サトラレツンデレ×天然幼馴染み

短編「僕達のひと夏」

「私ってさ、サトラレじゃん？」
「そうだね」
彼女は何ともあっけらかんと言ってのけた。
「ってことはさ、私って凄い？」
「かもしれないね」
「かもとじゃなくてさ、めっちゃすごいんじゃないの？」
「…だね」
「だったらさ、耳が聞こえない人とかにも声、届いちゃったりするのかな？」
「…どうだろ、調べた事ないから何とも」
心底残念な顔で空を見上げる川につけた足をジタバタと振り、水を飛ばした。辺りに落ちる水滴は日の光を浴びてキラキラとガラス玉のように輝いた。
「んーそーなのかぁー」（あー、残念）
「…でも」
「でも？」
言おうとして飲み込んだ。聞き様によってはとても恥ずかしい言葉だ。

「…なにー？なんなのさー、はっきりしなさいよ、男の子っしょ？」
「あ゛ぁ゛ー…うん」
立っている僕の顔を覗き込むように彼女は顔をしかめた。
「あぁーうん、何？」
「いや、さ…君の声…心に届くから」
「…へ？」（心に…？）
「うん、胸の奥に響くように聞こえるんだ」
空を見上げる、頬が熱くなって行くのを夏の日差しの中で感じた。
「あー…」（胸の奥に…響く）
二人とも沈黙する、何か、考え事でもしてるのかと思ったが彼女はサトラレだ。聞こえなこないはずは無い。川のせせらぎと草の心地よいこすれる音だけが聞こえた。
「…！ば、バッカ！何言ってんのよ！」（あぁぁぁー恥ずかしい！）
水に手を浸すと、彼女は僕に向けて水を浴びせてくる。
「うわっ、つめたっ！」
「あははは！変なこという罰だ！」
「いや、本当にやめて冷たいから！」
「はははは！」
あまりの冷たさに身体が震える。夏とはいえ上流近い湧き水は冷たかった。僕は走って彼女を置く、笑いながら彼女は僕のほうを見続けた。

「一緒にさ！」
「んー？」
口のところに手を添えて彼女は僕に向けて叫んだ。
「一緒に…さ」（いえ、言うんだ律子！一世一代のチャンスっしょ？！）
遠いから良く聞こえない、耳を凝らしてみる。
「一緒に…」（あー！言って楽になっちまえ、当たって砕けろ！）
次第に彼女の声は小さくなるだが、心の声だけははっきりと聞こえた。
「………あぁぁぁぁぁぁ！なんでもない！」
「はぁ？」
思いっきり叫んだかと思うと笑っていって見せた。
「だから、いーの！えへへ」（一緒に居ようねって言いたかったな…）
「…そか」
可愛らしさに思わず笑みがこぼれる。僕も手を添えて彼女に言ってやった。
「一緒に！…居られたらいいな！」
「え……あ、うん！」
最高に、とびっきりの笑顔で彼女は笑って見せた。

短編「僕達のひと夏」　完

ｻﾜﾔｶﾃﾞｽﾈ

青春の1ﾍﾟｰｼﾞってやつだな…

何かいいですな…(ﾟ∀ﾟ#)

保守

保守

　　 　 　　　 _, ,_ ∩
　　 　　　(　`Д´)彡　>>1さん!>>1さん!
　　 　　　(　 ⊂彡
　　 　　 　|　　　|　
　　 　　 　し ⌒Ｊ

　　　　〃〃∩ 　_, ,_ 　　　　　ﾔﾀﾞ
　　　　　⊂⌒（　`Д´）　 　　　　　ﾔﾀﾞ
　　　　　　 ｀ヽ_つ ⊂ノ　 　　　　　　　　ﾔﾀﾞ
　　　　　　　　　　　　　　ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

　　　　　　　　　_, ,_
　　　　　〃〃（`Д´ ∩　＜　>>1さん！>>1さん！！
　　　　　　　　⊂　　　（
　　　　　　　　　　ヽ∩　つ　　ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

　　　　〃〃∩　　_, ,_
　　　　　⊂⌒（　つД´）　＜　>>1さん来てくれなきゃﾔﾀﾞｰ
　　　　　　 ｀ヽ_ ノ ⊂ノ
　　　　　　　　　　　　　　ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
　　　　　　　∩
　　　　　⊂⌒(　　_, ,_）　＜　まだ続き読みたいのに…
　　　　　　 ｀ヽ_つ ⊂ノ
　　　　　　　　　　　　　　ﾋｯｸ...ﾋｯｸ..

ほすん

昨日の夜こっそり保守したっきりだった。
今戻ったｗｗｗｗｗｗｗｗ　って言っても、修行の途中の息抜きだけど。
そろそろ成果が出そうなんで、また暫くしたら戻ってくるｗｗｗ
職人さんの数も随分減っちゃったなあ。


>>81
ありがとｗｗｗｗ
カムバックって訳じゃないけど、とりあえず一時帰還。

>>100
GJ！　良いなー、良いなｗｗｗｗ　こういうふいんき最強だなｗｗｗｗ
その才能に惚れたｗｗｗ

短編を一度投下して、修行の旅に戻ってまいります。
時々覗くんで、保守っていたりするかもｗ

　どこまでも遠く続く空を眺めていたら、この空の下が果てしなくデカイって事に気付いた。
　どこまでも続く地平線を眺めていたら、この世界の大きさに私ははっとする。
　金網越しに見る空が私は好きだ。この街が、たまらなく好き。
　銀色のフィルターを通じてみるこの街は、日々少しづつ変わり行く新しい町並み。
　私が普段歩く通学路だって、少しづつ変わりながらも変わらぬ町並みを残している。
「よっ！　お前またこんなところにいたんだ？」
　アイツだ……。
「ん、まあね」
「にしても、お前ってほんっと高い場所好きだよなあ。今何していたんだ？」
「別に、ただ町並みを見てぼっとするのが好きなだけよ」
　この街を見て、この空を見て、この景色に触れる。それが私は好きなだけ。
「あはは、変な奴。街を見て、空を見てって、相変わらず詩人ですなあ」
　詩人かあ、変な例え。
「変な例えで悪かったなｗ　どーせ、俺にはお前ほどの感受性はありませんよ」
「あんたに感受性という言葉は、必要ないでしょ？　磨く程も持ってないんだし」
　ほんと、コイツにはそういうところがかけている。もう少し繊細になれないものか。
「あいたた、別にまあ感受性なんかはいらないしな」
　振り向かずに話していた私の方に、足音が近づく。
「どれどれ、ほー、学校の屋上って案外でっけーな！」
　そりゃ、屋上なんだからデカイでしょうに。喜んじゃって、子供っぽいとこあるのね。
「お前みたいに黄昏少女じゃないんだから、こういう場所にはあまり来ないの」
「黄昏少女って……、別に私は黄昏てここで空見ているわけじゃない」
「じゃあ、何で？」
　ふっと私は横を見たら、あいつの顔があった。なんだかんだで、随分と付き合いも長いような気がする。
「人のことをじろじろと実況するなｗ　恥ずかしいだろ。付き合いって表現もやめれ」
「別に実況していたわけじゃないわ、ただふっと相手の顔を見るときとかあるでしょ」
「おう」
「私がここに来るのは、日々の日常を再確認する為よ」
「ん？」
「あんたじゃ、いっしょーーー解らないわよ。こういう繊細な気持ちはね」

　街は、変化を辞めない。だけど、この空はいつまで経っても変わる事無くそこにある。
　例え病気になろうが、楽しいことがあろうが、へこもうが、嬉しかろうが。
　この町は、私と同じように姿を変える。その中でさえ、変わらぬ景色がある。
　私はこの場所に立って、初めて自分の日常を確認出来るのだから。
　変わらぬ景色と変わり行く町並みを確認しながら、少しづつ私という存在を認識していく。
「むっずかしいな……。お前は」
「まあね、アンタほど単純明快じゃないわ」
「お前も、そう考え込まずにこうさくっとさくっと生きろ？　な？」
「はいはい」
「お前は可愛いし、ちょっとアレな部分もあるし、悟られとかもあるけどさ」
「ちょっと、イキナリあああああ」
　行き成りかわいいとか言うなー。照れるでしょ。
「お、すまん。いや本当のことだ、気にするな。まあ、あれだ。頭空っぽにすりゃあそれなりにハッピーだろ」
「あんたわざと？」
　気にするな本当のことだって、いっつも脈絡無く人を驚かせることを言う。
「いや、わざとじゃねって！　素直に喜んどけ。ビックリサプライズで言っているわけじゃないし」
　素直に喜べって微妙よ。
「ま」
「ん？　どした？」
　こういうのを含めて、私の日常は色あせることなく続いていく。
　ちょっとづつ変わりながら、でも変わるものも無く続いていく。

(´･ω･`)やぁ
残念だけど今君に
一生セックス出来なくなる呪いをかけたよ
ただ助かる方法が一つ。
http://sakura01.bbspink.com/test/read.cgi/ascii/1131512051/
↑のスレに『>>281さっさとパスよこせ池沼』と書き込みすれば助かるよ
それでは健闘を祈る

今回は悟られを1人称において書いてみました。
今までこういう話が無かったんで、あったら面白いかなとか思ってやってみたｗ
それでは、お目汚し失礼しました。
俺はまた学科の勉強やって修行のたびに出かけてきます。
皆、頑張れ！　新しい作品が投下されるの楽しみにしているからｗｗｗｗ

ﾎｯｽ(･ω･)

保守

>>119
ＧＪ､､情が分かる気がするｗｗｗｗｗ

保守

激しくGJです。

保守

　 　　　　　　 　　　　　　 　 　　　ｎ　　　　　 　　　 　 　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　／⌒ヽ ｎ 　　 　　　 −÷−
　⊂⌒ヽ　　　 (⌒⊃　　　　　　/ /　　　　／⌒ヽニニ⊃　　　　　 ／⌒ヽ　　　　　　（ ＾ω＾ )| |　　　 ／⌒ヽ‖
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⊂二（　＾ω＾）ニ⊃ 　 　ﾉ/ /　ﾉ 　 　/　　　￣￣￣／　⊂＿＿＿　　__/ [][]　.　　　| 　|　/　/　⊂⊂_／/ (　(
　　| 　　|. /　　/　　　／/ / ノ 　 　 /　 /￣￣￣￣　　　　　　　　 |　 | 　　 　　 　 　| 　|　￣　　　　　.し'　 .＼⊃
　　|　　 ∩　 /　 ⊂（　し'.／　　 　 /　 ﾉ　　　　　　　　　　　　　 .　|　 |___　　　　　 　|＿|
　　|.　 (::)(::)./　 　　.|　ﾉ'　　　　　 / 　/|　　　　　　　　　　　　　　　＼＿_⊃
　　（＿,*､＿）. 　　　し' 　　　　　.( ＿⊃⊃

※偶数時00分　40分　奇数時20分と、きっちり40分間隔で圧縮が来るので
　その直前に保守を！！

保守

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◆Qvzaeu.IrQ氏再来記念自動保守

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このスレってサトラレるツンデレスレからのｽﾚか？
だとしたら当時の住人だった俺は嬉しい

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>>144
そうです。サトラレツンデレの流れを組んだ(ry

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