬ迫力。
―本当に高校生ですか?
「…分かりました」
遊園地に着くと機嫌は直ったらしい。
表情は変わらないが、どこか興奮している。
「何をしている?いくぞ、私は無一文なんだ」
―…金は俺持ちですか。
入場した途端、不満げに手を差し出してきた。
「どうされました?」
「…手くらいは繋ごう」
―…あぁそうか、これはデートのつもりなんだ。
「…失礼しました」
750 :
3/4:2005/12/29(木) 17:55:24.67 ID:8g3H1MfvO
「雰囲気が出ないな、敬語は禁止だ」
「…分かった」
「まずは…アレからだ」
定番のジェットコースターを指差す。
「…何が可笑しい?」
顔を赤く染める彼女。
今笑いを堪えるのは無理な相談だ。
「まさか一番デカイ悲鳴の主が、君とはね」
ジェットコースターを降りた後も、彼女の手はわずかに震えている。
「…あんなに恐いモノとは知らなかった…。
…いい加減、笑い過ぎだ」
「ごめん」
「詫びる気持ちがあるならソフトクリームを奢れ。
チョコとバニラの二つだ」
「ハイハイ」
ワガママな姫様とのデートは、その後も続いた。
751 :
4/4:2005/12/29(木) 17:56:52.53 ID:8g3H1MfvO
日が落ちきった頃、携帯が鳴った。着信は奥様。
―…デートごっこは終わりだな。
二人して説教を食らった後の帰りの車内。
まだ遊び足りないのか、不満そうだ。
「…しかし、何故こんなことを?」
信号待ち中、ずっと疑問だったことを尋ねてみた。
「…意外と鈍感だな、君は」
彼女が身を乗り出す。
チュッ
柔らかいモノが頬に当たる。
「好きでもない相手とデートをする訳がないだろう?
…次はもっとロマンチックな場所がいいな。調べておいてくれ」
呆然としたまま、彼女の言葉を聞く。
後ろの車のクラクションで青信号に気付いた。
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 18:00:53.59 ID:YG3/1hh40
素直クール?
私はツンデレの方が好きよ。
だって可愛いじゃない?
照れた顔で私に対して本音とは裏腹な言動。
思わず抱きしめて頭なでなでしてしちゃう。
そこでも暴れるけど形だけ。
ほんと可愛くて仕方がないわ。うふふ
753 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 18:02:20.22 ID:jDSOXMRd0
754 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 18:03:40.77 ID:R58/g7/l0
>>752 黙デレも余裕のストライクゾーンですが何か?
755 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 18:05:32.04 ID:Qey5lP9V0
俺が2人も!
756 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 18:07:08.61 ID:RNpPZ7MrO
俺が8人も!!
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 18:07:53.87 ID:YG3/1hh40
>>753-754 素直クール目指して書きましたが何か?
素直クールは武士のような感じですね
どうみても読み間違いました
本当にどうもありがとうございました
758 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 18:16:49.52 ID:On6V6lkd0
>>748 GJ、俺はこういうのはかなり好きだ。
だが、2人の年齢は近い方が良いと思った俺、我が侭。
759 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 18:31:45.75 ID:2NfN+LAOO
760 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 18:48:57.84 ID:R58/g7/l0
ク「男、ちょっと話がある」
俺「何だ?」
ク「実は・・・
>>761
761 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 18:50:04.73 ID:KvJAEt2ZO
できてしまったんだ
762 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 18:54:27.28 ID:R58/g7/l0
>>761できてしまったんだ」
俺「っはあ!?ちょ、おま、避妊はちゃんとしてるって言ってたじゃないか!」
ク「いや、できてしまったというのは子供ができたわけじゃないんだ」
俺「・・・何だ、おどかすなよ・・・。んで、できたって何が?」
ク「うむ
>>763
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 18:57:39.20 ID:RNpPZ7MrO
男性器
764 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 18:57:51.84 ID:Qey5lP9V0
ちょw
765 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:01:07.25 ID:KvJAEt2ZO
ねーよwwwww
766 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:01:31.03 ID:Wk92r3mB0
ワロスwwwwwww
男が掘られるのかwwwww
768 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:02:35.34 ID:R58/g7/l0
>>763男性器だ」
俺「・・・は?」
ク「だから、男性器ができたんだ」
俺「えっと・・・つまりお前に○○○が生えたと?」
ク「うむ」
俺「冗談だよな・・・?」
ク「私が冗談を言っているように見えるか?」
俺「見える」
ク「そうか・・・ところで、
>>769
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:03:16.41 ID:C8R/ePj+0
これをつかって
や ら な い か ?
770 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:04:15.99 ID:Fsid+M3C0
一度くらいはアリかもな気が・・・何を言わせるんだ、君は
771 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:04:55.35 ID:KvJAEt2ZO
アッー
772 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:05:44.20 ID:R58/g7/l0
>>769これをつかって や ら な い か ? 」
俺「だが断る」
ク「何故だ?」
俺「俺にそんな趣味は無い・・・というか、何でそんなもんが生えたんだ?」
ク「実は・・・
>>773
773 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:07:59.86 ID:C8R/ePj+0
俺、日本史選択じゃないしさ。
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:08:21.11 ID:C8R/ePj+0
ごめん、大変な誤爆をしたorz
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:09:22.13 ID:frcu7zyfO
昨日、妙なキノコを食べてしまって。
776 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:09:55.49 ID:KvJAEt2ZO
・・・・・・
777 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:10:38.02 ID:R58/g7/l0
>>773俺、日本史選択じゃないしさ」
俺「俺は日本史選択だが、全くわけが分からん。
歴史上の出来事に関係があるとでも?」
ク「そうなんだ。実は・・・
>>778
保守ジン
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:16:45.02 ID:R58/g7/l0
>>778保守ジンと関係があるんだ」
俺「何だよ保守ジンって・・・」
ク「知らないのか?まあ私もはじめて聞いた単語だが」
俺「・・・お前さっきから言ってることが日本語になってないぞ」
ク「知ってる」
俺「・・・まあいい。で、お前は結局そのモノをどうしたいんだ?」
>>780
780 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:17:55.59 ID:RNpPZ7MrO
ヤ ラ ナ イ カ
781 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:19:35.30 ID:frcu7zyfO
782 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:20:42.62 ID:R58/g7/l0
ク「ヤ ラ ナ イ カ ?」
俺「それさえついて無かったなら大歓迎なんだが・・・」
ク「ああ、それなら心配ない」
俺「ほう?」
ク「実は・・・
>>783
両性具有?
784 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:24:00.03 ID:4j8MsNSBO
企画としては面白いけど感想も何も書けない……
785 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:25:34.26 ID:QG/gdd+lO
クソワロタ
786 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:26:32.32 ID:RNpPZ7MrO
皆で1つの事をやるって面白いじゃないか
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:30:06.10 ID:R58/g7/l0
>>783両性具有? 」
俺「・・・俺?」
ク「そう。君も、両性具有なんだろう?」
俺「・・・そうなんだ。知っていたのか・・・」
ク「君の事ならば何でも知っているさ」
俺「クウ・・・」
ク「男・・・」
運転手「お客さ〜ん、着きましたよ」
ク「ああ、すまない。行き先をホテルに変更してくれ」
男「料金はアンパンでいいか?」
運転手「それは私が投げるものです。・・・投げる気も起きませんが」
788 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:32:01.09 ID:Qey5lP9V0
この展開はいただけないと思った
789 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:32:02.98 ID:RNpPZ7MrO
ワロスwww
790 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:32:44.71 ID:R58/g7/l0
俺も書いてて吊りたくなってきた
791 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:33:49.96 ID:KvJAEt2ZO
792 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:34:37.70 ID:Qey5lP9V0
793 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:36:17.04 ID:R58/g7/l0
>>792 深夜とか過疎ってる時に唐突にはじめるからwww
794 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:36:42.14 ID:8g3H1MfvO
795 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:37:19.96 ID:Qey5lP9V0
次に来たときは絶対面白い方向にもていきたい
796 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 19:58:06.50 ID:8g3H1MfvO
保守
797 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 20:08:08.62 ID:RNpPZ7MrO
エロなしの方が良さそうだな
男性器なんて書くんじゃなかった
798 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 20:26:25.26 ID:UxHy5yEs0
素
799 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 20:49:12.51 ID:RxruK1bx0
あげ
800 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 20:53:27.81 ID:0MpdqlRD0
――12月31日
駅前、居酒屋『酔狐』前にて。
亮「(ガラガラ)うぃ、お疲れでしたー。よいお年をー」
瞳「ほいほい。おっかれー! よいお年をー」
仕事納めの挨拶を交わして、職場から駅のロータリーに向けて歩を進める。
亮「(今が十一時過ぎだから、ぼちぼち京が来る頃か……クリスマス以来だな、会うの)」
京「――亮」
普段は溢れる人も居ない静かな駅前通り。そこで、凛とした声に呼ばれる。
携帯の時間表示を見るのに落としていた視線を上向かせると、堂々と立つ彼女の姿が目に映った。
亮「京……久し振り。元気してたか?」
京「うん……一週間振り。私は健康だ。だが、君は私の目に少々やつれて映る。無理はしてないか?」
亮「飯食う間もなく働いてたから少し痩せたかもな。でも、三が日は客足が鈍るからな。楽になる」
京「そうか……亮。どうか、身体は壊さないでくれ。君の不幸を、私は肯んじることができない」
亮「心配すんな。身体は丈夫な方だ」
京「うん……そうか。何だろうな……私は、君に会えば色々と話したいことがあった筈なのに。
言葉が出てこないんだ。久し振りに亮と会ったから、私は知らず緊張をしているのだろうか?」
亮「いや、きっと言葉で表す気持ちじゃないんだろ……俺も、何か言葉が出ねぇ」
京「む。それは残念だ……電話越しではない君の声を聞くのは一週間振りだから、もっと聞いて
いたいのだが、言葉がないなら仕方ない」
そう言って、眉根を寄せ俯く彼女の仕草が胸を衝く。甘く切なく、ただ狂おしく愛おしい。
気付けば、京の華奢な身体を抱き寄せていた。薄らと香る石鹸とシャンプーの匂い。香水や
化粧の匂いはしない、純粋な京。タバコと酒の臭いが付いた自分は汚れていると錯覚しそうになる。
だけど彼女は細い手を背に回して、静かに――ただただ無邪気に、嬉しそうに、呟いた。
京「あぁ……亮なんだな。この大きな手も、厚い胸も、逞しい背も、私が好きになった幹原亮だ……」
彼女の掠れる声を聞きながら、静かに、少しの間――抱き合っていた。 続く
801 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 21:10:22.03 ID:On6V6lkd0
>>800 凄い久しぶりな感。
まぁ、体の調子もあることだし無理せずに頑張ってくれ。GJ!
GJ!
803 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 21:31:42.25 ID:pDRgBxH80
保守
805 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 21:41:47.63 ID:SqI/aKDd0
>>805 ありがと〜とても嬉しかったりw
誤字に関しては・・・気をつけますorz
807 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 21:55:38.03 ID:On6V6lkd0
>>804 この話、かなり好みだ。
だが、1文だけどえらい長さなのが気になった。
改行していれば更に良かった。我が侭ですまんね。
808 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 21:58:16.05 ID:9VVl1OL1O
素直クールは千影にしか見えん
809 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 21:59:27.48 ID:v7aqztwn0
810 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 22:19:38.62 ID:FSDSUH5r0
保守
811 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 22:19:50.05 ID:faV11L/RO
素直クールにこれって直接キスだよなって言ったら?
812 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 22:22:11.04 ID:C8R/ePj+0
>>811 その題材で俺に漫画をかけと?
いいよ、受けてたとうじゃんか。
ただしうpは明日くらいになるけどね
813 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 22:23:32.91 ID:JBU7JQMYO
>>811 「……いや。少し、違ったな」
「そっか」
「だから――」
ガシッと、肩を掴まれた。
「今から、すればいい」
この次の瞬間に、キス地獄に陥った。
814 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 22:27:41.86 ID:faV11L/RO
ちょWWWマジで書いてくれるとは。
>>757 そんなことはない
ともすれば クール=男っぽい口調 になりがちだが
それに一石を投じた価値ある1レスであった
816 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 22:46:46.86 ID:0MpdqlRD0
>>800――12月31日 1−2
抱擁の時間は、それほど長く続かなかった。後頭部にぶつけられた、どこか懐かしい感触に振り
返ると、久野がコンビニの袋とアンパン片手に持ってにやにや笑いながらこちらを見ていた。その
影には、顔をちょっと赤くしている遠藤も居た。
亮「(///)なっ!? 何で二人がここに居る!?」
翔「当たり前でしょ。夜道が危ないのに京一人でこんなところまで来させるわけないじゃん」
圭「(///)(うわー……何か、話をするだけなら全然平気だけど、リアルだと抱き合っている
の見るだけで、思ったよりどきどきするなぁ……)」
亮「一人って……京。お前、おばさんに送って貰って駅まで来たんじゃないのか?」
京「うむ。それが、父も母も祭姉さんも夕飯で酒を過ごしたらしく、熟睡していた。起こすのも
忍びないので一人で駅まで行こうかと思っていたのだが、君が夜道の一人歩きに対して心配を
しているし、どうしたものかと悩んでいた。そんな時、翔と圭から折り良く初詣の誘いがあっ
たので、圭のお兄さんが運転する車に便乗してここまで一緒に来た」
亮「俺に連絡しろよ。そしたら迎えにくらい行くのに」
京「働いていた君にこれ以上の負担をかける気はない。私なりに次善の手段を取った積もりだが」
亮「ぅ……気遣ってくれるのは嬉しいけど、な」
圭「京。幹原君も彼氏として頼ってほしかったんだよ」
亮「(///)せめて耳打ちしてくれ! 何だこの羞恥プレイ!?」
翔「おーい。どうでもいいから神社行くよー。早い奴なら、もう並び始めてる時間だよ」
亮「は……? ちょ、ちょっと待て。二人も行くのか?」
翔「幹原、何で私達がこんな夜遅くに家から来たと思ってる。初詣するために決まってるだろ」
圭「うぃー。行こっか、二人共。邪魔はなるべくしないようにするから、よろしくねー」
京「亮……私も世話になった手前、二人の意見に反発できない。二人きりでないのは残念だが」
亮「こいつら……最初からそのつもりだったな……」
二人は明後日の方向を見ながら、既に神社へと向かい始めていた。 続く
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 22:55:31.33 ID:iUcG8lzWO
>>816 GJ
楽しみにしてました
でも、お体には気をつけてください
818 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 22:58:58.08 ID:frcu7zyfO
保守。
819 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 23:11:44.45 ID:C8R/ePj+0
男「大人って、いいよな。いや………。」
クー「む?どうした?」
男「俺は両親が早くになくなって孤児院で育ったのはクーも知ってるよな?」
クー「うむ。」
男「だからかな。遠慮することを覚えて育ったのもあるし、そんなわがまま言える環境でもなかったから。」
クー「ふむ。」
男「だからこうやって、休みの日なんかにホットケーキを朝ご飯として食べるのが子供の頃からの夢だったんだ。」
クー「ふふ、それくらいならいつでも作ってやるぞ。」
男「けどな。」
クー「?」
男「ホットケーキを作ってくれる、優しい奥さんを貰う事が本当の夢だったんだろうな。
暖かい家庭築くのが本当の希望だったんだろうな。って、クーを見て確信したよ」
クー「そうか。それは嬉しいな。私も君と入れて嬉しいぞ。」
男「へへ、朝っぱらから恥ずかしいこといってすまないな。」
クー「ああ、私は幸せ者だな。君みたいな人にこんなに愛されているなんて。」
820 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 23:16:45.80 ID:0MpdqlRD0
>>819 温かな話でほのぼのしました。
後、誤字を一つ確認しました。君と入れて、ではなく、君と居れて、かと。
重箱の隅を突くようなことで申し訳ないです。
821 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 23:21:08.59 ID:C8R/ePj+0
クー「おはよう。街で会えるなんて奇遇だな。」
男「おう、おはよう。確かに奇遇だな。」
大概インドア派の俺は室内にいるので休日に外にいる事自体が珍しいのだ。
でも!でもだ、今日は俺の誕生日。どうせクラスメイトの誰も覚えてないだろう。
だから俺一人寂しく誕生日を祝うのだ。うむ、なんて寂しい奴だ俺。
だってさ、わざわざ冬休みに俺を祝いにくるなんて殊勝な奴は…。
クー「君に会えてよかった。今日は君の誕生日だっただろう?おめでとう」
…いた。
クー「ほら、これはプレゼントだ。受け取ってくれ。」
男「え、あ、えっと、ありがとう。」
クー「ここで君に出会わなかったら家に押し掛けて郵便受けにでもつっこむつもりだったが…
手渡しできてよかった。じゃあ私はこれで。」
男「え、あ、ありがと、じゃあ。」
家に帰ってプレゼントを広げると手作りと思われるマフラーと、カードが入ってた。
カードには 「誕正日おめでとう」 と一言。実にクーらしい。
…スゴイよ!ジョンイルだよ!将軍様生まれちゃったよ!!!
822 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 23:21:45.85 ID:LyE/MgWR0
>>820 推測だが男とクーはお風呂、もしくは夜の営み中。
察してやれっt……えあなただれですかうわ何をするツンやめろあqswでfrtgひゅじお
823 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 23:24:46.19 ID:C8R/ePj+0
>>819 あちゃぁ、誤字ありましたか。指摘ありがとです。
読んでくれてる人がいると分かると凄く嬉しいです。
>>822 ちょwwwwそれwwww揚げ足wwww
825 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 23:31:51.89 ID:On6V6lkd0
「誕・正日」。
わざとか?わざとだよな?
826 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 23:53:44.23 ID:On6V6lkd0
3スレほど投下しま
827 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 23:54:12.94 ID:On6V6lkd0
私は右半分、顔を髪で隠している。
何もそれは生まれつきのことではない。
生まれつきなのは爛れた、それだ。
それは人に見せるべきではない、醜いもの。
興味心を露にした者はこれを目にすれば言葉を無くし、ただ謝罪の言葉だけを残し去っていく。
いかに己が気にせずにいようと、他人はそれを良しとしない。
だから私はそれを隠した。
可笑しな点は無い、それを視て不快に思うことなど人としてそれは至極当然のことなのだ。
だが、こんな私でも【恋人】と呼ばれる存在ができた。
彼は隠していることを気になどせず、私と何時も一緒にいてくれた。
そんな彼を私は手放すつもりはない。彼から手放すなら話は別だが。
だが、私はそれを隠したまま、だ。
そう、己で気にしていないと言いつつもそれを見せていない。
滑稽なことだ、結局のところ彼にそれを見せないことは、唯一の絶対的存在にそれを知られ嫌われたくないから。
できることなら私は彼と共に行き着くとこまで行きたい。
ゴールなどという安直な場所ではなく死というおぞましくも自分としての全てを終わらせる場所まで。
だが、その願いを叶えるにはお互いの全てを曝け出し理解し合わなければならない。
だから、決心した。
それが、彼が私と決別を選ぶことになろうとも。
828 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 23:54:44.93 ID:On6V6lkd0
「醜いか?」
すっと、彼が集中して見ているテレビの前に立ちはだかり顔の右半分を覆う髪をさらりと掻き揚げことさら彼にそれを見せ付ける。
ずずっ、と湯呑みに入る茶を啜りながらこたつの布団を肩まで持ち上げ、彼はさらっと一言だけ言う。
「みにくい。」
どこまでも滑稽だ、覚悟を決めたと言いながら、彼のたったその一言でどこまでも暗闇が広がる思いがするのだから。
涙腺が緩むのが解る。馬鹿、ここで泣けばそれこそ道化師だ。
そんな私の気持ちも知らず、彼は続けて少し怒りを込めて言い放つ。
「テレビが見えない、用があるなら隣来て言ってくれ。」
すすっと自分の隣に1人分座れるほどのスペースを造り、ごとっと音をさせ湯呑みを置く。
「あ、ああ、すまない。」
何故かそれに反論する気持ちも起きず、私は素直にそこへと座る。
こたつの在り来たりな暖かさではなく、心にまで浸透する人としての暖かさがそこにあった。
「醜い・・・か。」
呟く様にそれは私の口からするりと出た。
「いや、別に大丈夫だ。」
今度は先ほどとは別の言葉。
どうもおかしい、彼は何故さっきと同じ言葉を言わないのか?
「醜くないのか?」
「いや、そりゃあさっきみたいにテレビの前に立たれたら見難いが、別に今は見難くない。」
唖然とした、彼は【醜い】ではなく【見難い】といったのだ。
余りにもテレビに集中しすぎて、彼はそれが見えてなかったのだろう。
ほんの束の間の安堵、だがそれに甘んじるわけにはいかない、これからどれだけ滑稽な道化師になろうとも。
「どうだ?」
先ほどと同じ様に、髪を掻き揚げ彼にそれが見える様に顔を近づかせる。
「ん?」
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/29(木) 23:55:14.35 ID:On6V6lkd0
テレビも今はCM中なので、彼はこっちを向いて私の顔をじっと見つめる。
「・・・・俺に言わせたいのか?」
「ああ、はっきりと言ってくれ。」
「良いじゃん、別に言わなくても。」
「駄目だ、それじゃあ意味が無い。私も覚悟を決めた、さぁはっきり言ってくれ。」
道化師らしい台詞だな、はっきり言われたなら1人で号泣するくせに。自嘲染みた笑みが口に出る。
彼は何を言ってくれるのだろう?
やはり【醜い】と?それとも【気にしない】と?
どの言葉でも私には聞きなれた言葉。彼からどの言葉がでてきても私はもう終わりなのかもしれない。
そう、慰めも罵声も彼から言って欲しくない。
正解など無いに等しいこの問い、私はどこまでも残酷な女だ。
「はいはい、お前は可愛いですよ。」
彼は盲目なのだろう。【恋は盲目】とは良く言ったもの。
彼はそれに何も言わなかった、元から知っていたのだろうか?それとも、気にしていないのだろうか?
多分、そのどちらでも無い。
正解など無いこの問いに彼は自分が見えるものだけをはっきり言ってくれたのだ。
「ってか、やっぱりお前の顔がはっきり見えるのは良いな。髪、切ったら?」
そんな彼に対して、私は【愛している】という言葉では足りないということを知った。
そして【幸せ】だということも。
830 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 00:04:14.55 ID:POdQekP8O
>>829 いい話だと思う
文章についてでなく、一つ
3スレ投下するで吹きかけた
831 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 00:08:24.50 ID:wibnRnGF0
やはり気付いたか。
この件に関しての自虐は許してくれ。
死にたいorz
832 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 00:11:54.52 ID:AuhHHfwA0
>>831 新しい試みですね。
デフォで概ね素直クールは美人の女の子となっていますが、
顔に劣等感がある子の話は初めて見ました。
男も素直クールで話は綺麗に終わっていますが、
個人的にはやはりヒロインの子には綺麗であってほしいですね。
まあ、そうなるとこの話ができなかったわけですが。
何だこれ、感想でぐだぐだになるってどういうことだ?
833 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 00:21:28.76 ID:Yaln+KSx0
>>831 死ぬな、つーか
唖然とした、
>>831は【死にたい】ではなく【志に戴】といったのだ。
この誤字の指摘を戒めとし、彼は次の作品を書く志に戴くというのだろう。
こういうことでそ?
834 :
陸海空の人 ◆ForcepOuXA :2005/12/30(金) 00:27:33.27 ID:jye5awR50
投下予定がなければ5分くらい後に5+1レス分投下します
835 :
1/5 ◆ForcepOuXA :2005/12/30(金) 00:32:06.90 ID:jye5awR50
陸海空 -Caress of Venus-
Promised land -II-
裏口を抜け、喫茶店『せしる』に入る。
物音に気付きそちらに目を向けると、開け放された入り口の向こうでマスターが器具の
点検をしていた。
益田「公人君、おはよ〜」
公人「おはようございます。一体何をしてるんです?」
益田「クーちゃんが今日からバイトに入るからね〜。普段使ってる器具だけじゃ足りない
だろうと思っての点検作業だよ」
そう言って作業を再開する。
益田「それでね〜。公人君にはクーちゃんの手伝いと倉庫整理を主に担当して貰おうかと
思うんだけど、それでいいよね〜」
公人「断る理由もないですし、実際それくらいしか出来る仕事ないんじゃないですか?」
益田「夏海ちゃんは今まで通り接客。クーちゃんには厨房でお菓子類を作り置きしてもらう。
そうなると仕事ないよね〜」
あはは〜と無責任にも笑いだす経営者。
公人「いい加減ツッコミ入れるのも疲れてきましたよ……」
益田「生地作りとかってね〜、力を入れ過ぎないようにしつつも同じ動作を繰り返すわけで、
結構難しいんだよね〜。
倉庫整理で基礎体力を付けて、生地作りで力加減を覚えてもらおうかな〜、と」
公人「つまりバイトの名を借りた訓練って事ですか?」
益田「敏捷性やバランスも鍛えてもらいたいんだけど、順番にこなした方がいいかな〜」
公人「喫茶店の仕事が特訓っていう正義の味方は、世間的にどうなんですか?」
益田「地域密着型で好感がもてるよね〜」
公人「聞いた俺が間違ってました……」
益田「う〜ん。バイト、アルバイト…… そうだ、覆面ドライバー・アルブってどう?」
公人「出自が微妙ですが、俺の意見は多分反映されないので構いませんよ……」
836 :
>>835 2/5 ◆ForcepOuXA :2005/12/30(金) 00:32:51.67 ID:jye5awR50
ほどなくしてクーと夏海が出勤してきた。
マスターは菓子作りに対する簡単な説明をクーに指示する。
どうやらクッキーやスコーン、マフィンなど、軽めのモノを大量に作る作戦らしい。
益田「まずはお試しセットって感じで出してみるから。足りない材料とか器具があれば
用意するから言ってね〜」
空 「はい。クリームなども手作りして構いませんか?」
益田「クーちゃんの好きにしていいよ〜。公人君、彼女のサポートお願いね〜」
マスターはあはは〜と笑いながら、つかみ所のない態度で去ってゆく。
クーの指示に従い材料を用意する。
店に出すだけあって揃える量も半端じゃない。これは流石にクー 一人じゃ準備できない
と実感する。
空 「生地を作りますので、公人さんは私のする動作を真似る事から始めて下さい」
教えながらというのもあるのか、普段よりゆっくりした動作で準備を進める。
一つ一つ的確な説明を加えつつ材料を混ぜる。
空 「生地をこねる際には力加減に気を付けて下さい。ここで出来が決まると言っても
過言ではありません」
公人「りょ〜か〜い」
クーの手の動きを観察しながら、同じように生地をこねてみる。
空 「少し力が入りすぎていますね。手はそのままで、力を抜いて下さい」
そう言うと俺の手の上に左手を添え、そのまま生地をこねだす。
公人「え…… ちょっ──」
空 「今は気をそらさないで生地に集中して下さい」
そう言われても、クーの小さく柔らかな手が、絶妙な力加減でマッサージしてくるような
感じを受け、集中できるものではない。
空 「では、一人で生地をこねてみて下さい」
先程の力加減を思い出しながらこねてみる。
空 「力が入りすぎているようですね。 ……今夜、私の身体を使って練習しましょう」
公人「できるか、馬鹿者」
837 :
>>836 3/5 ◆ForcepOuXA :2005/12/30(金) 00:33:10.27 ID:jye5awR50
その後もこちらに指示を出しながら、テキパキと無駄のない動作でクーは作業を進める。
今すぐ用意できない物は市販品で代用するとの事だが、明日以降は全て手作りにすると
言って、それらの仕込みも同時にこなしてゆく。
厨房はオーブンから漂う香ばしい香りで満たされ、菓子は次々とトレーに取り出される。
その香りに引き付けられたかのように夏海が顔を覗かせる。
夏海「そろそろ出来上がった〜?」
空 「はい。まさに二人の愛の結晶です」
夏海「むっ」
夏海はクーの台詞に唇を尖らせる。
クーは一つだけ形の違うクッキーを摘むと口元に差し出してくる。ハート型だ……
空 「どうぞ、食べてみて下さい」
公人「ぁ、あはは〜、ありがとう……」
サクっとした軽い歯ざわりで、適度な甘みが心地よい。
夏海「まったく、真面目に働きなさいよねーっ」
夏海はクッキーを一つ摘むと口に放り込む。クーが止めようとしたが間に合わない。
夏海「っ〜〜! ……ぁ、あちゅい」
空 「夏海。その辺りはまだ冷めていません」
一段落つき、トレーに並べられた菓子類を手にするとクーは厨房を出てゆく。
そして店側から漏れるどよめき。
あ〜〜、クーが運べば当然だよなぁ。
いくら作ってもストップがかからない。ホントにさばき切れているのか不安になるが、
手際よく菓子を作り続けているクーの足を引っ張らないためにも生地をこねる。
幾度目かの往復をくり返したクーが夏海を連れて戻ってくる。
夏海「疲れた〜〜。ま〜さ〜と〜〜、きゅ〜け〜〜」
空 「フロアは私が受け持ちますので、公人さんは夏海と休憩してきて下さい」
忙しければ手伝うよ、と言おうとしたところ、笑顔のクーに止められる。
空 「福利厚生です」
838 :
>>837 4/5 ◆ForcepOuXA :2005/12/30(金) 00:33:36.24 ID:jye5awR50
事務所兼控え室といった風情の部屋に置かれたソファセット。
その上で押し倒されたような格好で夏海に抱き付かれていた。
公人「……夏海。その格好って疲れないか?」
夏海「充電中〜〜。ん〜、このまま時間を無駄にするのも悲しいわねぇ」
上半身を放し、ティーセットとともに用意してきたクッキーを唇で軽く咥えると、顔を
寄せてくる。
ん〜〜と、のどを鳴らし唇を突き出す。
公人「もしかして。食べろ、と?」
こくこくとうなずく夏海。じわじわと近づいてくるクッキー。
なかば諦めて夏海の頭を固定すると、唇が軽く触れる程度のところでクッキーを割る。
夏海「むぅ〜。条約違反だ、責任者出せ〜〜」
公人「なんだその条約って」
夏海「公人は福利厚生要員。私が凄い事しださない内に素直に従いなさい」
夏海は軽い口調で言い放つが、これまでの度重なる実績(悪行)ある女王様だ。
背筋を凍らせるだけの威力がある発言に、俺は心の底から戦慄する。
公人「……ホントに凄い事しないだろうな?」
夏海「私を信用しなさい。それとも、クーおねぇさんも呼んできた方がいいかな〜?」
哀れな子羊たちが神にすがりたくなる気持ちをまざまざと体験した三十分。
恋人同士であれば、甘く心躍るひとときとなるだろうが、心を決めかねている俺にとって
悪魔の誘惑に耐え抜かなければならない責め苦に近い。
人の胸の上で至福の表情を浮かべる悪魔。そこにノックの音と共にクーが入室してくる。
空 「夏海は休憩してだいぶ回復したようですね」
いくら親友だとしても、ライバル関係にある相手を気遣うとはどこの聖女だ……
夏海は身体を起こし軽く唇を触れ合わせると、ソファから立ち上がりクーに話しかける。
夏海「公人のおかげで急速充電できたからね〜。ところで〜」
この三十分をダイジェストで説明する夏海に、感嘆の声を上げるクー。
空 「二人で食べるにはクッキーが足りませんでした」
涼しげに宣言するクーを夏海と共に引き止めた。
839 :
>>838 5/5 ◆ForcepOuXA :2005/12/30(金) 00:34:00.47 ID:jye5awR50
雛鳥にエサを与える親鳥の心境というモノを感じた。与えても際限なく要求してくる唇。
夏海と違い上限のないクーの場合、要求がエスカレートする事は少ないが、止めなければ
いつまでもキスを求め続けてくる。
あっちが魔女でクーが悪魔なのかも知れない……
これ以上要求に応じていると理性が持たなくなるので、クーの頭を胸に抱きかかえると
少し強めに抱きしめる。
不満げ声が聞こえるが、しばらく頭をなでていると頬をすり寄せるように抱き付いてくる。
こうしてると可愛いんだけどなぁ、と行為がエスカレートしないことを祈り続けた。
益田「お疲れさま〜。また宜しくね〜」
バイトも無事終了し、マスターに見送られながら車に乗り込む。
空 「アルバイトというのも楽しいものなのですね」
夏海「クーにとっては誰にも邪魔されず、公人とイチャつけるのが楽しいんでしょ」
空 「はい。それが一番の理由ですが、お菓子作りも楽しいです」
公人「俺は疲れた。特に精神的な理由で……」
夏海「公人。そんな可愛いこと言ってると、おねぇさんが二人がかりで癒しちゃうわよ〜」
空 「今日は公人さんに癒して頂けたので感謝の気持ちを込めて──」
公人「いやっ、今の二人の想いを知って癒されきりました! もう元気っ!」
車を巨大ガレージにしまい、屋敷の玄関ドアを開く。
夏海「おかえりなさい、公人。遅かったわね」
空 「そうですね。待ち侘びましたわ、公人さん」
嫌な予感を感じつつ目を前に向けると、そこにはゴスロリで身を包んだ二人がいた……
公人「え〜と、ただいま?」
夏海「言葉がなってないわね。『ただいま帰りました、お嬢様』でしょ?」
空 「夏海、厳しくするだけでは公人さんが萎縮してしまいます」
カツカツと靴音を鳴らして歩み寄るクー。って、編み上げブーツまで履いてるし!
俺の手を取ると胸元に引き寄せ、耳元に囁く。
空 「おかえりなさい、公人さん。今日は疲れたでしょう」
公人「……昨日のボンネットで大体予想はついてた。でもな、室内ではボンネット被るな」
840 :
陸海空の人 ◆ForcepOuXA :2005/12/30(金) 00:34:21.72 ID:jye5awR50
長編でありながら、月初め辺りから投下できず申し訳ありませんでした
元のペースに戻るまで暫くかかりそうですが、出来る限り早い投下を
心掛けますので、長い目で見守って下さい
以上で今回の投下を終了します
841 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 00:40:43.28 ID:YsTMvqS90
>>840 お忙しいようですが無理せずに。
2人の怒涛の攻めにいつ公人が陥落するのかwktkしております。
GJでした。
843 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 00:44:54.02 ID:YsTMvqS90
844 :
犬神さんの人:2005/12/30(金) 00:51:03.67 ID:UuZHzVAL0
5分後に投下します。
845 :
犬神さんの人:2005/12/30(金) 00:55:59.81 ID:UuZHzVAL0
>>256 千鶴「龍一。」
龍一「姉さん、時間的に絶対早すぎるから。」
千鶴「むー。」
龍一「いや、そんな事言われてもね。」
今僕達は何をしてるのかと言うと、それは今朝の事だった。
母 「そろそろ正月に向けて色々買わないとねぇ。」
父 「そうだな。」
ガチャッ
龍一「おはよう。」
母 「という訳で龍一よろしくね。」
龍一「いきなり言われても困るんだけど。何が?」
母 「今日千鶴ちゃんと買い物行ってくれない?」
龍一「…姉さんと?」
母 「そうよ。何か不満かしら?」
龍一「…ないです。」
と母さんの笑顔の裏の威圧感に押されてこうなった訳なんだけど、何でこんな事をしてるのかと言うと
龍一「姉さん、今何時だと思ってんの。」
千鶴「8時。」
龍一「うん、絶対に時間早すぎるから。」
千鶴「早いに越した事は無いよ。」
龍一「だから早すぎなんだって!」
千鶴「二度寝よくない。」
龍一「うっ…」
姉さんがニコニコしてこっちを見ている。仕方ないとりあえず部屋から出よう。
846 :
犬神さんの人:2005/12/30(金) 00:56:52.00 ID:UuZHzVAL0
>>845 龍一「わかったよ。ちょっと着替えるから待ってて。」
千鶴「わかった。」
そして僕はタンスから洋服を取って着替えようとしたんだけど
龍一「姉さん?」
千鶴「何?」
どうやら言葉が足りなかったようだ。
龍一「下で待ってて。」
千鶴「嫌。」
龍一「嫌って、お願いだからさ。」
千鶴「一緒にいたいの。」
龍一「…はぁ。」
仕方なく着替え始めたんだけど、どうしても下が着替えられない。いくら姉だからってやっぱり着替えを見られるのは恥ずかしいもんだ。
千鶴「何で着替えないの?」
ニコニコと笑顔で聞いてきた。ちくしょう…
龍一「…姉さんお願いだからさ。」
千鶴「うふふ、わかった。」
そう言って姉さんは部屋から出て行ってくれた。
はぁ…まだ8時過ぎじゃないか、いつもならまだ寝てる時間だよなぁ。
まぁ犬神さんと出かけた時はもっと早かったけどね。
ドアを開け階段の窓を見る。外は真っ白だった。
道理で寒いと思った。ていうか雪降りすぎじゃない?
部屋に戻りもうちょっと着込んでからまた部屋から出た。
リビングには姉さんしかいなくて姉さんはミィと遊んでいた。
龍一「母さん達は?」
千鶴「先に出かけた。」
847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 00:58:09.82 ID:UuZHzVAL0
>>846 龍一「…ちょっと待って、買い物って僕達が行くんじゃなかったの?」
千鶴「私は龍一をお願いねって頼まれた。」
どうやら母さんにしてやられた訳だ。まぁね、普段から家に篭りっきりだったからね。
龍一「…ねぇやっぱり出かけるのやめない?」
千鶴「やだ。」
龍一「だって雪積もってるよ?」
千鶴「うん。」
駄目だ。もしかすると雪が積もってるから姉さんは外に出たいんじゃないか?そんな考えが出てきた。
ここで「雪め…」とか思うと犬神さんの事を憎んでる感じになるからやめておこう。
そういえば犬神さんといえば
龍一「姉さん、犬神さんと何話したの?」
千鶴「知りたい?」
龍一「そりゃね。」
千鶴「後悔するよ?」
龍一「一体何話したのさ。」
後悔って、あんた一体何話したのさって。
千鶴「龍一の事。」
龍一「だから僕の何を話したのよ。」
848 :
犬神さんの人:2005/12/30(金) 00:59:46.15 ID:UuZHzVAL0
>>847 千鶴「龍一の事をどう思ってるのか。」
龍一「それで何だって?」
僕としては気になる所だ。
誰だって彼女が自分の事を本当はどう思ってるのかは知りたいはず。
千鶴「知りたい?」
龍一「そりゃ知りたいよ。」
そう言うと姉さんは笑って
千鶴「龍一は愛されてるって事。」
龍一「ちょっと、それってどういう意味?」
と言う前に姉さんは外へ行ってしまった。
またよくわからない事を…
結局それがどういう意味を指してるのかはわからないままだった。
だって毎回毎回犬神さんもそう言うから。
だけど姉さんは犬神さんに何か言ったんだろう。それだけはわかる。
あの日以来姉さんが変わった気がする。うん、多分だけど。
それがいい事なのか悪い事なのかわからないけど。
ガチャッ
龍一「姉さん待っ…!?」
ボゴッ
何かが顔に当たった。払いのけると雪だった。姉さんは笑いながらこっちを見ている。
…どうやら悪い方らしいね。
849 :
犬神さんの人:2005/12/30(金) 01:00:34.24 ID:UuZHzVAL0
以上です。
そろそろ後半に入ります。
850 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 01:05:19.57 ID:gTa21Clw0
>>840 陸海空の人 ◆ForcepOuXA 氏、復活乙!
無理しすぎないように。
以下、気になったことを簡潔に。
>>835 出自は誤用かと。家柄、素性など人物に使う言葉です。
代わりの言葉としては、出どころ、由来、かな。
>>839 不満げ声、と言う言葉は日本語的に違和感があります。
不満そうな声、もしくは物足りなそうな声、でもいいかも。
車を巨大ガレージに〜以降の時系列がおかしく感じます。
女子2人は、一緒に車に乗っていたのでは?
851 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 01:10:08.92 ID:sDwex4g00
>>800>>816――12月31日 1−3
神社付近、人ごみの最後尾にて。
翔「うわ、もう混んでるよ。暇な奴らだねぇ」
圭「まー、私達も一緒なんだけどさ。京、幹原君。ちゃんとついて来て――」
京「ん? 私と亮なら居るぞ。はぐれる心配もない【繋いだ手を掲げて見せる】」
圭「うん。分かったから。だから見せつけないで。ホントに。私、京にアンパン投げたくない」
亮「だからって俺に投げるな……それより、遠藤も久野も離れるなよ。頭の沸いた野郎なんてどこ
にも居るからな。強引なナンパなんて一人二人で居ると、がんがんされるぞ」
翔「あら、珍しい。幹原が私達の心配するなんて、私服姿で可愛くて京から目移りした?」
亮「訂正だ。遠藤は絶対に俺らからはぐれるなよ」
翔「あぁ? どういう意味だゴルァッ……!?」
亮「べーつにー。京と遠藤だけが可愛いなんて言ってないですけどー?」
京「可愛い、か……ふむ。やはり、亮がくれた猫耳ニットキャップを被ってきて正解だ」
亮「俺の名誉のために京が選んだ物をプレゼントで贈っただけだということは明言させてくれ」
圭「(///)(え、うわ、冗談なのに、ヤバ――顔、自分でも分かるくらい赤いよ、今ぁ……!)」
翔「上等だ、コルァッ。一度、どっちが上か白黒はっきりさせた方がよさそうだねぇ」
亮「犬猫みたいに何でも上下に分別しないと落ち着けないのか?」
翔「お前ブッコr――」
久野がこちらに詰め寄る前に、横合いから十数人の団体が割り込んできた。
あっ、と言った時には既に遅く、京とは手を繋いでいたが、くっついていな
かった久野と遠藤は、すぐに人ごみの中へと消えていった。
続きます
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 01:10:36.12 ID:wibnRnGF0
>>843 絵を見て、頭の中では左半分を髪で覆っているのを想像してたのに
右半分と書いてたのに今気付いた。俺、バカス。
とにかく、有難う。
853 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 01:16:22.07 ID:YsTMvqS90
>>852 書くときに「えーっと右半分だからこっちからみたら左?お箸持つほう?」
とかやってた自分もバカスwwwwwww
短編作家さん超応援してます。是で支援になるかはわかんないけど。
自分も年明け前にもうヒトツぐらいかけたらええのう( ´д`)
854 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 01:34:31.83 ID:2poo1Z+G0
保守
855 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 01:41:54.22 ID:jye5awR50
>>841,842
ありがとう。
時間の都合を付けて続きを書いてみるので今後とも宜しく
>>850 あ〜、今まで『出自』は間違った使い方してたのか… 勉強になります
投下前に手直しした際に『な』を入れ忘れてました
『不満げな声』でした、申し訳ない
ギャグ要素として時系列を無視してました
やはりこの手法は色々と問題がありそうですね
今後違う手法で攻めてみます
指摘して頂き感謝します
無理しない程度に頑張るので今後とも宜しく
856 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 01:42:36.77 ID:wibnRnGF0
>>848 犬神さんと龍一の2人が一緒にいるところを早く見タス。
でも千鶴さんも(ry
とにかくGJ!
>>851 無理せずにな、あと今日の分がどれくらいあるのか教えてくれると助かる。
857 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 01:49:31.43 ID:HxrStr1lO
犬神さんの話と京&亮の話は凄く好きだ
2人ともGJ!!
858 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 01:57:01.72 ID:/mWCyzOx0
>>856 えー、どのくらいなんでしょう?
私は朧気でもプロットとオチが思いついた時点で書き始めますから、
言ってみればライブ感覚で話を書いてます。
それ故、1レスづつ話を投下させて頂いてます。
最初は3、4レスで終わるだろうと思っていた話も、
肉付けをして7、8レスになることが多々あります。
後、寝ようと思っても話を途中で宙ぶらりんにしていると
落ち着かないので、書き終わるか眠気が限界迎えるまで書きます。
まぁ、あれですね。
髄膜炎? なぁに返って免疫力がつく。
お粗末。話書きます。
859 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 02:08:35.38 ID:wibnRnGF0
了承した。何となく感想書くタイミングが掴めなかったもんで
861 :
浦島太郎:2005/12/30(金) 02:24:56.60 ID:UuZHzVAL0
昔々、浦島太郎が浜辺を歩いていると子供達が亀をいじめていました。
可哀想に思った太郎が亀を助けてあげると
亀 「助けてくれてありがとうございます。お礼に竜宮にご招待しましょう。」
と亀に連れられて海の底に大きな城が見えてきました。
中に案内され、ごちそうになりました。他にも魚達が踊りを見せてくれました。
そこにお姫様がやってきていいました。
姫 「亀を助けてくれてありがとう。お礼に私と結婚をしてくれ。」
太郎「おい待て。」
862 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 02:32:59.98 ID:wibnRnGF0
>>860 時間の区切り部分を主人公だけじゃなく母主観、クー主観、友主観などにすれば24っぽくなったかも。
>>861 ワロタ
>>861 日本昔素クール話シリーズとか作れそうな予感が。
かクーや姫「蓬莱の玉、燕の子安貝(以下略)を持ってきた者となら結婚しても良い」
男ども「では、さっそく探してきます!」
竹取の翁「かぐや姫や、どうしてそんな無理難題を申しつけるのじゃ。皆立派な男達ではないか。」
かクーや姫「私が真にお慕いしているのは、おじいさん、あなただけだ!他の男など興味ない。」
翁「な、なんだっt(AA略」
婆「ちょっと、かクーや姫。なにやってるのよ!おじいさんは私のモノなんだから、おまえはちょっかいださないでよ!」
翁「娘に嫉妬するな、娘に!」
864 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 02:39:51.33 ID:sXHS3EUN0
亀 「助けてくれてありがとう。お礼に私とry」
865 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 02:45:05.64 ID:YM3LqpPl0
日本昔話が素クールになるとは驚いたwww
866 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 02:53:17.39 ID:iTSey/SM0
867 :
鶴の恩返し:2005/12/30(金) 02:57:59.11 ID:UuZHzVAL0
昔々ある所におじいさんとおばあさんがいました。
ある日、おじいさんが田んぼを通ると鶴が罠にかかっていました。
可哀想に思ったおじいさんは鶴を助けてあげました。
その日の夜、戸をコンコンと叩く音がしました。
気のせいだろうと思っていると
「ごめんください、ごめんください。」
という声が聞こえてきました。
おじいさんたちが慌てて戸を開けると、そこには色の白い綺麗な娘がいました。
娘 「私はおじいさんに助けてもらった鶴です。お礼がしたくてきました。」
おじいさんはまさかと思っていましたが
娘 「一つ部屋を貸してください。それと用意ができるまで決して中には入らないで下さい。」
といって部屋に入っていきました。
しかし、娘は次の日の朝も昼も夜も出てきませんでした。
心配になったおじいさんが部屋の戸を開けてみると、そこには体全体濡れた娘がいました。何をしていたのかを聞くと
娘 「おじいさんにお礼をする為に準備をしていた。さぁ体の準備ができた。おじいさん来てくれ。」
婆 「ちょっ、おじいさん!駄目ですよこんな娘に惑わされちゃ!!」
娘 「おばあさん。私はおじいさんにお礼をしにきたのだ。あなたに口を出される筋合いは無い。」
そのころおじいさんは娘の体を見て倒れていましたとさ。
868 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 03:02:41.62 ID:POdQekP8O
この流れで行くと、夏は百本怪談が出てくるな
>>868 怪談話はツンデ霊が定着してるから厳しい気がするな。
870 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 03:15:06.85 ID:POdQekP8O
>>869 だからこそ、やってみる気がでるかもしれない
まあ、夏にならないとわからないが
871 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 03:16:27.37 ID:UuZHzVAL0
桃太郎もやろうと思ったんだけどさ、素クールとツンと誰かにするか、
素クール3人にしようか迷ってるんだけど
872 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 03:19:44.31 ID:iTSey/SM0
日本昔素クール話、参加してみよう。
森の動物たちを冷たくあしらっていたクー熊を懲らしめようと、相撲対決を挑んだ金太郎。
金 「じゃあ、行くぞ、熊!!」
クー「判った、精々堂々の一回勝負だ」
金「なんか『せいせい』の字が違う気がするが……よぉし、力なら熊にだって負けないぞ!!」
はっけよい、のこった!!
行事、式守狸太夫に寄って軍配は返された……。
三時間後……(のこったッッ!! のこったッッ!!)
クー「金太郎、実は相撲を取ろうと言ったのは勝ち負けが目的じゃない。
実はこうして皆の面前で抱き合っていたかったからだ……」
金「ちょっ、おまっっっ!! どっ、どういう事……?」
クー「こういう事だ(←耳たぶにキス&ねぶり廻す)」
金「何やってンだ……うぁっっっ、あぁぁっっっ!!」
六時間後……(よい、はっけよ〜い!!)
森の仲間達A「ねぇねぇ、まだ勝負は付かないの?」
森の仲間達B「もう、金太郎さん、ぐったりしてるのにまだ立ってるよ?」
クー「男、もう逝ったのはうぅぅッッッ……何度め……アンッ…だぁっ?」
金「もう、むりれす。出ません('A`)」
その姿にやがてあきれたのか、それとも本当に眠くなったのかは別として、
森のみんなも行事もみんな寝てしまいました。
森からは金太郎とクー熊の相撲を取る息づかいが、一晩中絶えなかったそうな。
やがて朝が来て、皆が起きると金太郎にのしかかられて幸せそうに寝ている、クー熊の姿があったそうな。
それ以来、金太郎は熊クーと一緒に、森の仲間達と平和に暮らしました、とさ。
873 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 03:21:51.02 ID:YM3LqpPl0
式守狸太夫にワラタwwwwwGJ!
875 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 03:27:55.21 ID:YM3LqpPl0
876 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 03:33:13.28 ID:iTSey/SM0
>>873 アリがd。
>>871 ガンガレ〜!!
アッパー、ダウナーツンデレ&素直クールの取り合わせが一番イイかと……。
877 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 03:34:57.86 ID:PUN9nJUa0
>>800>>816>>851――12月31日 1−4
神社、人ごみ離れたご神木の下にて。
京「……駄目だ、亮。携帯の方は繋がらない」
亮「今は時間が時間だしな。あけおめコールで電話もメールも回線がパンクしてるだろ」
京「あけおめ……あぁ、あけましておめでとうのことか。確かに、日付がもう変わりそうだな」
亮「はぐれた時の集合場所決めとけばよかったな。仕方ない。二人を探しに行くか」
京「む。待て、亮。あのタイヤキ屋の前で携帯を片手に立っているのは翔じゃないのか?」
亮「本当だ。あぁ……よりによってまともで普通の女の子な遠藤がはぐれたままか」
京「……亮。今の発言は著しく私と翔の尊厳を傷付けるものだと認識する」
亮「え? いや……その、違うよ? 落ち着いて。ただ、か弱い女の子だなっt――」
京「私も、女の子だ。確かに格闘技を習っていたが、女の子だ。証拠を見せようか……?」
亮「いい、いいです。京が女の子って知ってる。じゃないと、キ、キスなんかしねぇよ(///)」
京「(///)む……そうだな。少々ムキになっていた。許してほしい」
亮「悪いのは俺だしな。その、上手く言えないけどさ――俺にとっての女の子って、京しか居ない
んだよ。好きになるって言うか、色々と欲しくなるって言うか……そういう女の子」
京「ほ、欲しくなる……それは、キスがしたいとか、抱き締めたいという欲求だろうか?」
亮「う……有り体に言えば。だから、二人きりになると、その…………目、閉じて?」
京「りょ、了承した……だが、亮も目を閉じてキスしてほしい……」
そう呟いて目を閉じた彼女の長い睫毛が夜気に震えるのを見てから、目を閉じる。
いつか感じた柔らかな感触を思い起こし、そっと唇を寄せる。
翔「はいはい。アンパンも切れたから代用品を投擲!」
亮「うぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」
京「りょ――何、タイヤキだとっ!? こんな熱々の物を喰らえば如何な亮とて無事ではないぞ!?」
翔「人を放っておいてラブいシーンかましてんじゃねぇーよ! 私と京はここで待ってるから、
とっとと圭を見つけて連れて来い――この発情犬がぁっ!」 不遇なまま続く
むかしむかし、あるところにクーとツンがおったそうな。
ふたりとも頬に大きなこぶがあり、嫁のもらい手もなくたいそう困っておったそうな。
そこで二人は毎日毎日
「このこぶが消えて無くなりますように。」
とお祈りしておったんじゃ。
ある日、二人は山の中へ薪を取りに出かけると、
なんとも凛々しい姿の天狗に出くわしてしまったんじゃ。
その凛々しい姿に二人は同時に一目惚れしてしまったのじゃ。
天狗は二人に気づくと、
「そこの娘達、ちこう寄れ。酒の相手をせい」
クー「わかった。喜んで相手させてもらおう。」
ツン「フン、私はアンタの相手をするんじゃなくて酒が飲みたいから行くだけだからね!」
天狗「よし、どちらからでもいい。踊るのじゃ。」
と天狗は鼓を打ち始めたんじゃ。
クー「では私から。」
とクーは鼓に合わせ見事に踊ったそうな。
天狗「見事な踊りだ。がこぶが邪魔で顔がよくみえん。」
と天狗はクーのこぶを無造作に引っ張ると、こぶがプツンととれて、
クーのたいそう美しい顔があらわれたんじゃ。
天狗「次はお前の番だ。さあ踊るがよい。」
ツン「なんでアンタのために踊らなきゃなんないのよ!」
天狗「なんだと!酒がまずくなったわ!このこぶももって帰れ!!」
と天狗は先ほどクーからとったこぶをツンにくっつけてしまったんじゃ。
天狗「先ほどの娘、お前が気に入った。これからワシの住処に来るがよい」
クー「君がそういうなら、私はどこでもついて行こう。」
そういうが早いか天狗はクーを連れてどこかへ飛び立ってしまったそうな。
ツン「ちょっと〜あんたたち!私も連れて行きなさい!!」
遠くの空へ小さくなっていく天狗とクーに、踏んだり蹴ったりで半泣きになりながらツンは叫びつつけたそうじゃ。
879 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 03:56:37.34 ID:mLI94pIZ0
ツンカワイソス(´・ω・`)
880 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 04:08:36.97 ID:7Xbfs7ge0
カワイソス(´・ω・`)
881 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 04:13:48.69 ID:2poo1Z+G0
882 :
桃太郎:2005/12/30(金) 04:21:33.57 ID:UuZHzVAL0
昔々ある所におじいさんとおばあさんがいました。おばあさんが川で洗濯をしていると桃が流れてきました。
おばあさんが戻って桃を切ると中から男の子が出てきました。おばあさん達は男の子に桃太郎と名づけました。
桃太郎は大きくなり鬼退治に行く事になりました。おばあさん達は桃太郎の為にきび団子をこさえてくれました。
桃太郎が歩いていると犬がやってきて
犬 「そこへ行く男よどこへ行く?」
桃 「鬼退治に行くのさ。」
犬 「そのきび団子をくれてたら私もついて行こう。」
と言ってきび団子をあげました。その後猿もやってきて同じ事を言いました。
途中犬と猿が口論をしました。
犬 「何を言っている、桃太郎は私を貰ってくれるんだ。」
猿 「いやこればっかりは譲れん。」
と言っていました。そんな事に桃太郎が呆れていると
雉 「そこへ行く男よ何処へ… どうした?」
桃太郎だけでなく犬と猿も「雉」を見ていました。
雉 「どうした?何か変か?」
桃 「それ雉の羽じゃなくて天使の羽だよね?」
そう雉の羽は白い羽だったのです。
雉 「そう君を楽園に連れて行くために着たんだ。さぁ私と行こうじゃないか!」
桃 「桃太郎はどこへ行った!!」
883 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 04:26:42.75 ID:Yaln+KSx0
桃太郎のお供こそツンクーモクでやったら面白素。
884 :
桃太郎:2005/12/30(金) 04:30:36.94 ID:UuZHzVAL0
885 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 04:42:51.43 ID:2poo1Z+G0
素
直
887 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 04:48:36.33 ID:YM3LqpPl0
ク
889 :
白雪姫:2005/12/30(金) 05:21:38.34 ID:UuZHzVAL0
ある国に可愛らしいお姫様が生まれました。名前は白雪姫といいました。
そしてその国のお妃は美貌で負けることは我慢ならない性格でした。
妃 「鏡よ鏡よ、この世で一番美しいのは誰?」
鏡 「それはお妃です。」
と繰り返していたのです。
白雪姫が段々大きくなると、その美しさはお妃よりも美しくなり鏡の答えも
鏡 「それは白雪姫です。」
と答えるようになりました。
それを聞いて怒ったお妃は白雪姫を殺してしまうように命令しました。それを聞いた白雪姫は二度と城には戻らないからと言いなんとか逃げました。
そして森の中で七人の小人に会いしばらくそこに住んでいた白雪姫ですが、ある日白雪姫が生きていると知ったお妃が物売り婆の格好をして白雪姫の所に来ました。
そして一つだけ毒が塗ってある林檎を姫に渡し、姫がそれをかじると倒れてしまいました。小人達が戻り姫の事に気づくと既に遅かったのです。
ある日ある王子が森に来て姫の事に気づきました。王子は姫の美しさに魅入られたように姫に口付けをしました。なんと節操のない王子なんでしょう。
ところが王子が口付けをした瞬間、姫は目を覚ましました。
姫 「あなたが助けてくれたのか?」
と姫が言いました。どことなく顔が少し赤いようです。
王子「はい。(??)」
とその時姫はいいました。
姫 「君に口付けをされた時、体が燃え上がったように熱くなってきたんだ。さぁ二人でこの炎を鎮めようじゃないか!」
王子「お前頼むから台本通りにやってくれぇ!!」
と二人は森の奥で幸せ(約1名)にやっていきましたとさ。
890 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 06:14:00.11 ID:KPuP3TTH0
新しい
891 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 06:44:17.32 ID:KPuP3TTH0
人稲杉
892 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 07:22:01.07 ID:KPuP3TTH0
誰も居ない悪寒
893 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 07:25:54.35 ID:zI7JGLbpO
ノ
帰省してるから過疎ってるのかね。
894 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 08:30:29.91 ID:oZcY8wCD0
hoshu
895 :
◆Wpvq/EHVbg :2005/12/30(金) 08:40:38.10 ID:825kNjkH0
3レス使って投下しますね。
終わらせました。
896 :
1/3 ◆Wpvq/EHVbg :2005/12/30(金) 08:41:03.13 ID:825kNjkH0
次の日
真赭「おはよう雪」
雪「おはよう」
真赭「ここの朝食はなかなかのものだったな」
雪「そうだね。今日はスキー場に行くんだったよね?」
真赭「その前に板を借りないと」
雪「どこで借りられるんだろう?」
10分後、スキー場につく。
初級、中級、上級の3コースに分かれていて、雪質も良いと評判である。
雪「あんまり人いないな・・・」
真赭「年末だからじゃないのか?それに人がいないんだから思い切りすべることができる。」
雪「前向きだね。まあそうなんだけど。」
真赭「しかしスキー用の靴は履きづらいな・・・」
雪「そんなもんだよ。まずは初級コースで体を慣らしていこうか。」
2人はスキーをつけてリフトに向かって進む。
リフトは4人乗りのものである。
係員「ちょっと待ってくださいねー」
係員「はいどうぞー」
2人は指示されたとおりに座る。
897 :
2/3 ◆Wpvq/EHVbg :2005/12/30(金) 08:41:20.29 ID:825kNjkH0
雪「よい・・・しょっと。バーをおろして・・・」
真赭「揺れるな・・・」
雪「そう?」
リフトは時折ごとごとという音を立てて、上へと進んでゆく。
距離は短かったので、5分ほどで上についた。
雪「よし、行こうか。」
真赭「どうでも良いが・・・そのスキーは何だ?」
雪「これ?なんか変?」
真赭「いや・・・やけに短いな」
雪「そういうスキーなんだよ。両手が使えて楽なんだ。」
真赭「へえ・・・そういうのもあるのか。」
話しながら滑る。初心コースなのでかなりなだらかである。
ふと、雪はスピードを上げた。
真赭「なんでそんなに早く行くんだ!」
雪「いいからいいから。ゆっくり滑ってきてくれえぇぇ・・・」
真赭「・・・?」
898 :
3/3 ◆Wpvq/EHVbg :2005/12/30(金) 08:41:35.98 ID:825kNjkH0
20メートルほど早く行った所で雪は止まった。ポケットをごそごそしている。
真赭「何をしているんだ・・・?」
よく分からないが、雪は真赭のほうを見ている。
何かを構えているようだ。・・・・・・カメラ?
真赭「写真を撮ったのか?」
雪「うん。だからこのスキーにしようと思って。」
真赭「馬鹿だな・・・」
雪「は?」
真赭「せっかくなんだから2人で撮れば良いじゃないか。私一人だけ写っても仕方がない」
雪「なるほど・・・」
雪「これってタイマー使えるのか?・・・・・・できた!」
雪「この辺かな・・・よっし。」
雪は真赭の横に急いで立てる。
ピピッ、という音がしてカメラは2人の写真を撮る。
2人で撮るはじめての写真だ。
899 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 09:37:47.77 ID:BfQzfLYgO
ほ
「んぁ!・・・・・・くっ」
「あ、ごめ・・・大丈夫?」
「・・・心配するな。軽くイッただけだ。続けろ。」
「俺、感じてくれて、なんか嬉しいよ。」
「当たり前だ。・・・くっ・・ん・・・これでも、我慢してる方だ。」
「痛いのを?」
「動きを!・・・動きを止めないでくれ・・・そう。もっとだ。はぁっ・・・あっ」
「クー・・・俺も行きそう」
「ばか!禁止だ!何の為に・・うんっ・・・私が我っ・・・慢してると思うのだ!」
「止まらない・・・い・・・いくよ」
「ん!ん!よし、私もっ・・・絶頂を向かえそうだ・・・あんっ!・・・はっ一緒に・・・イきたまえ」
「・・・・・・・はぁ・・・はぁ・・・」
「痙攣がっ・・・・終わるまで・・・抜かないでくれ・・・少しだけ時間をくれ・・・」
901 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 10:16:30.70 ID:/uUVmUA9O
エロは厨が寄ってくるから勘弁してください・・・
(;^ω^)すいません寄って来ちゃいました…
903 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 10:43:25.57 ID:mTmf85SD0
保守
ごめん。
905 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 10:57:25.13 ID:P2vOLzbw0
クー「男。ひとつ聞きたいことがある」
男「なに?」
クー「君の誕生日はいつだ?」
男「誕生日?ああ、誕生日ね。いつだったかな?確か・・・・(生徒手帳見ながら)明日だな」
クー「なに!?明日だと!?なぜもっと早く言ってくれなかった!よし、いまから行ってくる。」
男「ちょ!クー!行くってどこに!?」
クー「無論、プレゼントを買いにだ」
男「ちょwwwwwwおまwwwwwwwそんなのいらねえよwwwww」
クー「む、私からプレゼントを貰うのは嫌なのか?」
男「いや、そうじゃなくてさ、誕生日なんて別にどうだっていいんだよ。いままでもそうだったし・・・・・」
クー「なんだ、ご家族でお祝いすることはなかったのか?」
男「まあ・・・・な・・・・・。とりあえずプレゼントなんかいらないから。
どうしてもなんかくれるって言うなら俺はクーが欲しいwwwwwwwww」
クー「むむ!その言葉待っていたぞ!さぁさっそく行こう。」
男「はぁ?行くってどこに?」
クー「私の家だ。今日は都合よく誰もいない。いざ!」
男「ちょwwwwまてwwwwww今授業中wwwww」
クー「(華麗に無視)さぁ行こう、私たちのシャングリラへ」
男「待てってwwwwwこらwww引っ張るなwwwwwあぁ〜れ〜・・・・・・」
生徒達「( ゜д゜) ・・・・」
906 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 10:59:18.78 ID:P2vOLzbw0
保管庫に自分の作品がのっててビックリしたよ。
修正したいところがありすぎて困ったとさ
うはwwwwwGJwwwwwww
908 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 11:47:26.27 ID:zhSEGzMHO
保守
909 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 12:03:47.94 ID:iM5tTArB0
とこでさ、素直クールなスレだから素直に言うけどトイ ◆TOY.SJktmAのイラストってまあまあ上手いけど頭デカ杉だよな
女性的な絵柄だけど顔の比率もおかしい、簡単に言えば目とか鼻とか下すぎ。それを意識して個性として描いてるならいいけど
同人ノウハウだと個性的過ぎる絵を描く人はどうしてかそういった特徴に気付かずに描いてる人が多かったから一応言っとこうかと
910 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 12:07:25.19 ID:3XfmRU3s0
>>800>>816>>851>>877――12月31日 1−5
神社、鳥居付近にて。
最悪だ。皆とはぐれないようにしようと話した矢先にはぐれてしまった。横合いから人が来る
なんて、本当についてない。連絡を取ろうにも、京と翔の携帯には通じない。あけおめコールで
回線がパンクしているのだろう。探そうにも人は多いし、あの人ごみの中に入って流されない自
信もない。京みたいにしっかりしてないし、翔みたいに押しも強くない。一人だと、私は本当に
何もできないでいる。どうしよう……? 幹原君が翔にけしかけられて探しに来てくれないかな?
圭「ぅー……私って甘えてばっかりだ。ちょっと自分で探してみようかな……」
とりあえず、人ごみに沿うようにして社務所の方へ向かう。お賽銭を投げてお参りするのが目的
なのだから、皆がこっちに居る可能性は高い。
男「お、あの子可愛い。ねー、ちょっと、そこのお姉さーん!」
圭「え? 幹原君――(じゃないや、ナンパだ。無視しよう!)」
足早に離れようとしたが、見知らぬ男がどこからか三人も現れて立ち塞がる。私より頭一つ分は
大きい男の身体は、近くに在るだけで威圧的だった。
男「ちょ、無視しないでよ。声かけただけじゃん。平気だって、俺ら見た目ほど怖くないし」
男「彼女、これマジでマジで。ホント、大丈夫だから。一人だし、何してるのかなって思って」
圭「あ、あの、友達と待ち合わせしてるから。ちょっと、そこ退いて……」
男「あんま冷たくしないでよー。何なら俺らが一緒に友達のとこ行ったげるし」
男「いいじゃん、それ。人多いし、危ないからさ。おいでよ」
そう言って、男の一人が手首を掴んできた。その手の大きさに、恐怖した時に走る寒気が、
背筋を騒がせた。兄や父と違う、他人の手。怖い。気持ち悪い。
圭「や、やだ。放して、放してよ……!」
怖くて相手の顔も見れずに身をよじらせる。その時、男の笑い声を切り裂くように――
突然に私の手を引き寄せて、人ごみの中から――待っていた友達が姿を現してくれた。
亮「俺の連れに何か用か……!?」 続く
911 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 12:11:02.18 ID:jye5awR50
912 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 12:21:03.81 ID:CWLTkYMO0
913 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 12:43:30.48 ID:7NyQiFjjO
保守。
914 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 12:55:22.19 ID:LtAgJQtF0
保守
915 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 13:05:46.33 ID:wibnRnGF0
906が一瞬自分かとおもた。
とりあえず直したいとこ直してきた。
で、次スレは980ぐらい?
916 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 13:23:11.12 ID:14zetd0gO
短編行きます
917 :
甘えん坊 1/3:2005/12/30(金) 13:24:22.52 ID:14zetd0gO
―…40℃?
さすがに恐くなる数字だ。
「息子よ、大丈夫か?」
母が入ってきた。
体温計を見せる。
「…困ったな、今から外せない仕事があるというのに。
…なるべく早く帰るようにするから辛抱してくれ」
「あー…」
承諾したが、正直言うと傍にいて欲しい。
「水分補給、着替えは小まめにやるんだぞ?
どうしてもキツければ電話してこい、すぐに帰る」
いつも冷静な母が、あんなに心配してくれている。
意識は朦朧とし、時間の感覚は既に麻痺している。
急に不安に襲われ、独りに耐え切れず電話を掛けた。
「分かった、すぐ行く」
918 :
2/3:2005/12/30(金) 13:26:25.91 ID:14zetd0gO
人が入ってきた。
「大丈夫か?」
―あぁ母さんか…ありがたい…。
「…無理」
「服が汗でグショグショじゃないか?取り敢えず着替えだな」
そう言うと服のボタンを外してきた。
「体も拭いたほうがいいな」
上半身をタオルで拭いてもらう。
―気持ちいい…。
「ほら、下もだ」
ズボンに手を掛けてきた。
「…や、それは」
何故かこんな体調なのに下半身の一部は元気だ。さすがに抵抗した。
「こんな時に何を恥ずかしがっている?」
下着ごと全部脱がされた。
「…いや…あの」
何も言わず下半身を拭かれる。
―いっそのこと殺せ…。
919 :
3/3:2005/12/30(金) 13:28:25.19 ID:14zetd0gO
「他にして欲しいことは?」
「…手、握って…」
―…我ながら子供っぽい。
「…ほら」
「…頭も撫でて」
「…仕方ないな」
安心感に包まれ、深い眠りについた。
翌朝。
台所に行くと母がいた。
「もういいのか?」
「うん、昨日はごめん。仕事中にワガママ言って」
「…私はさっき帰ってきたばかりだが?」
「…え?」
昨日の記憶を呼び戻す。
違和感に気付き、携帯を見た。
『リダイヤル
12/29 22:33
クー』
―えっと…つまり…。
「アーーーッ!」
「どうした?息子よ?
…居間で寝ている、クーちゃんが起きるではないか」
920 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 13:33:20.55 ID:yL/WZkEiO
アーッ!
921 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 14:02:06.22 ID:Yaln+KSx0
922 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 14:03:43.74 ID:2poo1Z+G0
923 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 14:07:11.74 ID:wibnRnGF0
>>919 そうきたか、って感じ。
一本とられたな、GJ。
>>922 俺はおかしいとは思わないが。
924 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 14:10:56.07 ID:14zetd0gO
>>922 母が仕事に出掛けた後の時間としておかしいってことか?
イメージ的に夜中に急な仕事に呼ばれたって感じだけど…違和感あるか。
925 :
既婚素クール専用 ◆0q9CaywhJ6 :2005/12/30(金) 14:12:00.13 ID:Yaln+KSx0
素クールなお母さんが夜勤だったわけだね。
926 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 14:17:05.68 ID:PC4RGBP50
はうわ、コテ消し忘れで、作者さん本人の解説後で微妙に間違った解釈さらしていたorz
927 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 14:23:54.84 ID:PC4RGBP50
しかもまたID変わってるし……なぜだ。
読み込み失敗するとID変わるのかorz
928 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 14:26:23.32 ID:14zetd0gO
>>926 いえ、その辺りはどうとでも取れるように書いてるんで、読み手任せです。
というかシチュ以外の細かい設定考えてないだけ。
面白かった!GJ!
930 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 14:30:12.98 ID:2poo1Z+G0
>>924 なるほど。
揚げ足取りしてスマンかった。
931 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 15:01:21.91 ID:LtAgJQtF0
ほしゅ
932 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 15:05:35.99 ID:3XfmRU3s0
>>800>>816>>851>>877>>910――12月31日 1−6
彼が来て一言だけ男達に告げると、男達はこちらを見て露骨な舌打ちを残してどこかへ消えた。
男達の方を睨んでいる幹原君が、ややもしてこちらを向いた。そこに、先のような鋭い印象は
ない。京と穏やかに話をしている時のように、優しい顔をしている。
圭「み、幹原君。ぅ、ぅうー……! あ、ありがとぉ……怖かったぁ……!」
亮「うん。一人にしてごめん。乱暴なことされてないか? もう大丈夫だからな」
低い声で囁いて、彼は軽く背をぽんぽん、と叩いてきた。大きい男の人の手なのに、他人の手
なのに――その手は、お母さんみたいで優しかった。
彼が優しかったから、とても安心できたから――私の涙腺は一気に壊れた。
それから、彼の手に縋るよう、子供みたいに鼻を啜り上げながら、ちょっとだけ泣いた。
圭「ご、ごべんねぇ……一人で心細かったし、携帯繋がらないし、変な男に声かけられるし、最悪だった」
亮「……とりあえず泣き止んでくれたようでよかったよ……傍目には俺が遠藤泣かせてるみたいだったし。
落ち着いたなら、京達のとこに行くか。待たせっ放しだと、また久野が苛めてくるから」
圭「ぇ、ぇへへ……幹原君、さっきは格好良かったのに、翔の前だと形無しだねぇ」
亮「(///)人間、誰しも苦手なモノってあると思うぞ。行くぞ、京達は御神木の辺りに居る」
圭「うん……あ、そうだ。はぐれないよう、手――繋ごうよ」
童心に帰って、お母さんにねだるよう何気なく言った台詞だった。だけど、振り向いた彼の顔は
酷く戸惑っていた。手を引いて、あやふやな言葉を口にする。
亮「あ、うん、悪い。俺、バイトで水仕事するから、手が凄く荒れてるんだ……」
僅かな沈黙を挟んだ後、今頃になって気付く。彼の手は、京だけのものなんだ。京だけに許され
た、彼女が握っていい手なんだ。きっと、友人であろうが許されない、恋人だけが取れる手なんだ。
圭「ごめん……変なこと言って。行こう、幹原君」
気遣わし気な表情を見せて、彼が先導するよう人ごみを進む。私は後ろをついて歩いて――彼には
気付かれないよう、手首の辺りを指先で摘んだ。そして、私は心に微かな温もりを覚えてしまった。 続く
933 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 15:26:01.17 ID:zP1V2L1yO
廁|∀`)ほのぽのせつなくGJイイヨイイヨー
934 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 15:49:35.61 ID:14zetd0gO
GJ!
935 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 15:57:07.92 ID:hALJclCR0
936 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 16:00:13.24 ID:B7tNzGAV0
GJ
937 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 16:11:14.21 ID:7NyQiFjjO
保守。
938 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 16:18:05.03 ID:vSrK2+Yj0
保守
939 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 16:24:29.67 ID:+DdmTyjd0
940 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 16:45:28.71 ID:62CZTjbYO
ほ
941 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 16:49:25.46 ID:LtAgJQtF0
し
942 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 16:49:33.09 ID:1gdk/JuX0
コミケに行ったら、創作意欲みwなwぎwっwてwきwたwぜw!
943 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 17:11:12.70 ID:3XfmRU3s0
>>800>>816>>851>>877>>910>>932――12月31日 1−7
人ごみを抜けると同時に、私は幹原君のジャケットの袖から手を放した。彼はもしかしたら、
気付いていたのかもしれない。こちらを見ず、いつもより半歩だけ遠い隣を歩いている。
言葉にできず、言葉にさせず、ただ黙々と歩く。彼の恋人と、私の友人が待つ場所へ。
京「亮、圭。こっちだ」
翔「ようやく見つけてきたか。もっと友達甲斐を発揮して三秒くらいで見つけてこいよ、幹原」
亮「【無視】ただいま、京。ナンパされなかったか?」
京「平気だ。他の男が近寄れないよう殺気を放っておいた」
亮「恐ろしく絡みづらい返答だな」
京「む。亮と会話が成り立たないのは非常に寂しい……私はどう答えればよかっただろうか?」
亮「無理しなくていいよ。京は、そのまま素直で居てくれればいいから」
そう言って、幹原君は京の頭を二度軽く撫でる。表情が殆ど動かない京も、今ばかりは目を
細めて気持ち良さそうにしていた。それから、彼の胸へちょっとだけ寄り添った。
私は――その光景に胸が僅かにでも痛むことを全力で否定したかった。幹原君は京の恋人。
本当に、京は彼だけを好きだったんだ。思って、想って、思い患って、半年もかかってようやく
彼の隣に居られる彼女になった。二人が付き合うことが決まった時は、我が事のように喜んだ。
その幸せを、ほんの数瞬でも妬み、嫉み、疎んじそうになるのを、必死で消した。
周りに気付かれないよう深呼吸をして、私は京の友達だと、心中で繰り返す。
ややもして落ち着いて、それから周りを窺うと、翔が切れ長の目で私をじっと見ていた。
圭「何、翔……?」
翔「…………ううん。何でもない。おい、そこのバカップル! さっさと賽銭投げて帰るよ!」
何だかキスをしそうな二人に、翔は手に持っていたタイヤキを全力で投げつけた。
……私も手元にあれば全力で投げつけたかったのは、内緒にしておこう。
神社に居る神様と私だけが知っていれば、いいことだから。
よいお年を。それから、一足お先に A Happy New Years! END
944 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 17:14:07.94 ID:P2vOLzbw0
うはwwwwwwGJwwwwww
圭にちょっとばかし好意を持ってしまった
945 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 17:30:44.40 ID:/uUVmUA9O
マンガとかの人気投票だったら圭は五位以内に入るだろうなあ・・・
946 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 17:42:24.74 ID:2poo1Z+G0
947 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 17:51:01.93 ID:e+ZjnPGr0
ク「ありがとう。君のおかげで良い一年が過ごせた。」
男「ああ、俺も良い一年だったよ。」
この一年の様々な思い出につい感慨にふけそうになる。
ク「いや、正確には一言では言い表せないようなものだ
そうだな、例えるならば…そう
君が私の中に想いを解き放った瞬間から、余韻が消え去るまでの
なんとも言い難い、幸福で喜びに満ち、それでいて心安らかなものに包まれている…
そんな感じだ。」
男「ば、ばか!俺たち今どこにいると想ってるんだよ!」
今にも雪が降り出しそうな寒さだというのにサウナの中にいるように
俺の体はあつくなり汗が滝のように流れだした。
ク「参拝の列の中だな、何心配することは無いよ
男女が睦まじく愛を語ったとしてもバチは当たるまい」
男「いや、俺が気にしてるのは神様じゃなくてだな。周りの…───!?」
突然マフラーを引っ張られクーの顔で目の前が一杯になった
………ぷは
ク「子供じゃないんだから少し静かにしてくれないか
一緒にいる私まで注目されて恥ずかしくなるじゃないか」
男「いや、恥ずかしがるところが違う気がするんだが…
おかげで汗かいて風邪ひきそうだ」
ク「それは大変だな、他にも行きたいところはあるが
詣でを済ませたらすぐに帰って姫初めをしよう」
男「おまえ、それがどんなことだか知ってて言ってるのか」
半ば諦めがちに疑問を吐き捨てる
ク「君の部屋に置いてあった本を読んだ。
初詣を済ませた恋人同士がお互いを愛することで一年を始める─
しかも着物を着てするとは、何ともすばらしい伝統じゃないか。」
男「(忘れてた、こいつクォータの帰国子女だったっけ…)」
ク「まさしく和の心と言ったところだな」
もはや俺たちは完全に周囲からの好機の眼差しの的となっていた…
948 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 18:04:22.40 ID:hKw24hxn0
今回はなんとか1000行きそうだな。
>947
読みやすかったGJ!
最後の一文、好機は、好奇のマチガイじゃね?
949 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 18:08:16.72 ID:e+ZjnPGr0
>>948 うむ、指摘の場所は全くその通りだ。
訂正するなら
男「ば、ばか!俺たち今どこにいると想ってるんだよ!」も
「想っている」ではなく「思っている」だな。
謝りはしないぞ?私は君に感謝しているのだから
ただ一言。
「ありがとう」だ
950 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 18:14:58.49 ID:POdQekP8O
次スレの名前はどうするんだ?
つーか次スレ行くのも久しぶりだな
952 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 18:53:56.52 ID:DYBlDYp90
ho
953 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 19:02:19.39 ID:LtAgJQtF0
ほしゅ
954 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 19:07:37.81 ID:k2VObH720
955 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 19:25:56.45 ID:2poo1Z+G0
素
956 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 19:27:51.84 ID:14zetd0gO
957 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 19:30:19.95 ID:L/ZYAATR0
圭は「ヒロインの妹」とか「ヒロインの後輩」とか、微妙な役柄を演じていたときの矢田亜希子
958 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 19:38:34.29 ID:OKcli8m0O
クーと遊んでる夢を見たぜwwww
遊んでただけだけどさ・・・(´・ω・`)
959 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 20:01:11.88 ID:e5E9+bP30
偶にはヒロインの京のことも思い出してあげてください
960 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 20:28:39.45 ID:2poo1Z+G0
ほ
961 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 20:37:09.91 ID:wibnRnGF0
962 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 20:58:51.45 ID:8ZOgsdMZ0
保守ズサ━━━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━━━!!
963 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 21:01:04.44 ID:yL/WZkEiO
>>961 やばいwwwwwwwwww燃え素wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
964 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 21:17:33.51 ID:7NyQiFjjO
保守。
965 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 21:17:45.60 ID:3tuN/Ll10
728 :私事ですが名無しです :2005/12/30(金) 10:48:19 ID:GHVzMbIn
まったくいつの時代も偽善者が多くて嫌だねぇもう少し自分に正直になれよ
死ね死ね言ってる馬鹿も俺と同類な事にいい加減気づけwwwwwwwwww
お望みとあらば死にますよ、75年後になwwwwwwwwwwwww
結局馬鹿上司会社にこないまま休みに入っちまった。
これだからヘタレは本当に困る、人の迷惑考えろっての、俺の仕事が増えただろーが馬鹿が。
もうすぐめでたいお正月だし上司様のご自宅へ行ってお線香でもあげて差し上げましょうかねwwwwwww
来年はいい年になりそうです(´∀`)
733 :私事ですが名無しです :2005/12/30(金) 12:48:23 ID:GHVzMbIn
>>730 (´∀`)おk、線香あげたときに手を合わせて
上司に聞こえる小声で「ミッキー渡すの遅くなってごめんね・・」って言っておくわwwwwww
734 :私事ですが名無しです :2005/12/30(金) 12:50:58 ID:GHVzMbIn
後何か持ってった方がいい物とかある?
コイツあれから全く反省してないお!(;^ω^)
自分の利益のためなら罪のない人の死すら笑い、2chのネタにするなんて狂ってるお!
コイツは社会の屑そのものだお!
嫌いな上司の娘が死んだ
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news7/1135513179/
966 :
白雪姫:2005/12/30(金) 21:34:43.31 ID:8TrQ8bIg0
ここはある学校の演劇部の秘密の部屋
男 「ここに来てもらった理由はわかってるな?」
クー「ふむ、遂に私の魅力に気づいた部長が私に愛の告白をする為に呼び出した、て所だろう。」
男 「違う!何でお前はいつもそういう方向に持っていくんだ!お前が劇の途中でいっつもおかしな方向に持っていくことだ!!」
クー「何もおかしい事はないだろう。私は忠実に台本通りにしているつもりだが?」
男 「お前の脳内の台本はどうでもいいからこの台本通りにやってくれ。」
クー「脳内とは失敬な、ちゃんと書いてあるだろう?」
とクーが台本を差し出す
男 「うっ、確かに書いて…… お前これ書いただろう?」
クー「何を言う、私はただ脚本家にこれを付け足してくれと言っただけだ。」
男 「やっぱお前のせいじゃねぇかぁ!!ていうかそれを承諾した脚本家はどこだぁ!!」
クー「ふむ、さっき私以外を帰らせたじゃないか。そのせいで私は告白されると期待していたのに、このやり場の無い気持ちをどうしてくれる。」
男 「その情熱を真面目に演劇する事にまわしてくれよ…」
クー「ふむ私はいたって真面目にしているんだが。」
男 「ちゃんとした台本通りにやってくれ!」
967 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 21:47:19.84 ID:y/DeD1gsO
ええなあ…。
968 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 21:50:35.43 ID:LtAgJQtF0
萌え氏ねる
969 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 22:05:46.17 ID:7NyQiFjjO
保守。
970 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 22:12:55.33 ID:/uUVmUA9O
芋羊羹食いてえ・・・
971 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 22:13:51.47 ID:vSrK2+Yj0
>>970 渋いお茶とセットが好ましいな。
俺としては。
972 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 22:14:29.00 ID:825kNjkH0
素直クールな女の子がそばにいるともっといいと思います
973 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 22:14:58.08 ID:LtAgJQtF0
あるあるwwwww
彼女ほしい(´;ω;`)ウッ…
974 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 22:16:49.55 ID:COvo8Hem0
こたつとみかんと素クールと×××
日本の冬、VIPPERの冬
975 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 22:17:58.43 ID:QrEl8qy30
うめるぞ
976 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 22:18:53.72 ID:cz/y0IOc0
正直ツンデレならいるけど素クールは・・・
977 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 22:35:07.90 ID:2poo1Z+G0
978 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 22:40:21.40 ID:KPuP3TTH0
俺
979 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 22:57:05.95 ID:Ko2kQfyU0
保守
980 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 23:00:37.31 ID:vSrK2+Yj0
次スレは?
981 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 23:08:28.43 ID:bdc9xrnO0
982 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 23:13:32.69 ID:hALJclCR0
クー「男、知っているか?」
男「えっ?な、何が?」
クー「漆黒の空を彩るあの星々の煌き、あれは…」
男「過去の光を観測しているに過ぎないってやつ?」
クー「ふむ、流石に知っていたか」
男「まぁー、人並みにね」
クー「私の想いも星の煌きと同じで男が気付く頃には…
そう思うと何だか悲しくて仕方ないんだ 」
男「…」
クー「気持ちに応えてくれとは言わない…
だからせめて男の気持ちを教えてくれないか?」
男「お、俺は…」
クー「…」
男「完璧のクーとは釣り合いが取れない程駄目人間だよ
勉強も駄目だし、運動も駄目で本当に良い所無しだもん
自慢じゃないが自分1人じゃ生きていけない自信がある 」
クー「ふむ、それでも私は男が好きだ」
男「でもどうして俺なんかを?」
クー「これ以上の言葉は無粋だ」
男「ちょ……おま……」
983 :
980:2005/12/30(金) 23:22:49.58 ID:vSrK2+Yj0
984 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 23:28:19.20 ID:vSrK2+Yj0
985 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 23:32:25.03 ID:pLv9p19C0
980超頑張った
986 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 23:33:10.62 ID:/uUVmUA9O
980超頑張りすぎ
987 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 23:36:52.28 ID:irvqzaxA0
980乙
988 :
everblue ◆SophiaKz6w :2005/12/30(金) 23:38:56.06 ID:YDXQF4KLO
m9っ( ゚д゚ )つ乙!!!!!!!
989 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 23:39:22.68 ID:bdc9xrnO0
980の漢振りに腰砕け
990 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 23:40:16.59 ID:5am8NuuE0
991 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 23:41:05.55 ID:Ko2kQfyU0
そろそろ1000に向けてksk
992 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 23:42:30.57 ID:POdQekP8O
ネタないな、続きの……
993 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 23:42:34.67 ID:5am8NuuE0
じゃあksk
994 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 23:44:04.13 ID:pLv9p19C0
ksk
995 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 23:44:58.12 ID:bdc9xrnO0
ksk
996 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2005/12/30(金) 23:46:24.01 ID:6/2ONcVh0
ksk
997 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 23:47:13.63 ID:b9chHGMgO
ksk
998 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 23:47:50.81 ID:J3MCdskC0
ksk
999 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 23:48:11.78 ID:QcdsftLZ0
1000なら素クールエロ編
1000 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 23:48:17.81 ID:hALJclCR0
1001 :
1001:
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,- f
/ ュヘ | * + 。 + 。 + このスレッドは1000を超えました。
〈_} ) | 次スレも…VIPクオリティ!!
/ ! + 。 + + *
http://ex14.2ch.net/news4vip/ ./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
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