笑ってよ・・・・お姉ちゃん・・・・・

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280以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
真っ白な部屋に赤い光が差し込む中、目の前にはお姉ちゃんがいた。
その場所には僕の知らないお姉ちゃんがいた。
開いた窓から流れる風が僅かにカーテンを揺らす。
僕はお姉ちゃんに一言だけ言った。

『笑ってよ・・・・お姉ちゃん・・・・・』

あの日、僕が見たお姉ちゃんには、その言葉が伝わることはなかった・・・。