1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/07(水) 18:28:05 ID:jwSmmvrI0
おにゃのこさいさい
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/07(水) 18:28:10 ID:qW5DanVX0
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/07(水) 18:29:10 ID:8MbOjC93O
なんとか立ったか・・・
30分置きに保守しないとだめなのかねぇ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/07(水) 18:44:03 ID:8MbOjC93O
即死怖い
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/07(水) 18:44:49 ID:t79WA0Lk0
早速干す
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/07(水) 18:54:10 ID:8MbOjC93O
規制解除かと思ったら●持ちが一斉にスレ立てたから即死したのか・・・
糞スレ立てんな
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/07(水) 19:02:01 ID:MuBnATwXO
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/07(水) 19:03:32 ID:8MbOjC93O
まさか乱立するとは思わなかったからなー。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/07(水) 19:04:20 ID:5X69VW3/0
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/07(水) 19:04:57 ID:vcMuP2de0
おにゃのことかキモ杉。氏ね。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/07(水) 19:10:14 ID:5X69VW3/0
やべ、スレタイに関しては同意してる俺がいる
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/07(水) 19:52:59 ID:5X69VW3/0
hosui
15 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/07(水) 19:57:50 ID:yL5oyILeO
grさん乙。
16 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/07(水) 20:06:01 ID:yL5oyILeO
もちろん
>>1も乙だぜ。
このスレと前々スレの間にスレがあったとは誰も気付くまい。
17 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/07(水) 20:44:30 ID:yL5oyILeO
保守
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/07(水) 20:47:28 ID:oBPrbHgF0
残念です・・・・VIPは11月末に閉鎖する予定だそうです。
理由は、「つまらない板になったからです。。。」だそうです。
19 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/07(水) 20:57:25 ID:yL5oyILeO
目の前がかすんできた。
ああ、もう、終わりか。
高度計の上に張ってあった一枚の写真を手に取る。ブロンドの白人女性が、少し恥ずかしげに笑っていた。
20 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/07(水) 21:10:39 ID:yL5oyILeO
ジェシー……
訓練後によく行くバーで働いてる娘で、何度か体を重ねた事もあった。
両親も早い内に亡くし、恋人もいなかった俺には、たった一つの戦う理由だった。
いつの写真だったっけ……
写真にはジェシーと、ビリヤード台、そして誰かの手が写っている。
…そうだ。ロストマンが新しいカメラを買ったって、自慢して……
「一枚くらい、撮らせてくれよ」
「おいおい、買ったばかりなんだ。女を抱くくらい繊細に扱えよ」
俺はバーを見渡した。借りたはいいが、かと言って撮りたいモノも無かった。
ふと、隅でタバコをふかしていたジェシーが目に入る。
「ジェシー、一枚いいだろ」
「え?…ちょっと待ってよ!」
ジェシーが慌てるのと、心配してこっちに来たロストマンが躓くのと、シャッターを切るのは殆ど同時だった。
21 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/07(水) 21:22:23 ID:yL5oyILeO
ロストマンの手がカメラに当たり、俺は落としてしまった。
結果、レンズが割れてフレームがひしゃげてしまった。
人のいいロストマンは弁償すると言った俺の申し出を断り、カメラを修理に出した。
…カメラが返ってくるその日、ロストマンは対空砲に焼かれ、死んだ。
カメラは今、俺のアパートのキャビネットの上にある。
そして俺も今、ロストマンと同じ道を辿ろうとしていた。
ジェシー…もう会えないな。
もう一度くらい抱いておけばよかった…
写真についた血を拭おうと、手でこする。
……あれ。落ちねぇや。拭っても拭っても、血が取れねぇ。
ああ、ジェシーの顔がみたいのに。
俺は瞼を静かに閉じる。
ジェシーの恥ずかしそうな笑顔が、そこにはあった。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/07(水) 22:18:58 ID:URZUWsBEP
あ?
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/07(水) 22:56:11 ID:uA7RL1htO
Gicoletから保守てすつ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/07(水) 23:41:06 ID:uA7RL1htO
ほ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 00:15:50 ID:rvUSZgsAO
ネタは思いついても話がまとまらない・・・
26 :
(´ω`) ◆fuE4DxmNbc :2005/09/08(木) 00:15:55 ID:pgfa3kvI0
乱立の予感。保守
27 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/08(木) 00:20:03 ID:2WWZ3QsFO
ずっとproxyに繋がらなかったけどなにがあったんだ?
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 00:27:19 ID:pgfa3kvI0
29 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/08(木) 00:36:54 ID:2WWZ3QsFO
最悪や…
今夜の保守係は?
30 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/08(木) 00:39:19 ID:2WWZ3QsFO
つーか2ちゃん全ての板が見れなかった…
唯一見れたのは大人の時間だけ。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 01:07:16 ID:rvUSZgsAO
保守
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 01:22:24 ID:hMmoMCLcO
保守しないとだめなんだよなぁ・・・
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 01:50:48 ID:hMmoMCLcO
そういえばモリゾーとれあたんにスレ落ちたとメールしてみたんだけど届いたの?
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 01:52:46 ID:OAi+WkPO0
おう、届いてるぜ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 02:17:14 ID:hMmoMCLcO
まぁ届いてたならよかったお
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 02:45:21 ID:hMmoMCLcO
今日は誰も書かないの?
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 02:46:26 ID:OAi+WkPO0
俺ちょっとひぐらし中なんだ。
うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
脳味噌がKOOLでそれどころじゃないぜ!!!!
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 02:48:32 ID:hMmoMCLcO
ひぐらしで脳汁出しすぎwwwwwwwwwwwwww
じゃあ待ち保守
39 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/08(木) 02:51:06 ID:wwZwwBTTO
どれ保守がてらに書こうかなぁ
40 :
(´ω`) ◆fuE4DxmNbc :2005/09/08(木) 02:51:16 ID:pgfa3kvI0
最近勢いがないよね。もとからあまりなかったけど・・・
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 02:56:49 ID:OAi+WkPO0
かけかけwwwwwww
まったりなんだよこのスレはよwwww
うへへへへへへへくけけけっけけけけけげげげげげげげげげげげげげげ
42 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/08(木) 03:05:01 ID:wwZwwBTTO
星野「ついたぞ〜」
朱美「ふーん。思ったより普通のアパートね」
ちなみにオレは18の時に上京してきて今は一人暮らしである。
星野「まぁとりあえずあがってあがって!」
朱美「おじゃましまーす・・・って案外部屋キレイにしてるのね」
星野「はっはっはっ当たり前だろう。とりあえずなんか飲むか?」
朱美「何があるの?」
星野「まぁ水しかないけどな。はっはっはっ」
朱美「じゃあ水でいいわよ」
星野「・・・はいよ」
とりあえず台所から水を持ってくる。・・・それにしても間がもたん。
星野「と・・・とりあえずなんかCDでもかけるか!」
朱美「いいわよ。うるさいし」
星野「さいですか・・・」
朱美「・・・」
星野「・・・」
ま・・・間がもたん。とりあえず何か話題を見つけなければ。
星野「そ・・・そういえばさぁ、お前っていつからその組織にいんの?」
朱美「うーん、ちょうど一年くらい前かな。あたしも前は大学に通ってたんだけどねー」
星野「やめちまったのか?」
朱美「本当はやめたくなかったんだけどね。能力があることが敵対してる組織にバレて連れていかれそうになったのよ」
星野「警察に言えばよかったじゃん。この人たちわたしを拉致ろうとしてま〜す!・・・って」
朱美「無駄なのよ」
星野「なんで?無駄ってことはないだろ〜」
朱美「・・・あんたもいずれわかるわ」
星野「なんだそりゃ」
それから朱美は口を開かなくなった。オレもそんな様子を見てなんとなく黙っていた。
そして夜がやってきた・・・
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 03:13:39 ID:hMmoMCLcO
とがしがんがれ!!
>>40 (´ω`)たんも書けおw
44 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/08(木) 03:17:05 ID:wwZwwBTTO
星野「もう九時かぁ〜。軽く腹減ったなぁ」
朱美「あたしが何か作ろうか?」
星野「マジ!?てゆーかお前料理できんの!?意外」
朱美「・・・作る気なくなった」
星野「いや、すまんかった!作ってくれ!最近外食ばっかで手料理に飢えてたんだ」
朱美「・・・材料あんの?」
星野「いや、ない」
朱美「・・・この辺でまだ開いてるスーパーとかある?」
星野「イトーヨーカドーは夜十一時まで営業いたしております」
朱美「じゃあ材料買いに行ってくる」
星野「あ、オレも行くよ」
朱美「え・・・いいわよ。あんたも来たらまるで・・・」
そこまで言いかけて朱美は黙った。
星野「?よくわかんねーけどオレも行くよ」
朱美「あ、そう。(別にコイツと買い物しててどう見られようが関係ないか)」
と、いうことでオレたちは材料を買いに外にでた。
星野「何作ってくれんの?」朱美「えーとね、とりあえず大根の・・・・・・」
突然朱美が喋るのを辞めた。
星野「どした?」
朱美「ちょっと待って」
星野「へ?」
朱美はそういうと焦ったようにケータイを取り出した。その顔はかなり険しい。
朱美「今テレパシーが入ったの。今から携帯で詳しい話を聞くわ」
星野「テレパシーって・・・なんて?」
朱美「犯人が見つかったそうよ」
星野「!?」
一気にオレの中で緊張が高まる。連続殺人の犯人・・・誰なんだ?
朱美「あ・・・やっとつながった。ココロ!今どこなの?
・・・・・・高松電気の前?わからないけど星野に聞いてみるわ。今すぐ向かうからできるだけ犯人から離れて待ってて」
随分手短に話しが終わったようだ。まぁ事態は急を要するのだろうな。
45 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/08(木) 03:39:38 ID:wwZwwBTTO
朱美「高松電気ってどこにあるの?」
星野「高松電気・・・この近くにあるぞ」
朱美「そこまで案内して!その近くに犯人はいるわ」
星野「了解!」
オレたちは高松電気まで向かう。そんな中、オレの緊張はどんどん高まっていった。
星野「見つけたらどうするんだ?」
朱美「とりあえずあたしが束縛の能力で相手の動きを止めるわ!
ただ動きを止めている間はあたしも動けないから、その間にあんたが犯人をロープかなんかで縛っといて!」
星野「わかった!ところで犯人の能力ってなんなんだ?」
朱美「それはわからないわ。だからロープで縛ったあとも油断はしないで!」
そうこう話しているうちに高松電気につく。そこには物凄いキレイな人が一人ぽつんと立っていた。
すると朱美がそのキレイな人に話しかける。
朱美「ココロ!犯人はどこにいるの?」
どうやらこの人がテレパシーの人のようだ。ちょっとうれしい。
心「ここから約100メートル先にいるわ。・・・そこにいる子が例の能力者なの?」
心と呼ばれるその女性はオレのほうを見て言った。
朱美「そうよ。まだ覚醒してないからほとんど戦力外だけどね」
心「そういうこと言わないの」
心さんはやさしい人やな〜。しかもキレイだし。このロリとは大違いだ。ここでオレはちょっと気になっていることを聞いてみた。
星野「犯人の人物像はどんな感じですか?」
心「心を読んだだけだから顔はわからないけど、たぶん女の子ね。物凄い殺気よ。なんで今まで気付かなかったのかしら・・・」
女!?このことは少なからずオレを動揺させた。
心「それと・・・宇童って人と待ち合わせをしてるみたい。」
46 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/08(木) 03:48:29 ID:wwZwwBTTO
星野「えっ!?」
オレは物凄い嫌な予感がした。宇童と待ち合わせする女・・・まさか。
心「どうしたの?」
星野「そこの角に犯人がいるんですよね!?」
心「そうだけど・・・」
それを聞くとオレはなりふり構わず走っていた。その犯人のもとへ。
・・・そして犯人と対峙した。
星野「唯・・・!?」
そこにいたのは大学の友達である曽根崎唯だった。
オレが呼び掛けると唯はうつろな目でオレのほうを見た。そして信じられないことを言った。
唯「誰・・・あんた?」
星野「は!?いや、お前何言ってんの。オレだよ!星野豊!」
唯は考えるような顔を見せるとぽつりとつぶやいた。
唯「・・・あぁ、あいつね。何か様?」
明らかに様子がおかしい。普段の唯じゃない。なんつーか・・・別人、みたいだ。
星野「唯・・・?お前どうしたんだ?なんか変だぞ」
唯「用がないんなら帰って」
星野「帰れって言っても・・・あ、宇童!」
唯「!」
どこからか宇童がやってきた。オレがいるせいか少し驚いている表情だ。
宇童「あれ?星野。お前までどうしたんだ?」
星野「どうしたって・・・」
その刹那、唯は宇童に向かって物凄い速さで走っていった。
宇童「え?」
気がつくと唯の腕が宇童の胸を貫いていた・・・。
47 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/08(木) 04:07:42 ID:wwZwwBTTO
唯がその手を引き抜くと宇童はゆっくりと地面に崩れ落ちた。
星野「うそ・・・だろ?」
唯はオレのほうを睨みつけ、今度はこっちに走ってきた。オレは目の前で起こった出来事が飲み込めずに、ただただ呆然としている。もうすぐでオレの目の前に来るというところで、唯の動きが突然止まる。
後ろを見ると朱美とココロさんがが立っていた。
朱美「あんたなにボーッとしてんのよ!殺されるとこだったじゃない!」
どうやら朱美が束縛の能力で唯の動きを止めているようだ。
唯「なんだこれは・・・動けん・・・」
朱美「早くこいつをロープで縛って!そんなに長い時間動きを止めてられないんだから!」
星野「うそだ・・・」
朱美「早く!何やってんの!?」
その瞬間オレは強烈な目眩に襲われる。
星野「ぐああああぁぁっ・・・!!」
とてもじゃないが立っていられるレベルじゃない。オレはその場に頭を抱えながらうずくまった。
朱美「ちょっとあんた!?どうしたのよ!?まさか・・・」
最悪な状況。よりによって今星野の能力が覚醒しだしたのだ。
朱美「くっ・・・最悪。あと一分もつかしら・・・こうなったらココロ!あんたが代わりにこの女を縛って!」
心「わかったわ!でもロープは!?」
朱美「星野が持ってるわ!早く探して!あたしももうそんなにもたないんだから!」
朱美の額からは大量の汗が吹き出していた。束縛の能力は対象に念を送りつづけて動きを止めるため、常に念を流している状態になる。
よって大量の念を消費するため、そんなに長い間対象の動きを止めていることなどできないのだ。
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 04:09:18 ID:e9kAaUmB0
49 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/08(木) 04:12:10 ID:wwZwwBTTO
作者うんこのためしばらく休載いたします。
荷物を詰めながら、一人物思いにふけっていた。二度目の海外旅行だが、一度目は小学生の時だったのでほぼ初めてと
言ってもよい。故に、彼の頭の中はまだ見ぬシンガポールの清潔な町並みで一杯だった。日本人だと声をかけられる確率
が高くなるそうだけれど、自分の場合はどうだろうか。美容院で「ブラピにして」と頼んだら「妻夫木になった」と言われたけれど、
よく見ると有田に似ている気がする。有田の顔は海外でもてるそうだから、むしろ有利かもしれない。今までは赤く染めていたが、
この旅のために炭の様な真っ黒に染め直して、日本人と言うことを熱烈にアピール。買ったポケット英会話ガイドに何故か載っていた
口説き文句を、他に必要だと思われる表現を無視して全部覚えた。後は臨機応変に、その場その場で頑張るが吉。
そうなのだ。
あろう事かこの男、海外旅行で現地人を引っかけようともくろんでいるのである。だからもちろん一人旅で、ツアー旅行の
くせに、見学などは全てキャンセルして六日間全て自由行動である。とりあえず好きな映画を字幕なしで見ることと服を
買うこと、そしてナンパが主な目的である。その他は三の次、マーライオンなん五の次だ。親友達には「自分の英語力を
試したい」なんて言ってるが、マァ、英語でナンパ出来たらそれなりの出来なのだろうから間違ってはいない。せいぜい日本人
特有の文化(サムライ、ゲイシャ、フジヤマ、ハラキリ)を武器にして頑張るしかない訳だ。というかそもそも、ナンパできる
余裕が現地であるかどうかの方が問題である。いや、それよりも問題なのは、飛行機に乗る集合時間が八時なので、それに
間に合うかどうかである。寝過ごして乗れなかったりしたら、それこそ目も当てられない。明日はせいぜい酒でも飲んで
早く寝るべし。そう、出発は明後日、九月九日。
と言うわけで言ってきますノシ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 04:17:14 ID:AUbpiVnE0
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 04:18:45 ID:wwZwwBTTO
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 04:44:30 ID:hMmoMCLcO
とがしはまだうんこから出ねーのか!?
>>50 釣れたら俺にも一匹頼むお
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 05:34:04 ID:wwZwwBTTO
うんこから出て保守
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 05:34:37 ID:hMmoMCLcO
ほ
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 06:31:43 ID:hMmoMCLcO
ほしゅ
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 07:23:21 ID:wwZwwBTTO
ほっちゃん
58 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/08(木) 07:37:55 ID:wwZwwBTTO
どれ一個だけ投下するかの。
59 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/08(木) 07:39:26 ID:wwZwwBTTO
>>47の続き
朱美「く・・・もう限界」
朱美がその場に崩れ落ちる。
心「朱美!」
ココロは星野のポケットからロープを見つけだしていた。が、今となってはもう遅い。唯はすでに自由に動けるようになっていた。
唯「やっと動けるようになったか・・・どうやったのかは知らないが、お前たちもわたしが殺してやる」
心「く・・・」
唯一の戦力である朱美も倒れ、もはや絶体絶命かと思われた。が、
星野「ココロさん、下がって」
心「え?」
さっきまで目眩で動けなかった星野が起き上がってきた。
心「体は・・・平気なの?」
星野「ええ。むしろ今は気分がいいくらいです」
心「じゃあ・・・」
星野「わかってます」
オレはなぜかわかっていた。自分が何の能力に目覚めたのかを。
そしてオレは唯の前に歩み出る。
星野「唯・・・いや、お前は唯とは別人だな。おそらくは二重人格・・・」
唯「・・・」
心「えっ・・・(なるほど、どうりでテレパシーで探しても見つからなかったんだ・・・)」
唯「よくわかったな」
星野「・・・」
唯「まぁ、そんなことがわかったところでどうなる?」
星野「・・・」
唯「とりあえず死にな」
そういうと唯はオレに突っ込んできた。そして宇童を殺したときのように、オレの胸に向かって手を突き出してくる。
オレはそれをかわす。が、かわしきれなかったようで、唯の手がオレの肩をわずかに貫通してきた。
気が遠くなるような激しい激痛。が、オレはひるむことなく唯の腹に手の平をあてる。そして全身の力をこめた。
唯「がっ・・・!」
その瞬間、唯は電気ショックをくらったように一瞬震えると、その場に崩れ落ちた。
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 08:07:46 ID:wwZwwBTTO
てかc.2chからだと、どの板にも入れないんだけど、どうしちゃったの?
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 08:11:01 ID:OAi+WkPO0
偶然こんなん見かけたよとがし。
92 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2005/09/08(木) 08:05:41 ID:wwZwwBTTO
ねぇ
ルーシー
聞かせてよ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 08:27:12 ID:wwZwwBTTO
>>61 ちょwwwwwwwおまwwwwww
ミッシェルガンエレファントよりゲットアップルーシーですwwwwww
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 08:32:44 ID:OAi+WkPO0
ひぐらしも無事に終わったから寝るぜ。
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 08:39:26 ID:wwZwwBTTO
おやすみなさい。
オレも出かけるから誰か保守よろしく
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 09:30:08 ID:O1IgT1O00
hosyu
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 11:07:05 ID:hMmoMCLcO
ほ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 12:05:20 ID:rvUSZgsAO
し
68 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/08(木) 12:21:39 ID:2WWZ3QsFO
なかなか不安定で来れないね。保守。
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 12:52:20 ID:9+zoUSZL0
hosyu
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 13:33:25 ID:wwZwwBTTO
ほああー
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 14:38:59 ID:9+zoUSZL0
hosyu
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 15:20:40 ID:hMmoMCLcO
おまいらおはよう
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 15:31:11 ID:odHGqT07O
保守的
74 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/08(木) 15:44:46 ID:2WWZ3QsFO
まだみんな書かへんのか。ネタを置いておきますね。
・同級生が風邪で休んでプリントを届けにいく
・とがしが風邪で休載して保守様がお見舞いにいく
・同棲中の娘とどっちの料理showで論議
・同性の深夜とあっ…だめだよこんなの
・親戚の子供
・親戚のおねいさん
・親戚の人妻
・親戚の未亡人
・主人と主従
・若奥様は魔女
・若奥様は魔性
・俺は野獣
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 16:20:17 ID:hMmoMCLcO
だからなんで俺が出てくるんだwwwwwwwwwwwww
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 17:19:12 ID:hMmoMCLcO
書こうと思って適当に駄文を並べてみたけどなんかしっくりこないのでパス
77 :
(´ω`) ◆fuE4DxmNbc :2005/09/08(木) 18:13:05 ID:pgfa3kvI0
ほっっちゃんホアーッ!
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 18:39:14 ID:wwZwwBTTO
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 18:44:16 ID:hMmoMCLcO
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 19:27:46 ID:wwZwwBTTO
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 19:51:17 ID:hMmoMCLcO
とがしが風邪で休載との一報を受け、彼(?)の家にお見舞いに行ってみることにした。もちろんメロンを持参で。
「…まじでこんなとこに住んでんのか?」
目の前に広がるのはボロアp・・・いあ、ちょっと変わったふいんきのアパート。
彼(?)らしいと言えばらしいか。早速とがしの家だという部屋のドアを叩く。
ドンドン・・・
「んあぁ?はぃ…」
「ふぁ〜い…」
ん? なんか奥からカワイイ声が混じって聞こえたような。。。
ドアを開けてみた。
ガチャっ
同時に「あっ!!」と声を上がる。
「ちょwwwwwwwwwおまいらwwwwwwwww」
開いたドアの先には…
布団からこちらを見ているとがしと、とがしの腕の中で恥ずかしそうに顔を伏せた深夜たんの姿があった。
82 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/08(木) 20:02:14 ID:2WWZ3QsFO
ちょwwwwwwおまいらwwwwwww
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 20:03:52 ID:wwZwwBTTO
ちょwwwwwwおまいらwwwwwww
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 20:06:03 ID:hMmoMCLcO
これでモリゾーの出した題を2つ処理したからモリゾーには『若奥様は魔女』と『俺は野獣』を処理してもらおうか
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 20:10:00 ID:hMmoMCLcO
そしてとがしに『親戚のおねいさん』と『主人と主従』を処理してもらえば派生は置いといて全部終わるお
86 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/08(木) 20:17:13 ID:2WWZ3QsFO
俺は服を脱ぎ捨てると、野獣の様に若奥様のたわわかな2つのふくらみにむしゃぶりついた。
「奥さぁ〜ん、こんなに乳首を立たせて…」
「いやっ!三河屋さんっ!」
「奥さぁ〜んと一緒に暮らせるならならペットになってもいいっスよぉ〜」
すると奥さんは、先っちょに星のついた安っぽいステッキを取り出したんだ。
「本当は使いたくなかったけど……えいっ」
いまじゃ俺もこんな姿さ。磯野家の猫として、宜しくやってるよ。
87 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/08(木) 20:17:52 ID:2WWZ3QsFO
流石にムリがあった…
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 20:19:14 ID:wwZwwBTTO
いや、おもしろかったぞwww
89 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/08(木) 20:21:37 ID:2WWZ3QsFO
ならば最強のネタを置いておきますね。
書いた奴は神棚。
教室でがんもどきオナニーをしていたら好きな男の子に見つかって……な、女の子。
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 20:27:13 ID:hMmoMCLcO
おまいはほんとにがんもがすきだな
91 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/08(木) 20:30:04 ID:2WWZ3QsFO
俺はもちきんが好き。
桔衣はがんもが好き。
でももちきんじゃオナニーできないだろ。男のオナニー描写はいらないだろ。
ってことはがんもになるじゃん?
教室でオナニーしたら決まって見つかるじゃん?
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 20:30:45 ID:wwZwwBTTO
今日はぼくの家に親戚一同がやってくる。またお姉ちゃんと遊びたいなぁ。
「こんにちはー」
あっ、お姉ちゃんだ!ぼくはぱたぱたと玄関に向かう。
「お姉ちゃん!」
「あら守ちゃん、大きくなったわねえ」
「うん!ぼく小学2年生になったんだよ!大人だよー」
「あらそう。じゃあもうここも大人になったのかなぁ」
「お・・・お姉ちゃん、そこは・・・ダメだよ・・・」
「あらどうして?こんなに固くなってるのに」
「そんな・・・変な気分になっちゃうよ」
「守ちゃん、、、かわいい・・・」
オレたちの戦いはまだ始まったばかりだぜ!とがし先生の次回作にご期待ください。
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 20:34:37 ID:hMmoMCLcO
つまりキッコロをオナネタにしろってか? かなり難しくね?
>>92 くあぁぁあ゛!!!
毎度いいとこでやめてんじゃねーよ!!!!!!!!
94 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/08(木) 20:39:59 ID:2WWZ3QsFO
いや、桔衣じゃなくてもいいよ…
星野さんとか今は亡きたわごと氏、れあたん辺りでもいいんじゃね?
おにぎりは余りやると嫌がると思う。
>>92 イイヨイイヨー
……トォガシイイィィッ!
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 20:42:40 ID:hMmoMCLcO
たわごとさん頃すなよw
おにぎりかれあたん辺りで誰か書いてくれんかね
キッコロは最後の手段で
96 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/08(木) 20:52:18 ID:2WWZ3QsFO
がんもどきっておでんの具の中でいちばんエロいよな。
乾いてそうなのに押せば汁がでてくるんだぜ。
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 21:24:56 ID:odHGqT07O
食い物をエロく考えるなよwwwwwwwwww
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 22:02:01 ID:hMmoMCLcO
それがモリゾークオ(ry
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 22:35:51 ID:kKCIEQUm0
ほしゅ
また思いつきだけで何か書こうとしている俺
100 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/08(木) 22:38:31 ID:2WWZ3QsFO
次にエロいといえばちくわぶだな。
おでんつゆに濡れててらてらと猥らしくてかった穴を見ただけで勃起する。
食べるときはついつい穴の奥まで舌を挿れてしまう。
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 22:42:31 ID:oP9hchEq0
102 :
登校児おにぎり ◆Y2KMyTM2Pc :2005/09/08(木) 22:58:16 ID:b4tB0AbgO
す、すみません。
この前登録していたURLがダット落ちしちゃってて・・・。
なんとか探してたどり着けました。
これからはなるべく昼に保守していきたいと思います。
今日は少し悲しいことがあったので
書けるかどうかわかりませんが・・・
がんばります。
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 23:00:38 ID:wwZwwBTTO
まぁそのなんだ・・・がんばれ!
104 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/08(木) 23:07:09 ID:2WWZ3QsFO
あんまり無理すんなよ。
こっちなんか優先しなくてもいいんだから。
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 23:07:49 ID:hMmoMCLcO
なんかおにぎりにモエスを感じる俺がいる
おにぎりたんがんがれお!!
>>99 その思いつきがまたいい。ってわけで頼む
モリゾーが変態なのはよくわかった。とりあえずおでんを妊娠させてこい
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 23:37:15 ID:90UpGMI30
うはははは主人と主従なら俺ご飯通常の3倍イケルね!!!!!!
主従関係ダイスキーw
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 23:43:23 ID:hMmoMCLcO
>>106 じゃあそこに好みの『男S 女M』を入れて書いてみて
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 23:45:33 ID:hMmoMCLcO
あ、ちょっち違うか。
男が鬼畜で女が従順だっけ?
あぼーん
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 23:46:54 ID:90UpGMI30
……なぜ
>>106の書き込みだけで正体バレてんの俺。
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 23:50:00 ID:hMmoMCLcO
いや、毎回言うけど特徴的ってか他の書き込みとふいんきが違うから
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 23:53:51 ID:90UpGMI30
やっぱアレか。
態度のデカさか。
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/08(木) 23:59:46 ID:hMmoMCLcO
多分そんなんじゃなくてもっと…ほら、根本的に書き込みに全てが出てるってかなんつーか……
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 00:03:20 ID:077Qa/a70
何だ俺。特殊なオーラでも発してるのか。
オーラバトラーか。でもどっちかっていうとバーコードバトラーだね。
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 00:06:29 ID:teXFlE7gO
多分書き込みが全部れあたん臭で溢れてるんだよ
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 00:08:56 ID:LVprSmcQ0
どんな匂いなんだろww
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 00:09:00 ID:077Qa/a70
うっせや今畜生。
主従書いて来るよ畜生
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 00:12:38 ID:teXFlE7gO
おk れあたん臭全開で頼むおw
>>116 まぁアレだ。れあたん特有のいい臭いってかエロスとグロ気たっぷりの臭いだ。
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 00:14:18 ID:LVprSmcQ0
なるほどw
6日から山奥の研修所にこもってますた
誰か前スレログ持ってる人送ってくださいです。。。
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 00:22:20 ID:teXFlE7gO
残念ながら●持ちによる糞スレ一斉乱立で落とされたから誰も持ってない可能性が・・・
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 00:23:30 ID:077Qa/a70
231までしかない。
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 00:25:49 ID:teXFlE7gO
持ってんのかよ!!
ファイル名は 1125736460.dat だと思う
>>122 おおありがとう
俺の165までのやつよりかなり役に立つんだけど
でも本当のレス数は254かあ
うーん
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 00:34:03 ID:077Qa/a70
まぁ、datで保存する方法わかんないんだけどね。
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 00:35:23 ID:teXFlE7gO
結構雑談、保守も混じってたけど実際誰か書いてたような書いてないような・・・。
つーかれあたんがついでに1スレめをうpしたら完璧じゃね?
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 00:37:13 ID:077Qa/a70
別に1スレ目だだって1000まで持ってるわけじゃないんだけどねぇ。
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 00:38:35 ID:077Qa/a70
むぅ、主従は美味しいがイマイチこう、短編でぱっとネタが浮かばねぇな。どうしようか。
129 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 00:40:40 ID:LFBRXpFTO
保管しるにあたっては足りないぶんの話を頑張って物書き様に書き直して貰うって事でいいんじゃね?
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 00:41:03 ID:teXFlE7gO
キーワード追加とか
もしくは少し長く書くとか
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 00:42:47 ID:teXFlE7gO
モリゾーにしては久々にまともな意見・・・。また台風が来るな。
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 00:48:19 ID:077Qa/a70
じゃあ主従、しかも電話のやりとり、で行こう。
電話のやりとりも俺の中で非常に燃えるものがある。
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 00:55:33 ID:teXFlE7gO
くそぅ…au重すぎだぞくそっ!!
>>132 wktk
134 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 00:55:49 ID:LFBRXpFTO
良い事ってのは偶に言うから良い事なんだぜ。
毎回良い事言ってたらありがたみが無いでろうよ。
135 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 01:39:05 ID:LFBRXpFTO
WAKUTEKA
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 01:54:56 ID:077Qa/a70
よし、出来た。
137 :
れあ:2005/09/09(金) 01:56:39 ID:077Qa/a70
酷く久し振りに思える携帯電話の着信音に、俺は引っ手繰るようにしてテーブルの上のそれを取った。
「1ヶ月も連絡寄越さないで何のつもりだ?」
『すみません、少し立て込んでたもので……』
怒鳴りつけたいのを抑えつつ、なるべく冷静に、だが早口に問いかける。
電話の向こうの声が以前と変わっていないことに安堵する。
「で、状況は」
『あまり良いとは言えませんけど、何とか片付けます』
「あぁ、さっさと片付けてさっさと戻って来い。お前がいなくて猫の手も借りたい状況だ」
舌打ちしながら言うと、ヤツはくすくすと小さく笑う。
『分かってます。あと1週間で片付けます』
「3日だ」
『………じゃあ、3日で』
こう言っておけばヤツは2日で仕事をこなして3日目には帰ってくる。
そういうヤツだ。
138 :
れあ:2005/09/09(金) 01:57:09 ID:077Qa/a70
「で、エロ親父にセクハラとかされてねーか?」
そう、問題点はソコだ。
今回の仕事のターゲットはいかにもエロ親父といった男だ。
そいつの屋敷にメイドとして潜入していることを思えばヤツがセクハラされないはずがない。
むしろ俺がセクハラしたい。
アイツの身体にハゲの汚い手が触れてるかと思うと仕事と一切関係なく私情で殺してやりたい程だ。
『無いとは言いませんけど、多少ですよ、多少』
「多少って?」
『えぇと…………多少です』
「………変更だ。明日までに帰って来い」
コイツが何かしら言いよどむ時は、大概俺が怒ると分かってるときだ。
『明日ですか……うぅん………』
まぁ、そう簡単な仕事じゃないから始末するのは難しいことだって俺も理解はしている。
それでも、コイツは明日までに帰ってくるだろう。
「命令だ」
そう、一言口にすれば。
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 01:57:39 ID:077Qa/a70
『……分かりました、ご主人様』
「よし、イイコだ。帰ってきたら立てなくなるまで可愛がってやるから待ってろ」
『あ、え……それは遠慮したいです……』
「黙れ。それとも中途半端なところで放置プレイが好みか?」
『あ、や……それはヤです!!』
慌てた声で帰ってきた返事が可愛くて仕方が無い。
電話越しで幸いだ。だらしなくニヤニヤしてる顔を見られずに済む。
もう少しからかってやろうかと、俺は口を開く。
「そうか、俺は好きなんだけどな」
『…………ご主人様が、好きなら……どうぞ……』
少しためらいがちな様子の応答。
あー、やっぱ電話じゃダメだ!! アイツの顔が見たくて仕方がなくなってくる。
サラサラの髪の毛に指を突っ込んでかき回したくなる。
細い身体を抱き寄せて、薄い皮膚に傷をつけたりしたくなる。
140 :
れあ:2005/09/09(金) 01:58:18 ID:077Qa/a70
「く……は……あはははははははははははは!!」
『ご、ご主人様?』
思わず笑い出してしまった俺に、アイツは不審そうな声を上げた。
そうさ、俺は狂ってる。アイツに狂っちまってる。
「早く帰って来い。俺は今すぐお前にキスがしたくて仕方ない」
息が止まるくらいのキスを。
『……はい、ご主人様』
さあ、アイツはいつ帰ってくるだろうか。
明日?
いいや、きっと俺が眠りにつくよりも早く帰ってくる。
アイツはそういうヤツなんだから。
あまーい!!!
あまいよ小沢さーん!!!!!!
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 02:04:47 ID:teXFlE7gO
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 02:06:47 ID:teXFlE7gO
>>140 こういうエロスと壊れ気味な文が入り混じってるのがれあたんの素敵なとこだお
もうアレじゃね? これでお話書けるんじゃね?
甘くてエロモエスwwww
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 02:10:39 ID:077Qa/a70
七夕といえば、俺は昔爆笑の太田光が
「織姫と彦星は年に1度しか会えないとは言っても地球が誕生してウン十億年。
人間は毎日あっても数万回が限度。地球を見ながらかわいそうだと思ってるかもしれません」
って言ってたのにちょっと面白いな、と思った記憶がある。
>>142 ……壊れてるか? 俺としてはあんまり壊れてないぞ。
144 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 02:12:21 ID:LFBRXpFTO
壊れた主人とかそれに従順なメイドとかマジで萌えるし。
れあ臭MAXだね。
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 02:14:04 ID:LVprSmcQ0
あまーいwwwクソワロタwwww
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 02:16:36 ID:teXFlE7gO
あーアレって七夕系のサイト巡ってたら全く同じ文があったからパクりかと思ってた
つーかサラサと歌声に萌えたんですよ・・・
七夕も好きなんだけどさー
>>144 はげしくどうい
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 02:20:29 ID:teXFlE7gO
まぁれあたんが本気出したら壊れるなんかじゃ済まない可能性もあるわけで、、、本気の壊れ系をうp!!
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 02:20:53 ID:077Qa/a70
本気の壊れ系って、何?
わかんないよ。れあたんわかんないよ。
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 02:24:46 ID:teXFlE7gO
れあたんが本気で書いたら必然的になるんじゃね?
V.Sより凄くなったり
150 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 02:30:12 ID:LFBRXpFTO
メイド出てこない上にラノベだけどデビル17ってのはいい主従が見られる。本の半分はエロスだが。
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 02:31:22 ID:077Qa/a70
ちなみにコイツらの関係は別にメイドじゃないぞ。
いや、メイドかな。
まぁいいや。
どっちかっつと殿と忍の関係だ。
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 02:38:40 ID:LVprSmcQ0
>>150 あれはエロスだね。でもエロスすぎて一巻目でお腹一杯になっちゃったよw
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 03:21:39 ID:077Qa/a70
よーし、ほっしう
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 04:10:27 ID:teXFlE7gO
やっと電話終わった俺がほっしゅ
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 04:10:54 ID:077Qa/a70
今までずっと電話かよ。
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 04:13:16 ID:teXFlE7gO
一時間半も電話しちまったよ。
携帯止まるか止まらないかの瀬戸際になにやってんだ俺
まぁ携帯止まってもカーチャンの携帯(ツーカー)パクってほしゅするがな!!
こんな夜更けに電話する相手がいるとはしやわせなヤツだな。
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 04:21:50 ID:teXFlE7gO
世間一般から聞けばそうかもしれない。でもよー、だるごとの電話なんかいらねーよ!!
そんなことより寝かせろよと小一時間(ry
まぁそれはともかく最後には中学生か二十歳を紹介するって件で話をつけたようなつけてないようなだ
俺なんか友達もいねーのにな。北海道に帰ってからの1ヶ月を酷く孤独に過ごしたもんだぜ。
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 04:25:49 ID:teXFlE7gO
おまwwwwwwwwwwww
お友達からお願いしますw
だが断る!!!!
まぁ、かってにしてくれい。
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 04:35:06 ID:teXFlE7gO
いあいぁ、正直さ、友達いない寂しげなおにゃのこってモエスじゃね?
今思い浮かんだだけだが
うーん、その寂しげ具合によるよ。
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 04:46:34 ID:teXFlE7gO
確かにMAXまで行ったらどうかと思うけど儚げで寂しげなふいんき漂うおにゃのことかいいと思う
まぁ、MAXまで行くと厳しいものがあるやね。
寂しいっていうか暗いからね
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 04:56:27 ID:teXFlE7gO
ってわけだ。
お題
つ【寂しいおにゃのこ】
いあ、まぁ…気にしないでください
俺は書かない。
ねる。
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 05:06:52 ID:teXFlE7gO
うん。言うと思ってた
おやすみ
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 05:55:24 ID:teXFlE7gO
ほしゅ
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 06:11:12 ID:teXFlE7gO
寂しいので自分のお題に自分で答えてみようと思う。
まぁ相変わらずの駄文だけど。
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 07:07:03 ID:teXFlE7gO
ほしゅ。なんつーかやっぱ無理かもなー…
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 07:27:32 ID:teXFlE7gO
なんとなくできた部分投下
____
ずっと一人だった。学校でも、家でも、、、。
転校生の私は、元から暗い性格だったこともあり、二ヶ月経った今でも友達一人いない。
原因はお父さんのせいだ。昔、両親が離婚する際によく会社の移動に行かされるお父さんと一緒に暮らすことになった。
そのせいで私には友達がいない。でも、友達を作ってもすぐに別れが来るから……。
学校からの帰り道の公園。私は一人でブランコに座っていた。
毎日、毎日、日課のようにただ座って空を見上げていた。
たまにキィキィと音を立てながら、いつも夜になるまで空を見ている。周りで遊んでいる子達が帰っていく。
お母さんが迎えに来たり、ご飯の時間だからと帰る子達。
私のお母さんは今日もいないんだよね。
夜が深くなる。星々が輝きだす。そろそろ帰ろう…。
ブランコから立ち上がろうとする。
「織川?」
「えっ?」
誰? 振り向いた先には同じクラスの男の子が立っていた。
「あーっ、やっぱ織川更紗じゃん」
「………」
織川更紗(おりかわさらさ)、、、私の名前だ。
「こんなとこでどうしたんだよ? あっ、俺のことわかるよな?」
「……彦菜君」
彦菜星介(ひこなせいすけ)君、彼の名前。
「そうそう! よく覚えててくれたな〜。で、こんなとこで何してんの?」
「………」
返す言葉が見付からない。
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 07:37:41 ID:teXFlE7gO
あ、よく見ると親父が遅くまで帰ってこないの書き忘れてるorz
さすがメモ帳クオリティ
一つに500文字とか厳しすぎ(´・ω・`)
「まぁ話したくないならいいけどさー。」
「……なんのよう?」
「ん?別に用は無いよ。でもさー、俺、家追い出されちゃってさー」
「………」
地面を見る。何かあるわけじゃない。なんとなくだけど…。
「で、一人で寂しく野宿ってわけ。毎回だから慣れてるけどな」
「でもよ、酷いと思わない? 中3にもなって『夜に出歩くな』だぜ? それでさー、――――」
「………」
黙って下を向いている私に彼はひたすら話し掛けている。何がしたいんだろ…? 私に言ってどうにかなるわけないのに……。でも……。
「…織川?」
「………」
彼の方を向く。
「ごめん。俺の話、つまんないよな…」
「………」
「ごめん、な…。」
違う。違うの。そうじゃない。私は…ただ……。
「それじゃあ寝床探しに行くよ。じゃ、また明日学校で」
「あ……」
走り去る彼の姿を見つめていた。
「…ごめんって…私が言わなきゃダメなのに……」
おとなしく帰路に着いた。
翌日、学校。
教室に着くまでの廊下に彼がいた。
「よう織川、おはよ」
「………」
彼の前で固まってしまう。人に挨拶されたのなんてどれだけぶりだろ。
「………おはよう」
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 08:28:04 ID:teXFlE7gO
やっと言葉が出た。彼の口元が軽くにやけてる。
「教室まで一緒に行こうぜ」
断る理由もない。
コクンと首を縦に振り、彼と一緒に歩きだす。
「昨日さー、結局あの公園で寝たんだけど、もうひでぇの。蚊に刺されまくるし熱いし―――」
彼はやっぱりずっと話してる。でも……悪い気はしない。
「でさー、、、あ、着いちまったや。まぁいいか。どうせ先生まだ来ないし。」
先生が来るまでの時間、彼の話が途切れることはなかった。私も黙ってそれを聞いていた。
ガラガラ…
「授業を始めるぞぉ!全員席につけー。」
「あっ、そんじゃあ戻るな。またあとで」
「………(コクリ)」
黙って頷き、授業の用意をし始めた。
この日から彼はずっと私といるようになっていった。
頭も良く、スポーツ万能、かっこいいと、少しやんちゃだけど完璧を思わせる彼がなんで私なんかといるんだろう…。
何度か聞いてみたけどいつも適当にはぐらかす。
聞いちゃダメなことなのかも。今の私達は友達…なのかはわからないけど、彼のそばだけは少し気分が良かった。
だから壊したくない…。
それから三ヶ月、お父さんから、一番聞きたくない言葉を聞くことになった。
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 08:29:35 ID:teXFlE7gO
「来月また移動になるんだ」
「え……」
頭が真っ白になる。彼と…彦菜君と会えなくなる……?
「だから…」「いやっ!!」
お父さんに反抗したのは初めてかもしれない。でも、いやだったの。
彦菜君と……二度と会えない………。
自然と涙がこぼれ落ち、それでも
「いやなのっ!絶対やだぁ…やだよぉ……」
(ひっく、うっ、ぐ、、、)
泣きながらもずっと訴え続けた。
「やだ……彦菜君に、会えなくなるのはやだぁ…」
「更紗、落ち着くんだ。もう決まったことなんだ。わかってるだろ?」
「でも、でもぉ…」
「仕方ないだろ?仕事なんだ」
「……っ!?もういいよ!!」
泣きながら家を飛び出す。
「待て、更紗!」
お父さんの制止の声を無視して家から逃げ去った。
家を飛び出したとはいえ、所詮は中学生。行くアテも無く、お金も無い。
当然遠くへは行けない。
気が付くと何故か学校の近く…帰り道の公園に着いていた。
(ハァハァ…うっ、ぐ、、、)
息が荒い。涙が流れる。苦しいよ…。
「織川?」
「…あ……」
振り返ると目の前には彼…彦菜君が立っていた。まるであの時みたいに…。
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 08:32:50 ID:teXFlE7gO
「どうしたんだ?泣いてる…のか?」
「…う、うっ、ううぁ…ぅ……」
「織川……」
スッと彼の手が肩に回り、力がこもる。彼はただ黙って、泣き続ける私を抱き寄せてくれた。
私が泣きやむまで、ずっと……。
キィ…キィ……
小さく響く2つのブランコ。
「そうか……」
「………」
全てを伝えた。そう、これで全部終わるの。
私はどこか遠くに移り住み、彼とはもう会えない…。
更に涙がこぼれそうになった。
「…なんだかさぁ、俺達、織姫と彦星みたいだな」
「えっ?」
「二人はさ…、織姫と彦星を結婚させた天帝…織姫のお父さんに二人の仲を裂かれてしまったんだ」
「………」
「でもさ、年に一度だけ、七夕の日にだけ会うことを許された。だから…どこか遠くに行っても会いに行くよ」
「……ウソ」
「嘘じゃない。絶対だ」
「なんで…? なんで、そこまで……」
「お前が好きだからだよ」
「……?!」
一気に体温が上がった。
好き? 私を? ウソ……。
彦菜君が立ち上がり、私の目の前で止まる。私もその場で立ち上がった。
「織川……いや、更紗、好きだ。俺と付き合ってくれ!」
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 08:34:24 ID:teXFlE7gO
頭が完全に停まってしまった。何も考えられない。
彦菜君が私を好きだって……付き合ってくれって………。
「い、いきなり言われても困るよな。返事、今すぐじゃなくていいから」
「……いい…よ」
「…え?」
「私も…彦菜君のこと……好き、だから‥‥‥」
「……ありがとう」
彼が私を抱き締める。なんだかぐちゃぐちゃな頭で考えて、そして口に出た『好き』って言葉。
これは私の全ての想い。
「引っ越すの、七夕の一週間後だったよな?一緒にお祭りに行こう」
「うん……」
「残り一ヶ月だけど一緒にいような」
「うん……」
「絶対に会いに行くから、、、迎えに行くから‥‥‥」
「…うん………」
残り一月、私達の時間…。
彼と、、、彦菜君となら‥‥‥‥。
「更紗、、、俺のことも名前で呼んでくれよ」
「うん、、、星介君‥‥‥」
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 08:36:36 ID:teXFlE7gO
と、まぁ糞みたいなクオリティの俺が投下しましたよ。
とりあえずはここで区切り。
七夕→終わりまでもうちょい考えてるけどひとまずここで。
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 08:38:09 ID:teXFlE7gO
あ、なんで好きになったか書き忘れたorz
今度書こう・・・。
181 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 08:46:59 ID:LFBRXpFTO
本当にたわごとさんどうしたのかねー。
結構心配。
寂しい女の子って物語で読むと同情したり萌えたりで守ってあげたくなっちゃうけどリアルでいたら大抵は何かしら問題のある娘だよな。
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 08:54:27 ID:teXFlE7gO
またPCの調子が悪いか仕事が忙しいんじゃね?
・・・二度もモリゾーからまともな答えが・・・・。これは雹が降るかもしれんね
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 09:46:41 ID:KC37a2290
hosyu
184 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 09:51:27 ID:LFBRXpFTO
俺は一見するとバカだが中身はまともそうに見えて壊れっぷりが激しいぜ
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 09:55:54 ID:teXFlE7gO
つまり馬鹿じゃねーか
いい馬鹿なんだろうけど
186 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 09:56:59 ID:LFBRXpFTO
人に優しくしすぎて損するバカの部類だね
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 10:18:32 ID:teXFlE7gO
俺の中のモリゾーのイメージ
まずエロ、そして変態、更にフラグに鈍感
>>186 自分で言うのはどうかと
189 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 10:52:05 ID:LFBRXpFTO
フラグに鈍感ってなんだ?
朴念仁じゃねいお。
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 10:55:38 ID:teXFlE7gO
いや、全部イメージだから気にしないで
191 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 10:59:36 ID:LFBRXpFTO
そこら中でフラグたててる気はしないでもないさ。
そこで敢えてスルーするのが森ゾクオリティ。
……いや、本当にスルーしてるんだって!気付いててやってるだけだって!
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 11:25:43 ID:teXFlE7gO
それはない
FLASH板って久々に見たけどあんな殺伐したとこだっけ?
のまネコ事件で揺れてるだけじゃね?
194 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 11:54:26 ID:LFBRXpFTO
FLASHボムの所で詳細読んだけど周りが騒いでるだけなのな。
当事者のサイトは何にもなってない
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 11:55:20 ID:teXFlE7gO
そうだろうなー。しかしえいべっ糞スレが荒らしのせいで見にくいったらありゃしない。
いっそわたとえいべっ糞叩いてくるかねぇ。携帯じゃ大したことできないけど
196 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 12:08:14 ID:LFBRXpFTO
携帯で叩いてもなぁ……
本当に何もできんがな。
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 12:17:34 ID:teXFlE7gO
うん。全くだ。
なんでこんな時にPC壊れてんだよぉ・・・orz
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 13:01:50 ID:teXFlE7gO
さて、飽きたので気をとりなおしてほしゅ
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 13:51:58 ID:pcjIT87SO
保守
200 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 14:20:49 ID:LFBRXpFTO
華麗に保守
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 15:16:01 ID:pcjIT87SO
保守
202 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 16:27:43 ID:LFBRXpFTO
情熱的に保守
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 17:21:38 ID:pcjIT87SO
保守
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 17:39:15 ID:Vs9WLMKWO
雲のむこう、約束の場所って映画観たんだけどこれ神じゃね?
205 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 18:04:36 ID:LFBRXpFTO
前々スレあたりで話題にしてたな。
あー、ラジオの話書かなきゃ。
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 18:30:18 ID:teXFlE7gO
>>203 おまい…携帯なのにpcとはどういうつもりだ!
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 18:40:40 ID:pcjIT87SO
IT戦士ですから
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 18:42:59 ID:teXFlE7gO
なんだよそれwwwwwwww
じゃあITの意味は?
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 19:47:49 ID:teXFlE7gO
ほ
210 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 19:55:58 ID:LFBRXpFTO
淫乱☆たわごと
↓
Inran・Tawagoto
↓
IT
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 20:43:21 ID:20hGIoDM0
保守
212 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 20:56:40 ID:LFBRXpFTO
「あっ……はぁ…ん…」
オレンジ色に染まった静寂の中、少女の艶やかな声が響く。
「ん……ちゅ…む…はぁっ……ちゅ」
何かをしゃぶる音。
教室内で行為に及んでいるという背徳感が、少女を興奮させる。
事に夢中になるあまり、少女は近づいてくる足音に気がつかなかった。
213 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 21:12:07 ID:LFBRXpFTO
少年は急いでいた。
家庭科でつくった物を教室に忘れたのだ。既に秋とはいえ、一晩中密閉した教室に置いておけば発酵する事必死。
そして少年は、教室の惨状を目の当たりにしる。
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 21:19:54 ID:S9MK2nux0
hosyi
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 21:31:45 ID:S9MK2nux0
hosyi
216 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 21:33:13 ID:LFBRXpFTO
「こ…小麦原さん?」
小麦原、と呼ばれた少女はびくり、と体を振るわせると、恐る恐る入り口を見た。…その口に、ソレをくわえたまま。
「ふぇもふ…ゴクン。江之原君!?」
少女は全裸だったが、そね白い肌を覆い尽くす様に全身にがんもどきが張り付いていた。
足下には、まだバケツに半分ほどがんもどきが残っている。
「あ…僕の……」
「え!?これ江之原君のなの!?」
小麦原は顔が真っ赤になった。憧れの江之原君の、しかも大好きながんもどきで興奮しただなんて。
217 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 21:42:11 ID:LFBRXpFTO
「き、今日はがんもどきパーティーだ!もちろん小麦原さんも来るよねっ?」
江之原はショックのあまり気が動転した!
(な、流した――っ!!)
森蔵先生の次回作にご期待下さい
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 21:46:04 ID:GtTZ15BoO
な、なにその結末?!( ̄口 ̄)
219 :
たわごと@PC ◆D3gHWrXzZ6 :2005/09/09(金) 21:55:39 ID:2Z2VF+5x0
なーにが淫乱じゃw
皆さんお久しぶりです
220 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 22:10:34 ID:LFBRXpFTO
わぁ!
たわごとさんだ!
ITだ!(え
221 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/09(金) 22:23:01 ID:Vs9WLMKWO
新連載
くそみそベタベタ恋愛話
(超能力の話は大人の事情により打ち切りになりました。長い間ご愛読ありがとうございました)
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 22:29:24 ID:teXFlE7gO
いやいや、先生打ち切りは勝手にはできませんよぉw
>>219 淫乱なたわごとさんおかえりー!w
223 :
たわごと@PC ◆D3gHWrXzZ6 :2005/09/09(金) 22:31:26 ID:2Z2VF+5x0
仕事が終わったとたんに倒れて大変だったんだよ^^;
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 22:43:18 ID:teXFlE7gO
倒れた!? ちょ、まじで大丈夫なの?
225 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 22:44:11 ID:LFBRXpFTO
大将、お疲れであります。
ささ、ごゆるりと
226 :
たわごと@PC ◆D3gHWrXzZ6 :2005/09/09(金) 22:50:46 ID:2Z2VF+5x0
結局なんとか復活したわけだけどね。
だいぶ前の続き。
空港に着く。人ごみも、飛行機の離着陸の音も気にならない。僕は、ただローザを見ていた。
僕「ローザ…」
ローザ「どうしました?」
ローザは旅行かばんを持って微笑んで返事する。
僕「次…いつ会えるんだろ…」
ローザはうーん、と考えていたが、急ににっこり笑って、言った。
ローザ「すぐに会えますよ、きっと」
そして、彼女はイギリスに帰った。
すごくあっさりした別れに、僕も瑠衣も、ただポカンとするしかなかった…
227 :
たわごと@PC ◆D3gHWrXzZ6 :2005/09/09(金) 22:55:44 ID:2Z2VF+5x0
一週間後。
僕「暇だ」
瑠衣「暇ね」
日曜日は暇なものだ。僕ら兄妹は、居間でテレビを見ながら退屈な時間をすごしている。と、
ピンポーン
インターホンが鳴った。
瑠衣「誰だろね」
僕「僕が行くよ」
小走りで玄関に向かい、ドアを開ける。すると…
「お久しぶりです、祥一さん」
頼む。夢なら、覚めないで。
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 23:09:01 ID:teXFlE7gO
ハッピーエンドキタコレ!!!!
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 23:36:06 ID:S9MK2nux0
ほし
230 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/09(金) 23:38:17 ID:LFBRXpFTO
あ、あれ?
たわわん?
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 23:46:24 ID:Vs9WLMKWO
おーい、どしたー?
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/09(金) 23:48:58 ID:teXFlE7gO
たわごとさんはいつもほうちぷれいでぼくたちをこまらせます
でもぼくたちはそんなたわごとさんがだいすきです
ってことだから続きを!!
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 00:00:37 ID:gHKhAnOG0
いつも空気読まずにやってくるとき、俺「登場!」ってやってたんだけど、
今度から「推参!」にしようと思う。
234 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 00:03:11 ID:YfEsbzZ6O
たわごとさんはもしかしたら無理して書き込んだのかもしれない。
今夜はそっとしておいてあげようよ。
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 00:03:38 ID:IZDdYW/1O
たわわんさ〜ん?
起きてますかー?
あれれ、寝ちゃったのかな・・・・・?
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 00:03:49 ID:jgQNkesUO
うん。そんなことやってるから正体がバレるんだよね
237 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/10(土) 00:13:53 ID:lwaeZl8AO
よっしゃ!おじさん新しい話書いちゃうぞー!
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 00:14:38 ID:jgQNkesUO
新しい話もいいんだけど前のは?
239 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 00:15:23 ID:YfEsbzZ6O
じゃあ俺とがしの次ーっ
240 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 00:16:28 ID:YfEsbzZ6O
でわ今日はミーちゃんのブラッシングでもしときますね。
ごしごし。
ごしごし。
・・・うわ、もっさり取れた・・・・・・(-o-;)
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 00:22:47 ID:gHKhAnOG0
じゃあ俺も新しい話書いちゃうぞー!!
243 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/10(土) 00:26:30 ID:lwaeZl8AO
>>238 残念ながら打ち切りのようです・・・
じゃあいくぞ!
第一話
転校生
244 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/10(土) 00:27:28 ID:lwaeZl8AO
「どひゃー!遅刻遅刻ー!」
オレの名前は草薙圭二。高校二年生・・・になったばかり。
今日から新学期だというのにまさかの寝坊をしてしまった。いやーついてねーや!
「くそー、このままじゃ間に合わん!こうなったら・・・近道だ!」
オレはロナウジーニョも腰を抜かすほどの走りで曲がり角を急カーブ!・・・と、その時!
どっしーん!
「うおっ!」
「きゃっ!」
あろうことか通行人とぶつかってしまった!思わず口にくわえていた食パンを地面に落としてしまう。
圭二「いってー・・・」
オレはそのまま立ち上がろうとする。と・・・
むにゅ。
まるでマシュマロのようなやわらかさが手全体に伝わってきた。
圭二「ん・・・むにゅ?」
?「んあっ・・・」
ん?なんだこのやわらかさは。オレはもう2、3回もんでみる。
もみもみ。
?「っ・・・あんっ!」
・・・こ、これはまさか。
?「い・・・いつまで人の上に乗ってるのよ!変態!」
どーん!
どうやらオレは通行人の上に乗っかってしまった上に、胸をもみもみしてしまったようだ。で、見事に突き飛ばされた。
?「しかも押し倒しただけじゃなく、あたしの、む・・・胸までもんで!ただですむと思っ・・・」
そこまで言うと女の子は急に真剣な顔になって、オレの顔をまじまじと見つめた。
?「ね・・・ねえ、そ・・・その、あの、えっと、あんたまさか・・・」
圭二「・・・へ?あ、わりぃ!オレ学校遅刻しちまうからもう行くわ!それじゃあな!」
?「え、あ、ちょっと!」
圭二「じゃあなー!おっぱいもんでごめんよー!」
?「ふ・・・ふあっ!?そ・・・そんなこと大声で言うなー!」
245 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/10(土) 00:28:42 ID:lwaeZl8AO
キーンコーンカーンコーン♪
「きりーつ。礼。着・・・」
どどどどどど・・・!
ガラッ
圭二「ギリギリセー・・・ってあれ?」
一瞬教室中がぽかーんとなる。が、担任だけは顔を真っ赤にしていた。
担任「バカ野郎!お前は遅刻だ遅刻!とっくに予鈴はなっとるだろうが!」
けーじ「えー・・・先生、そこを何とか〜!」
担任「ダメなもんはダメだ!さっさと席に着け!」
圭二「はぁーい・・・」
オレはとぼとぼと席に着く。まわりがくすくす笑ってるよ、こんちくしょー!
「いやー、新学期そうそう遅刻とはやるじゃねーか圭二!やっぱお前おもしれーよ!」
圭二「うるせーなー」
こいつは昔からの悪友で沖田浩司。うるせーヤツだけど根はしっかりしていていいヤツだ。
顔は長髪のよく似合うイケ面。
「圭二くん、大丈夫?」
圭二「ん・・・あぁ、大丈夫大丈夫!」
この女の子は桜庭千歳(さくらばちとせ)。まぁオレが高一のころから好きな子だ。
綺麗な黒の長い髪がよく似合っている清楚で可愛い子。学校の至るところにハンターがいるくらいだ。
担任「あー、みんな春休みはどうだった?悪いことはしてないな。では、ビッグニュースを伝えよう」
また始まった。担任がこういう時は決まって大したニュースではないんだよなー。
担任「なんと転校生がこのクラスにやってきた!」
ほーらな大したニュースじゃ・・・って、なんだってー!?
246 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/10(土) 00:32:36 ID:lwaeZl8AO
担任「じゃあ入って」
?「はい」
ガラッ
教室に入ってきたのはツインテールがよく似合い、凛とした雰囲気をもつ可愛い女の子だった。ちなみに胸はでかい。
?「春野瑞樹(はるのみずき)です。みなさんよろし・・・」
オレと目が合った瞬間、その子は黙った。
ん・・・って、こいつは・・・
圭二・瑞樹「あーっ!!」
オレは思わず席から立ち上がる。
圭二「お前、朝の巨乳女!」
瑞樹「巨・・・って、あんた何言ってんのよ!あ・・・あんたが勝手に、その、えっと、・・・さ、触ってきたんじゃないっ!」
クラス一同「な・・・なんだってー!?」
クラスは騒然となる。もうなんつーか、ざわ…ざわ…って感じだ。
沖田「お・・・お前朝っぱらから何やってんだよー!」
圭二「ち・・・ちげーよ!あれは成り行きで仕方なくだな・・・!」
千歳「不潔」
ぐわきーん!
オレはこの一言で燃え尽きた。もうなんつーか、真っ白だよ・・・真っ白。
247 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/10(土) 00:33:28 ID:lwaeZl8AO
担任「あー・・・どうやら圭二と転校生は非常に親しい中のようだから、席は圭二の隣で決まりだな。瑞樹ちゃんはそれでいいかい?」
瑞樹「え・・・あたしは喜ん・・・じゃなくて、し、仕方ないからそれでいいです」
圭二「えー!先生勝手に決めないでくださいよ!」
ますます千歳ちゃんと話しずらくなっちまうよー!!
担任「うるさい!お前に選択権はない!」
圭二「そ・・・そんなぁ」
転校生はオレの隣の席に座る。ついてねーなぁ・・・まぁ可愛いけど・・・
瑞樹「・・・久しぶり」
圭二「え?」
瑞樹「な・・・なんでもないわよっ!この変態!」
圭二「ちょ・・・おま・・・!」
瑞樹「(なによ・・・バカバカバカバカバカッ!!!)」
・・・前途多難だ。
248 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/10(土) 00:35:49 ID:lwaeZl8AO
朝のHRが終わり、オレと転校生の瑞樹は当たり前のごとく質問攻めをくらう。
沖田「なぁ、お前ら付き合ってんの?」
圭二「んなわけねーだろ!」
瑞樹「ち・・・違うわよ!」
男A「でも胸はもんだんだろ?」
圭二「だからそれはー!」
男B「それにしても・・・でかい」
瑞樹「じろじろ見ないでよっ!えっち!」
男C「くっ、圭二が羨ましい・・・羨ましすぎる!」
男D「瑞樹さん萌え」
圭二「てめーらいい加減にしろー!!」
男たち「なんだよ、キレることねーじゃん。いいや、もう。行こーぜ」
男集団はスゴスゴと自分の席へ去っていった。
圭二「ったく、血に飢えたハイエナ共め・・・」
沖田「ははは。ところで瑞樹ちゃん、ほんとのところコイツと付き合ってんの?」
瑞樹「付き合ってないわよっ!・・・付き合ってなんか・・・」
沖田「ふーん・・・なるほどねぇ。千歳!圭二この子と付き合ってないってよー」
圭二「ちょ・・・何言って・・・!」
千歳「なんでわたしに言うの?別に圭二くんが誰と付き合っていようが、わたしには関係ないよ」
バキィ!!
今のは効いたぜ・・・まるで伊達さんからテンプルにコークスクリューブローをもらったようだ・・・
沖田「(小声で)・・・圭二、スマン」
圭二「もーどーでもいーよー」
瑞樹「・・・」
キーンコーンカーンコーン♪
数学教師「はい。みなさん、席に着きましょう」
最悪な気分で授業が始まった。
249 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/10(土) 00:36:35 ID:lwaeZl8AO
Fin
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 00:37:16 ID:gHKhAnOG0
すごい終わり方ですね。さすがとがしです。
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 00:40:13 ID:IZDdYW/1O
流石とがし。
略
252 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/10(土) 00:42:08 ID:lwaeZl8AO
うそうそ。続くよ
253 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 00:43:24 ID:YfEsbzZ6O
人間関係匂わせといて…それかw
次は俺だぁ!
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 00:48:26 ID:IZDdYW/1O
255 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/10(土) 00:50:41 ID:lwaeZl8AO
森蔵、先に頼む!わしはもう・・・もう限界じゃ!
私は未だに、透子の死が信じられなかった。
一昨日一緒にプールに行って、別れて…
今朝、教室に入る前に偶々会った担任に話を聞いて…
実感も何も湧かなくて、信じられなかった。
◆ 極 刑 倒 錯
透子は私がこの町に来て、中学で初めて出来た友達で……ずっと側にいると、そう思ってたのに。
気が付くと私は学校を飛び出していた。
行き先は決まっている。透子が見つかった林。
林の中で透子は、椅子に座った状態で発見されたらしい。
口には透子の大好きな、紅いベゴニアの花、そして両手に……
自分の頭を抱いて。
257 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 00:51:53 ID:YfEsbzZ6O
じゃあ俺は明日書くよ。
とがしの読んでオナニーしたら今日は寝る。
258 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 00:57:22 ID:YfEsbzZ6O
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 00:58:27 ID:gHKhAnOG0
れあたんは気が向かないと書けないタイプだからとがしどぞ。
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 01:00:11 ID:lwaeZl8AO
ちょwwwww
つーか森蔵、文書くのうまいよな。オレのは文っつーか会話と化してるしwwwwww
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 01:02:41 ID:gHKhAnOG0
俺は中学生のころ、
「会話文ばかりの文章は小説とは言わない」といわれてから会話文ばかりの文章は控えている。
あ、脚本は別です。
262 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 01:05:17 ID:YfEsbzZ6O
わ、れあたんか。
気付かなんだ。消臭?
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 01:05:52 ID:lwaeZl8AO
マジかwwww
そしたらオレの文ダメダメじゃんwwwww
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 01:10:07 ID:IZDdYW/1O
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 01:12:33 ID:lwaeZl8AO
お、がんばるよー!
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 01:13:06 ID:gHKhAnOG0
頑張れおー。
267 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 01:14:07 ID:YfEsbzZ6O
>>とがし
「おにゃのこの話」とは書いてあるが初代スレには「小説」とは書かれていなかったハズ。
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 01:17:36 ID:gHKhAnOG0
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 01:18:48 ID:lwaeZl8AO
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 01:20:47 ID:jgQNkesUO
つーか元々俺が小説書けないのに小説なんて無理難題のスレを立てるわけもなく
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 01:26:32 ID:jgQNkesUO
ふぅ…、avexスレからやっと解放されましたよ
おまいら乙です!!
272 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/09/10(土) 01:32:41 ID:zrJKUebp0
来てみた。みなさんお久しぶり(´・ω・`)
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 01:32:59 ID:gHKhAnOG0
久し振り。生きてたか。
274 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/09/10(土) 01:34:47 ID:zrJKUebp0
学校始まったからさぁ。マンドクセ
なんか早速プレゼンとかしちゃったし。
うん、元気元気。
誰かお題ちょうだい。書いてみるよん。
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 01:37:16 ID:lwaeZl8AO
お題
コーラの瓶と風鈴
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 01:37:28 ID:jgQNkesUO
雪、教会、祈りの歌
なんだこれ
277 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/09/10(土) 01:38:11 ID:zrJKUebp0
どっちにしようwwwwwwww
うん、頑張ってみる。
278 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/09/10(土) 01:39:39 ID:zrJKUebp0
んじゃ優先順位で、コーラ瓶と風鈴から始めたいと思う。
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 01:39:40 ID:jgQNkesUO
wktk
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 01:41:38 ID:lwaeZl8AO
tktk
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 01:44:49 ID:IZDdYW/1O
わ、わくてか!・・・
(/// ///)ぼっ
282 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 01:45:17 ID:YfEsbzZ6O
IS
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 01:47:45 ID:jgQNkesUO
(/////)カーッ わ、わくてか…
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 01:50:54 ID:lwaeZl8AO
追ーいかけてーも、追いかけても。逃げてゆく月のようにー!
285 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/09/10(土) 01:52:24 ID:zrJKUebp0
みきはどうしても、夏というものが好きになれなかった。
元々病弱でひ弱なみきにとって、夏の暑さはまさに天敵だったのだ。
「じゃあ、みきちゃんよろしくね」
店長のおばさんはそう言うと、自宅へと戻る。
みきは夏休みを利用して、おばさんが営む田舎の商店にアルバイトに来ていた。
まあ、アルバイトといっても大した忙しくもない店番程度だし、お金が目的でアルバイトをしたわけではない。
みきの両親は、社会勉強ということで、みきに簡単なアルバイトを経験させようと考えていた。
みきはおばさんが帰る夕方5時頃までに食事を済ませ、閉店の8時まで店番。閉店後は後かたづけをする。
お客さんなんかほとんど来ないので、みきは店の奥にある机でひたすら宿題を解いていた。
もう7時だというのに空は暗くならない。しかし、お盆を過ぎてしまえば一気に暗くなるのが早くなる。
何だか、夏が終わってしまうのって寂しいな…。と、みきはぼんやりと空を眺めながら考えていた。
「あの…すいません」
「あっ、いらっしゃいませっ」
店の入り口に男が立っていた。
慌ててみきは接客をする。
男は、20歳前後だった。白いTシャツとボロボロのジーンズを履いている。
この田舎で、若者は珍しかった。みきが彼を見るのは初めてだった。
286 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/09/10(土) 02:04:17 ID:zrJKUebp0
「あ…これ、ください」
男は冷蔵の棚から瓶のコーラを2本持ってきた。
「はい、160円になります」
「いやー、やっぱ瓶だよね。コーラは。最近はペットボトルが流行だけどさ、瓶の方が冷えがいいんだよ。うんうん」
そういいながら男はぴったりと160円をみきに渡す。
「ありがとうございました」
「はい、ありがとう」
日焼けした肌と、黒く坊主に近い髪が印象的だった。
そういえば、瓶のコーラなんてあんまり見ないな…
田舎の個人商店だからこそ、こんなものに触れ合えるんだな…とみきは思った。
次の日になった。いつものように5時頃におばさんと店番を交代する。今日は風が吹いていて幾分か涼しい。
店先の南部鉄の風鈴が、チリンチリンと音を立てる。夏が苦手なみきにとっては少々過ごしやすかった。
みきが住む横浜のマンションに比べて、ここは時間が穏やかに、ゆっくりと流れている。
たまに鳴るみきの携帯電話が、時間をぷつりと切ってしまう。なのでみきは日中は携帯電話の電源を切ってしまっていた。
「こんにちはー」
聞いた事のある声。昨日のコーラの男だった。
「いらっしゃいませ」
「あ、これ…返しに来ました」
男が手にぶらげているのは、ビニール袋に入ったコーラの瓶だった。
「あっ、はいはい」
そうだった。コーラの瓶を店に返してくれる場合は10円払い戻すんだった。
みきがレジからお金を用意している間に、男はまた棚からコーラを2本持ってきた。
287 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/09/10(土) 02:19:01 ID:zrJKUebp0
「ありがとうございます」
次の日も、また次の日も男はやってきた。いつもコーラを2本買い、また次の日にその瓶を持ってくる。そんな日が4、5日続いたある日のことだった。
「はい、160円になります」
男はいつものようにポケットから小銭を出しながら、こう言った。
「君は…吉崎さんの娘さんなのかい?」
「あっ、私は店長の姪になります」
「ああ、そうなんだぁ。やっぱりはなちゃんに似てるなぁ。名前は?」
「みき…佐藤みきって言います」
「へぇー、みきちゃんね」
男はみきの顔をじっと見つめながら笑う。はなちゃんとは、おばさんの一人娘で、みきのいとこのあたる人物だ。確か今年21歳で、関西の大学に通ってる。
「ああ、俺は秋元純。はなちゃんとは…うーん、大人の関係かな?」
「えっ、どういうことですか?」
「あはは、君いくつ?」
「今年で17になります。高校2年生です」
「じゃあ…そうだな、あと2、3年もすればわかるよ」
秋元は笑いながらそう言う。はなちゃんの彼氏かな?なんてみきは想像した。
「実はさ、はなちゃんに会いに来たんだよね」
みきと秋元は、レジにある椅子に腰掛けていた。
「俺、はなちゃんとは同じ大学なんだけどさ、はなちゃんよく実家の話しててさ、キャベツしかとれないけどいいとこだって。そう言われて気になっちゃってさ、来てみたんだ」
秋元は茜色に染まった空を眺めながら言った。
「はなちゃん…帰ってきてないの?」
「あ、はい…まだ」
「そっか、また来るよ。みきちゃん」
秋元は椅子から立ち上がった。
「みきちゃん、いい女になるよ」
にやっと笑うと、コーラを持って秋元は帰っていった。
288 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/09/10(土) 02:29:25 ID:zrJKUebp0
次の日は、雨だった。
そんな中、はなちゃんが帰ってきた。大学生のはなちゃんと再開するのは2年振りだった。
はなちゃんは、何だかすっかりと大人の女性だった。近くを通ると香水の甘い香りがした。大人の匂いだった。
みきも香水を持っているが、同じ香水でも全然違った匂いに感じるから不思議である。
この日はお店を早く閉めて、おばさんとはなちゃんとみきと、3人で夕食を食べることにした。
おじさんはずっと昔に亡くなっている。みきもおじさんのことはあまり覚えていなかった。ただ、幼稚園の制服を着たみきが、おじさんに抱かれている写真はみきの家にあった。
なので『おじさん』というと、その写真くらいしかみきは思い出せなかった。
夜は、はなちゃんと一緒にお風呂に入った。
みきは髪を洗っているはなちゃんに、何気なく秋元のことを聞いてみた。その瞬間、一瞬、はなちゃんの髪を洗う手が止まった。
「…そっかぁ。あいつねぇ…」
「ご、ごめんね」
聞いてはいけないようなことを聞いてしまった気がして、みきは思わず謝ってしまった。
「ううん、いいんだぁ。大丈夫よ。あいつはね、私の元彼ってやつよ」
「そうなんだぁ…別れたの?」
「そそっ。今年の1月くらいだったかな。まぁいろいろあるのよ」
みきはさらっとそう言ったはなちゃんに、特に追求はしなかった。そして、もし秋元が来ても、はなちゃんが帰ってきたことは黙っておこうと誓った。
289 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/09/10(土) 02:38:55 ID:zrJKUebp0
二人で浴槽に入る。はなちゃんとはよくこうしてお風呂に一緒に入ってたが、今では少し狭い。
「みきちゃんも、昔は折れちゃいそうなくらい細かったけど、女の子らしい体になったねぇ」
「えっ…」
突然そんなことを言われて、みきは少々動揺してしまった。
「みきちゃん、かわいくなったね。ほんと」
「そんなことないよ」
「女の子らしくなったよ。先に出るね」
はなちゃんはそう言うと、浴槽から出た。
キレイなはなちゃんの体。はなちゃんこそ、みきの中では『大人の女』だった。
そんなはなちゃんも、誰か他の男に体を見られてるんだな…なんて思うと、何とも言えない気分だった。
秋元の言っていた『大人の関係』という言葉がふと思い浮かんだ。
次の日、秋元はいつものように店に来た。
「みきちゃん、今日は暑いね」
いつもどおりコーラ2本を買って、店を出る秋元。
南部鉄の風鈴が、チリンチリンと鳴った。秋元は店の入り口で立ち止まった。
「はなちゃん…」
店の前に、みきのために切り分けた西瓜を持ってきたはなちゃんがいた。
290 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/09/10(土) 02:47:32 ID:zrJKUebp0
その夜、何故かずっとはなちゃんが泣いていたのをみきは忘れなかった。
みきは何もわからないまま、2階の部屋ではなちゃんが泣くのを見ていた。
ただ、何も聞いちゃいけない。ということだけ、みきは悟っていた。
秋元はそれから2度と店には来なくなった。
あれから5年が経った。
みきは高校を卒業して、晴れて大学生。そして一人暮らし。就職活動で忙しい毎日を送っていた。
はなちゃんは大学を卒業して、地元(つまり、あの田舎街)で小学校の先生をしているという話だった。
みきは久々の休みに、おばさん、そしてはなちゃんに会うためにあの街へ向かった。
取り立ての免許と買って間もない中古の軽自動車で、田園の中を走る。
『ようこそ、緑と星空のまち・○○町へ』という、キャベツをもじったキャラクターが描かれた看板が畑にぽつんと立っていた。
ようやくあの夏のはなちゃんに追いついたかな。
今なら、あの時の涙が、理解出来るはず。
市街地を抜け。店の前に車を止める。
南部鉄の風鈴が、チリンチリンと静かに音を立てていた。
みきは、携帯の電源を切り、思い切り深呼吸と伸びをして、運転の緊張を解すと、店に入っていった。
291 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/09/10(土) 02:48:50 ID:zrJKUebp0
おしまい。
何だか中途半端な作品になってしまいました。
どうだったかな…どきどき(´・ω・`)
雪、教会、祈りの歌 に関してはまた明日時間があるから書いてみるかなぁ。
292 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 02:51:34 ID:YfEsbzZ6O
付き合っていないが大人の関係、というフレーズでセクロスフレンドだと思ってしまった俺は汚れた大人になりつつあります。
まだ引き返せますか?
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 02:52:47 ID:gHKhAnOG0
長かったなwwwww
>>292 もうムリだと思う。
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 02:53:55 ID:jgQNkesUO
おつー
毎度ながら萌え萌えさせてもらってるお
最後をkwskと言いたいけど、そこは妄想で補いますw
どうでもいい話
雪、教会、祈りの歌ってのはギタドラの曲のLittle Prayerの俺の中でのイメージw
歌詞も歌声も好きなのでwktkしてますおw
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 02:54:38 ID:jgQNkesUO
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 02:55:51 ID:lwaeZl8AO
297 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 03:03:19 ID:YfEsbzZ6O
もうもどれない……か。
いや、なかなか格好良い響きじゃないか。
「僕はもう、後戻りできない場所まで来ていたのだ」
うん、うん!なんとなくありがちそうで臭格好良いじゃないか。
俺もとがしも、もうあの頃にはもどれない。
298 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 03:04:38 ID:YfEsbzZ6O
オナニーしたしネルポ。
やっぱり女は14〜38だよね!
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 03:05:45 ID:jgQNkesUO
残念ながらその考えには同意できない
300 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/10(土) 03:06:23 ID:lwaeZl8AO
ばっきゃろー!戻ってみせるぞ!
と、言うわけで続き投下してねるぽ
301 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/10(土) 03:08:55 ID:lwaeZl8AO
>>248の続き
午前中の授業が終わってお楽しみの昼休み。・・・のはずだけど、オレはまだへこんでいた。
とりあえず沖田と二人でいつもの屋上で飯を食う。
圭二「はあーあ・・・」
沖田「まぁ元気出せって!嫉妬してもらえるだけいいじゃないか!」
圭二「いや、でもなぁ・・・」
沖田「ほらほら、お前の大好きなコロッケパンとやきそばパンも買ってきたんだぜ!食って元気だせぃ!」
圭二「はあーあ・・・」
?「あのー・・・」
後ろで聞き覚えの声が聞こえてきた。振り返ってみると、そこには瑞樹がいた。
圭二「おぉ、どした?」
瑞樹「あ、あのさ、お昼一緒に食べてもいいかな?」
圭二「ほぇ?」
瑞樹「か・・・勘違いしないでよねっ!あたしは転校して来たばっかりで、食べる相手がいないから仕方なく・・・」
圭二「うーん・・・」
瑞樹「(な・・・何よこの反応。・・・やっぱりあたしのことなんて忘れてるの・・・かなぁ、、、)」
沖田「まぁいいじゃねーかよ!お前だって転校してきて一人で飯食うのは嫌だろ?」
圭二「いや、一緒に食うのはいいんだけどさ・・・あいつらがなぁ」
沖田「あいつら?」
屋上にはオレたちの他にも、他のクラスの男軍団もいたのだった。
男A「いやー、いいですな!転校生は萌えますな!」
男B「しかもツインテール!これは最高の萌えポイントですぞ。フヒヒ」
男C「巨乳age」
圭二・沖田・瑞樹「・・・」
明らかに違った次元の会話だった。
沖田「・・・場所変えるか」
圭二「そうだな」
瑞樹「そうね」
そしてオレたちは裏庭に向かった。
302 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/10(土) 03:09:37 ID:lwaeZl8AO
裏庭。
昼にわざわざここに来るヤツはそんなにいない。なぜなら暗く、ジメジメとして、とてもじゃないが飯を食べるという雰囲気じゃないからだ。
でも圭二と沖田は好んで裏庭に来ることが多かった。
静かなところが好きな二人にとっては人がいないところのほうが、どんな場所より一番落ち着くのだ。
沖田「やっぱここが一番落ち着くなぁ!しばらく屋上ばかりだったけど、またここで飯食うようにするか!」
圭二「それもいいかもな。な、なかなかいい場所だろ?」
瑞樹「そうねー。悪くないわねぇ。静かだし」
圭二「だろ?しかも夏は涼しいから意外と穴場なんだよここは」
オレたちはそれぞれ石の上に座って飯を食べはじめた。
瑞樹「・・・あんたいっつもそんなもの食べてるの?」
圭二「ん?お前ハマザキのコロッケパンとやきそばパンをバカにすんなよ!うまいんだぞ!」
瑞樹「お弁当作らないの?」
圭二「おふくろは忙しくて作る暇なんてねーし、オレも作れねーからなぁ」
瑞樹「あ、そっか・・・そうだったよね。・・・ゴメン」
圭二「ふぇ?」
瑞樹「こ・・・こっちの話よっ!いちいち反応しないでっ!」
圭二「なんだよ。変なヤツだなぁ。・・・それはそうとお前の弁当うまそうだな」
瑞樹「すごいでしょ。あたしの手作りなのよ」
圭二「へぇー、すげぇじゃん!お前料理うまいんだなぁ」
瑞樹「そ・・・そんなに褒めないでよ・・・(小声で)恥ずかしいよ・・・(///)」
圭二「いや、大したもんだよ。なぁ沖田!」
沖田「ああ、すげぇすげぇ。圭二も作ってもらえばいいんじゃねーか?」
圭二「バーカ、そんなことやってくれるわけねーだろ」
瑞樹「(小声で)あ・・・あたしは別に・・・いいけど(///)」
圭二「ん?なんか言ったか?」
瑞樹「・・・なんでもない。・・・バカ」
303 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/10(土) 03:10:29 ID:lwaeZl8AO
おしまい
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 03:11:03 ID:jgQNkesUO
残念ながらとがし先生はもう戻れないようです
変態組
モリゾー、とがし
――――――――――――――――←越えられない線
他のみんな
その他組
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 03:12:20 ID:jgQNkesUO
おつー
なんかモエスだなw
306 :
(´ω`) ◆fuE4DxmNbc :2005/09/10(土) 03:25:18 ID:NjBjNIZf0
あれーなんか凄いログ進んでる。びっくりだw
モリモリもとがしんも深夜たんも乙ですわ。
深夜たんの今回の話なんかすごい好きだわ。テンポとか勉強になるし。
でも最後がなんか尻すぼみになっちゃったのはもったいなかったねw
クフさんの作品もまたみたいんだけど彼はもう来ないのかなぁ
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 03:28:31 ID:jgQNkesUO
エロ様も来ないよなー。続きを非常に読みたいのに・・・
で、(´ω`)たんはいつ復帰ですか?
308 :
(´ω`) ◆fuE4DxmNbc :2005/09/10(土) 03:34:09 ID:NjBjNIZf0
いやね、それがね、あのーーーーーまぁその黒花ぽしゃっちゃってて続けれないというかね友人に見せたら
糞だとこき下ろされてね。悲しいけど事実だから書くの止めちゃってるんです。短い駄文投下するぐらいしか
できそうにないです……
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 03:36:54 ID:jgQNkesUO
ここはおにゃのこに萌え萌えするスレだから気にしないでいいと思うお
それに俺は先が気になってたんだけどなぁ・・・。
310 :
(;´ω`) ◆fuE4DxmNbc :2005/09/10(土) 03:47:54 ID:NjBjNIZf0
ごめんね。今は気持ちが黒花から離れてるから続きが書けそうにない。
今の俺の課題は三人称で話を作るってことなんだ。黒花はもろ一人称で
色々と直さないとおかしい部分がありすぎるんだ。だから三人称で一つでも書き上げられないと
黒花のほうを書き直せない。
その代わりと言ってはなんだけど他スレで名無しで書いた短文をはります。
浜辺にぼーっと海を眺めている女がいた。
「何してるの?」
「毒を飲むの」
女は白い粒チョコレートみたいなものを俺に見せた。
「へぇ」
「これを飲むの」
「美味しそうだね」
「でも毒よ」
「うん」
「やっぱり止める」
「なんでさ」
「私、水がないと薬飲めないの」
「あるよ」
海を指差す。
「海水は塩っ辛いから嫌なの」
「わがままだね」
「あなたこれ欲しい?」
「いらないよ」
「そう。じゃ私がいただくわ」
そう言って彼女は毒を飲みこんだ。
「毒。のまないんじゃなかったの?」
「この毒は死なないからいいの」
死なない?毒なのに?
意味がわからなくて唸る俺。
彼女は意地悪く笑って言った。
「虫歯にはチョコレートなんて毒でしょ」
チョコかよwwwwwwwwww一瞬危ない話かと思ったwwwwwwww
(´ω`)たんの完全復帰を待ってるお!!
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 04:29:18 ID:gHKhAnOG0
1pムラスレも盛り上がりすぎると疲れてくるな。
こっちはまったくまったりでいいぜよ。
>>311 まったく違うんだけどなんとなく自分が昔書いた文章思い出した。
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 04:34:53 ID:jgQNkesUO
前も同じこと言ってたよな
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 04:36:07 ID:gHKhAnOG0
言ってたっけ?
思い出しついでに見直してみたら当時の自分の電波っぷり全開だった。
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 04:39:14 ID:jgQNkesUO
1pムラは前に聞いたはず。確か鬱気味になるとかなんとか
ん? 今も電波受信してるんじゃないの?
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 04:40:20 ID:gHKhAnOG0
あぁ、なんかダメになるね。人間ダメになるよ。
電波は昔の方が酷かったんだよ。今も多少受信してるかもしれないけど。
まぁ、最近はラジオ聞かなくなったからその影響かもな!
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 04:46:19 ID:jgQNkesUO
今は大分ましなのかぁ・・・。
昔のれあたんを見てみたかったかもw
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 04:47:59 ID:gHKhAnOG0
じゃあ昔の俺その1
*
今日消えた人、1人。
天気、雨。
今日から日記をつけることにする。
まず、僕は眼を集めている。
元は妹がやっていたんだけど、妹は消えたから。
妹はいっつも「棚を瓶で埋め尽くす」って言ってた。
1つの瓶に入る眼は5対、ようするに10個。
そういえば妹が消えてから1年になるけど、棚はいっぱいにならない。
今日消えた人、4人。
天気、雨。
今棚にあるのは瓶12個と2対の眼。
もうすぐ妹の誕生日だからそれまでに13個目を完成させる。
(ところで瓶って1個、2個って数えるのか?牛乳瓶は1本、2本だけど。)
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 04:48:23 ID:gHKhAnOG0
今日消えた人、母さん他2名。
天気、雪。
忙しくてしばらく日記つけてなかった。
でも13個目の瓶は完成。
ところで母さんが消えてしまった。
思えば、父さんが消えてから、女で1つで僕と妹を育ててきた。
もう面倒見なくていいって意味では楽になったのかも。
でも、皆僕を置いて何処にいったんだろうね?
今日消えた人、2人
天気、曇りのち雪。
13個の瓶全部にリボンをつけてみた。
(赤色の。)
よく考えてみれば、妹は13歳になるんだった。
はっぴばーすでい。
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 04:48:48 ID:gHKhAnOG0
今日消えた人、わかんない。
天気、晴れ。
今日は1ヶ月ぶりくらいに太陽を見た気がする。
日記つけてない間の天気覚えてないな。まいっか。
久しぶりに洗濯。
でも、だいぶほっといたからシミが落ちない。
匂いも染み付いてるんだけど、慣れたからもういいか。
今日消えた人、8人。
天気、雪。
また日記つけ忘れた。
でも、18個目の瓶が完成した。
もうすぐ春だし、もうちょっとで棚が埋まりそうだし。
あ、そういえば猫の溜まり場を発見。
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 04:49:09 ID:gHKhAnOG0
今日消えた人、1人。
天気、曇り。
棚が埋まった。こうして見ると結構綺麗。
この場に妹がいないのが残念だ。
今気付いたけど、家族も友達も皆消えてしまった。
やりたいこともなくなってだるい。
息するのもめんどうだし。
めんどいから息をしないことにしよう。
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 04:53:17 ID:jgQNkesUO
ちょwwwwwwwwwwwwwなにその絶望の世界と終る世界とヒトミ混ぜたみたいな暗さwwwwwwwwwwwwww
やべぇ、グロさが無いだけ読みやすいけど黒すぎ!!!
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 04:57:20 ID:gHKhAnOG0
昔の俺その2をも投下しようかと思ったけど手ごろなのが無かった。
中学から高校にかけてはだいたいこんなんばっか書いてたね。
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 04:59:16 ID:gHKhAnOG0
あ、ていうかこれおにゃのこでてきてねぇじゃん。うはwwwwww
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:01:07 ID:jgQNkesUO
手ごろじゃなくてもいいから投下してほしい俺がいるw
黒いのは大好きだぜぇぇぇ!!!!ひゃぁっほぉぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:01:51 ID:jgQNkesUO
あぁ、キーワードに『妹』があるからいいんじゃね?
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:04:55 ID:gHKhAnOG0
手ごろじゃないけど黒いのみつけたけど、
これ女一切出てこなかった。むしろBL臭が漂っている。
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:12:54 ID:jgQNkesUO
BL臭か・・・れあたんがスレ立てた時だったら全然よかったのに・・・・・
ユーうpしちゃいなYO!
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:13:06 ID:gHKhAnOG0
うーん、微妙だ。
あまりにも意味不明すぎるとマジで意味不明だからな、俺の文章。
ただでさえわけわかんねぇのに。
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:14:36 ID:gHKhAnOG0
じゃあ仕方なくややBL臭漂う昔の俺その2
*
双考
鏡のやうに似ていると、よく云はれたものだつた。
気に喰わなかった。
何年かぶりに逢った親友はまるきり変わっちゃいなかった。
元々病弱だったのは認めるが、本当にこれだけ変わっていないと時が戻った気分になる。
外見が変わっちゃいないくせに、中身が身体相応に変わってしまったところもまったくもって気に喰わない。
何がこいつをこんなに変えたのか。何がこいつをこんなに変えなかったのか。
叶わぬ恋に身を焦がしきったかのような、目の前のやつれた少年。
いや、実際少年というには少し歳を喰っているのだが、少年にしか見えない。
同い年とは思えなかった。
関節のよく目立つ細い指で、包むようにしてカップを持ち上げる。
その仕草は変わらないのにすっかり変わってしまったコイツ。
「しばらくここにいるの?」
耳に焼き付いていたその声。それすらも変わっていない。
少女のような、細い声。
「ああ、しばらくは」
そう答えて相手を見つめた。
片手で締め上げられそうな細い首を傾げる仕草。
少し手を伸ばせば届きそうな。
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:15:42 ID:gHKhAnOG0
「……声」
一言そうと云うと、少年のような親友はそれで理解したらしかった。
表情は特に変わらない。長い睫毛が僅かに震えるくらいで。
「喉をやられて声帯を手術したんだ。声が出なくなることは免れたけど、このザマだよ」
「ずっと、そんな声のままなのか?」
「一生このままだと医者に云われた」
高いが、決して年頃の女のような不快さはない。でも疲れきった声だ。
彼はカップを置くと、自分の喉に軽く触れながらこちらを見た。
「泊まる所は? 君の家は売ッ払っちまったろう?」
「どっかの友人の家にでも転がり込むさ」
「やめておけ、皆彼女持ちだから」
「まさかお前にもいるのか?」
「まさか。だからうちでよければご自由に」
穏やかに微笑んでそういうけど、心から笑っちゃいないのは解ってる。
大きな瞳も動かない、灰色。
「無駄に空き部屋あるからなぁ、ここは」
「掃除してないけどね」
「そのくらい、自分でする。でもメシは作れよ」
くすっという笑い声。でも唇の端が上がっただけで、他は何も。
「病人の喰うモンでよければ」
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:16:50 ID:gHKhAnOG0
変わっていなかった。何もかも変わっていた。
兄のように慕い、弟のように可愛がった俺の親友。
どこを捉えているのか解らない瞳。
…白い肌だ。雪のように、氷のように。
唇ばかりが血のように赤く脈打って湿っていた。
昔読んだ童話を思い出した。白雪姫。
女王は美しい娘が欲しいと願いをかける。
雪のように白い肌に、其処に零れ落ちた血の如く赤い唇と、そして其れを眺める窓の枠の、黒檀のように黒い髪を持った、そんな娘が欲しいと。
そんな少年が目の前にいるが、こんな子供は欲しくない。
こんな、すぐにでも消えてしまいそうな奴は。
「学校はどうだい?」
問われて、顔を上げた。
昔のままが故にまるで他人のような気がするその顔。 顔。 顔。
もしもコイツを殺すことがあったなら、顔は傷つけずにおこう。
首を切って腐らぬようにして、いつまでも手元に置いてやろうか。
血肉は、喰らってやろうと思う。
この身体ぢゃ、食べる所なんぞほんの少ししかありゃしないのだろうけど。
「平凡だよ」
短く答えた俺の目の前を、奴はふわりと立ち上がった。
「何処の部屋がいい? 好きに選べよ」
「そーだな、お前と同じ部屋、とかは?」
「しばらく逢わないうちに妙な性癖覚えたんだな、光介は」
「冗談だよ。大体にして草介はポキっといっちまいそうで抱けしない」
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:17:23 ID:gHKhAnOG0
そこで初めて笑った彼に、昔の面影は見られなかった。
それとも、俺が気がつけなかっただけなのか。
「俺の向かいの部屋は、一応掃除してあるんだ。そこでいいだろ?」
誰かに支えられるのを待っているようなその身体。
でも、支えようと近付けば、一歩下がって拒絶するその瞳。
「一体、どっちなんだ?」
尋ねると、薄い唇が掠れるように動いた。
「南向きだよ。俺は日が射すとイヤだから北向きだもん」
昔から、日陰の好きな奴だった。よく知ってる。
鏡のやうに似ていると、よく云はれたものだつた。
よく知っていた。でも今はわからない。
俺と草介が鏡ではなくなってしまったことが、今わかる全て。
誰だ? あの冷たい瞳をした少年は。
それでもベットは昔のままの匂いがして涙が出た。
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:18:03 ID:gHKhAnOG0
時計のない朝は遅い。
目が覚めるとすっかり日は昇りきっており、気温も上がっていた。
服を変え、階下に下りる。
軋んだフローリングの床の音に気がついて、床に寝そべっていた草介がこちらを向いた。
「おはよう光介。よく眠れた?」
ぼんやりと、右目だけが俺を捕らえていた。
「お蔭様で」
昔の草介を見たのはもう5年程前の話になる。
まったく変わらぬ姿のままの奴は、身体を横たえたままじっと俺を見ていた。
白い肢体を流木のように無造作に置き、首にまでかかるしなやかな黒髪が散っている。
窓からの風が、通り抜ける。
こんなときにいつも何とも云えない気分になるのだ。
心拍数が一気に増した。
まるで死体のようにこちらをみるその姿は、俺が草介を殺してしまったかのような罪悪感と女を抱く時によく似た興奮を引き起こす。
喉がヒリヒリと痛いほど乾いている。
水などでは癒されない渇き。
今すぐこの場でコイツの喉笛噛み千切って血を啜ったらどれだけ気持ちいいだろうか?
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:18:26 ID:gHKhAnOG0
「何か飲むものあるか?」
「麦茶でいい?」
「其れでいい。出来れば氷入れて」
ひらりと舞うように身を起こした草介は、台所に行って冷蔵庫の戸を開けた。
俺は食卓テーブルのイスに座って手元にあった新聞を手に取った。
取りとめもない記事を読み流していると、頬にひやりとしたものが押し当てられる。
汗をかいた氷入りのグラスの向こうに少女のような彼の姿が見える。
からん、と涼しげな音をたてて氷が崩れたとたん、その姿は見えなくなった。
草介は俺にグラスを渡すと向かいのイスに座った。
といっても、ここの食卓にはイスは二つしかないのだが。
「広い部屋があるのに、わざわざキッチンの片隅で食事することもないだろう?」
卓上の冷めてしまった俺用の朝食見てつぶやいた。
彼は、彼の右目は俺を、左はどこか遠くを捉えながら云う。
「広い部屋に1人でいるのは、あまりに孤独を感じすぎる」
庭の木々がざわめいている。
「食べるなら温めなおすよ」
「ああ、頼む」
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:19:00 ID:gHKhAnOG0
「アレだけ寝ておいてまだ寝れるの」
ソファでうたた寝していた俺がふっと目を開くと、鼻先がぶつかるような距離で奴がクスリと笑っていた。
頬に触れた冷たい指先。
懐かしい感触。思わずその手を引き寄せた。
「光介?」
「お前はすっかり変わったな。何も変わってないくせに」
「意味が分からないよ光介」
「その呼び方嫌いだ」
不思議そうに目を細めている草介の頬に触れる。
奴はびくっと震えて身を竦めた。
昔から人に触れられることが苦手なガキだった。
医者に触れられる感覚を思い出すからかもしれない。
でも、多少怯えながらも俺にだけは手をとらせることを許していた。
親にさえ、倒れて気を失わない限りは触れることを許さなかった。
この野生の獣をなつかせられたことが俺の誇りだった。
一方、それだから彼が自分のモノのような気がしていて、誰にでも笑いかける草介が気に喰わなかった。
皆、俺と草を「鏡のように似ている」と云っておきながら誰一人間違えやしなかったという事実。その事実に少しだけ傷付いた心があった事実。
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:19:52 ID:gHKhAnOG0
当然だよね、こんなに違うんだもの。
窓硝子の夜の闇に、並んで映った姿に呟いた彼。
あぁ、良く似ていたよ俺たちは。
でも、大きく違っていたのだ。
草は病弱で弱々しく、風にも飛ばされそうな儚い少年。
俺は病知らずで活発で、身体能力に長けた子供だった。
草介はいつも俺を羨ましそうに眺め、憎んだ。
俺はいつも草介を同情の眼で見つめ、愛した。
この儚い少年が俺を憎むのなら、その分俺はコイツを愛そうと。
俺は戸惑っている草をそっと押しのけて開け放したままの窓から外に出た。
後ろを振り向くと硝子越しに、床にへたりと座り込んだ草介が見えた。
うっすらと自分の姿も映っている。
5年前もこうだった? 否、違う。
あのころは、もっと
日の光を受けるとすぅっと色が薄くなるかのように見える海色の黒。
学校から帰ってきた俺は彼の部屋へ行く。
薄暗く涼しい部屋のフローリングの床の上。死体のように横たわっている。
ただいまと云った俺を黒い眼が睨む。
悲しみ、苛立ち、憎しみさえ混じった鋭い刃。
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:20:23 ID:gHKhAnOG0
「学校はどう?」
「平凡だよ」
足先から、ゆっくりと。俺は確かめるように、触れるように、舐めるように草を見る。
時折こんなことをやって、相手の反応を面白がったりする。
唇を噛んで肌を朱に染める。
屈辱的な思いをしているくせに何も云ってこない。
視線を上半身へと移し、喉元で止めた。上下するあの喉に噛み付きたい気分で一杯になる。
「草、噛んでもいい?」
「どこを?」
「ノド」
「好きにしろよ」
鋭い眼。恨むような、すがるような。
殺せと命令する、細い冷たい声が好きだった。
本当はこのまま引き千切ってやりたいのだが、この無抵抗な身体に疵を付けるのは罪深いと思えて歯を当てるしかできたことがない。
そして今、手術の痕の残るあの首に噛み付くには美しすぎるのだよ、お前の眼は。
欲しかったのはそれじゃないんだよ、変わりすぎた親友。
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:21:16 ID:gHKhAnOG0
ギリギリの、張り詰められた糸の上のやりとり。
気を抜けばぷつんと切れてまっさかさまに落ちていく。
─何が望みなの
そう問い掛けてくるけれど、口にはしない。いっそ云ってくれればいいのだ。
そんな、俺を苛立たせる瞳で見つめるくらいなら。
「わかってんだろう?」
レースの白いカーテン越しに問う。
「わかってるよ君の望むものくらい」
細い答えが返ってくる。
冷たい、凛とした返事。少女のような声の氷のような冷たさ。
それが欲しかった。
「でもね光介。俺は今更君を憎むなんてできやしないんだ」
「何故?」
「そんなの見て分かるだろ?」
くす、という笑い声。でも表情は笑っているように見えなかった。
それはきっとレースのカーテンのせいなんかじゃない。
この薄布一枚隔てた距離があまりに遠くて哀しくて、何処かへ消えてしまいそうで、俺は家の中に入るとしっかりと窓に鍵をかけた。
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:22:07 ID:gHKhAnOG0
草介の右眼は俺をみている。左眼はどこか別の世界を。
「それじゃあどうすれば俺を恨むんだ?」
「君が思うほど俺は変わっちゃいない」
つじつまの合わない会話の中に、全ての意味が含まれている。
俺たちにはコレで充分だった。
「噛んでいい?」
「いちいち訊くなよ馬ぁー鹿」
この愛しい半身が俺を憎むなら、その分だけ愛そうと決めた。
そして俺が愛すだけ、コイツは俺を憎むだろう。
細い喉に歯を当てるくらいに噛み付いた。
草は抵抗をしない。抵抗することを知らないように。
そうして大人しく噛まれておいて、後で俺を睨みつける。
全てを拒む瞳で。
執着心。
今思えばそれは執着心だったと思う。
その冷たい瞳への。殺すような声への。無防備な身体への、執着心。
「痛い」
無機質な声に噛むのを止めた。
右目が俺を見る。
可哀想。そう思うと抱き締めずにはいられない。
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:22:48 ID:gHKhAnOG0
「殺してよ。何度でも。俺を愛しいと思うなら」
にっこりと笑って草介は俺の頭を撫でた。
彼が心から笑うのはこんなときばかりで涙が出る。
こう云われる度に俺は殺さなくてはと思うのに、出来ずに終わってしまう。
「今更殺せない」
「今更でなくとも君は俺を殺せなかったじゃないか」
「じゃあ今も無理だ」
無意味な言葉なんぞにしなくていいのに、時間を延ばしたいばかりに音にしてしまう。
草介は俺の頬を両手で包むようにして、微笑んで見せる。
「このまま死を待つくらいなら、いっそのこと殺して貰った方がいいじゃないか。殺されるなら君がいいんだよ、この憎たらしい俺の半身」
この期に及んで殺してもくれないのかと彼は嘆く。
口に出さないその声を、確かに聞いた。
よく、似ている。
俺は草介が好きだった。
だから憎まれても憎まれても傍に居続けたのだ。
草介は俺が好きだった。
だから近くに居させたのだ。俺にだけは全て許したのだ。
「感情表現の薄い子だ」と、誰もが云った。
違う。お前等には見せていなかっただけなんだよ。自分に対する怒りを。
世界に対する憎しみを。
溜め込まれたその感情は何処に向ければいい?
誰になら打ち明けられる? このどうしようもない己の中の息を。
それは、憎しみという名の彼の愛情。
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:23:31 ID:gHKhAnOG0
「光介、今更この世界を憎んだところで俺はどうにもならない。もう疲れた」
「でも俺は草介にいなくなって欲しくない」
「君の我儘で俺はいつまで生きていればいいんだ?」
溜め息交じりの声はやっとのことで俺の耳に届く程弱い。
出来ることなら殺してやりたい。何度だって殺してやる。
「どうしたら、君は俺を殺してくれるのだろうね?」
殺しそうになったことが、一度だけある。
それは途中で止められてかなわなかったけれど。
何故あの時俺はこいつを殺そうと思ったのか。
殺したい、殺してやりたいという欲望は俺の中に常にある。
あの首を掻き切って、身体の血肉を喰らいたいという欲望。
「光介」
「その呼び方嫌いだ」
5年前にも、そのずっと前にも、そう云い続けて来た。
それでも奴が俺を光介と呼ぶのはイヤガラセなんだろうか?
それとも。
「離れ離れになってから」
突然、思いついたかのように草介が口を開いた。
「俺がどれだけ辛かったか、そのくらい分かってくれるだろう?」
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:23:57 ID:gHKhAnOG0
そんなことは知っている。
唯一心の内を明かせる者の消えた痛み。
何もかもを自分の中に押し込めて、生きねばならないその苦しみ。
「俺は変わったんじゃない。5年の間に忘れただけだ」
長い5年だったよ。
永遠にも近い5年間。
彼はその、姿も心も変えずに待っていようとした。
でも、病はそんなコイツを無視して体を蝕み、記憶は色褪せた。
(どんなに足掻いても奴は勝手に色褪せるのだ。)
心の中の憎しみを押さえ込むのに必死で、それにかまけてもいられなかっただろう。
「変わったのは君だよ、憎たらしい光介」
そう、変わったのは俺だった。
己のこと以上によく分かっていたはずの草の気持ち。
今ハ、ワカラナイ。
でも、…でも全てが変わったわけじゃないんだ。
「それなら殺してよ。
俺の愛しい半身
大好きだよ、こおちゃん」
血が凍った。
あの日もこんな良く晴れた日だったように思う。
学校から帰った俺はいつものようにソウの部屋に行く。
「ただいま、そう」
「おかえり光介」
「その呼び方嫌いだ。母さんや父さんたちと同じ呼び方だ」
「知ってる」
1日も飽きることなく俺たちはこんなやりとりをする。
呼吸のタイミング、間の空け方、言葉の抑揚まで、少しも変えることなく。
「学校はどう?」
「平凡だよ」
「ああ、そう」
床にひっついたまま奴は云う。
日の当たらないこの部屋の床は夏でもひやりとする程冷たい。
其れと一体化した草の身体も冷たいことを知っている。
「こおちゃん」
時折冷たい声で云われると血が凍りつく。
「いつになったら殺してくれる?」
愛しい愛しい我が半身。
同じ血と肉と心を持って生まれた。
草介は枯れた若木のような細い腕を伸ばして俺の頭を引き寄せた。
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:25:31 ID:gHKhAnOG0
儚い心音。
泣きたくなるのを堪えながらそれを聴いている。
「できることなら、すぐにでも」
ひりつく喉。
この渇きを癒す方法。
「殺してよ、すぐに。
我儘で意気地無しで憎たらしい
大好きなこおちゃん」
憎しみという姿でしか現れなかったはずの、そおの俺への感情。
そおは死を望んでいるのではない。
俺に殺されることを望んでいるのだ。
導火線に火を点けて。
コイツを殺すのなら、顔は傷つけずにやろう。
首を切って腐らぬようにしていつまでも手元に置いておく。
したたる血を啜り、肉を喰らおう。
右眼は俺を、左眼は何処か違う所を。
殺せと云って、俺を殺す少女の声。
拒むことを知らぬ、流木。
「愛しているよ こお。
殺してよ、何度でも」
甘い誘いに、脳が熔けた。
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:26:42 ID:gHKhAnOG0
以上。
というかむしろ異常。
16レスも使ってこんなおにゃのこの一人も出てこない駄文を……orz
中学時代の俺は多分なんかアホだったんです。
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:29:37 ID:jgQNkesUO
読んでてゾクゾクした俺も異常なのかも・・・orz
でもこういう話は何故かクルもんがあるなぁ
馬鹿と天才は紙一重
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 05:44:46 ID:gHKhAnOG0
どうでもいいけど、これ解説しないと内容不明じゃね?
自分で読んでて意味わかんねぇよ。
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 06:26:06 ID:gHKhAnOG0
ほしゅっとく。
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 07:27:27 ID:Ouc8JtdZ0
コツコツ投下できそうなのを書いてる。
思いつきだけなので、途中でバッサリ逝く可能性は大
そして保守
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 08:30:11 ID:Ouc8JtdZ0
キミは覚えているか?
2年前、キックスメガミックスという、全然面白くないマンガがジャンプで連載されていたのを。
アレを原作にして、テキトーに書いてる。思い付きだけで
そして保守
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 08:39:07 ID:Y1O9Ks70O
ああ、テコンドーのやつだっけ
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 09:07:19 ID:Ouc8JtdZ0
そう。
ゆるいペースで書いてる。他にも書くべきものはあるのかもしれないがm9(^Д^)プギャーッ
そして保守
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 09:08:10 ID:i5v9xPXw0
このスレまだあったか・・・・。
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 09:48:52 ID:Ouc8JtdZ0
手抜きだけど、早ければ今日の夜から1レスずつ投下する予定。
そして保守
357 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 09:51:23 ID:YfEsbzZ6O
おはゆ。
>>256の続き書くよ。昼過ぎに。
そして保守
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 09:54:17 ID:IZDdYW/1O
ほ・・・ほしゅ!!
(/// ///)
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 09:58:47 ID:jgQNkesUO
おはよ
>>349 うーん…、なんか矛盾っぽいこれを解説できるならしてほしい。
なんとなくわからないことはないけど
>>356-357 wktkしとくお
360 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 10:20:32 ID:YfEsbzZ6O
>>349、
>>359 物語の内容をあまり詳しく解説されるとやだなぁ。
俺はね。それは俺が解説文読まなければ良いだけの事なんだけどさ。
自分で想像したいじゃん。
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 10:32:30 ID:jgQNkesUO
それはそうかもしれないけどあれじゃん?
れあたんがどんなふうに書いたのか興味あるじゃん
ただそれだけだお
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 10:35:53 ID:i30DZPdlO
あとがきみたいなもの?
363 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 10:38:44 ID:YfEsbzZ6O
そういう解説か。
そっちなら読みたい。ストーリーの内容の解説とかされるとさ。
エヴァの解説本とかでてるけどそういうのは好きじゃないんだ。「このシーンでこのキャラは〜」とか、正直いらない。
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 10:43:40 ID:jgQNkesUO
あとがき…なのか?
まぁこればかりはモリゾーの意見に同意
365 :
奈々:2005/09/10(土) 10:44:20 ID:meLrHQ260
何するスレ。。。?
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 10:47:22 ID:Ouc8JtdZ0
スレタイの通り。
女子に対して、絵、SSなどで妄想をぶちまけるスレ
367 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 10:51:12 ID:YfEsbzZ6O
奈々ちゃんの妄想を吐き出すんだ!
よくわかんなかったら過去ログ見て!
368 :
奈々:2005/09/10(土) 10:56:43 ID:meLrHQ260
>>367 ってぃゎれても。。。
漏れも♀だしねぇ〜。。。
ぅ〜ω、メガネっ娘ゎ萌wwwww
369 :
奈々:2005/09/10(土) 11:00:08 ID:meLrHQ260
′`ァ′`ァ(*′Д`*)′`ァ′`ァ
370 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 11:02:54 ID:YfEsbzZ6O
おっと女の子かぁ!
一番始めの方のレスとか見たら軽く引くかもな!
まぁROM専でもいいけどね。
371 :
奈々:2005/09/10(土) 11:09:09 ID:meLrHQ260
ぉv⊇ゃα⊇τ〃っょ〜★
(↑読めゑ?)
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 11:09:28 ID:jgQNkesUO
その場限りの急造コテの予感・・・w
もしくはどこかのスレの人?
373 :
奈々:2005/09/10(土) 11:10:53 ID:meLrHQ260
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 11:11:51 ID:jgQNkesUO
おにゃのこでつよ〜★
??
375 :
奈々:2005/09/10(土) 11:12:32 ID:meLrHQ260
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 11:12:38 ID:jgQNkesUO
377 :
奈々:2005/09/10(土) 11:14:37 ID:meLrHQ260
>>376 何処ヵゝαスレにも居ゑぉぉぉ♪
探U出U+⊇らスゴー。。。
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 11:16:28 ID:Y1O9Ks70O
わざわざ探さねーよwwwwww
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 11:16:42 ID:jgQNkesUO
あぁ、大丈夫。別にどこのコテでもいいから探さない
380 :
奈々:2005/09/10(土) 11:17:49 ID:meLrHQ260
orz
381 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 11:18:16 ID:YfEsbzZ6O
探す気無ぇっつうか急造コテでも保守代わりにはなるからな。男か女からこの際関係ないし。
382 :
奈々:2005/09/10(土) 11:19:43 ID:meLrHQ260
急造コテの香具師ぃるωだ。。。?
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 11:20:45 ID:jgQNkesUO
急造コテってか俺に強制的にコテにされた人ならいる
384 :
奈々:2005/09/10(土) 11:21:52 ID:meLrHQ260
385 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 11:23:00 ID:YfEsbzZ6O
保守様とれあたんの事かあぁぁっ!
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 11:24:25 ID:jgQNkesUO
>>385 ちょwwwww俺はコテつけてないwwwwwwww
保守様とか言い出したのってモリゾーかれあたんだったはずorz
387 :
奈々:2005/09/10(土) 11:26:13 ID:meLrHQ260
漏れも。。。も1個。。。
コテつくろカナ〜。。。
388 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 11:26:36 ID:YfEsbzZ6O
ボクは便乗しただけでぇす
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 11:28:02 ID:jgQNkesUO
正直コテどうこうよりおにゃのこのお話を書いてくれ
390 :
奈々:2005/09/10(土) 11:29:40 ID:meLrHQ260
ヌルポウィルスに感染し隊@奈々。。。
BLCP大しゅき@奈々。。。
etc
391 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 11:31:53 ID:YfEsbzZ6O
いいから書きなさい。コテ無しで書いた奴もいるんだから。
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 11:33:06 ID:jgQNkesUO
俺のことか・・・
393 :
奈々:2005/09/10(土) 11:35:22 ID:meLrHQ260
保育園位のぉにゃのこ。。。
カワイイ。。。wwwwwwwwwww
394 :
奈々:2005/09/10(土) 11:41:32 ID:meLrHQ260
ショタです。。。ヲタです。。。
395 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 11:41:49 ID:YfEsbzZ6O
う、うん。かわいいね。うん。
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 11:43:55 ID:jgQNkesUO
俺は煙草探しの旅に出ますのでしばらく二人におまかせいたします
397 :
奈々:2005/09/10(土) 11:45:39 ID:meLrHQ260
398 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 11:46:18 ID:YfEsbzZ6O
ノシ
399 :
奈々:2005/09/10(土) 11:52:08 ID:meLrHQ260
ふらふら〜(@Д@;)
400 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 12:00:49 ID:YfEsbzZ6O
401 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 12:06:23 ID:YfEsbzZ6O
透子が死んだなんて、嘘だ。きっとそれは、透子ではない。
だから私は、確かめに行く。"それ"が透子ではない事を。
林の入り口には、黄色いテープが張られていた。警察は既に撤収したようだった。
『KEEP OUT 立入禁止』…
立ち入らなければ、何も分からない。
私はテープに手をかけた。力を込める事なく、たやすく切れてしまった。
402 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 12:10:54 ID:YfEsbzZ6O
林の中へと足を踏み入れる。ここで人が死んだというのに、林の中はいつもと変わらず、ひんやりとした空気が私の体を包み込んだ。
ここで、透子は死んだのか。
独りで、
自分の好きな花と、
この空気に抱かれ、
冷たくなっていったのか。
眠らされていたのか、それとも、生きながらにして血を抜かれ、死んで行ったのか。
願わくば、苦しまずに逝っていて欲しい。
403 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 12:16:21 ID:YfEsbzZ6O
開けた所に出た。中心に椅子が1つ。木漏日に照らされながら。
椅子の周りは白線で囲まれ、……それだけだった。
茶色く乾いた血が、そこら中にあるだけで、他は何も無い。
透子はここに座っていたのだ。
そっと、椅子に触れる。木製の古びた椅子は冷たく、まるで石でできているような手触りだった。
私はその場に泣き崩れた。椅子を抱きしめて泣いた。
――だから、後ろから近づく足音には気付かなかった。
404 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 12:18:43 ID:YfEsbzZ6O
あと5章で終わり。
次回はまた禍人視点で。
次回、嘘憑き
◆ 闇 夜 光 路
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 12:22:53 ID:jgQNkesUO
おつー
もうあれだ。モリゾーイイヨイイヨーw
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 12:43:50 ID:jgQNkesUO
ぬこがベットにションベンして行きやがったorz
洗剤切れてるから苛性ソーダで代用できないかな?
407 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 12:45:07 ID:YfEsbzZ6O
比喩じゃなく本物のぬこなら。
408 :
奈々:2005/09/10(土) 12:46:03 ID:meLrHQ260
おしっこ萌。。。///
フェチなもんで。。。///
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 12:52:17 ID:jgQNkesUO
本物のぬこなんだけどたまにむかつくからまじで苛性ソーダでも飲ましてやろうかと思う^^;
>>408 スカはだめだ!!
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 12:52:56 ID:Hkangs6ZO
急激にスレが劣化してる件
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 12:55:43 ID:jgQNkesUO
あ、俺のせいだ・・・
雑談はよくないな。うん。
スマナス(´・ω・`)
412 :
奈々:2005/09/10(土) 12:56:31 ID:meLrHQ260
413 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 13:03:40 ID:YfEsbzZ6O
まだまだ奈々ちゃんはそういう事知らなくていいんだょ!
俺やとがしみたく戻れなくなっちゃうぞ
414 :
奈々:2005/09/10(土) 13:05:52 ID:meLrHQ260
お漏らしフェチ駄目なの。。。?(′・ω・`)
コーフンしゅるぉ
415 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 13:08:38 ID:YfEsbzZ6O
416 :
奈々:2005/09/10(土) 13:10:56 ID:meLrHQ260
>>415 濡れちゃうでしょーーー?!
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
417 :
奈々:2005/09/10(土) 13:25:09 ID:meLrHQ260
こっちもがんばって1000スレ
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 13:26:50 ID:jgQNkesUO
いや、またーりだから加速するのは勘弁
419 :
奈々:2005/09/10(土) 13:29:10 ID:meLrHQ260
1000取ろうと。。。必死
に、なって取れなかった漏れ。。。
こっちも多分絶対無理ぽ。。。
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 13:30:55 ID:jgQNkesUO
どっか落ちかけの糞スレをsage進行で1000まで行けば取れる
421 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 13:31:09 ID:YfEsbzZ6O
無理っつうか…
ここはVIPにあってVIPに非ず。
VIPのノリで来られても困るという事。
422 :
奈々:2005/09/10(土) 13:38:06 ID:meLrHQ260
それがVIPクオリティ!!!!!
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 14:08:41 ID:jgQNkesUO
ほしゅ
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 14:09:17 ID:Hkangs6ZO
キチガイ消えろよ
425 :
奈々:2005/09/10(土) 14:10:54 ID:meLrHQ260
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 14:11:05 ID:jgQNkesUO
えっ、俺?
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 14:12:40 ID:jgQNkesUO
428 :
奈々:2005/09/10(土) 14:12:46 ID:meLrHQ260
429 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 14:17:37 ID:YfEsbzZ6O
雰囲気悪ぃな。
殺伐とさせるなよ?
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 14:18:13 ID:Hkangs6ZO
431 :
奈々:2005/09/10(土) 14:19:59 ID:meLrHQ260
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 14:20:25 ID:jgQNkesUO
まあまぁ…またーりで行こうよ
433 :
奈々:2005/09/10(土) 14:21:14 ID:meLrHQ260
漏れゎ何時だってマターリ。。。♪
434 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 14:22:53 ID:YfEsbzZ6O
してねぇじゃねえかww
とりあえず誰か書け。
435 :
奈々:2005/09/10(土) 14:24:10 ID:meLrHQ260
/ /. │ ヽ \
∧ ∧/ /. │ ヽ ∧\∧
( ⌒ ヽ / │ ヽ ( ⌒ ヽ
∪ ノ / │ ヽ ∪ ノ
ヽ_),) / │ ヽ し' l_ノ
ミ / │ ヽ
∧ /∧. │ ∧ヽ∧ 彡
( ⌒ ヽ │ ( ⌒ ヽ
∪ ノ ミ ∧│∧ 彡 ∪ ノ
ヽ_),) ( ⌒ ヽ し' l_ノ
∪ ノ
ヽ_),)
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 14:27:22 ID:jgQNkesUO
>>179の続きを書こうと思ってたけどなんか別の考えるか
ってわけで言い出しっぺのモリゾー、お題をひとつ
無理だったらギブるから書いてくれw
437 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 14:28:40 ID:YfEsbzZ6O
AA張り出すと荒れるから、な?
わかるだろ?普通に保守しときゃいいんだよ
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 14:29:45 ID:7sE+PuS1O
439 :
奈々:2005/09/10(土) 14:29:54 ID:meLrHQ260
ワカッタヨ
440 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 14:33:56 ID:YfEsbzZ6O
>>439 んじゃいくつか
シチュー
・田舎町
・廃校
・駅
・自分の部屋
・保健室
・保健所
相手
・隣の家の娘
・保健室の先生
・自動車教習所の教官
・ヒッチハイカー
・豆腐屋の娘
・がんもどきフェチ
・留年した年上の同級生
・学研のおばちゃん(20代前半)
441 :
奈々:2005/09/10(土) 14:36:43 ID:meLrHQ260
ほー。。。
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 14:37:12 ID:jgQNkesUO
ちょwwwwwww待ってくれwwwwwwwww
保健所+がんも=未知の世界
で無理じゃね?
443 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 14:40:51 ID:YfEsbzZ6O
組み合わせ次第じゃね?
保健所で事務中にがんもで興奮とか。
444 :
奈々:2005/09/10(土) 14:49:17 ID:meLrHQ260
廃校&豆腐屋の娘とか。。。
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 15:08:50 ID:jgQNkesUO
じゃあ軽く1つ
駅+がんもでw
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「さみぃなぁクソ!」
冬の始まる月、俺は駅のホームで始発を待っていた。サークルの飲み会で駅前に放置されたんだ。
「あー…だるい……ん?」
何だか良い臭いがしてきた。臭いの方向に顔を向ける。
(あぁ、アレか)
コンビニのおでんの入れ物を持った少女が笑顔で歩いてくる。
その謎の?少女は何故か俺の隣に座って、ニコニコしながらおでんの蓋を開けだした。
(なにやってんだか……)
「うん?」
少女は俺が見ていることに気付き、俺を見つめていた。
「食べる?」「はぁ?」
なんとも情けない顔をしているだろう。何がなんだかわからない俺に少女はおでんを差し出す。
「はいどうぞ。あっ、がんもはダメだよ!」
何気無しに大根を口に入れる。
「………美味いな」
「でしょ〜♪ コンビニおでんでも美味しい物は美味しいのよ♪」
「あ、でもね、がんもの方が美味しいよ。お箸で掴むとつゆがじゅわぁ〜っと出てくるの。それを食べた時の感動ときたら……」
少女の顔からは不思議ないやらしさを感じられる。
ピンポンパンポン…
「あ、始発動きだすか」
「そうだね」
始発が着くまでの間、少女は幸せそうにがんもを食べていた。
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 15:09:12 ID:jgQNkesUO
うーん…微妙だな
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 15:18:43 ID:jgQNkesUO
次、モリゾー書け!
自分の家+ヒッチハイカーとかつらいやつでw
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 15:33:58 ID:lwaeZl8AO
おもすれー( ^ω^)
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 15:43:47 ID:jgQNkesUO
さぁみんな書くんだ!!
450 :
登校児おにぎり ◆Y2KMyTM2Pc :2005/09/10(土) 16:02:04 ID:IZDdYW/1O
「そ、そんなこと・・・・・できるわけないでしょっ!!」
451 :
◆lnWmmDoCR. :2005/09/10(土) 16:03:46 ID:+IHneXTE0
この前、街行く小学生がノーブラだったんで
思わずムラムラして「おっぱい見ーせて☆(^・^)」って
声かけたら「うん!いいよ☆」って快く承諾して
くれて、その成長過程のおっぱいの谷間のところに
顔うずめて「ぱふぱふ!」ってしようとしたら
急にその小学生のおっぱいが膨張しはじめて、
そしてついに爆発した
これが世に言うビッグバンである
宇宙はこうして生まれた
そして数十億年の歳月が経ち
現在の我々がここにいるのだ
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 16:06:45 ID:lwaeZl8AO
↑
先生!彼の診断をして下さい!
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 16:12:20 ID:jgQNkesUO
うむ……これはもう手遅れのようだ……。手の施しようのない変態だな…。
>>450 「お前ならできるよ。ほら、俺に全部晒けだしてくれ」
PCまたあぼーんした。
修理から返ってきてすぐだ…
電源が全く入らない。
はぁ
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 16:34:04 ID:jgQNkesUO
深夜たんも大変そうだね。そんな時は何かうp!!w
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 16:40:12 ID:aNa3dnOD0
流れ読まずに俺見参!!
「俺起動!」とか「俺発進!」とかもいいかもしれないな。
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 16:42:50 ID:jgQNkesUO
俺があらわれた
でいいんじゃね?
しんぷるいずべすと
458 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/09/10(土) 16:49:36 ID:EBVt6p7mO
俺があらわれた。好きw
教会のお題のやつはちょっと考えてあるお
459 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 16:56:14 ID:jgQNkesUO
まじ? ワクテカするけどいい?
460 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 16:57:51 ID:jgQNkesUO
え、ええぇーーー!!!
なんか名前が変なのになってる!?
461 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 17:00:03 ID:aNa3dnOD0
選挙近いからな。
462 :
名無しさん@そうだ選挙に憩う:2005/09/10(土) 17:05:10 ID:IZDdYW/1O
ほんとだー
463 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 17:29:07 ID:jgQNkesUO
で、深夜たんをwktk待ちなんだけどれあたんは書かないの?
464 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 17:30:17 ID:aNa3dnOD0
俺はしばらくしたら落ちなきゃいけないからパス。
465 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/09/10(土) 17:35:07 ID:EBVt6p7mO
俺も時間があれば…
携帯からだし遅くなってしまうだろうから…(・ω・`)
466 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 17:37:13 ID:aNa3dnOD0
まぁ、短いのなら書けないこともないけど。
深夜たんのPCの復活を応援する。
467 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 17:42:18 ID:jgQNkesUO
しょうがないかー。
まぁ深夜たんのPC復活を待ってるお
れあたんもそろそろV.S書いてもらわなきゃな
468 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 17:43:48 ID:aNa3dnOD0
VSはアレだ。
諦めよう。
469 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 17:52:24 ID:jgQNkesUO
おい諦めんなよw
俺なんか書けもしないエロに挑戦してんだからさー
駅と留年した年上の同級生
「汽車、まだ?」
「うん。電車はまだ」
彼女が電車を汽車と呼ぶことに関しては、あえてつっこまない。
それを優しさと呼んでいいかどうかは分からないけど。
蝉時雨がけたたましく降る夏の午後、こうして二人で駅のベンチに座っている。
なんとはなしに、陽炎の立つ線路を眺めてみる。電車はまだ来ない。
「……東京に行ったらさ、あたしのことなんか忘れちゃうんだろうね」
「んな事無いよ。ちゃんと覚えてる」
「いいんだ、別に。そうやってあたしの心と身体を散々弄んだ挙句に東京にトンズラするとしても……」
「……いつ俺がそのような暴挙に及んだのでしょうか」
念のために言うと、彼女と俺の間にはそんな羨ましい関係は無い。
つうか俺はきちんと告白したのにさらっと流してくれたじゃんかよう。
畜生め。この悪女め。略してアクメと呼んでやる。
「でもつまんないなー……あたしとふつーに話してくれる人少なくなっちゃう」
「そうかな……そんなことないと思うけど」
病気を患って長い期間入院を強いられた彼女は、ホントは俺より一年お姉さんのはずだった。
復学した彼女と同じクラスになれたことを俺は喜んでいたが、馴染みの薄い顔に囲まれて
一歩引いた接し方をされることが多かった彼女自身がその状況をどう感じていたのかは分からない。
「敬語とか使われるとさ、やっぱり淋しいもん。同級生なのに。あたし別に気にしないのに」
「…………」
「ヤケになって『おう○○、午後ティー買ってきて。ダッシュで』とか言ってみたこともありました」
「ヤケになるなっ!そしてそんなこと言うなっ!」
「捨て身のギャグのつもりだったのに……ホントに買ってこられちゃって……」
「最悪だ、それ」
「お金払おうとしたら『い、いえいえお金なんかいいっス!』なんて言われて……○○くん、ゴチっ!」
「ゴチになるなよう……」
嫌われていたわけではないが、ただでさえ大人っぽく見える容姿に加えて一歳年上。
こんなふうに妙ちきりんなキャラクターだと知るまでは、俺だって距離をおいていたのだ。
まあ、当初抱いていた印象は粉々に打ち砕かれたけども。グッバイ儚げな彼女の偶像。
「俺、向こうに行っても手紙とか書くよ。電話だってする」
「……あはは、そんな気を使わなくてもいいのに」
「あ……電車、来たみたいだ」
「…………」
バッグを抱えて立ち上がろうとする俺の袖を、か弱い力が引っ張った。
俯いたままの彼女。長い髪で表情が良く分からない。
耳に届くのは小さな呟き。
「…。……ぃ………ゃ」
「え?」
「……行っちゃ、いや」
「…………」
力無く袖から離れた指。
ゆっくり顔を上げた彼女はいつもどうりに笑って。
たった5秒前が嘘だったみたいに。
「あ、あはは……びっくりした? 騙されたでしょ? へへー……ドッキリ大成功!」
「……うん、騙された」
それはもう、ずっと騙されていたい、と思うくらいに――
「じゃあ、行くよ。さよなら」
「うん。身体に気をつけてね……さよなら」
それきり別段ドラマチックに盛り上がる会話もなく、ありふれた挨拶を最後に俺は電車に乗り込んだ。
警笛が鳴ってドアが閉まり、見慣れたローカル線のホームがどんどん遠ざかって。
ひらひらと手を振る彼女の姿が陽炎に霞んでいって。
やがて見えなくなった。
規則的に揺れる車内で、さっきの彼女を思い起こす。
もやもやした頭の中を整理したくて、両手でぴしゃっ、と頬を叩く。痛い。
携帯を取り出して、実家をコールする。
何と言って親を説得したらいいものか。最悪、勘当ものだ。
あの田舎町に、小僧が一人暮らしを営めるほど割りのいいバイトがあっただろうか。
そもそもどうやっても親がかりになるのは避けられない。親父お袋ごめんなさいマジで。
――はい、もしもし?
親父だ。何から話そう。どうしようどうしよう。
ぐちゃぐちゃになった頭の中に、彼女の顔を思い浮かべる。少し勇気が出る。
――親父? 俺だけど……あ、あのさ、
こうして、一世一代のすねかじり交渉が始まった。
473 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 18:25:22 ID:YfEsbzZ6O
な、なんだっ!?
周りが暗いぜ!?
…はっ!もう6時か!
寝ちまった…
474 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 18:28:41 ID:YfEsbzZ6O
475 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 18:29:29 ID:jgQNkesUO
(最後以外)いい話やねぇ・・・。
モリゾーの文を見ると毎度凄いと思えるよ。
476 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 18:31:32 ID:jgQNkesUO
>>474 王子はともかく涎はお姉さんだから違うと思う
477 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 18:40:59 ID:YfEsbzZ6O
478 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 18:49:06 ID:jgQNkesUO
あぁ、
>>475の改行、ひとつしかしてなかったから紛らわしいな
(最後以外)いい話やねぇ・・・。
モリゾーの文を見ると毎度凄いと思えるよ。
ってのが正しくです。
モリゾーだけは何時間寝れば気が済むんだよ。しかも記憶飛んでる!?
ってことであってけっして褒めてはいません。
モリゾーはお話書いてる時以外はただの変な人だw
479 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 18:50:20 ID:NjBjNIZf0
今日もえらくログが進んでるなぁw活気があっていいねえ
480 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 18:51:28 ID:YfEsbzZ6O
481 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 18:51:52 ID:oxHhVA8I0
原作:キックスメガミックスで書いたヤツをとりあえず、2レスだけ投下する
あとは書きあがり次第、少しずつ投下予定。
でも、今日明日とこれから出かける俺。
元ねたしらんでも読めるけど、知ってたら何かあるかもねwwwww
482 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 18:54:16 ID:oxHhVA8I0
【キックス女神X】 (←これでキックスメガミックスって読んでwww)
――プロローグ?
「ねぇ、知ってる?」
「え、なになになに?」
「校舎裏の道場にある古ぼけた写真の人をじっと見つめると顔が動くって」
「そんなの迷信でしょ?」
「どうなんだろ? 試してみる? この学校の「怪談」のウワサ」
「いいよ、メンドクサい。それより、早く教室に行こう」
「それもそうね。じゃあ、行きましょ」
483 :
◆JBL/J113zU :2005/09/10(土) 18:54:48 ID:oxHhVA8I0
―――都立小原高等学校
SHRの時間、1−Aのクラス内はある話題で持ちきりだった。
「今日、転校生が来るらしいぜ?」
「どんな人なんだろ〜」
「弱そうなヤツなら、俺の舎弟にでも使ってやるか」
「あ、先生が来たよ」
各々が転校生に対して話していると、担任が教室に入ってきた。
「おい、入っていいぞ」
教壇に立った担任が廊下の方に呼びかけ、一人の生徒が教室に入ってきた。
「おおーっ」
「結構、可愛いじゃん」
男子生徒からは感嘆の息が洩れる。
入ってきた生徒は、ポニーテールを結った、それなりに可愛い顔立ちの女生徒だった。
「はい、今日からみんなと一緒に勉強する可愛い女の子です。それじゃあ、自己紹介を」
「阿加木響です。最初のうちは何かと至らぬ点があるとは思いますが、ヨロシクお願いします」
担任に促され、自己紹介をし、ペコッとお辞儀をする響。
「はい、よくできました。他に趣味とか特技とか、セールスポイントみたいな物はない?」
「趣味は空手です。あと、テコンドーが凄い好きです。ピア・ゲネットや黄秀一とかがとても…」
「はーい、わかったわかった。その話はそれでオシマイ」
響の話を打ち切る担任に、ちょっと残念そうな響。格闘技話には目がないようだった。
「それじゃあね。阿加木さんは後ろの空いた席に座って。何かわからないことがあったら、周りの人に聞いて」
「はい、わかりました」
担任に返事をし、教室の右側最後尾にある、自分の席に着く響。
「それじゃあ、SHR始めまーす。まず、連絡事項がいくつか…」
席の着いたのを見計らって、担任はSHRを開始した。
484 :
◆JBL/J113zU :2005/09/10(土) 18:55:22 ID:oxHhVA8I0
授業は滞りなく進んだ。休み時間はクラスメイトが集まって、響に色々な質問をぶつける。
それに対して、和やかな雰囲気で受け答えする響。
しかし、昼休み。事件は起こった。
「ねぇ、アカギさーん」
響が廊下を歩いていると、後から声をかけられた。振り返ると三人の男子生徒がいた。
(ええと、確かクラスの……)
三人の顔を見て思い出す響。名前は定かじゃないが、確かクラスメイトだと記憶していた。
三人とも一往にガラが悪そうで、あまりお友達にはなりたくないタイプだった。
「何?」
とりあえず、返事をする響。正直、友好的には接したくないが。
「おいおい、そんなに警戒すんなよ」
「なぁ。俺らはただアカギさんとトモダチになりたいだけなんだからさ」
そう言いつつ、三人の顔はニヤニヤと下心丸出しの顔をしていた。
(やだな…。転校初日から、変なのに絡まれちゃって……)
心の中でため息をつく響。何とかここは穏便に済ませたいと思った。が。
「おい、なにシカトしてんのよ? ちょっと可愛いからって調子コイてんじゃねーぞ?」
一人がイラついた声を出す。その声に、響の方もイラついてくる。
「トモダチの件は、間に合ってるから結構です」
そう言って踵を返す響。イラついたせいか、その声は荒れていた。
「ちょっと待てよ、テメー!」
「ちょっと! 触らないでよ!」
一人が響の制服の肩口を掴む。そして、それを振り払って、三人を見据える響。
「お前、フザけた態度とってると……ブッ!」
肩を怒らせながら近づいて威嚇するが、言葉は続かなかった。
不用意に近づいてきたところに、響が顔面へ左の正拳を叩き込んだからだ。
そして、男が声を出す間もなく、追い討ちの左上段足刀蹴りがさらに顔面に入った。
「まだやる……?」
キッと睨む響。残りの二人はKOされた男を抱えて、すごすごと引き下がって行った。
tsuduku
485 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 18:58:14 ID:jgQNkesUO
>>480 アンカーつけ忘れただけです。
2つまとめる時はアンカー必須だな・・・。
>>484 元ネタ知らないけど期待wwwwww
次の投下までワクテカしてるお
486 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/10(土) 19:00:08 ID:lwaeZl8AO
wktk
488 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/10(土) 19:14:24 ID:lwaeZl8AO
>>302の続き。
飯が食い終わったところで雑談タイムに入る。昼休みの醍醐味と言えばやっぱこれだよなー。
沖田「そういえば瑞樹ちゃんはどこから引っ越してきたの?」
瑞樹「あたしは静岡からよ」
沖田「へぇ〜そういえば圭二も静岡から転校してこなかったか?小1か小2のとき」
瑞樹は一人びくっとすると、顔を真っ赤にしながら下を向いた。
瑞樹「・・・(どきどき///)」
圭二「そうだっけ?よく覚えてないな」
沖田「いや、フツーそんくらい覚えてるだろ」
圭二「オレ小さい頃の記憶ってあんまりないんだよなぁ・・・」
瑞樹「・・・」
圭二「ん?どうした瑞樹?」
瑞樹「なんであんたは・・・」
圭二「?」
瑞樹「なんであんたはそうなのよ!ばかぁ!」
そういうと瑞樹はものすごい速さでどこかに行ってしまった。
圭二・沖田「・・・」
オレと沖田は突然の出来事にぽかーんとするしかなかった。
圭二「・・・あいつ、どうしたんだ?」
沖田「なんか泣いてなかったか?」
圭二「えっ!?それはねーだろ。・・・つーかオレなんか悪いことしたかなぁ・・・」
沖田「うーん・・・」
オレと沖田は昼休み中考えていたが、結局答えは見つからず、とりあえずあとで瑞樹に謝ってみることにした。
その頃瑞樹は・・・
瑞樹「これじゃあ、あたしの・・・あたしのひとり相撲じゃない・・・圭二のばか・・・ばか」
トイレで昼休み中泣いていた。
489 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/10(土) 19:19:51 ID:lwaeZl8AO
昼休みが終わり、結局謝るタイミングをつかめないまま放課後になってしまった。
圭二「あー・・・瑞樹?」
瑞樹「・・・」
シカトですか。そうですか。でも僕は引き下がりませんよー。
圭二「おい、シカトすんなって!」
瑞樹「・・・なによっ」
圭二「あー、そのなんだ、昼休みのことだけどな・・・」
と、言いかけている時に、教室にものすごい数の男どもが入ってきた。
・・・つーかコイツら全員部活のヤツらじゃん・・・とか思っていると、オレは瑞樹の隣から教室のはじまで追いやられていた。
野球部「瑞樹さん!ぜひ僕たち野球部のマネージャーになってください!」
サッカー部「いやいや、こんな弱小野球部なんかよりも、県大常連の我がサッカー部に!」
バスケ部「こんなむさ苦しい奴らの部活より、僕たちバスケ部のマネージャーが君にふさわしいと思うよ」
他には剣道、バレー、テニス、演劇、etc・・・とにかくたくさんの部活が瑞樹をマネージャーに勧誘しに来た。もちろん全員男。
圭二「( ^ω^)・・・」
圭二「(;^ω^)これなんてエロゲ?」
もうオレの教室はぎゅうぎゅうづめになっていた。
部活の男ども「是非ともうちのマネージャーに!」
瑞樹「ちょ・・・ちょっと・・・」
瑞樹はオレのほうを見つめた。その目はとても悲しそうだった。
沖田「ぬーすんだバーイクで走りだすー♪・・・ってなんじゃこりゃあ!!」
たった今トイレから教室に戻ってきた沖田はこの異様な事態に腰を抜かしてた。・・・まぁそりゃあびっくりするわな。
490 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/10(土) 19:21:02 ID:lwaeZl8AO
沖田「おいおい圭二!なんだこりゃあ?」
圭二「部活の勧誘・・・つーかマネージャーの勧誘だな」
沖田「あー、なるほどなぁ。ま、瑞樹ちゃん可愛いからしょうがねぇかぁ」
圭二「まぁな」
沖田「つーか下手するとお前のアイドル千歳ちゃんより可愛いかもしれねーぞ」
圭二「いや、それはない」
沖田「きっぱり言うねぇ。で、いいのか?瑞樹ちゃん助けなくて」
圭二「なんで・・・」
沖田「さっきからお前のほう、ちらちら見てんじゃん。明らかに助け求めてんだろうが」
圭二「・・・」
沖田「ほら、行けよ!」
圭二「・・・くそっ!」
オレは気がつくと、まわりのヤツらを吹っ飛ばしながら瑞樹のもとへ向かって走りだしていた。
圭二「オラオラ!!てめぇらどけや!!」
部活の男ども「げっ!コイツ圭二じゃねーか!」
そして案外あっさり瑞樹のもとに到着する。
圭二「おい!瑞樹!」
瑞樹「ふ・・・ふぇ??」
圭二「帰るぞ!」
瑞樹「ちょ・・・ぁん!」
オレは瑞樹の手を引っ張って高校からダッシュで脱出した。
そして駅の近くにある公園に逃げ込む。
圭二「はぁはぁ、、ここまでくれば大丈夫だろ・・・」
瑞樹「な・・・なによっ!びっくりしたじゃない!」
圭二「お前が困った顔してたから助けたんだろうが!」
瑞樹「え・・・?べ、別に助けてほしいなんて言ってないじゃないっ!」
圭二「なんだそれ。・・・こんなこと言われんなら助けるんじゃなかった・・・」
瑞樹「で、でもね・・・」
圭二「?」
瑞樹「その・・・えっと・・・(小声で)うれしかったよ・・・」
491 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/10(土) 19:22:05 ID:lwaeZl8AO
終
492 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 19:41:36 ID:jgQNkesUO
とがしはホントツンデレ好きだなぁw
おつー。正直良かったお
493 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 19:54:05 ID:YfEsbzZ6O
また盛り上がってきた所で切るし……
そういえば本物の富樫は今週のハンターの話をとんでもない事にしちゃったらしいね。
494 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 19:58:28 ID:lwaeZl8AO
>>492 最近オレの中でツンデレブームが起きてるからなwwwww
>>493 なになに?どーなったの?
495 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 20:08:06 ID:YfEsbzZ6O
いままではまぁ何とかネーム(下書き)の域にとどまってた。
それでもダメなんだけどさ、今週は遂に下書きの域を越えたね。
もうね、落書き。
こんなのに金払いたくないって位。
ハンターだけだったらジャンプ買わないよ、って位。
ジャンプ買ってないけど。ニュースサイトとかに画像載ってるよ。
496 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 20:21:41 ID:lwaeZl8AO
へぇー、さすが富樫だな。あとで調べてみましょ!
497 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 20:32:52 ID:YfEsbzZ6O
とがしはそんな風になるなよ。
下書きも何も無いけどさ、時間が無いからって手抜きはナシだぜ。
時間が無かったら無理して書かなくてもいいんだ。
498 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 20:41:00 ID:jgQNkesUO
ふぅ・・・このまま行けば俺のクオリティ低いエロ文は自然に落ちるな・・・・・
富樫のクオリティが激変か。いや、幽白時代からだな
499 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 20:41:58 ID:lwaeZl8AO
うむ。心した。
・・・だけど既に話を一個打ち切りにしているオレは富樫以下かもwwwwwww
500 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 20:44:59 ID:jgQNkesUO
俺としてはアレを続けてほしかった(´・ω・`)
501 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 20:48:15 ID:lwaeZl8AO
>>500 マジかwwwww
オレがアレを打ち切りにした理由はキャラですぎで、
みんな話が訳わかんなくなってるだろうなってことで、打ち切りにしたんだが・・・
502 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 20:49:32 ID:3QdPRCpO0 BE:54070632-
503 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 20:50:22 ID:YfEsbzZ6O
>>447 書いちゃうぜ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
久しぶりに義姉さんが帰ってきた。
義姉さんは1人旅が好きで、ヒッチハイクでどこまでも行く。
「いやぁ、やっぱり我が家が一番ですな」
「先に風呂入りなよ」
埃と、太陽の匂い。汗臭くはない。
義姉さんは、旅から帰って来た時が一番美人だ。
「私は旅から帰って来た時が一番美人だ」
「いや、自分で言うなよ」
「うぇうぇ、お姉ちゃんお風呂入って来るから、夕飯宜しくぅ」
「ガス代上がったんだから無駄遣いすんなよ」
「うぇwwうぇww。そっちこそ覗くなよ。絶対覗くなよ!いいか、絶 対 だ ぞ」
そう言うと、義姉さんは鼻歌を歌いながら浴室へと向かった。
504 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 21:04:59 ID:YfEsbzZ6O
「ケイちゃーん、シャンプー無いよー!」
……シャンプー切らしてたっけ?
僕は予備のシャンプーを出し、脱衣場の戸を開けた。
洗濯機の回転するドラムの中で、色気のない下着が踊っている。
大人なんだから、もう少し派手な下着くらい着けてもいいのに。
「義姉さん、持ってきたよ」
「今手がふさがってるからさー、入れてよ」
はいはい。
浴室の引き戸をすかすと、ボトルを持った手だけをいれた。
瞬間、凄い力で引っ張り込まれた。
「ちょ…義姉さん!?」
義姉さんは僕が逃げないように壁に押し付けると、耳元で囁いた。
「シャン、プー、切らして、ませーん」
505 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 21:13:34 ID:YfEsbzZ6O
シャワーの水が僕の体に潤いを与えていく。
いくら無駄遣いするなって言ったからって……
「義姉さん…冷たいよ」
「そう?私は冷たく無いけど?別に暖かくしてもいいけどさ」
「止めろよ」
「いいじゃん、光熱費は親持ちだよ?」
僕等の両親――僕の母親と義姉さんの父親――は、2人とも海外で働いている。
毎月生活費や雑費を十分な程振り込んでくれるが、それでは義姉さんが駄目になる一方だと思う。
506 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 21:20:40 ID:YfEsbzZ6O
「勃った?」
「勃たねぇよ」
「うはwwwEDwwテラカワイソスwww」
「違うから違うから」
いつの間にか水はぬるま湯に変わっていた。義姉さんの体が熱いのか、僕の体が熱いのか。
義姉さんが首に手を回す。
僕 ん 唇
舌を わせ 愛 小さな 首の 重みが
507 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 21:21:26 ID:YfEsbzZ6O
と、まぁ今週の富樫風味に終わらせてみました。
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 21:25:59 ID:NjBjNIZf0
ちょwwwとがwしwwww
509 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:26:04 ID:jgQNkesUO
いやいやいや、ちょっと落ち着けw
そこをしっかり書いてくれないと困るんだ
510 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 21:47:02 ID:YfEsbzZ6O
自分の家+ヒッチハイカー+義理の姉+VIPPER
以下、義理の姉は"姉さん"と表記
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
姉さんが僕の首に手を回す。
僕よりも少し背が低い姉さんの、ダークブラウンの瞳が真っ直ぐ僕を見つめている。
「脱いだら?そんな濡れた服着てないで」
「姉さんが濡らしたんだろ」
「ケイちゃんはいつも私の大事なトコ濡らしてんだろ」
「違うから違うから」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ムリ。ネタとして置いとくよ。
僕(ケイちゃん):大学一年。義理の姉と二人暮らし。姉の裸如きで興奮しない。
顔は普通。彼女ナシ。
義理の姉:大学四年。美人。1人旅が趣味。
ケイが好き?彼氏ナシ。非処女。派手な下着もあるにはある。
511 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:58:32 ID:jgQNkesUO
もうなんつーかがんがれ!!完成させろ!!
512 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 22:07:52 ID:lwaeZl8AO
なにいいとこで終わってんだよwwwwwww
513 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 22:40:13 ID:YfEsbzZ6O
やだやだ!
書かない!
それより嘘憑きの血みどろの愛憎入り混じったラストを書かなきゃ!
うん。ギブだ。今日は寝るお。
515 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 22:48:51 ID:YfEsbzZ6O
火が大きくなった。しかし些か気が早いと思う。
御休。
516 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 22:58:14 ID:YfEsbzZ6O
奈々は結局
おしっこフェチ
ギャル文字
微VIPPER
という強烈な印象を残して姿を消したな。ネタにもならねぇや。
517 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 23:19:37 ID:Y1O9Ks70O
>501
亀だが、そんな事ないぞ。それぞれの章が面白かったし、伊達がヘリに乗った後の話でそれぞれの話がどうつながっていくのかなーとか想像したりもした。
まあ、要するに続きを書いてくれってこと
518 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 23:49:29 ID:zlpD47vY0
ここは適当にかいてもいいのか?
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/09/10(土) 23:52:08 ID:NjBjNIZf0
どうぞどうぞ。女が入ってればおk
520 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/10(土) 23:54:48 ID:YfEsbzZ6O
女に入れててもおk(えー
521 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:01:54 ID:rrN2+r320
なんかお題くれるとウレシス><
まあ下手糞ですけどwwwwww
522 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:07:01 ID:OtMW6EVXO
523 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:07:54 ID:rrN2+r320
>>522 把握した><
今ちょっとかいてみたから次はチャレンジしようと思っている><
524 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:20:14 ID:rrN2+r320
「それじゃああかりちゃんと仲良くねー」
両親が隣の家の――あかりの両親と旅行に行った。
彼らは高校時代からの親友同士で今も交流がある。
そして今日はその関係で旅行だそうだ。
こんな風に書くとありがちなご都合主義であかりは僕を兄のように慕っていて、
今夜には一般のカップルがするようなことをするんだろうと思われるかもしれない。
けど、そんな普通の、清い、純粋な関係をこの僕はまったく好まない。
あかりは少女漫画が好きだからそういうことも望んでいるのかもしれないけどね。
まあとにかく、ありがちな展開で僕たちはこれから親が帰ってくるまでの1週間を同じ家で過ごす事になっている。
そもそも、普段は親大好きで甘えん坊なあかりが『見送りにこなかったこと』これこそが、
僕たちがここにいる理由でもあるのだ。
1年前は僕たちも親の旅行についていった。
しかし、今年は僕は受験、あかりはなんと風邪を引いてしまって、旅行を断念。
だが、これまたお決まりのパターンで僕たちを『男女』ではなく『幼馴染』と認識している彼らは、
僕にあかりをまかせて旅立ってしまったというわけだ。
大人は上辺だけしか見ていない、あかりは悪戯が成功した子供のように笑っていた。
なぜなら風邪はもう数日前に治っていたから。
「あかり、母さんたちはもういっちゃったよ? なんでこなかったの?」
返事はない、あったら困る。
「あかり・・・」
髪に触れる、あかりはビクッとした。
手錠で繋がれ、口を塞がれた彼女は今まで見てきた物の中でも最高に綺麗だった。
525 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:42:56 ID:rrN2+r320
書いてみたけどこのあとどっちに転ぶか迷うス(´・ω・`)
>>1から読み返してくる><
526 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:49:11 ID:oQ7MHVPF0
まぁ、何の方向に転んでも問題ねーお。
俺なんか昨夜女の子一人も出てないシロモノ投下したしな。
527 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 01:07:02 ID:rrN2+r320
電車のED聞きながら考えてる俺。
ブラック傾向なのにそりゃないよな。
俺の弱点はアイデアがある程度あれば書けるかわりに持久力がうんちなこと。
528 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/11(日) 01:31:23 ID:OtMW6EVXO
サンボマスター聞きながらブラックは書けねぇよ。
Janne Da Arcとかビジュアル系とかどうよ
529 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/11(日) 02:05:48 ID:OtMW6EVXO
今日は保守様いないのかい?
このまま寝て大丈夫かな?
俺が朝まで起きてる
531 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/11(日) 02:13:29 ID:OtMW6EVXO
grさんがいりゃあ安心さぁ。
愛しとるさ。ノシ
ノシシ
533 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 02:14:17 ID:IkssDG1jO
おにゃのことか萌え要素があまり無くてもいい?
おk
がんがんいこうぜ
俺なんか感動の最終回までのプロット書いてたのに
おにゃのこが一人も出てこないうちに終了だもんな
535 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 02:20:36 ID:IkssDG1jO
ふと思いついた、女王様と若いツバメの話。
携帯だし、これから直に書くから時間かかるお。
536 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 02:58:33 ID:IkssDG1jO
初夏の花が咲き始めた花壇の間。老いた男が、黙々と草をむしっている。
「よう、爺さん。あんまり根つめると腰に良くないぜ?」
軽口を叩きながら現れた‘彼’に手を止めることなく、男は草取りを続ける。
「なんだね、お前さんは。わしに話しかけることなんざ、ついぞなかったものが。」
‘彼’は、男の態度に少し意外なものを感じたものの、待ってましたとばかりにまくしたてた。
「アンタ驚かないのな…。まあいいや、爺さん、聞いてくれよ。可哀相な話じゃねぇか。あんないい娘が、どうしてあんなヤクザな商売につかなきゃなんねぇんだよ?」
「そりゃお前さん、あの娘の親父さんが亡くなったからに決まっておろうが。皆の暮らしがあの娘一人にかかっておるしな。」
男は顔すら上げずに草をむしり続ける。
「爺さん、冷たいぜ。俺は嫌だね。あの娘がよりによって女王様だなんて。あーあ、アンタに話しかけた俺が馬鹿だったよ!」
早口で言うだけ言って去ってゆく‘彼’を見送りながら、男は初めて手を止めた。
「可哀相…か。」
537 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 03:11:12 ID:rrN2+r320
どうしてこんなことになったのか、
あたしはわからない。
ただ、これまで一緒にすごしてきたから、輝がこんなことをしても特別驚かなかった。
あたしの名前は灯、あかりって読む。
そして彼の名前はひかる。
あたしたちの両親の仲がよかったから揃えたらしい。
輝は冷たい、とても冷たい。
あたしにもなかなか笑顔は見せない、でも優しそうな目をしてるのはよくわかる。
輝が一番笑顔を見せる場面、それは、普通じゃないものを見たときだった。
小学生のころのこと、あたしたち毎朝一緒に学校へいっていた。
そして、いつものように何も変わらない道を通っていた、確かに、なにも変わってなかった。
輝が言うには舞台じゃなく役者が変わっただけだよということらしい。
けど、全然子供だったあたしには、その衝撃の場面を見せられたところで
そんなことを――多分普通の状態でも――理解できるはずがなかった。
538 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 03:33:05 ID:IkssDG1jO
彼女は老爺が花壇の手入れをしている様子を、遠く離れた窓から見ていた。
変わらないと思っていた日常。
老爺は明日も変わらずに草をむしり続けるのだろう。
「似合いそうにないなぁ…。」
誰にも聞こえないように呟いて、彼女は明日身につける派手な衣装にちらりと目を遣る。
早くに母を亡くした彼女は、このたび父を亡くし、歳の離れた弟を守ってゆかなければならない。
「もう少し長生きしてくれれば良かったのに。」
言っても詮無いことだとはわかっている。
その細い肩には自分と弟だけではなく、意外にたくさんの人の生活がかかっていることを彼女は知っている。
ただ、日が暮れてゆく時間を、彼女は惜しんでいた。
「明日になれば…。」
男たちが彼女の前にひれ伏すのだ。
…『女王陛下万歳!』と。
539 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 04:18:07 ID:SCjAyZ5iO
乙カレー
540 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 04:20:48 ID:IkssDG1jO
彼女が即位してから一か月が過ぎようとしていた。
『姫さま』だった呼び方が『陛下』に変わったのにも慣れてきた。
しかしわずか十五歳の女王陛下は、幼い弟が即位できる年齢になるまでの数年間、いわば籠の中の小鳥も同じだった。
「恐れながら陛下、そのように窓にお近づきになっては危のうございます。」
政務の合間に庭でも眺めようとすると、すぐにこれだ。
『恐れながら陛下』で始めなければ話せないお堅い女官に囲まれる毎日。
「これならよろしいこと?」
女王はにこりともせず、すっと半歩ほど引いた。
そういえば即位してから儀礼的な微笑以外に一度も笑っていないということに、彼女は気づいていない。
彼女だけではない。誰も気づいてはいなかった。
「よう、マリー。いやに辛気くさいツラしてどうしたよ?」
誰も呼ぶことのなくなった彼女の名を呼んだのは、窓枠に止まった…一羽の若いツバメだった。
541 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/11(日) 04:21:22 ID:SCjAyZ5iO
>>501 ならば星野の章のラストだけ投下します!
他は気が向いたら書くお
542 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/11(日) 04:22:00 ID:SCjAyZ5iO
>>59の続き
心「すごい・・・」
オレの能力は触れた相手に力を送りショックを与え、気絶させる能力だった。
星野「そんなことより、宇童!」
オレは宇童の側に駆け寄る。が、宇童は心臓をつぶされたようですでに息絶えていた。
星野「・・・ちくしょう!」
オレはやりきれない思いを空にぶつけた。ぶつけるしかなかった。
朱美「星野・・・肩大丈夫?」
後ろを振り返るとさっきまで倒れていた朱美が立っていた。
星野「大丈・・・!?」
オレは自分の肩を見てぎょっとした。唯の攻撃をかすっただけなのに、肩は薄紫色に腫れあがっているのだ。
それを見ながら朱美はつぶやいた。
朱美「・・・これは貫通の能力ね。対象の体を傷つけることなく、相手の内蔵に触れたり傷つけたりすることのできる能力・・・」
星野「貫通・・・」
オレはそうつぶやいて、唯のほうを見た。まだ気絶している。
が、その時突然、唯の前に一人の男が現われた。本当に突然の出来事であった。
星野「なっ・・・!」
朱美「テレポート・・・まさかこいつは!?」
鋭い目つき、黒いロングコート、そして黒く、長い髪。
男は無言のまま唯に触れると、二人とも一瞬にして消えてしまった。
星野「!?」
オレは訳がわからないままただただ立ち尽くしていた。
結局オレは唯も宇童も守れなかった・・・。
543 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/11(日) 04:22:57 ID:SCjAyZ5iO
第三章
星野豊の章
完
544 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 04:23:24 ID:E80buPm2O
うはww久しぶりにいろんな人の投下が被ってるwwwwwwwwwwww
545 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 04:25:03 ID:SCjAyZ5iO
やべ、被ったwwwww
ゴメン!ロムに戻ります
とがしおつー。
心配しなくても次に続き書いてくれるまでwktkして待ってるお
547 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 04:28:07 ID:IkssDG1jO
萌えないと宣言したが本当に萌えないなw
まあ、あれだ。保守、な・・・orz
548 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 04:30:43 ID:IkssDG1jO
あとはお任せして寝るお
続きはまた誰もいない時に投下するかも
549 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 04:34:04 ID:SCjAyZ5iO
お疲れさまです。
楽しく読ませてもらったお
9月11日
おもしろそうなスレを見つけた。
そのうち実話をベースにした話を書いて投下してみようかと思う。
文章力ナサスな俺でも書けるだろうか……
551 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 04:41:44 ID:E80buPm2O
>>548 おつです!
続き、待ってるお
>>550 それはうpしてみればわかることだ!!
ヘタレな俺が書いてんだから出来るお
552 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 04:49:48 ID:SCjAyZ5iO
>>550 書け書け!オレなんてツンデレばっか書いてるぞwwwwww
554 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 05:27:01 ID:SCjAyZ5iO
なんじゃこりゃあ!!
森蔵って有名人?
555 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/11(日) 05:32:00 ID:SCjAyZ5iO
wktk
557 :
たわごと@PC ◆D3gHWrXzZ6 :2005/09/11(日) 05:44:07 ID:yUl6uxuN0
みなさんおはようございます。
558 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 05:45:25 ID:SCjAyZ5iO
おはようございます!
559 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/11(日) 05:46:17 ID:SCjAyZ5iO
>>490の続き
圭二「そ・・・そうか」
不覚にもドキッとしてしまった。
瑞樹「べ・・・別にうれしかったって言うのは、その・・・あの・・・変な意味じゃないんだからっ!」
圭二「あ、あぁ・・・」
二人の間に流れる沈黙。
オレの心臓は相手に聞こえるんじゃないかってくらい、かなり高鳴っていた。
圭二・瑞樹「あの・・・」
うわ、同時だよ。恥ずかしい〜(///)
圭二「な、なんだよ」
瑞樹「いや、あの、そのぉ・・・あんたはなんなのよっ!」
圭二「オレはアレだよ。ほら・・・アレ・・・そうそう!昼休みのこと謝ろうかと思ってさ!」
瑞樹「え・・・思い出して・・・くれたの?」
瑞樹の顔が恥ずかしそうにうつむく。落ち着かないようで、後ろに手を回しながらもじもじしている。
圭二「え?なにが?」
オレは当然のごとく何のことかさっぱりわからない。
すると瑞樹の顔がどんどん豹変していった。
瑞樹「・・・あんた、じゃあなんで謝ったのよ」
恐い。
マンガだったら背景が火の海で、ゴゴゴゴゴとか文字がでてきそうだ。
圭二「いや、なんとなく」
・・・どうやらオレは一番マズイ台詞を吐いてしまったらしい。
瑞樹はオレの目の前までつかつかと歩いてくると、おもいっきりビンタをかました。
瑞樹「大ッ嫌い!!」
そう言うと、瑞樹は走り去ってしまった。その目に涙を浮かべながら。
オレはぼーぜんと立ち尽くす。
圭二「オレが・・・なにしたって言うんだよ」
560 :
たわごと@PC ◆D3gHWrXzZ6 :2005/09/11(日) 05:49:04 ID:yUl6uxuN0
とがしさんのツンデレイイヨー
561 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/11(日) 05:49:48 ID:SCjAyZ5iO
その夜、瑞樹宅では・・・
父「瑞樹、学校はどうだった?」
瑞樹「・・・つまんない」
父「なんだ、お前が無理言ってついてきたんじゃないか」
瑞樹「・・・」
父「友達はできたのか?」
瑞樹「・・・できない」
父「そうか・・・まぁ、一応静岡の母さんには電話しておけ。」
瑞樹「うん・・・」
瑞樹は父親の単身赴任に便乗する形でここ東京に来たのだった。
もちろん両親は反対したが、瑞樹にはどうしても東京に来たかった理由があったのだ。
・・・それは東京の高校に圭二がいるから。
瑞樹「あのね、お父さん・・・」
父「ん?なんだ?」
瑞樹「・・・草薙圭二って覚えてる?」
父「・・・草薙のとこの圭二くんか。・・・忘れるわけないだろ。急にどうした?」
瑞樹「う・・・ううん!なんでもない!じゃああたし、もう寝るからっ!」
父「そうか。ゆっくり休めよ」
瑞樹「うん。おやすみ」
父「おやすみ」
瑞樹はぱたぱたと二階に上がっていった。瑞樹父は部屋に入るのを音で確認すると、タバコに火を点けた。
父「・・・」
そのころ瑞樹は部屋でくまのぬいぐるみを抱きながら、落ち込んでいた。
瑞樹「なんで何にも覚えてないのよ・・・あたしがどんな思いで、ここまで来たと思ってんのよ・・・圭二のばか」
そして気がつくと瑞樹は眠っていた。目に涙をうっすらと浮かべながら・・・
562 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 05:50:20 ID:E80buPm2O
横槍ごめん
たわごとさんおかえりー。
前に落ちた時から放置プレイで欲求たまりまくりですよ!w
563 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/11(日) 05:53:35 ID:SCjAyZ5iO
そして次の日の学校。
沖田「紅塗った君がなんかー大人のように笑うんだー♪・・・っと、瑞樹ちゃんおはよーさん!」
瑞樹「あ、おはよう」
千歳「おはよー」
瑞樹「お・・・おはよう」
沖田「圭二はまだ来ねえのかぁ〜。また遅刻かねぇ」
千歳「あはは。圭二くんってしょっちゅう遅刻してるよねぇ」
沖田「そういやあ瑞樹ちゃん、昨日はあのあとどうしたんだ?」
瑞樹「あのあと?」
沖田「圭二が助けてくれたじゃん。部活のヤツらの魔の手から」
瑞樹「・・・知らないわよっ!」
瑞樹はそう言うと、バッグを机の上に乱暴においてどっかに行ってしまった。
564 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/11(日) 05:54:16 ID:SCjAyZ5iO
沖田「・・・なんだぁ?まさか圭二のヤツ・・・」
千歳「なになに?」
沖田「・・・また胸もんだのか?」
千歳「・・・」
沖田「・・・」
そのころ圭二は廊下を歩いていた。すると、ばったりと瑞樹に出会ってしまう。
圭二「・・・(オレは悪くない。だからあいさつなんてするもんか!)」
瑞樹「・・・(絶対あたしからあいさつなんてしないんだからっ!)」
オレたちは無言のまますれ違う。
そして教室へ。
ガラッ
沖田「おう圭二!昨日はお疲れー!」
千歳「おはよう、圭二くん」
圭二「おはよう。ほんと昨日は疲れたよ」
沖田「あのあと結局何があったんだ?」
圭二「いや、なんかよくわかんねぇけど、瑞樹がまた怒りだしてなぁ・・・」
千歳「心当たりはないの?」
圭二「うーん・・・何回考えてもないんだよなぁ」
沖田「だとすると、まさか・・・」
圭二・千歳「え?」
沖田「生理かもな」
圭二「・・・」
千歳「・・・」
沖田「・・・」
565 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/11(日) 05:55:16 ID:SCjAyZ5iO
お・・・終わりなんだからっ!
566 :
たわごと@PC ◆D3gHWrXzZ6 :2005/09/11(日) 06:02:36 ID:yUl6uxuN0
ツンデレ職人とがしに乾杯
567 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 06:04:22 ID:pPB1Wgfr0
ペニス
568 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 06:10:46 ID:E80buPm2O
とがしおつー。おまいが大好きだ!!
休載が無ければ結婚を前提に(ry
569 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 06:11:33 ID:SCjAyZ5iO
おまwwwwいつからオレはツンデレ職人にwwwwwww
570 :
たわごと@PC ◆D3gHWrXzZ6 :2005/09/11(日) 06:14:26 ID:yUl6uxuN0
もはやとがしはツンデレ職人として定着してしまったのであります
じゃあ続きいきます。
571 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 06:19:51 ID:SCjAyZ5iO
>>568 ちょwwwwwwww
たわごとwktk
572 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 06:21:49 ID:E80buPm2O
wktk
573 :
たわごと@PC ◆D3gHWrXzZ6 :2005/09/11(日) 06:34:44 ID:yUl6uxuN0
瑠衣「兄さん?だr……」
瑠衣もこっちに来て彼女を見たとたん、固まる。
そこにいたのは、イギリスに帰ったはずのローザだったんだから。
あの、白いワンピースを身にまとって、ローザは笑っている。
瑠衣「ローザ…さん」
ローザ「瑠衣さん、お久しぶりです。お元気でしたか?」
彼女の金色の髪が風になびく。
瑠衣「はい…って、そうじゃなくて、どうしたんですか?忘れ物でも?」
僕「(忘れ物でわざわざ飛行機に乗るかいな^^;)」
574 :
たわごと@PC ◆D3gHWrXzZ6 :2005/09/11(日) 06:35:58 ID:yUl6uxuN0
ローザ「実は、私の母親に日本で暮らしたいといったら、OKがもらえまして」
瑠衣「え…ってことは…」
ってことは…
ローザ「はい。隣のアパートを借りてます。これからもよろしくお願いしますね」
瑠衣「……はい!(泣き顔)」
ローザ「祥一さんも、これから…」
ぎゅう
気がつくと、僕はローザを思い切り抱きしめていた。
ローザ「祥一さん!?………祥一さん……」
段々彼女の体から力が抜けていくのが分かる。
僕「お帰り、ローザ」
ローザ「はい…ただいま、帰りました」
風になびく彼女の髪が、僕を静かに撫でる。ほのかに暖かい彼女の指が、僕の腕に触れる。
そして今、
夕暮れの空に放つ。
ずっと、離れたくない
そんな、小さな祈りを。
おしまい。
575 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 06:38:19 ID:SCjAyZ5iO
全俺が泣いた
576 :
たわごと@PC ◆D3gHWrXzZ6 :2005/09/11(日) 06:40:17 ID:yUl6uxuN0
と、言うことでこの物語は一応ここまでです。
かなり長い間書き続けてきましたが…僕の中の好きなキャラというのは
坂本 孝則
だったりするわけです^^;
彼の人生って、きっと常に幸せなんだろうな…とか思ったり。
とにもかくにも、今までこの話を読んでくれた皆さんに、感謝感謝です。本当に、ありがとうございました。
さあ、次のを考えないと^^;
577 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 06:50:27 ID:oQ7MHVPF0
578 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 06:51:07 ID:E80buPm2O
たわごとさんイイヨイイヨー
あ、あれ? なんだか画面がにじんでよく見えないんだけど・・・。
ハッピーエンドで良かったお!!
>>576 あの辺のおいしいキャラの活躍が少なかったのだけ残念だったりw
579 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 06:51:48 ID:E80buPm2O
580 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 06:52:57 ID:oQ7MHVPF0
581 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 06:56:21 ID:E80buPm2O
たわごとさんのお話の朗読とかだったら俺が悲しみに明け暮れるでしょう
582 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 07:01:57 ID:oQ7MHVPF0
じゃあ悲しみにあけくれてください。
583 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 07:05:49 ID:E80buPm2O
ちょwwwwwww待ってwwwwwwwww今すぐ有料クイックタイム入れて3g2に変換してくれwwwwwwwwwwww
そうじゃないとホントに悲しいじゃないか・・・
584 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 07:06:21 ID:oQ7MHVPF0
そんなものに金はかけられません。
耐えてください。
585 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 07:08:44 ID:E80buPm2O
(´・ω・`)
今日ほどPCが壊れてるのを後悔した時は無い
586 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 07:11:22 ID:DHd9XnmS0
やべぇwwwwwwwwwwwwマジで朗読だwwwwwwwwwwwwwwww
ちょwwwおまwwwwwwwwww
目から変な汁が……(´;ω;`)
587 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 07:12:38 ID:E80buPm2O
携帯厨の俺にせめて聞いた感想を・・・
588 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 07:12:59 ID:oQ7MHVPF0
まあ、たわごと氏とは1スレ目からの付き合いだから完結記念だ。
お疲れ様です。
589 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 07:35:53 ID:E80buPm2O
クッソ、なんで最初にwindowsがついてねーんだよorz
セットアップすらできねーよ・・・
誰か詳しい感想を・・・・・
590 :
たわごと@PC ◆D3gHWrXzZ6 :2005/09/11(日) 07:36:39 ID:+vWtH+Nc0
>>588 何度も聴きました。自分の書いたものを朗読してもらえるなんてすごくありがたいことですね…泣いてしまいました
591 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 07:47:16 ID:oQ7MHVPF0
まぁ、あんまり萌えヴォイスでもなんでも無い俺なので、
多分まぁ、あぁ、朗読って感じだよ。
イメージ壊したらゴメスだな。
592 :
たわごと@PC ◆D3gHWrXzZ6 :2005/09/11(日) 07:48:46 ID:+vWtH+Nc0
>>591 それでもGJですよ^^本当にありがとうm(__)m
593 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 08:27:35 ID:E80buPm2O
うん。仕方ないから諦めた保守
594 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/11(日) 09:07:48 ID:OtMW6EVXO
おはゆぅ。
盛り上がってんね。
595 :
たわごと@PC ◆D3gHWrXzZ6 :2005/09/11(日) 09:09:19 ID:+vWtH+Nc0
モリゾたんおはやう〜
596 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 09:10:00 ID:oQ7MHVPF0
ゆー。
俺は今から寝るけどな。
597 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/11(日) 09:13:04 ID:OtMW6EVXO
おー。
寝れ寝れ。ご苦労様。
598 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/11(日) 09:14:49 ID:OtMW6EVXO
たわごとさんオツです。
たわごとさんの文章って凄く読みやすいですよ。
599 :
たわごと@PC ◆D3gHWrXzZ6 :2005/09/11(日) 09:22:34 ID:+vWtH+Nc0
>>596 乙です!
>>モリゾ
そうなん?^^;いつも「こんな感じでだいじょぶかなぁ」ってひやひやしながら投下してるよ
600 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/11(日) 09:30:35 ID:OtMW6EVXO
さて、今日も昼過ぎ辺りに投下しようかな
601 :
たわごと@PC ◆D3gHWrXzZ6 :2005/09/11(日) 09:39:47 ID:+vWtH+Nc0
その頃いないかも知れないので今言っておく
wktk
602 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/09/11(日) 10:32:20 ID:OtMW6EVXO
保守
603 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 10:32:22 ID:E80buPm2O
ほ
604 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/11(日) 10:39:08 ID:SCjAyZ5iO
605 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/11(日) 10:44:35 ID:SCjAyZ5iO
>>564の続き
結局オレは瑞樹と喋ることのないままHRの時間になった。
担任が教室に入ってくる。今日は何をやるんだろうなぁ。
担任「よし!お前ら今日は野外活動の班を決めるぞ!」
圭二「(あー、そういえばそんなもんあったな)」
担任「で、今回は必ず男女混合で自由に組むように!以上!」
圭二「はぁ!?」
沖田「いや、先生!男女混合って、なんで?」
担任「野外活動先の遊園地には最近変質者がでるらしいからな。まぁ、その対策ってとこだ」
圭二「・・・んだよそれぇ。つーかそんな危険な場所に行かせるなよな・・・」
沖田「まぁしゃあねえか。とりあえずオレと圭二で組んでだな・・・女はどうする?」
圭二「うーん・・・」
沖田「何悩んだフリしてんだよ」
圭二「べっ、別に悩んだフリなんか・・・!」
沖田「おーい、千歳!オレらと組もうぜ!」
圭二「お・・・おいっ!よせよ!」
沖田「いいからいいから!」
千歳「えっ?うーん・・・」
千歳は既に他の男どもに勧誘されていた。・・・まぁ校内でもトップクラスの美少女だから、当然といえば当然か。
千歳「うん!いいよ!・・・○○くん、ごめんね」
男A「あ、え、うん。じゃあオレたち他のコ誘ってみるわ」
男どもはとぼとぼと他の女のところへ言ってしまった。まぁ沖田と張り合っても勝ち目はないだろうしな・・・。
沖田「オレの努力の賜物だな!お前、今度やきそばパンおごれよ」
圭二「・・・コロッケパンもおまけしてやるよ」
千歳がとことことやってくる。
千歳「よろしくね、沖田くん、圭二くん」
沖田「おう、よろしくな」
圭二「あ・・・あぁ、よろしく・・・」
606 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/11(日) 10:45:19 ID:SCjAyZ5iO
沖田「さて、と。あと一人はどうすっかなぁ〜」
千歳「瑞樹ちゃんがいいんじゃない?」
圭二「うえっ!?」
千歳「だってあのコ転校してきたばっかりで、まともに話せるのって、沖田くんと圭二くんくらいじゃない」
沖田「そうだな。んじゃあ誘ってみるか!圭二もそれでいいだろ?」
圭二「ん?・・・まぁ別にいいかな」
ほんとは喧嘩中だから気まずいっスよぉ。と、言いたいところだが、千歳ちゃんの言うことは的を射てるししょうがないな。
沖田「決まりだな。さて、肝心の瑞樹ちゃんは・・・っと」
千歳「あれ?いないね」
圭二「・・・あそこの男の群れを見てみろよ」
沖田・千歳「んー・・・あっ!!」
瑞樹は昨日とほぼ同様に、大量の男どもに誘われていた。
男A「ぜひともうちの班に!!」
男B「いやいや、やっぱりここは僕たちの・・・」
男C「いや、漏れたちの・・・」
瑞樹「ちょっと・・・あたしはっ・・・!」
オレと沖田は昨日と同じ展開に半ば、あきれ気味だった。
沖田「また昨日と同じパターンかよ・・・」
圭二「(;^ω^)おもすれー」
千歳「す・・・すごい」
沖田「よし、圭二!昨日と同じように突撃しろ!」
圭二「いやだ」
沖田「なにぃ!?」
圭二「⊂二二(^ω^)二⊃いやだブーン」
沖田「・・・」
千歳「でも誰かが行かないと・・・」
沖田「圭二!」
圭二「( ^ω^)・・・」
圭二「はぁ・・・わかったよ。オレが行くよ」
607 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/11(日) 10:46:33 ID:SCjAyZ5iO
オレは男の群れに混じって瑞樹のところへ行く。
圭二「おい、瑞樹!」
瑞樹「ふぁ?・・・圭二・・・な、なによっ?」
圭二「お前結局どの班と組みたいんだよ?」
瑞樹「ふえっ!?その、うんと・・・」
男ども「是非うちの班に!」
圭二「お前らは黙ってろよ!瑞樹が決めることなんだから!」
男ども「しーん・・・」
瑞樹「あっ・・・あたしはっ・・・」
男ども「(どきどき)」
圭二「・・・」
瑞樹「あたしは・・・」
オレと男どもは静かに瑞樹の答えを待っている。どのくらい時間がたっただろうか。やがて瑞樹が答えを出した。
608 :
とがし ◆yN.i/tD2f6 :2005/09/11(日) 10:47:03 ID:SCjAyZ5iO
瑞樹「・・・圭二たちとがいい」
男どもはがっくりと肩を落とすと他の女子を勧誘しに行った。
圭二「じゃあお前はオレたちの班な」
瑞樹「うん・・・って、か、勘違いしないでよっ!あ、あたしは仕方なくあんたたちと組むんだからっ!」
圭二「はいはい」
瑞樹「なっ、なによっ、その返事は!本当に仕方なくなんだからねっ!」
圭二「ほいほい」
瑞樹「もうっ!・・・ばかっ!」
圭二「へいへい」
オレたちは沖田たちのいるところへ戻る。
沖田「いやー、なかなか面白いもん見せてもらったよ」
千歳「かっこよかったよ!圭二くん!」
圭二「え?あ、いや、そうかな・・・」
千歳「ほんとに!男らしかった・・・」
圭二「あ・・・ありがとう」
この様子を見て、沖田はにやにやしているが、瑞樹はもちろん膨れっ面をしていた。
瑞樹「(な、なによっ、デレデレして!あたしだって!・・・あたしだって圭二のことかっこいいって思ったんだから・・・
って、なんで素直に言えないのかなぁ、あたしは。・・・ばか)」
609 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:
終わり。腹減った。