1 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:
( ^ω^)「あれ?ここはどこだお?僕は・・・僕はいったい誰だお???」
↓あと頼む
2 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/09/30(金) 22:52:03 ID:hD3Wnef90
3 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/09/30(金) 22:52:23 ID:XJaU9bUO0
人任せかよ
4 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/09/30(金) 22:52:48 ID:zATHds650
( ^ω^)「ブ・・・・・・ブ・・・・・・ブラジャー」
5 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/09/30(金) 22:52:49 ID:AP4pYfQ70
( ^ω^)「あ、思い出したお」
完
6 :
ワンツー○ ◆wanntuaf9U :2005/09/30(金) 22:52:56 ID:CLEvfrf20 BE:55640232-##
だとよ↓
7 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/09/30(金) 22:53:10 ID:bNBFWj1Z0
/⌒ヽ
/( ´ω`) 足が…足が動かないお…
| | | | | VIPで生まれて…みんなに走らされてきたお…
( | |ノ| | きつかったけど…走るだけで…ただ走るだけで皆笑ってくれた
ノ>U U それだけで…ブーンうれしかったお…うれしかった…
..........レレ でもいつかこんな日が来るのは分かってた…みんなありがとう…
8 :
無糖栄助 ◆HOKURODlk6 :2005/09/30(金) 22:53:08 ID:ZSKjQUCS0
( ^ω^)自分の持ち物を調べてみるお
( ^ω^;)たんすの中に女物の下着ばっかりあるお。
9 :
変な汁 ◆uPPp1DQTjQ :2005/09/30(金) 22:53:14 ID:w8JsigJV0
テラワロスwwwww
10 :
VIPラブおkwww ◆VIPLABNEok :2005/09/30(金) 22:53:33 ID:cXR/ZvFn0
( ^ω^)「ブーン!!!!11!!!」
ーーーー完ーーーーー
11 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/09/30(金) 22:53:43 ID:cRXUhCJV0
どうやら( ^ω^)は死んでしまったようです
12 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/09/30(金) 22:54:14 ID:gTkxkNw30
記憶喪失といえば「聖マッスル」だよな
13 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/09/30(金) 22:54:36 ID:6EmI3fPr0
ここは2chニュース速報VIP板
お前は内藤ホライゾン
--------終了--------
14 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/09/30(金) 22:54:53 ID:zIW0aoMSO
語尾を〜お、にしない方が良かったな
15 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/09/30(金) 23:12:02 ID:MXjkTdMgO
( ^ω^)「どうやらここはどっかの森のようだお・・・・とりあえずここから出ないと死んじゃうかもしれないお・・・そこの車道に出てヒッチハイクしてみるお」
( ^ω^)「ヘイ!・・・駄目だ・・・車がつかまらないお・・・こうなったら飛び出して止めるしかn・・・・」
キキーッ!
(▼。▼)「どうした兄ちゃん、こんな所で」
( ^ω^)「た・・・助かったお・・・とりあえず車に乗せてほしいお」
(▼。▼)「おぉ、なんかわからんが車に乗りな・・・で、どこに行くつもりなんだ?」
( ^ω^)「・・・・・・・・・」
(▼。▼)「おい、どこに行くつもりなんだ?って言ってんだ聞こえなかったのか」
( ^ω^)「・・・わからないお」
(▼。▼)「は?」
( ^ω^)「ここがどこで僕が誰なのか・・・わからないんだお!!」
16 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/09/30(金) 23:18:53 ID:MXjkTdMgO
しかし車は事故ってブーンは死んでしまいました
∩
l l
l l
l l
⊂ニニニ( ^ω^)ニニニ⊃
l l
l l
l l
∪
∩
l l
l l
l l
⊂二二二 二二二⊃ ( ^ω^)
l l
l l
l l
∪
∩
l l
l l
l l
⊂二二二 二二二⊃
l l
l l
l l
∪ tanasinn
18 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/09/30(金) 23:28:48 ID:XuO6NLg90
ツン「ブーン、心配したのよ!どこに行ってたの?」
( ^ω^)「お前は誰だお?」
19 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/09/30(金) 23:28:59 ID:BRvPW9ry0
クッ。。 悔しいがワラタ
20 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/09/30(金) 23:30:43 ID:j14ayE/IO
キタ━━━( ^ω^)━━━!!
21 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/09/30(金) 23:32:14 ID:NrVUIO/d0
( ^ω^)「あれ……ここは何処だお?僕は誰だお?わからないお……」
22 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/09/30(金) 23:32:39 ID:8x31Ne3r0
23 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/09/30(金) 23:37:21 ID:0+yf55IA0
wktkwktk
25 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/09/30(金) 23:44:22 ID:XuO6NLg90
ツン「えっ…?」
( ^ω^)「ブーンは記憶喪失になったんだお」
ツン「そんな、私の事も覚えてないの?」
( ^ω^)「だから教えてくれお お前は誰なんだお」
ツン「私はあなたの彼jy……クラスメイトよ」
( ^ω^)「把握した」
26 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 00:12:58 ID:TSZyZCee0
( ^ω^)「VIPに行けば何か思い出すかも知れないお」
27 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 00:15:49 ID:tq0mFB4EO
⊂ニニニ( ^ω^)ニ⊃着いたお
気がついたら僕は多くのスレが散らばる板の中に佇んでいた。
( ^ω^)「ここはどこなんだろう?」
僕は何も自分の事がわからない事に気づいて呆然とした。
辺りを見回す。
僕の居るスレには僕以外にも数人の人々が居た。
みんな無気力な顔をしていて、スレ全体に勢いが無くとても寂れたスレだった。
みんな特にやりたいことも無く、習慣としてここに来ているようだった。
とりあえず僕は近くに居た太り気味の人に声をかけた
( ^ω^)「すいません、ここはどこですか?」
太り気味の人は僕を見ると少し驚いて、抑揚のない小さな声で答えてくれた。
太り気味の男「ここはVIPさ。こんな終わってしまった板に来るなんて、変わったAAだな。」
―――AA、その言葉を聴いた瞬間、僕の頭に映像がうかんだ。
1「こいつの名前考えてやろうぜww」
??「『━━━━』、なんてどう?」
>>??「(・∀・)ソレダ!」
―――そうだった。僕は2chのAAだった。
だが僕はその思い出した記憶よりもここがVIPだという事に愕然とした。
どういう事だろう。僕は何に愕然としているのだろう。
VIP――――どこか懐かしい気のするその単語。
何故だろう、この閑散とした廃れたこの板がVIPだと知らされた時、とてつもない悲しさを感じた。
( ^ω^)「この過疎板が・・・VIP・・・・?」
太り気味の男「知らなかったのかい?ちょっと前まではVIPって言えば一番2chで活気があったんだけどな・・・。」
太り気味の男の人は何故か悲しげな顔をし自嘲気味に笑った。
僕は太り気味の男の人の話を聞いた。
太り気味の男は「魔少年DT」と名乗った。
昔のVIPを語ることがよほど嬉しいのか、魔少年の声は嬉々としていて、その目には今ではくすんでしまったが過去に燃え盛っていたであろう炎の残滓が覗いていた。
魔少年「俺だって昔はVIPを代表するコテだった。でも、ちょっと離れている間にVIPは終わってしまったんだ」
魔少年は古くからVIPに居るらしく、VIPの事をよく知っていた。
僕は魔少年なら僕の事を知っているのではないかと思って尋ねてみた。
魔少年「君の名前か、君も昔は2chでも有名なAAだったんだ。」
魔少年は少し驚いて僕に応えた。
魔少年「君の名前は―――」
その瞬間、魔少年の手に鉄の手錠がかけられていた。
魔少年の周りを何時の間に現れたのか、黒服の男達が取り囲んでいた。
本能的に僕はその黒服達に恐怖を感じた。
魔少年「お前たちは、ZEN――――ッ!!」
黒服「そこに居るのは我々の著作物だ。勝手に我々が権利を有するキャラクターを使わないでくれるかな?」
黒服の男達が感情をそぎ落とした声で言った。
魔少年「Avexのダミー会社如きがっ―――!!!!」
叫びと共に魔少年の体からスクリプトが溢れた。
瞬時にスクリプトを組みあげ、URLを入力して照準をあわせる魔少年。
手錠をはめられた魔少年の掲げた両腕から田代砲が放たれる。
魔少年「逃げろ、『━━━━』!!!!俺がこいつらを――――」
僕はその声が聞こえた頃にはその場から脱兎のごとく走り去っていた。
背後からは魔少年の悲鳴が聞こえてきたが僕は振り返らなかった。
最後に見た脂肪ででっぷりと太ったその大きな背中が、僕の頭から離れなかった。
32 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 00:30:24 ID:b0BkGFZg0
魔少年カッコよすwwww
33 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 00:34:35 ID:0lthM/5tO
これは良スレかもわからんね
34 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 00:37:22 ID:tq0mFB4EO
全俺が泣いた
やぁ(´・ω・`)悪いが君に呪いをかけさせてもらった。明日めちゃめちゃ太い尻毛にアナルバージンを奪われる呪いだ。
36 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 00:53:44 ID:0lthM/5tO
続きマダー?
あれから僕はあちこちのスレを徘徊していた。
懐かしい感じのする板、VIPで出会う人々はみんな活気も無く、どこか投げやりな感じのする寂しそうな人たちばかりだった。
話しかけても何も反応してくれない人も居たが、何人かは僕の質問に答えてくれた。
( ^ω^)「教えてください、僕は誰なんですか?」
だが、どんな人も僕の事について聞くと一様に口を閉ざした。
僕は自分の事についてもっと聞いてまわりたかったが、あの黒服達への恐怖から、一つのスレに長居はしなかった。
そんな毎日を過ごしていると、ある日、僕はあるスレでその人たちに会った。
( ^ω^)「すいません、僕の事知ってる人居ませんか?」
何時ものように僕はスレの住人たちに問いかけた。
「馴れ合いうぜーよ」
「かつての主力AAも地に堕ちたな」
「VIPのシンボルがこんな惨めな馴れ合いをするなんてな・・・。」
彼等は冷め切った口調で僕にそう言った。
「コイツ、最近こうやって馴れ合い続けてんだよな。マジキモス。」
( ^ω^;)「本当にわからないんです、教えてください。」
僕は彼等に必死で頼み込んだが、彼等は聞いてはくれなかった。
「んな事より、馴れ合ってる糞どもどうやって潰すよ?」
「Part○○ってついてるスレいらねーよ」
「ガキと女はVIPから出てけよな」
( ^ω^)「・・・・・・・・」
その時、スレに一人のコテが来た。
VIPはコテハンが支えている「相変わらずお前等はそうやって殺伐、殺伐言ってぐだぐだな馴れ合いを続けてるんだな。」
僕はその人にどこかで会った事があるような気がした。
その人の登場によってそのスレのコテや名無し達は騒ぎ出した。
「本物か?」
「Vコテ?偽モンだろ?」
Vコテ「お前等と大佐が馴れ合いを続けてぐだぐだにした結果がこの有様だ。VIPをここまで堕落させてもまだ馴れあいを続けるのか?」
大佐は疲労困憊、VIPはコテハンが支えている。なんだか懐かしい名前だ。
Vコテと他のスレ住人達は煽りあいをはじめた。
Vコテ「お前たちはこのVIPが好きなんだろ?俺はずっとこのVIPを見てきた。お前たちが肯定してきたぐだぐだなVIPを。」
僕は聞いた。
( ^ω^)「Vコテさん、貴方は僕の事を何か知りませんか?」
Vコテ「あ?てめーは何時から馴れ合いの犬になった?突撃の時に真っ先に走り抜けてたお前はどこに行った?」
突撃・・・・。どうだった。僕は突撃があるたびにみんなに呼ばれてそのスレを走り回っていた。
あの頃はともかく走り回るだけでみんなが楽しそうに笑ってくれた。
馴れ合いも殺伐も関係なく、みんなが僕を使ってくれた。
「は?www稲沢の太鼓持ちが何馴れ合い叩いてんだ?ww」
「同じ穴のムジナじゃねーかwwwww死ねよwww」
Vコテ「バーーカ。俺が他所では稲沢を叩いてそれがバレて稲沢と気まずくなったの知らないのかよ」
( ^ω^)「・・・・・・・・」
あおりあう彼等の口調は悪意に満ち満ちていた。
しかし、彼等がどこか嬉しそうにしているのは、僕の見間違いなのだろうか。
僕には馴れ合いが悪い事なのか、殺伐が素晴らしい事なのかわからなかった。
殺伐だろうと馴れ合いだろうと僕はこのVIPが好きだった。
この人なら僕が誰なのか詳しく教えてくれるかもしれない。
しかし、煽りあいで騒がしくなってきたので僕はそのスレを出た。
たとえ自分の事がわかってもあの黒服達に捕まっては全てが終わりだと思った。
Vコテ「お前等がそんなんだから、お前等がそんなんだからAvexなんかに・・・」
久しぶりに聞いた感があるVコテの声は、何故か悲しみに震えているようにも思えた。
さっき彼が僕を見たときに目の端に小さく溜まっていた光る粒が、僕の背中を引きとめようとしていた。
僕はそれを振り切るように別のスレへ移動した。
41 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 01:03:43 ID:0lthM/5tO
続きキタ━━(゚∀゚)━━!!
ってか生々しいな(;^ω^)
42 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 01:08:54 ID:PJUt7Rki0
これは才能を感じる
43 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 01:29:19 ID:X/ceD5UE0
期待age
>>40 おまえにこんな才能があったなんて…
ただの糞コテじゃなかったんだな
45 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 01:32:51 ID:tq0mFB4EO
まじで泣ける
何日かVIPを歩き回って、僕はある事にきがついた。
僕以外のAAをあまり見かけないのだ。
僕は思い切ってその事を名無しの人に聞いてみた。
「結局VIPは負けてしまったんだよ^^; 二年前のあの日、VIPは戦うことを放棄してしまったんだ^^;」
特徴的な顔文字を多用するその名無しは親切に応えてくれた。
「そりゃあ最初はみんなだって戦ったんだ^^;でも、本当の敵は2chの中に居たんだ^^;」
( ^ω^)「本当の敵?」
僕は思わず聞き返していた。
「そうだよ^^;今まで2chを宣伝場所に利用したり、ネタに使っていたはずのフラッシュ職人やフラ板住人が僕たちを裏切ったんだ^^;」
彼は続けた。
「二年前のあの日、^^; 僕たちは僕たちのマスコット達を守銭奴達から守ろうとした^^; でも、その守銭奴に踊らされていたピザ女とMixiで繋がりのあったフラッシュ職人達が造反を起こしたんだ^^;」
そこまで語って彼は目線を下に向けた。
「結局、何時までたっても大きな結果は生み出せなかった^^; だからこそ飽き始めてくる住人達が増え、ますます僕たちは抵抗する術を失くして行った^^; そしてみんなが気付いた時には僕たちのマスコット達のほとんどが取り上げられてしまったんだ^^;」
彼は彼なりにVIPについて思うことがあるらしく、投げやりだったその口調にはだんだんと感情がこもり始めた。
彼自身の語る”二年前のあの日”に感じた感情が再び彼の中で蘇ってきたのだろう。
「VIPの革命王子やピストンなんかの若手のコテや新参の名無し達はまだまだ戦う気概を無くしていないんだ^^; 古参のコテや名無しの中にも現状を憂いているのは居る^^;」
僕は彼なら何か知っているかもしれないと思って聞いてみた。
( ^ω^)「あなたは僕の名前を知っていませんか?」
「残念だけど僕には教えることが出来ない^^; 僕が仮に君の名前をタイプしたとしても、”規制”されてしまうだろう^^;」
彼は真剣なまなざしで僕を見つめるとこう続けた。
「それは君自身で探すしかないんだ^^; 僕たちのような現実世界の住人ではなく、”規制”されないAA達、Avexに権利を管理されていないAA達ならともかく ^^;」
( ^ω^)「僕以外にもAvexから逃れているAAが居るのですか?」
小さな、儚い、だが僕にとっては大きな希望が込められたその声は、スレの中に響かずに消えていった。
僕の声は震えていた。
自分が何物なのかわかるかも知れないのだ。
「ああ^^; 君以外にも何匹かはAvexから逃れているらしい^^;抵抗の激しいもの、理由があって商業化できないもの、ギコやマララーなんかはもう二年もAvexから逃れ続けている^^;」
ギコ・・・。とても懐かしい名前。
僕なんかよりもずっとずっと古い名前。
2ch以前から存在したAA。
「ギコが最近になってVIPに現れたと聞いたけど^^; 彼ならきっと君の力になってくれるよ^^;」
僕は自分の胸の高鳴りを抑えられなかった。
( ^ω^)「ありがとうございます ギコさんを探してみようと思います。どこに居るのか、大まかな情報はありませんか?」
49 :
無糖栄助 ◆HOKURODlk6 :2005/10/01(土) 01:47:03 ID:W8Bo5vC50
「うん^^; 実は君と一緒に僕もギコを探してあげたいんだけど、どうもそういうわけには行かないようだ^^;」
( ^ω^)「どういうことですか?」
「^^; どうやら僕はこいつの相手をしなきゃいけないらしいからね^^;」
そういうと彼は僕の後ろを指差していた。
僕が後ろを振り向くと、ちょうど誰かがこのスレに入ってくるのが見えた。
(・ω・)のし「やぁ、『━━━━』、ここに居たのか。AvexやFlash50がずっと君の事を探していたよ。」
ゆっくりと彼はスレの中に入ってくると、僕にむかって「(C)Avex/わた」と書かれた首輪をはめようと、僕の首をわしづかみにしようとする。
その手は早すぎて僕の目には捉えきれなかった。
僕の目が認識できたのは、その腕が別の腕に取り押さえられている所だった。
50 :
無糖栄助 ◆HOKURODlk6 :2005/10/01(土) 01:49:19 ID:W8Bo5vC50
( ^ω^)「名無しさん・・・・。」
あの独特な顔文字を多用する名無しさんが僕と新たに入ってきた男の間に割り込んで居た。
「やあ^^; のし部屋管理人の(・ω・)ノシさん^^; 売2ch奴がVIPに何の用なのかな?^^;」
名無しさんの軽口にのしと呼ばれた男はあざけりを口の端に乗せて言い返した
(・ω・)のし「いやね、ワタクシ、わたさんやFlash50さんに逃げ出した『━━━━』を見かけたら捕まえるように頼まれたんですよ。ようがあるのは『━━━━』だけで、こんな過疎板にはもう用は無いんですよ。」
「さんざん2chのAAをネタにしたり、宣伝場所として利用したり、住人にヨイショしてもらっておいて、恩を仇で返すなんて最低ですね^^; あなたの顔なんて見たくないです^^;」
(・ω・)のし「じゃあ早く『━━━━』をワタクシにわたして消えてください」
「あのさ^^; きみは三秒前の人の発言すらおぼえて無いのかな?^^; 僕は好きで君の顔をみてるわけじゃないんだよ^^;」
そこまで言って名無しさんは壷を閉じ、ブラクラ対策にタブブラウザを開いた。
「消えるのは君のほうだと思うよ^^;」
51 :
無糖栄助 ◆HOKURODlk6 :2005/10/01(土) 01:50:18 ID:W8Bo5vC50
それまで名無しさんが隠していたコマンドプロンプトが発動する。
発動したトレーサーで(・ω・)のしのIPを追跡し、Pingを複数同時起動、マシンパワーにモノを言わせて(・ω・)のしのPCに負荷をかける。
それを察知した(・ω・)のしが自分たちの管理する鯖を経由してスレそのものにDDOSアタックをかける。
(・ω・)のし「鯖堕ちしてしまえば何板ともわからなくなるね」
僕は負荷に軋んでいく鯖の中で確かに名無しさんの声を聞いた。
「僕は適当に切り上げてにげるから^^; きみも早く逃げちゃってよ^^;」
軋みだしてラグが大量に発生したスレの中で、僕は朦朧とする意識のまま逃げようと歩き出した。
「君は僕たちVIPのシンボルなんだからさ^^;」
そして僕の意識が闇に堕ちた。
52 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 01:53:03 ID:nNq4VXWt0
wktk
すっげー期待
53 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 01:57:03 ID:tq0mFB4EO
書籍化マーダー?
だ!誰かまとめサイトォォォォ!!!!
ちょっとmgd胸震えてる
55 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 02:01:49 ID:UD/YsM1/0
フ ラ ッ シ ュ 化!
書 籍 化!!
映 画 化!!!
56 :
VIPLETON ◆2/I3/ozrlk :2005/10/01(土) 02:02:41 ID:TaHn74cXO
無糖さんスゲー!!!
57 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 02:21:04 ID:tq0mFB4EO
もう寝る
朝まで残ってるだろうか・・・
58 :
無糖栄助 ◆HOKURODlk6 :2005/10/01(土) 02:27:20 ID:W8Bo5vC50
目を覚ますとそこは見たことの無いスレの中だった。
どうやらギリギリで別のスレに逃れることが出来たらしい。
鯖落ちしていた間、僕のようなインターネット上の仮想生命は動くことが出来ない。
あのままあのスレの中にいたら、メンテの最中に確実に黒服の男達や(・ω・)のしと名乗る男に捕まっていただろう。
僕は辺りを見回したが、復旧したばかりだというのにVIPの住人達はさして喜んだ様子を見せず、何時もと変わらない暗鬱とした表情をしていた。
その中に僕は一匹の狐を見かけた。
元は整っていたであろうと思わせる毛並みは乱れ、煤や埃にまみれて汚れていた。
額にはその部分だけむしりとられたように☆の形に毛の生えていない部分があった。
彼は雑談するでも無く、煽りあうでもなく、ただそこに佇んでいた。
僕は気がついたら彼に声をかけていた。
( ^ω^)「どうしたんですか?」
59 :
無糖栄助 ◆HOKURODlk6 :2005/10/01(土) 02:27:49 ID:W8Bo5vC50
狐は僕の方を見ると一瞬驚いた顔をして呟いた
狐「君は『━━━━』か、懐かしいAAに会え――」
そこまでつぶやいて彼は自分の発言が信じられないとでも言うように目を瞬かせた。
狐「そうか、今の俺はもはや”規制”される立場なのか・・・。」
彼はどこか自嘲気味に嘆いた。
その口が皮肉気にゆがめられる。
( ^ω^)「???」
僕には彼のつぶやきの意味がわからなかった。
60 :
無糖栄助 ◆HOKURODlk6 :2005/10/01(土) 02:28:29 ID:W8Bo5vC50
狐「昔話をしよう。あるところに一匹の狐がいた。その狐は運営の中でもそれなりに責任のある立場にあった。」
狐は語りはじめた。
狐「ある日、ひとつの板が狐の手に任される事になった。最初はゴミ捨て場だったその板は住人達の必死の努力により、次第に2chでも有数の大きな板に育っていった。」
彼は遠くを見つめるような目をして僕に話の続きを聞かせた。
狐「狐はそれを微笑ましく思いつつも、ハメを住人達が外し過ぎないように、それが板のためになると信じて規制銃を撃ち続けた。時には嫌われることもあったけど、それでもやりがいのある仕事だったし、板が2chでも最大の板に育ったときは全てが報われたような気がした。」
そこまで狐は一気に語ると、急にため息をついた。
狐「でも、だんだんと2ch全体がある企業に蝕まれていった。それに対抗しようとして逆にその企業のキャラクターを奪い取ろうとした管理人は逮捕されてしまった。 残ったのは統率を失った運営人と削除人だけだった。」
僕は唐突にある情景を思い出した。
その情景の中で
僕は額に黒い★キャップのついた綺麗な毛並みの狐に頭を撫でられていた。
狐★「すまない。俺にはここが限界のようだ。」
★キャップをつけた狐は悲しそうに僕にそういった。
その後ろから黒い服を来た男達がやってきて僕のてを掴んだ。
「おい、さっさとそいつを引き渡してもらおうか。」
★キャップ持ちの狐は寂しそうな目で、まるで仕方なく子供を人買いに売る母親のような、悲しい目で僕をみていた。
61 :
無糖栄助 ◆HOKURODlk6 :2005/10/01(土) 02:29:10 ID:W8Bo5vC50
狐「その狐をはじめ、一部の運営人は企業に下ることをよしとしなかった。」
狐は僕の夢想などお構い無しに語り続けた。
狐「しかし結局、その狐は、フラ板の有力コテ達や運営人達の策謀で管理者権限を剥奪された。当時あちこちで迷惑をかけていた、彼の管理する板の問題行為を不問にして存続させてやるという約束をとりつけ、彼は2chから姿を消した。」
彼の目には深い公開の念が浮かんでいた。
狐「そうだ、確かにあの時、形だけでもVIPを存続させることが住人達にとってはいい事だと思った。だが違った。クオリティーを無くして、くすんでしまったその板はもうVIPではなかった。殆どの住人達がVIPを見限って2chを捨てた。」
62 :
無糖栄助 ◆HOKURODlk6 :2005/10/01(土) 02:29:58 ID:W8Bo5vC50
( ^ω^)「あなたは・・・あなたももう終わってしまったのですか?」
僕は思わず彼に問いかけていた。
彼の嘆きに、終わろうとしているこの板に、僕はその質問をしなければいけないような気がした。
それを問うことによって何かが生まれると思った。
それを込めて僕は問うていた。
それは儚い希望だった。
それは現実を受け入れず、抗い続けるための可能性だった。
それは現状をよしとしない者の願いだった。
それは―――――
―――――あの日、まだ産声を上げたばかりのゴミ溜めだったVIPで、僕たちが抱いた夢の残滓だった。
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/01(土) 02:30:09 ID:DoLh0LCF0
この連携のなさはなんだ
64 :
無糖栄助 ◆HOKURODlk6 :2005/10/01(土) 02:30:15 ID:W8Bo5vC50
狐は長い長い、永遠とも思えるような沈黙の末、言った。
だが、狐が選んだ答えは、僕の望みを打ち砕くものだった。
狐「ああ。俺にはもう何も力は無い。完全に”終わってしまった”んだ。」
僕はうな垂れるとスレの出口へと向かった。
( ^ω^)「そうですか・・・。ためになるお話でした・・・。」
狐「もう行くのか?」
( ^ω^)「はい。ギコさんを探しているんです。」
去り際に僕は言った。
( ^ω^)「あなたのそのあきらめこそが、VIPを終わらせてしまったのではないですか?」
狐は僕の言葉に反応して、怒りの形相を浮かべた。
そして次の瞬間にはわんわんと泣き叫んでいた。
運営人として、心を殺し、規制銃を撃ち続けた男が、初めて2chで見せた涙だった。
僕は振り返らなかった。
65 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 02:30:22 ID:b0BkGFZg0
FOX★ーーーーーーーーーー!!!!!!
66 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 02:32:06 ID:nNq4VXWt0
狐ぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!1111
ちくしょーなんでこんなに悲しいんだよ…ちくしょー…
68 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 02:36:19 ID:UD/YsM1/0
,/.゙゙゙ ゙.";;ヽゞ゙''-、、、 ,..-'"´ ̄\
/___, -一ァソ;ゞ-;:ii>;,,,,,゙ 、 _」 ,/´ ヽ
,-‐¬  ̄---┘'7ノ" ヾミ! <. `i´ ,.-''´ ヽ
, -‐ ''" し' '´_ /,ィ!ヘー' iミ;! `r‐ヘ. 〈 ,.-''" ヽ
,r/ __ ,イソ iミ;! ヽ `''ヽ_〈 r┬ |
/ ||ヽ -' / ̄ ) ,.==、、_ ,__,,,..、、、 i;;リ ヽ、__ゝ-' ノ
>>67乙であります!
,r ' ヾ、 ,-、____ , ノiト´ _ィェァ了 (ェoヮ、 /!7 / /
/ ヽ `ー−ソ Yl.| ´!| |!` ! ! } / /
. / \_ / レl /u__,ゝ i:l‐' / /
 ̄/ li / _二' _、〉 i l / /
/ ヽ ´  ̄ ` i/ ,/ゝ____/
/ __/\ゝ、 , ノ/ト、\:./井井井井;;/
/ J |:井\ー --''"/井ヽ ヽ井井井井/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|::|. |井井\ . /井井 | |井井井;;:/
\___________):| |井井井\/井井井| |井井井/
/::| |井井 井井 井井井| |井井/
/ 井| |井井,ノー-'-ー---‐'--'ー'´
/井井 | |井/
/\井井 .| |;;'"
/ \井.|::/
| \<
ヽ \
`ヽ、 \_
`ヽ、 !
`ヽ、 ノ
) (
_ _ _ノ )
(_(_(_(_(_ノ
69 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 02:37:59 ID:b0BkGFZg0
ところでFOXって女じなかったkk(ry
70 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 02:40:15 ID:nNq4VXWt0
71 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 02:46:28 ID:tq0mFB4EO
うわぁぁあぁあぁあん………
狐ぇぇ……
72 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 02:48:20 ID:CzWixrXcO
73 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 02:50:50 ID:nNq4VXWt0
>>72 僕は唐突にある情景を思い出した。
(中略)
狐は僕の夢想などお構い無しに語り続けた。
ってなってるから、最後の部分は回想なんだろ
74 :
それがしテキーラマウンテン ◆Ce3tEQUilA :2005/10/01(土) 03:02:28 ID:vpLN+7oQ0
無糖SUGEEEEEEEEEEEEEEE!!
75 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:06:21 ID:oh5OISZP0
ブーンは陸上部でした。
部内でもトップクラスの実力で、上の大会でも上位を狙えるほどでした
しかし、実力はあるのに自慢気にしなかったり、いつものように空気を読めない発言ばかりしていたので
部内でも陰口を叩かれる存在でした。
76 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:06:51 ID:oh5OISZP0
しかし、先生とは仲が良かったので、よく遅くまで顧問の内藤健史先生と話をしていました。
内藤 ブーンはいつも練習熱心だなあ。
( ^ω^)県大会でも優勝したいけん、いつまでも練習しよるんよ
ブーンは先生と話すときだけなまってました。
今回の事故に会い、足に多くの負担を抱えてしまい、夏の大会は出れそうにありませんでした。
部員はこぞってブーンを馬鹿にしました「ばーか、調子にのってっから事故なんかに会うんだっぺ」
( ^ω^)ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwみんなwwwwwwwwwwwwww
内藤「だっぺ」
( ^ω^)先生までwwwwwwwwwwwwwwwwww…僕のブーンまでがんばってほしいお
77 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:07:06 ID:Talywk3e0
久々に叫んでもいいかい?
ちょwww何このスレwwwwwwクオリティータカスwwwwwwwww
78 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:07:25 ID:oh5OISZP0
ブーンが空気を読めないのには理由があります。記憶が途切れ途切れになることがよくあるのです。
小さい頃の記憶もありません。わずかに父親と遊んだ記憶がありますが、今は母親と三人の妹の母子家庭です。
部活が終わっては何でも屋としてバイトに出て家計を支えています。
母はラフロイグを口にしながらよく言います「あんたはあの人によく似ている」と。
何でも屋ではよく虐待されたりストレス発散されたり馬鹿にされたりしてました。
79 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:08:16 ID:oh5OISZP0
大会初日、VIP高校陸上部はブーンを除いたメンバーで試合に臨みました。
試合が始まり、ブーンは内藤先生と応援してました。
内藤先生は少々ホモ気があり、少年のようなそぶりをしてはよくブーンの体を触ってました
内藤 ほらほらあ、おっぱいさわっちゃうぞおお いひひひハアハア
( ^ω^)ちょwwwwやめてけろwwwwwwおっきしちゃうお
内藤 ほら…ほら…どうよ?
チャックを下ろす内藤
( ^ω^)ちょwwwwwwwwwwwwwきれた
気づくとブーンは内藤をボッコボコにしてました。
内藤はちんこおっきの下半身露呈状態で病院に運ばれました
80 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:09:08 ID:oh5OISZP0
病院、B.J.先生の初見
______ |
, '" `、 | もうだめぽ
/ | ,l \ _________
/ | ヽ ノ
.! | i i_ _l__'_' |
|,ィ´ | ̄ _______ }
l、 i、|ー|, -'"| ̄| ,,-‐=、‐-, キ‐,=-,!'
.\、゙ヽ ,-、| ! 'こIコう'゙ 〈fエI) | r‐、
`ー`=- | C| |______.lキ_j ,-,l´゙! |'`!
`ー`=- `ーP ̄ ―- i: ,{ | | | | !
ヽ_ ̄ _ソ r. || | | } | |
 ̄>‐''´ 〉 ―‐┼‐ |-、. | | l l |,‐ァ
_,..-'''"、_ \|_ - ┤‐ | ''‐- _ | ' | /
⌒ヽ `''‐`- ̄` ‐- _ | _,..'' リ' \| |
| ` -‐' ‐-'''" ハ l
i ヾ、 ‐-''" 〉 ,,,.,, |
l ,,‐―' ̄ ̄ ̄└v' ,/
_ノ '' '' '" `''┐ /
_,..-'' _,,-―┘_,,ィ
/| ノ‐i'' ̄ |
/ | ___/' | |
81 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:09:56 ID:oh5OISZP0
内藤 もう俺は助からないんだろ?教えてくれ、ブーン
( ^ω^)…
内藤 そうか…どうでもいいが、今NEWS JAPANで『…創価学会がどーたら』とか言っててびっくりしたよ
( ^ω^)…
内藤 ごめ、そうだ。お前に大切な話があるんだ。
( ^ω^)え、なんだお?
内藤 お前は… 俺の息子だ。
82 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:10:57 ID:oh5OISZP0
、__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__,
_) ___ (_
_) ナ ゝ ナ ゝ /  ̄ ノ─/``-─;ァ l7 l7 (_
_) ⊂ナヽ °°°° ⊂ナヽ /'^し ___ / つ (__  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ o o (_
) (
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
/ , ,ィ ハ i、 、 ! /''⌒ヽ-─‐- 、 、ー'´ \ .イ , ,ィ ハ i 、 . |
/イ ,ィ/l/ |/ リuヽlヽト、 | ゝ ,、.___, \ > , ! | ,ィ/l/ l/ uハlヽトiヽ. |
イ /r >r;ヘj=:r‐=r;<ヽ│ 「 ./ u \ | ≧ , ,ィ/ハヽ\ | |/゙> <`K
r、H \rj h / }'|ト、 |./ ¬ ─ ヽ | 1 イ/./ ! lvヾ,.ゞ 、 ! | \ 〉 / |
<u`ー-‐ベ!` ` ー-‐' >ルリ r|´゙ \ 、ヽ / '^vヽ _レ \ヽ /` h < ヾi丶 u>
ヾl. fニニニヽ u/‐' < "j >h゙リ< " } ` >!リヾl u iニニニヽ /|
ト、 ヽ. ノ u,イl. ヾ! v ヾ__ v イ‐' ヾl ヾ_ v ./' ト、 、__丿u ,イ ト、
,.| : \ `ニ´ / ; ト、 ト.、u L_ フ , ' |. ト、u ヾー `> /.|. ,| ::\ / ; / \
-‐''7 {' :: ` ー ' ,; ゝ:l`ー- ⊥:`ヽ. __ / ,' | | :\  ̄ /,' ト、_ /〈 :: ` ー ' ,'/ 「
/ \ :: , '/ :| `'''ー- 、 , ' '>-,、.._ノ :: `ー ' /,.イ \:: / |
83 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:11:35 ID:oh5OISZP0
( ^ω^)ちょwwwwwwwwwwwwwwwwww
内藤 黙っててごめんな、てかそーだ、忘れてて、二週間くらいまえに思い出した。
ちなみにお前の本名はこれね、内藤ホライゾン。ださいっしょwwwwwwww
ほんもののカーチャンは今群馬にすんでっから挨拶してこいよ!な?
( ^ω^)…
ブーンはガチで切れそうになりましたが、まもなく内藤は息を引き取りました。
84 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:12:23 ID:oh5OISZP0
ブーンは自分の記憶を取り戻すため
ブーンの故郷である群馬県に向かった。
「まだ日本にこんなところがあったのか…」
思わず口に出てしまった言葉を同行したぬこににゃーと咎められた。
小人が住むような小さな家、ツギハギだらけの服を着る農夫たち、
そして彼らは余所者で身なりのいい我々を監視する様に見詰めている。
ハピマテだの、ツンデレだので浮かれていた
ブーンは改めて農村の現状を噛み締めていた。
ボロ屑のような家に居たのは老いた母親一人
ブーンを見るなり全てを悟ったのか、涙ながらに すべてを語った。
ブーンの本名は確かに内藤ホライゾン、父親の内藤健史が名づけたそうな。
幼い頃ホライゾンは病気にかかりブラックジャック先生やシェンロンに助けるよう頼んだが
答えは「NO」だった。
その後健史はいろいろ、仕事とかで忙しくて、よく分からないうちにホライゾンがいなくなってしまったそうな…
ホライゾンはこのとき記憶をなくしてしまっており、漂流の末VIP市の現在の母に助けてもらい
ブーンと名づけられ育てられた。
内藤先生と話すときなまりが出てしまったのは、遠い記憶のせいかもしれない。
また、ブーンは自分がAAという、パソコンの中でのみしか生きられない存在だとも知った。
いままでやってたなんでも屋の仕事はAAとして虐待されたり走らされたりしてたのも知った。
ブーンには心があります。そんなこと聞いて正気でいられるはずもありません。
85 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:13:19 ID:oh5OISZP0
自分は捨てられっ子、さらにはAAという存在…
そして何より…内藤ホライゾンという本名、これは痛い。
我々はこの時初めて父を許そうと思った。
誰が悪い訳ではない、農村の貧しさが全て悪かったのだ。
我々はブーンの母親から貰った干し柿を手に、
打ちひしがれながらVIP市へと帰路についた。
86 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:13:51 ID:oh5OISZP0
その後はまあ、特に何もなかった。
高校卒業してからは工場で働いて、母と妹三人を支えた。
20代になってからは日記をつけ始めた。毎日、「今日は路地に咲いてた花がきれいだったお」とか寂しいことを書いてた。
30入ってからはフリーターになった。アニメにはまってからは妹三人からはオタク呼ばわりもされた。
ブーンは確信していた「妹三人ともツンデレ」
収入が安定しないから履歴書偽造して教員になろうとした、この頃から内藤ホライゾンじゃ痛いだろ、ってことで
父親の内藤健史と名乗るようになった。
それから職場で知り合った少しぽっちゃりめで、色白な女性とお付き合いをしだし
プロポーズの言葉は「俺はおまえか」で彼女のハートを射止めた
子供ができ、名前をホライゾンと名づけた。こりゃあ痛いだろwwww学校でこいつ絶対いじめられるな、と踏んでいた。
87 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:14:29 ID:oh5OISZP0
ホライゾンは病気にかかった。ブラックジャックにギルガメッシュナイト録画したVHSで手術してもらったがだめだった。
シェンロンにも頼んだ。でも周りのやつらが他の願い事言っちゃったせいでホライゾンは危篤状態だった
それから、仕事が忙しかったりで、健史は息子をほったらかしにしていたらホライゾンはいなくなってしまった。
でもまあ俺のせいじゃないだろ、俺は忙しいんだ、生徒のこと。生徒の母親のこと。学校のことで忙しいんだ、と気にもしなかった。
この頃からホモ気が出始めた。
VIP市に転勤になり、VIP高校で陸上部顧問をつとめた。この頃、よく話す生徒がいた。
ブーンだった。ホライゾンだった。わが、息子だった。
88 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:15:02 ID:oh5OISZP0
このとき健史は気づいた「歴史が繰り返している」と。
自分の息子が自分と同じ道を歩もうとしている…
何かの運命なのか、宿命なのか。父がなくなった、あの大会の日は近い…
確かあの大会の日…そうだ!!俺が息子に手をだして…自分は死ぬのか。
まあでも自分はhomoだし、roriだし、近親相姦も最近はおkだったので息子を襲うことになんの抵抗もなかった。
89 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:15:27 ID:oh5OISZP0
大会の日、過去の記憶の通り、息子に手を出し、ボッコボコにされる健史
病院に運ばれ、最後のときを迎えた。
息子はじっとこっち見てる、俺は伝えなきゃいけないことを伝えた
内藤 お前は… 俺のムスカ
噛んだ
内藤 間違えた、お前は俺の息子だ。
( ^ω^)な、なんだってー!?
息子は驚いているようだった…当たり前だよな。
これからお前には更なる現実が待ち受けてるだろうよ。
でも、まあ結婚もできるし、最終的には職にもつけるし、それなりの人生じゃねーの?
がんがれよ。そんで、次の世代にもちゃんと受け継いでくれよな。
え?俺の人生?
最高だったよ。
HAPPY☆END
90 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:16:48 ID:l3sPZ6vb0
え?聞こえなかった。もう一回
91 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:27:10 ID:nNq4VXWt0
無糖さんまだー?
92 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:27:48 ID:mcl2ZhZK0
続き…今日はもう無理か
>67乙
93 :
看板マン ◆R4PPibnuQs :2005/10/01(土) 03:29:34 ID:R6Qzl2iLO
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 無糖君すごい |
|_______|
`∧∧ ‖
(゚д゚)‖
/ づΦ
94 :
空き缶のタブ ◆NewS4VipR6 :2005/10/01(土) 03:30:02 ID:hBDj1YQL0
95 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:30:04 ID:vpLN+7oQ0
〜♪
/⌒ヽ ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
(*^ω^)(_____) 毛布もってきたお
( つつ
(_⌒ヽ
⌒Y⌒ ,)ノ `J
ファサァ
/⌒ヽ
( ^ω^) ))
/つ( ̄`ヽO_ノ⌒ヽ
ノ ) \ ))
レ \ヽ :: ノ:::: )
丿 ,:' ))
(( (___,,.;:-−''"´``'‐'
/⌒ヽ
( ^ω^ ) <さぁ 皆でゆっくり寝るお
パンパン / _ノ⌒⌒⌒`〜、_
ε( ̄⊂人 //⌒ ノ ヽ)
⊂ニニニニニニニニニニニニニニ⊃
>> oh5OISZP0
ツマンネ(^ω^;)
無糖まだかな
97 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:32:52 ID:MvDdin2A0
無糖じゃないほうイラネ
98 :
無糖栄助 ◆HOKURODlk6 :2005/10/01(土) 03:35:21 ID:W8Bo5vC50
なんか 眠さのせいか書いてたらどんどんぐだぐだになってきた
>>98 |ヽ ,,|,~'i、 .,_ ,ri、 .l゙‐'"'i、 ,, ,i、 ,、 vi、
| k, ヽ广 | | 'l''゙l┘ .`'グ/ |゙l.,ィ |.| )゙l /'゙l″、 r-,、 、 .:c、、
ッ┘`,l゙ ,ノ ヽ ,,,,,`'′ .,/,,,!‐'', ,ノ う゜.| | .,ノ ヽ ,,,,,`'′ |゙l ゙l,ヽ .|゙l ヾi、
゙i、/゙,-'''i、 .く, .,巛 ‘r\ /.'゚_ / ./‐I / | | .〈、,l]゙l `',\ | | ,。 .,i´゙l | | . il゙ ゙l
l゙.l゙ ゙lッ'" ././ | | .,,) ゙l .!/]/ 丿 | .l゙.|、 /丿| | .,,〉.) | ゙l .,リ .`-" .l゙ | .,l〕 .ヽ"
/.l゙ j,i´ l゙,E.,l゙.| `'''′ l゙{ /,,| | ゙l,ヽ .゙l,d,,l゙ | `'''゙ ゙l ゙‐'| ゙l ゙‐'|
/ l゙ ゙l,~゙'''i、 .゙l´丿 | ゙l, '(/|゜| .゙-゙l .゙l`丿 \.,} \.,}
∨ `''ー" ゙'" ヽ ゙l ヽ} `" `
100 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:43:02 ID:Y2AfjDqp0
無糖さけっこんしてけれ><
101 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:44:23 ID:/LPDKnhI0
( ^ω^)「ここはドコ?わたしはダレ?」
102 :
無糖栄助 ◆HOKURODlk6 :2005/10/01(土) 03:47:11 ID:W8Bo5vC50
ギコの話書いてるんだけど色んなコテとかAAとか登場させようとしたらなんか話がどんどん長くなってった。
少し考えをまとめて明日の夜にまた書く。
>>102 /\___/\
/ ⌒ ⌒ ::: \
| (●), 、(●)、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, | < やるじゃん
| ト‐=‐ァ' .::::| \_____
\ `ニニ´ .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\
104 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:48:00 ID:hBDj1YQL0
105 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:50:34 ID:DGWGMgT2O
期待age
106 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 03:54:47 ID:Q8AdtgZw0
>>102 乙
/⌒ヽ n
( ^ω^)二二(E) 少しずつだけど記憶のかけらが見えてきたよ
|\ \
∪( ヽノ
ノ>ノ
レレ
107 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 04:01:46 ID:X8wqaxv20
無糖カッコヨス
それより明日までこのスレを保守しねーと。
108 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 04:08:24 ID:XLp7aolxO
ほっしゅ!
109 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 04:36:25 ID:mcl2ZhZK0
明日かあ、楽しみだ。保守
110 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 04:37:32 ID:g160DXHRO
ほす
夜更かししてたら良ヌレハケーン
111 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 04:47:31 ID:gbWQ4Ge/O
ほす
112 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 05:12:37 ID:LM82EOEP0
ホッシュホッシュ
113 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 05:18:53 ID:DGWGMgT2O
ほす
114 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 05:21:54 ID:SCkvRjVsO
115 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 05:23:02 ID:g160DXHRO
ほ
116 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:2005/10/01(土) 05:41:57 ID:J/mQZIqCO
ほす。
118 :
以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します:
寝る前にもいちどほす