小説・漫画原作・評価総合スレ 目指せ少年VIP

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1松本 ◆hkWEheyZEU
引き続きよろしくな
2松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/04(月) 19:41:34 ID:6YxC63Bl0
 先祖である明智光秀様は世間では謀反者であるが、
主である織田信長を理由なくただ利の追行のみで裏切ったのであろうか。
刻定様にも光秀様と等しく深き先ゆくものがあったのかもしれぬ。
刻定様が言われたようにこの先の世は、個々の尊厳が優されるべきなのであるやもしれない。
決意伝えた次第ではあるが自分にはまだ、いわれようのない迷い心がたゆっている。
これより私はいかにすべきであろうか。
3松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/04(月) 19:45:55 ID:6YxC63Bl0
http://ex10.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1112088535/

おっと、過去スレ張るの忘れてたぜ。
4松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/04(月) 19:54:14 ID:6YxC63Bl0
「夜もふけてきたか。使いが遅くなってしまった、少し歩みを早めるとしよう」
長屋への道をゆく闇夜の中、道端へ視線をやると何やら人影がある。
目を凝らすとその者は体を地に倒し、僅かなる息遣いのみが静かな夜に聞こえる。
周りを見回すが他なる気配はない、囮強盗ではないようだ。
それにわざわざ帯刀する自蓮を襲うなどするのであれば、
そこらの大名屋敷に盗みに入ったほうが効率もよいだろう。
5松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/04(月) 20:06:33 ID:6YxC63Bl0
「誰故か存知得ぬがこのような処でいかがなされた」
膝をつき倒れ人を覗き込むと、遠目では判らなかった幾多もの斬り傷が確認できる。
相当の数であり、もはや手遅れであろう。賊などとあらぬ疑いかけ済まない、と心で呟きつつもその意識遠のく男の腕を取った。
虫のような辛うじて聞き取れるほどの小声で彼は兄かを言っている。
「長……軍が…幕府………長屋を……香奈……」
自蓮には断片としてしか聞き取れなかったが、それが何を意味する処か察した。
男はやがて役目を終えたかのように絶命した。自蓮は彼の顔を覆うと、ゆく足をさらに早め永田へと急いだ。
6松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/04(月) 20:14:38 ID:6YxC63Bl0
遅れたが、ここは俺みたいにどんどん小説や漫画化したいストーリー原作を
書き綴っていくスレだ。勿論、ROM専門も歓迎だができれば感想なんかも
書いてってくれると作者は嬉しいぜ。前スレもそうだったが煽りや手厳しい意見も
どしどし書いてくれ。ここは馴れ合いスレじゃねえ、作者が成長していくいわば養成所でもある。
手始めに俺が連載する作品をよければ読んでくれ。そこそこ自信はあるつもりだ。
参加したい奴はなるべくトリップをつけてくれると助かるぜ。混ざって判らなくなるからな。
前スレにいた作者たちも引き続き連載よろしくな、俺だけじゃさすがにきついぜ
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 20:24:44 ID:6YxC63Bl0
「これは」
一時を経て参上した自蓮は、焼き乱れる地獄沙汰の光景を活目し嘆いた。
木造である長屋はその殆どを火に包まれ、避難するものや消火活動を行うものが行き交う戦場と成り果てるものであった。
馬鹿な! ここは恨みを買うような者の住まう処ではない。なぜこのような事に……
「由来薙定はどこだ。その忌々しい姿を見せい」
8松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/04(月) 20:32:54 ID:6YxC63Bl0
一瞬その名に違和感を覚えたが、それは確かに自分の事を指している。
まさか、この私を起因とした惨劇というのか! 自蓮は声のする長屋の一角へと足を早め寄った。
扉の先にあった光景とは、今まさに男の刀が子を抱える女を斬り捨てるところであった。自蓮は瞬間に抜刀し
声を張り上げた。
「主らの探す明知自蓮はここに参ったぞ! そのもの達を離しゆけ」
9松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/04(月) 20:44:42 ID:6YxC63Bl0
刀をそのまま怯える女に突き立て、首筋を切り裂いた。
多量に吹き出る血が母親に守られる幼子に降り注ぐ。
男はこちらを向くと刃を横にねかせ、泣きじゃくる子供をちらっと見やった。
姿は暗殺に参った服装でもなく、自蓮にはそれが何者かすぐさま判別ついた。
「世を治める徳川の誇り高き幕府の者ともあろうものが、女子供に刃を振るうとは……
しかも事もあろうことにその愚人なるそなたが新撰組の剣客である事はこの自蓮、誠に遺憾極まりなくあろうぞ!」
10松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/04(月) 20:59:50 ID:6YxC63Bl0
男は少し面食らった表情をしたが、むしろこの武士が何者であるかの方に興味を注いだ。
探す奴者はまだ見つからない。
「探すべく者は由来薙定と名乗る剣客であるが。
明智といえば謀反で名高い光秀候の家、貴様はその子孫でありまた、
謀反なる仲瀬家に仕えし由来薙定と申すのだな?」 
男は悟った。幕府方に多大な恩恵を御与えきたが、あえなく裏繰りに屈する謀反者。
この覇気、違いなく由来薙定であると。自蓮は殺気を発しつつも冷静に、
しかし怒気をはらんだ筋ある声でしかと答えた。
「その名はとうに南の地へと置いて参った。我が名は明智自蓮! 
織田に仕え、そなたの言うように謀反を犯した光秀様の子孫である。
しかしながら今の私とそなたの間柄には何一つ、無縁のことであろう」
11松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/04(月) 21:07:51 ID:6YxC63Bl0
男は泣き喚く子供を疎ましく思いながらも、
京より探し参った苦労の末を感じ得、高揚してきた。
江戸の地は久しく懐かしいものであった。それも今宵で別れよ、我はまたたび京へとゆく。
「そうであったか、明智自蓮。先祖と同じく幕府方の謀反とあろう奴、
今ここでこの新撰組八番隊隊長・藤堂平助が永劫地獄へと送り届けてやろうぞ、覚悟」
12松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/04(月) 21:08:19 ID:6YxC63Bl0
ちょっと休憩。他の奴もどんどん書けよな!
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 21:09:31 ID:yz/L9JuQ0
すまん。藤堂と由来の視点の変更が分かり難かった。
14松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/04(月) 21:42:18 ID:6YxC63Bl0
申し訳ない。視点の変更は俺の課題の一つなんだ。
改善してみるぜ
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 22:17:58 ID:hUMNW5hu0
保守
16松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/04(月) 22:46:14 ID:6YxC63Bl0
TUDUKIWOKAKITAIIDAGA
NYUURYOKUMO−DOGAOKASIKUNATTA
KYOUHAKOKOMADENISURUZE
DAREKAKANAMO−DOTO
RO−MAJINYUURYOKUMO−DONO
KIRIKAEKATASITTETARA
TANOMU
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 22:56:22 ID:yz/L9JuQ0
松本ワロシwwwwwwwww変換してやるwwwwwwwww

「続きを書きたいださ
入力モードがおかしくなった
今日はここまでにするぜ
誰かかなモードとローマ字入力モードの
切り替え方知ってたら頼む」
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 22:57:42 ID:yz/L9JuQ0
で、再起動してみたらどうだ?
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 22:59:12 ID:04O7Kx/i0
>>16
次からなんちゃって英文で書けwwwwwwwwwwwwwwww
20松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/04(月) 23:01:39 ID:6YxC63Bl0
ok、復帰した。

向かい来る藤堂の動き、自蓮には決して追えぬものではなかった。
いくら豪剣を持つ新撰組とてそれは人間。語り話のような不可思議な動きはない。
自蓮は早々に迎撃の構えに入った。
「北辰一刀流の錆としてくれよう!」
大振りした鋭い刃を自蓮の長刀が受け流す。
だがそのまま藤堂は自蓮に体当たりを見舞い、体格差で吹き飛ばした。
自蓮は受身を取るが次なる斬撃が瞬の間に待ち受けていた。
それでも横へ俊敏な動きを見せそれを紙一重でかわしながら自蓮は手元の桶を藤堂に投げつけけん制し、体勢を整える。
力で押してくるのは北辰一刀流の特徴でもある。
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 23:02:56 ID:6ZenjQJF0
なぁこのスレって暇だから漫画の原作書いてやるって言って
落合が主役で岩瀬だの谷繁だのが出てノーベル賞目指す糞原作書いてた奴とは関係あるの?
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 23:05:24 ID:yz/L9JuQ0
>>21
うはwwwwwww読みたいwwwwwwww
23松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/04(月) 23:12:41 ID:6YxC63Bl0
「ふむ、そこはかになびく様な身のこなしを見せる。
この上総介兼重を一撃でも身に受ければ骨ごと粉々となるであろう。
逃げ回れる内が幸であるな、貴様の刀ではとても受け切れまい、さあゆくぞ!」
藤堂は刀を頭より等しく構え突進を試みる。
自蓮はそれを再度受け流し、転じて隙を生じた処へ斬り込もうと目算したがふと脳裏にある光景が浮かび、
体を大きく後退させた。これは!


>>21
それは俺だ。今はワードに起こしてからペーストしてるから少しは
まともな文体になっただろう。その話も少しは筋を考えて書いたんだが
やはり設定はある程度しっかりしていないとひどい作品になっちまうんだよな。
それ、最終的に金正日を暗殺しにいくストーリーだったんだが
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 23:15:21 ID:6ZenjQJF0
そんなストーリーだったのかよw最後まであきらめずに擁護してればよかったwwwww
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 23:17:31 ID:yz/L9JuQ0
Vipperに叩かれてたのかwwwww金正日暗殺ワロスwwwwwww
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 23:17:54 ID:2Ps9Uky90
小技は凄いが、大まかな流れが伝わりづらいと横レス
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 23:19:05 ID:6ZenjQJF0
俺一人擁護し続けたんだがな、途中で野球始めやがったから見限ったら次の日落ちてたwwwww
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 23:20:52 ID:yz/L9JuQ0
そりゃ谷繁とか落合が出てくるから野球を描かなきゃならんだろwwwwwww
しかしそれからどうやって金正日暗殺に繋がるんだwwwwwwwwww
29松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/04(月) 23:23:17 ID:6YxC63Bl0
「北辰一刀流奥義・縦斬落し!!」
今だ自蓮の残像が残る場所は、上より上総介兼重を振り下ろした藤堂の一撃によって床ごと陥没を起こした。
見るに力士が一人入れそうほどの大穴が口をあけている。
何という破壊力であろうか、これを受け流そうものであれば刀ごと砕けていたであろうぞ。
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 23:24:57 ID:04O7Kx/i0
シナリオテラワロスwwwwwwwwwwwwwすげぇ見てえええええええうぇうぇうぇwwwwwwwwwww
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 23:26:03 ID:6ZenjQJF0
>>28
野球始めたっても元から運動神経良いって設定で何の苦労話もなく決勝だぞw
(相手は谷繁の率いるチーム)
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 23:27:35 ID:yz/L9JuQ0
>>31
旋風の橘と同じクオリティを感じるなwwwwwww
33松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/04(月) 23:29:21 ID:6YxC63Bl0
今日はここまで。また明日な!

大まかな流れはあの三人組がいろいろ大学でやらかすんだが、
落合は他の二人に秘密で科学兵器の開発や元KGBの人間とかと接触したりするんだ。
そう、落合の目指すノーベル賞は物理でも化学でもなく、平和賞だったのだ!
かくしてインテリ三人組の過酷な入北は幕を開けたのだった・・・
ってなわけよ。軍事もの、政治系を描いてみたかったわけよ。まあ次回の機会に

>>26
アドバイスサンクス。前スレは読んでくれたかたかな?一応、前スレから
続いているもんでね。
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 23:36:23 ID:yz/L9JuQ0
その軍事系の流れに入る前にVipperにそっぽ向かれて落ちてしまったようだなwwwwwwwww
なぜ野球から始めるんだかwwwwwww想像したらテラワロスwwwwww
35松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/04(月) 23:56:15 ID:6YxC63Bl0
確かに展開の遅い者は漫画でもないとここで生き残るのは厳しいな。
北工作員とCIA・KGB連合の対決は書きたかった。
あと東大VS東工大の頭脳船も
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 00:00:32 ID:Gu69ILqF0
俺もあのあと気になるから速めにうpしてくれYO
37松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/05(火) 00:14:28 ID:EbMAm0Lb0
にしても他に書く奴がいないな。前スレは結構盛況だったんだがな。
さすがに保守しきれないし、もう二人くらい仲間が欲しいぜ・・
38109:2005/04/05(火) 00:39:11 ID:VV4EbXNg0
今書き溜めてるから待ってくれ
目指せ毎日更新









戦いの一歩手前になりそうだが
39松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/05(火) 00:43:39 ID:EbMAm0Lb0
お。やっと作者が来たか。頼むぜ、俺はいつまでも待っている
40Dの中の人:2005/04/05(火) 00:44:35 ID:v0a93nGI0
うはwwwwww俺も書き溜めしてるwwwwwww
早く書いた方がうpなwwwwwwwww
>>109とはレス順一違いの仲だぜwwwwwっうぇwwwwwwwww
41109:2005/04/05(火) 00:56:05 ID:VV4EbXNg0
そういえばそうだったwwwww
現在目標の3分の2達成wwwwww
42Dの続き:2005/04/05(火) 01:20:31 ID:v0a93nGI0

「――――! おまえは「D」!」
現れたのは、なんと「D」であった。
醜悪なる「D」は、奇術師に操られた人形のように腐った体を動かし、男たちが会議の為にぐるりと囲んでいる
テーブルの上にどたと倒れ込む―――その倒れた背には鈍く光る刃が煌き、そこから緑色の液体が流れ出ていた。
「D」は既に死んでいた。しかし、ああ、誰の手によって?
「いったい―――何が起こった?」
「D」が倒れた様子を真向かい側のテーブルから一部始終見ていた老人は、目をしばたたき人々に問うた。
だが反応は無い。男たちはあっけに取られ、眼前に晒された「D」の屍を、ただ注視するだけだった。いったい誰が?
「それはわたしだよ」
その疑問を払拭するかのように、はっきりとした口調で声は言った。声は「D」が入ってきた扉からだ―――男たちは一斉に扉の方を振り向いた。
全身黒ずくめの男が、外側に開かれた木の戸に全体重を預け、寄り掛かっていた。
その背後には月夜の暗闇が広がり、そして、どういうわけか「D」の大群がぞろぞろと集まってくるのも見える。
それはとてつもない数であった。おそらく町にいる全ての「D」が、ここへ集まってきたのだろう。
「長、あれは、大勢の「D」どもだ。何故、ここへ来やがるんだ」
若い男が目を大きく見開き、黒ずくめの男の背後に控える「D」の大群を見て、うめくようにいった。
彼にとってこの展開は予想だにしないことだった。まさか、「D」の方から我らを倒しに来ようとは。
「いや違う。あれは、わたしを狙っているのだ」
黒ずくめの男がゆっくりといった。
「あれを殺したのもわたしだし、あれらが殺そうと狙っているのもわたしだ」
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 01:37:30 ID:v0a93nGI0
うはwwwwwすまんwwwwww今続きを書き溜めしてるwwwwwww
>>109続き書いてくれwwwwwwwwこっちは長くなりそうだからwwwwwwwww
44109:2005/04/05(火) 01:39:46 ID:VV4EbXNg0
わかったwwwwwww
てか戦闘の一歩手前になっちまったwwwwwwww度々スマンwwww
45109:2005/04/05(火) 01:40:12 ID:VV4EbXNg0
 最初に
闘技場のイメージが湧かない、というか分からない。
自分はDBの武道大会場を想像している。絵師に任せる。あ、いない

 スイッチは名称変えて構わない。なんかダサい。誰か命名してくれ
イメージ的には腕や太ももに巻きつける。ここを攻撃されると動く事が出来ない!みたいな
胸や頭でもいいけどイメージすると変。そこら辺は絵師(ry あ、い(ry
46109:2005/04/05(火) 01:40:53 ID:VV4EbXNg0
「レディース&ジェントルメーン!今年も待ちに待った闘技が始まるぞー!」

 ここは選手の控え室、Aはベンチに腰掛けていた。
舞台からは司会の声と観客の歓声が鳴り響いている
「ルールは簡単!体の各部につけたスイッチを押して相手より得点を稼ぐ、時間制限15分!気絶させるとその場で勝ちだ!
 相手を殺したりすると死罪だ、気をつけろよ!それ以外は何でもありだ!」

 観衆にルール説明がされる。
「スイッチの強度は高いので思う存分狙ってくれ!「破壊して殺さないか?」とか考える必要は無い。
 同点の場合を想定して審判者の方々も居るぞ! ── !・・・!」

 ────

「お、Aじゃないか?久しぶりだな」
Aが後ろから声を掛けられる、スイッチはすでに装着済みだ
47109:2005/04/05(火) 01:41:24 ID:VV4EbXNg0
          エネ
「・・・あ、久しぶりN。同じランクなんだ」
身体を捻って確認するとNだった。

「あたりまえだよ新人なんだし、それに俺の能力は大して珍しくない。お前の相方は凄いけどな
 滅多にいないぞ自己変化なんて、無敵じゃん」
        エネ
 人物紹介:N 男 能力者
 タイプ:火 型:具現 デザイン:槍
備考:Aの幼馴染、そして同期。闘技編以外で絡むか考えてない。話の進みようでは残る

「では第一試合!新人は新人なりに頑張れよ!」
司会者の声が鳴り響くと二人が舞台へ向かっていった
「俺ら新人は前座だな、早く有名になりたいもんだ」
Aの横に腰掛けながらNは呟く

「そうだね、他の国の能力者と戦ってみたいなぁ」
Aが夢を見ている
「しかし能力者は暴れるのが好きだよな。一般人の頃は平和的だったのに」
苦笑しながらNが言う
48109:2005/04/05(火) 01:41:56 ID:VV4EbXNg0
「まさか能力を持つなんてね、突然変異だか知らないけどあの時は吃驚した」
Aも笑いながら答える


以下説明となりますがご了承ください

 普通は能力者同士の子供が能力者と成る。
しかし一般人からも稀に生まれる。生まれた時からだったり、突然発現したり。

 AとNは突然、同時期に発現した稀なケースだ
発現した場合は能力者としての待遇を貰い、親と引き離される。

以上説明でした


「良くやった、来年もまたよろしく頼むぞ!続いて第二試合!」
いつの間にか第一試合が終了していた。
「今度は俺達だな、お手柔らかに。」
Nが先に入場する
49109:2005/04/05(火) 01:42:40 ID:VV4EbXNg0
「負ける気は毛頭ないから、本気でいくよ」
Aは後に続いて入場した


 ────

 舞台に出ると物凄い歓声が出迎えた
「俺達を楽しませてくれー!」 「すぐ終わるなよー!」
観衆の様々な声が聞こえる。

「緊張するなよ新人!いつも通りの実力を発揮しろ、平常心を保て!
 それでは──試合開始!」
司会者の合図で戦いは始まった・・・

3話終わり
50109:2005/04/05(火) 01:44:35 ID:VV4EbXNg0
これで終わり。次は戦闘シーンだから、絶対だから
能力を応用した戦い一応考え付いてるから、多分平気だから
51373:2005/04/05(火) 02:05:18 ID:XWnkuu1z0 BE:12314674-
展開は思いついたがノリをどうするか決めかねてる件
52109:2005/04/05(火) 02:07:23 ID:VV4EbXNg0
吸血鬼の人か、VIP的ノリでいいんじゃね?
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 02:27:14 ID:XWnkuu1z0 BE:10555283-
ヌチャほど勢いある文が書けるかどうかだ
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 02:32:05 ID:VV4EbXNg0
幾つか試しに書いてみて自分にあったのを探すとか
漫画の原作にするつもりなら漫画にしやすい描写を考えるとか
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 02:48:17 ID:v0a93nGI0
途中でフリーズして、今まで書いてたのがパーになった。
悔しいので最後に保守して寝る。
>>53
Vip的を目指してもヌチャの後追いにしかならないと思うから
自分の文体で自然に書けばいいと思う
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 03:00:22 ID:VV4EbXNg0
寝る前に保守
落ちないといいな
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 04:39:46 ID:XWnkuu1z0 BE:7916292-

58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 07:52:35 ID:r/rMcbSXO
保守
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 11:08:23 ID:r/rMcbSXO
ほす
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 12:31:31 ID:Gu69ILqF0
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 14:14:58 ID:r/rMcbSXO
ほす
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 14:48:27 ID:v0a93nGI0
お前らなんか書けやゴルァアアアアアアアアアア
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 14:52:56 ID:uewfEay60
保守うざいって
あと松本は才能の欠片もないな
そういう奴はがんがって絵師にでもなったほうがいいよ
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 15:05:50 ID:v0a93nGI0
>>63
詳しく

というかホシュの代わりに小説うpするなり
持論をぶつけ合うなりなんなりすればいいと思う。
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 16:10:09 ID:XQ9+4yJG0
人いないので厨血鬼の俺様が投下
後で推敲できるし興味ない人は見なくていいしでテケスト形式よ
http://rivernet.cool.ne.jp/upmini/200504b/20050405160600_5607.txt
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 17:30:25 ID:r/rMcbSXO
それでも保守する。
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 17:43:43 ID:K0Zk5zcl0
>>63
てか絵師って作家くずれがなるもんなのか?wwwwwwwwww
68松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/05(火) 18:47:22 ID:EbMAm0Lb0
俺は作家の才能もないかもしれんが、絵はもっとひどいと思うぞ。
最低限、相手に伝わらなきゃ面白いもつまらないもないからな。
まあ俺なりに続けさせてもらうとするぜ。
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 18:56:21 ID:Gu69ILqF0
どうでも良いが作画はどうするんだ?
70松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/05(火) 19:41:02 ID:EbMAm0Lb0
絵師が一向に来ないな。正直俺や渋谷のは長くなりそうだから
よっぽど暇な奴じゃないと無理そうだな。
まあ俺は自己満足も兼ねているから構わないが、そろそろ漫画化第一号
が欲しいな。気長に行こうぜ
71松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/05(火) 20:11:31 ID:EbMAm0Lb0
「その流派、今前の絶技。新撰組では唯一、
以前なる機会により手合わせ致した“山南敬助”(新撰組・総長)の姿形をみる。
よもやこのような処で再び手合わせしようとは、さも恐るべき殺人技よ」
藤堂は眉を僅かに動かし刀を木材からなる床より引き抜いた。
そう言えば山南が語らいでいたな、腕確かな剣客の事を。逝く前にもその名を言っていた。
彼が認めた剣客は沖田総司、斎藤一、そしてその男・由来薙定と。
愉快なるぞ、この藤堂。山南の士、今ここで果たそう!
72松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/05(火) 20:29:39 ID:EbMAm0Lb0
「ならば貴様には既にわかっていよう、この技の真を! 
隙こそ沖田や斎藤のものより有りぞ、破壊力は組随一。
そして弱点である隙すらも、舞い上がる粉塵や障物により緩和される。
何より目前でこの威力を感じた者に果たして戦意があろうか。
さあ次は逃げも避けも許さぬ、その身を砕いてくれよう!」
なまじならぬ殺気を放ち、次こそ仕留めようと藤堂は先より速度を増し再度、突進してくる。
今度は後退しようとも “縦斬落し”の間合いまで詰め、確実に放ってくるであろう。
かといって迎撃は藤堂の示唆するとおり、受けきれまい。
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 20:30:41 ID:v0a93nGI0
>>70
渋谷って?
74松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/05(火) 20:53:01 ID:EbMAm0Lb0
「さすれば迎える手はただ一点、返り討ちにしてくれよう!」
刀を下段に構えた自蓮は、藤堂の思惑を裏切るものであった。
明智自蓮は地を蹴り、勇敢にも向かい来る凶へ駆け出した。その早さはまさに神風の如くである。
「何だとお!? 貴様、正気の沙汰かあああ!!」
意表を突かれ一瞬、混乱招く判断鈍った藤堂の腹部を自蓮の肘鉄より始まる体当たりが捕えた。
藤堂もまさか目標が意に反して迫りこようとは察せず、振刀する間もなく意識が遠のいた。
息すらもままならない。

109のことな
75松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/05(火) 21:17:00 ID:EbMAm0Lb0
「さしたる恨みはないが不なる縁、容赦なく斬り捨て御免」
名もなき長刀がそのまま下より藤堂の腹を裂き走った。
左腹部より右肩口まで軌跡を描いた刃はさらに切り返し、左肩口を始跡とし上より薙いだ。
体当たりより始まり懐に飛び込んだ刀で、二度斬り返す一連の流れ、真志軌遂流派・罰典慈。
その傷口は交差し、罰を与えると云うことを示す。決まれば他の流技に同じく、致命傷を与える。
「以前なる時は刃を解せず肘鉄のみでそれを鎮めたが、今時、そなたは真剣とし参った。
そうなる経緯にて討ち払った。許せ」
76松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/05(火) 21:35:49 ID:EbMAm0Lb0
血の滴る長刀を鞘に納め、役を終えた藤堂に敬意を払い静かに送った。
これにて北辰一刀流もついえし定めとなろう。この江戸末期に幾数の流派が世を去ることだろうか。
「貴様のその表情、先の妹者に変わりなきものであるな……うっ…っ……敬助…今参るぞ……」
果て逝く藤堂の言葉に自蓮の静まりえた気が再び荒立ってきた。
うかつであった、谷三十郎の時にも漏れず新撰組は単独では滅多に行動をしない。
泣き疲れ衰弱した子を抱きかかえ、外に出ると火事はほぼ鎮火され長屋の住人が色々な心境地で佇んでいる。
見渡すに剣客の気配はない、であれば!
「玲、兄は今ゆくぞ」
77松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/05(火) 21:48:10 ID:EbMAm0Lb0
近くにいた女に子を預けると一目散に駆け出した。
行く先は最端の雑小屋、長らく過ごした兄妹の語り場。
おのれ幕府方め、玲亡き暁には徳川もろともその首、斬り捨ててやろうぞ!
「玲!玲!返事を致せ、何処へと居るか!」
何度も触れ開けてきた朽ち扉を蹴り破り、中へ土足のまま上がり込んだ自蓮を待っていたのは沈黙の時であった。
見渡すほどの広さもないが視線を巡らせる自蓮の瞳に愛す妹の姿はなかった。
78松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/05(火) 22:22:04 ID:EbMAm0Lb0
「天よ、まさか結末は悲壮なるものであるというのかああ! 
玲! 返事を致せ! 兄・自蓮は近くまで参ったぞ!」
静かに、外の喧騒も消えただ暗き部屋が佇む。
それと等しくし自蓮の中に潜む、憎悪が発現を起こしてきた。
もはや自制効かぬこの体、ただ震えるばかりである。
「兄貴! 戻ったのか」
それは光を失いかけた目に映る、最上の希であった。
蹴破られた扉の破片を越え自蓮に歩み寄るのは違わず明智玲である。
「おお、無事であったか! 兄は心より案じていたぞ、もっとこちらへ来てその顔を兄の近くへ」
玲はやや兄をうっとおしく感じながらもわらじを脱ぎ、帰宅へとあいなった。
自蓮は妹の手を取り再度、唯一の肉親の無事を確認した。
天は信仰なる者を捨てはしなかったのだ!
79松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/05(火) 22:48:07 ID:EbMAm0Lb0
「何だよ、人が死にかけたように言いやがって。まあ火事には驚いたけど、大丈夫だったよ。
近くの葵のじいさんが火消し手伝ってくれてね、うちはぼやで済んだよ」
よく見ると扉の取り付け部が焼けただれている。だが言われるように他なる焼き痕はない。
長屋は随分と焼けていたが端も幸いし、逃れた様子であった。
「そうか。して玲よ、ここに尋ね人は参らなかったか。いかなる者でも話せ」
玲は兄から僅か離れ、思い出す様子で口をつづった。
「ああ、お侍さんが二人来たよ。葵のじいさんが行ったあとにね。
言われれば兄貴を探してな、そう言えばどこ行ったんだろ」
80松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/05(火) 22:50:02 ID:EbMAm0Lb0
遮りなき玄関処の外に人が一つ。月に照らされた影には伸びるものがあった。
刀鞘、それであろうと自蓮は玲を奥へやりつつ思った。
自蓮は柄に手を掛け、抜刀の構えを段じた。
「今宵は君にとって騒がしい夜となったと思う。
それも君、由来薙定を討つため遥々京より参上した私たちの為であり、
謝まろうとも思わない」
月の光に映された鋭い目に覚えがあった。
それは再会ということを意味せず、写真での偶像が重なったというものである。
新撰組三番隊隊長・斎藤一はそこにあった。
81松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/05(火) 22:52:20 ID:EbMAm0Lb0
今日はここまで。また明日な。
引き続き誰か頼む。もちろん作品に関する感想や批判なども
歓迎だぜ。
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/05(火) 23:57:26 ID:v0a93nGI0
>>81
前スレでは作品の批判をする人が結構来てたのに、ここではまだ来ないからな。
そして渋谷=109か、把握した。
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 00:03:01 ID:v0a93nGI0
>>65
話の盛り上げ方はいいけど語尾に「♪」が付いてると
緊張感がなくなってしまうので別の表現を探した方が良いと思った。
長く続けていくつもりなら気楽に書いていこう。
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 00:09:02 ID:Dn+BnppS0
>>109
文章のテンポは良いと思った。サクサク読める。
だがもうちょっと詳しい描写をして欲しいとも思ったなり。
例えば闘技場の形、リング四方はどれぐらいか、観客はどれぐらいの人数か。
それらがないとどうも話の雰囲気が伝わりにくいと思う。
能力者の戦いには期待している。なるべく簡素すぎない文章を心がけよう。
85109=渋谷?:2005/04/06(水) 00:13:55 ID:+cVXYmKo0
あ、あれ?何故か名称が渋谷にwwwwww
いいやもう名前渋谷にしちまえwwwww
書き溜めてるから待っててくれ。戦闘ムズカシwwwww遅くなると思うwwww

あと確かに長くなるだろうなwwww
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 00:17:06 ID:Dn+BnppS0
最後になったが>>1
文章の言葉選びは秀逸。人物の動きや考えがちゃんと伝ってくる。
ただ初心者はその良さに気付く前に一目見て読むのを放棄すると思う。
問題は文章の敷居の高さ。はっきり言うと、面白いが読み難い。
だがそれを改善するかどうかは>>1の自由。初心者お断りの小説があってもいい。
話も面白いし、続きを読みたいと思わせてくれる。読み難いと言われても自信を喪う必要はない。

あと、>>109の渋谷はお前の独断かよwwwwwwww
87渋谷 ◆7xBjmJnr4s :2005/04/06(水) 00:18:13 ID:+cVXYmKo0
>>84
ありがとう。
 知らない人はスマンがDBのイメージだから形は正方形かな
広さは能力使ってドンパチするからDBの倍ぐらい?全体の大きさも同様

 良く覚えてないけど後半形違ったよね?(バビディ?の時)
あれをイメージしてくれるといい
88渋谷 ◆7xBjmJnr4s :2005/04/06(水) 00:20:44 ID:+cVXYmKo0
観客の多さは・・・人口とか細かいの考えてないからワカンネ
これもDBを(ry
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 00:28:53 ID:Dn+BnppS0
>>88
いやいやそれを作中で書かないと。
人物の描写から離れて、作者の脳内視点で周りの風景に注目して
適当なものを取り上げて詳しく描けば、それが風景描写になるから描きやすいよ。
例えば>>1の文章を参考にするけど、

>遮りなき玄関処の外に人が一つ。月に照らされた影には伸びるものがあった。
>刀鞘、それであろうと自蓮は玲を奥へやりつつ思った。

この文章を分解すると、
「玄関処の外に人」、ここで家の外に待ち人がいるのが分かり、
「月」、この名詞で今は夜だということが分かり、
「影には伸びるものがあった=刀鞘」、これで待ち人が刀を帯刀していることが分かる。

とまぁこういう風に風景描写はされていく。
話を盛り上げる一因にもなるのでガンガッテ積極的に風景描写をしていこう。
90渋谷 ◆7xBjmJnr4s :2005/04/06(水) 00:37:10 ID:+cVXYmKo0
そうだね、周りのものを取り上げるか・・
今回は戦闘だけだが頑張るよ。重ね重ねありがとう
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 00:53:37 ID:J5IR8fHs0
>>67
nosi

>>82
nosi
的確な批評をする人が現れたようなので静かにロムることにした
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 00:58:40 ID:Dn+BnppS0
>>91
いや、俺=>>42,>>83-89だからもっと批判してくれる奴キボンヌ
ぶっちゃけ書き手がああだこうだ言っても読者の反応を知らない限りは
作家の向上は望めないからな。
93松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/06(水) 00:59:40 ID:vpNXD37n0
情景描写は難しいよな。俺も書き始めた頃は
ちゅどーん とか どごおおおん とかばっかりで
会話も多すぎて客観的に考えると日記に近かったな。懐かしいぜ・・・
とにかく文体は書けば書くほど上達することには違いない、少しながらそういう
意識も大切だがモチベーションを保ちつつ、思った通りに書いてみろ。
そうすれば自然と手が動くようになる、多分。
94渋谷 ◆7xBjmJnr4s :2005/04/06(水) 01:10:17 ID:+cVXYmKo0
4話

「さあ第二試合が始まったー!銃と槍!有利なのは銃か!?」
AとNは向き合っている。どちらが先に仕掛けるのか

 Aだ、銃を発現しNに向け発砲する
Nはそれに対して槍を発現し弾き落とそうとするが─

 Nの顔面前で弾が爆発した。
「うおっ!」
続けて弾丸が飛んでくるが問題なく弾く。

「吃驚した、次は俺の番だ!」
お返しにと槍を伸ばしスイッチを狙う
95渋谷 ◆7xBjmJnr4s :2005/04/06(水) 01:10:37 ID:+cVXYmKo0
「やっぱり駄目か・・・」
Aは伸びてくる槍を避けて間合いを詰める
 そして残り8mといった所でポッケから何かを出しNの頭上に投げつけた
それは小さく複数あった、同時に発砲する

 (何だ?一応下がっておくか)
Nは警戒を示し距離を取りながら弾丸を弾く。
しかし頭上の何かが弾けた、眩しい
「!?」

Nが困惑する
「・・少し届いてないけど十分か」
Aはそう落胆しつつも続けて発砲する

「チッ!」
一瞬反応が遅れ一発当たってしまった
96渋谷 ◆7xBjmJnr4s :2005/04/06(水) 01:11:03 ID:+cVXYmKo0
            エース
「おぉーっと!ここでAが一点先取!先程はじけたのは小さい鉄球のようだ!」
司会者の声と観客の歓声が鳴り響く。 エネ
「いいぞねーちゃーん!」 「負けんなよNー!」

「やられた、弾丸だけじゃなく鉄も爆発できるんだよな
 すっかり忘れてた」
距離が開いた所でNが落ち込む

「各能力の特性ぐらい覚えな。まだまだ行くからね!」
Aは次々と発砲を始めた

 ─残り制限時間11分
97渋谷 ◆7xBjmJnr4s :2005/04/06(水) 01:11:32 ID:+cVXYmKo0
よし、少々短いが今回の分書き終わった
あいかわらず書きながら考えてるのでどうなるか分からない
無計画だな・・・今後どうするかは思いついたけど
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 01:35:51 ID:J5IR8fHs0
>>92
ありがとう。
とは言ってもwww読者と言うよりは書き手に近い立場だったから、完全な読者の視点はむりぽ
たとえ読者でも、書き手意見なら長文意見丸出し。
むずかしす。
あげまくったり、何も書かない読者の意見を求めるのが一番参考になるよ。


個人的な意見として、
このスレの小説の何割かは、ヴィジュアルのイメージが掴みづらい気がする。
あるいは地味なイメージに落ち着いてしまう。結果人つきは悪くなる。
コバルト文庫よろしく、挿絵とかあるといいんじゃないかな?描ければだが。
99松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/06(水) 01:42:35 ID:vpNXD37n0
セシルマクビのを読んだ感想。
難関と言われる戦闘だが、やはり判りづらく感じる。
「やっぱり駄目か・・・」
これが誰の台詞か困惑するし、俺には今回のイメージが浮かばなかった。
もうちょい頑張れ!あと最初が最初だったのでスイッチとか点数制に
せず殺し合いでも良かった気もする。人質あっさり殺しちゃってるしな!
100渋谷 ◆7xBjmJnr4s :2005/04/06(水) 01:56:53 ID:+cVXYmKo0
難しいけど書くの楽しいな
>>98
自分で書いててキャラのイメージ考えてないんだwwwwアホだな俺wwwww
よって挿絵が描けない、それ以前に絵が下手ww

>>99
もっと精進するよ
殺し合いはちょっと行き過ぎか?と思ったからやめた
 人質殺したのはJが極度の一般人嫌いということで、まだそれらしき描写無いけど

待てよ、1話から書き直せばいいんだ!大体感じ掴めてきたし闘技編終わったら書き直すか
 でもそれだと漫画を描いてもらえない諸刃の剣。・・・明日書き直しつつ続き書くか


うわーい次の名前はセシルマクビだー
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 01:59:43 ID:Dn+BnppS0
とりあえず>>1は落ちつくべきだなよな。

>>98
コバルト文庫ってまた微妙な例えだな。
挿絵があったほうが読みやすいとは思うが
そこまでのクオリティを持ち備えている奴がこのスレにいるとは思えない。
あと書き手側ならお前も描いてうpしる!
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 03:08:08 ID:+cVXYmKo0
 
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 04:00:27 ID:GbyXLXznO
保守
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 06:08:50 ID:xK9dTTCK0
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 07:52:30 ID:Dn+BnppS0
また落ちそう。いつもぎりぎりのところにあるな。
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 10:34:03 ID:GbyXLXznO
保守
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 11:20:42 ID:paZNxAMZ0
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 11:31:27 ID:evkyF4hhO
読んでる奴俺の他にいるのか?
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 11:42:37 ID:HLurYGrS0
居ないんじゃない?
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 11:45:23 ID:UcyM+gvf0
>>83
評価ありがd
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 13:03:38 ID:e5vHO2Gb0
スレに目を通している人はそれなりにいそうだな。
読むかどうかはともかく。
まあ書き手のほとんどが、夜に集まる気があるから、昼間は保守しかないのかも
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 13:08:53 ID:HLurYGrS0
とりあえず落合がノーベル平和賞狙うやつうpして欲しい
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 13:28:56 ID:Dn+BnppS0
最終的には軍事系になるらしいぞ
114in LosAngles:2005/04/06(水) 13:30:20 ID:3yOPdYA+0
ながいしよんでない。
まんがになったらよむ
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 13:40:39 ID:Dn+BnppS0
というか新スレになった影響もあるかもな。
途中から>>1の小説読んでもワケワカメになるだろうし。
前スレで書いてた書き手の人も新スレの場所が見つけられず
ここに参戦できないのかもしれないし。
とにかくまぁ2chに自作小説や漫画原作などを晒す人や
絵師の人の降臨を待ちながらホシュ
116渋谷 ◆7xBjmJnr4s :2005/04/06(水) 13:50:46 ID:paZNxAMZ0
勝手に貼るが前スレのまとめ
http://hityty.fc2web.com/index.html
ヌチャごめんよwwwwww

今1話書き直してる。改めて読むと恥ずかしくて死にそう
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 14:56:49 ID:paZNxAMZ0
 
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 15:15:13 ID:e5vHO2Gb0
>>100
その時期が一番延びるし幸せかも知れない >楽しい
後、イメージ考えていないのはイクナイ
119渋谷 ◆7xBjmJnr4s :2005/04/06(水) 15:53:51 ID:paZNxAMZ0
 Jの場合イメージは「若いとも老けてるともいえる男」だけで年齢もあやふや。若くはない、ベテランだし
長髪なのか禿なのかどんな服装をしているのか細かい所を決めてない
 必要になったら決めるだろうけど物語に関与していないので適当でいいと思っていた。今は反省している
でもどうしようか・・・美術駄目だなorz
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 15:54:00 ID:+67FtInF0
原作者募集ちまつ。
漫画一回しか描いたことないけど、それでもいいなら描くよ。
先着一名さま。プロットだけでなく、特にキャラ設定細かく書いてね。
121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/06(水) 16:34:02 ID:KeCPQLIt0
>>120
ノシ
122120:2005/04/06(水) 16:39:02 ID:+67FtInF0
追伸 こちらの環境は、intuos3とcomicstudioとpainterがあるので
パッと見の画質はいい(はず)ですよ。

123120:2005/04/06(水) 16:41:03 ID:+67FtInF0
>>121
ありがとうございます。
124120:2005/04/06(水) 16:43:00 ID:+67FtInF0
>>121
さっそく原作ください
125121:2005/04/06(水) 16:43:32 ID:KeCPQLIt0
ここじゃ無くて編集部避難所で書いてるwwwwwwww
しかも文章力ないwwwww
126121:2005/04/06(水) 16:49:19 ID:KeCPQLIt0
読んでよかったらあっちの方に書いといてください
127120:2005/04/06(水) 16:56:23 ID:+67FtInF0
かきましたよっ
128ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/06(水) 16:57:06 ID:svaBV2HS0
こんなところにいたのかwwwww
http://hityty.fc2web.com/sure.html
一応html化しといたwwww続き書くねwwww
129渋谷 ◆7xBjmJnr4s :2005/04/06(水) 17:00:04 ID:paZNxAMZ0
>>128
1から450に飛んでるwwwwwww

ついに原作が漫画になるのかwwおめでとうww
1話書き直しおわらね
130ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/06(水) 17:01:58 ID:svaBV2HS0
>>129
まじだwwもうやってらんねwwwwwww
131ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/06(水) 17:07:09 ID:svaBV2HS0
「そう、VIP世界」
「だからVIP世界って何だよ!」
不細工綾夏と言えば、木の壁を見ている、何が楽しいんだこいつは。

「便宜上、VIP世界と呼んでいるに過ぎないのかもしれないわ」
「そうか、で、それがVIP世界であってあとなんかちゃんと言えって」

「そろそろ、日も暮れるわ、食事にしましょう」
「話を聞け!! はぐらかすなよ!!」

グッと、胸倉を青髪の少女に掴まれる。

「ここはVIP世界、捉え方次第で名前すら変わる曖昧な場所
 だからこそ、あなたにはコレと言える説明をしないし、出来ないの」

「それを、解って欲しい」

いつの間にか、綾夏は真剣な表情で俺を見つめていた。
「気持ち悪いってんだっ!」

綾夏の首をひねる。

「うえっ」
「痛いよ!」
132ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/06(水) 17:11:22 ID:svaBV2HS0

「食事の用意をするから、すこし待っ――」
青髪の少女がそう言おうとした時に、一閃の光が壁を貫いた。

「危ないっ」
すかさず不細工綾夏が俺をかばおうとする。
「うおっ」
しかし、壁を貫いただけで光は消え、何も起さなかった。
俺をかばおうとして抱きついた不細工綾夏は心地良さそうな不細工な笑みを浮かべている。

「いつまでも抱きついてんじゃねぇって!」
不細工綾夏を振り払う。

穴の開いた壁から現れたのは――。

――俺だった。
133ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/06(水) 17:17:04 ID:svaBV2HS0
俺のスガタをした奴は言った。

「やーやー、俺! 待ってたぜwww」
「なっ、なんだお前はっ」
「だから、俺だってwwww」

そういって、不敵な笑みを浮かべる俺のスガタをしたモノ。

「アアアアアッ!」
青髪の少女は俺のスガタをした何者かに向かって突進していた。
いつの間にか、その手には青いツルギが握られていた。

「アァッ!!」

青髪の少女の形相は、それまでのモノとは違っていた。
まるで、別人のように、いびつであった。
そう、それは俺の世界の綾夏のように。

――――そう、俺の世界のように。
134ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/06(水) 17:23:48 ID:svaBV2HS0
「ははwwww酷い顔だなwwwwwもっこす様よ!wwwwww」

俺のスガタをしたヤツは言った、確かに"もっこす様"と。

「私は美少女アンドロイドッ!!! アアッアアアアアァ!!!」

――知っている。
――そう――――知っていた。

「もっこす様じゃん……」

「あ・・あ・・あ・・あ・・」
そう、知っていた、確かに、俺は知っていた。
もっこす様を、そしてそれに釣られて、もっと知っていた。

「ゆー君! 大丈夫!?」
不細工綾夏、いや、綾夏が俺を呼んでいる。
「大丈夫、ちょっと驚いただけだっつの」
かるく小突いてやる。

もちろん、俺が愛していた掲示板の名前も知っていた。
――――それが。

「VIPクオリティ!!!!!」
135ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/06(水) 17:30:09 ID:svaBV2HS0
「やっと解ったかwwww俺様ww最強wwwの悪寒www」
「アアアアアッ!!」

青髪の少女――もっこす様はこの世界の俺の胴を切り裂いた。
「うはwwwwヤバスwwwwww」

血が、あたりに弾け飛ぶ。
こういう時、たしかなんとかなった気がする言葉あったような――あ。

「うはwwおkkww」
「ナイスww俺www」

パンッ!

この世界の俺が煙になってしまった。
煙が俺の周りに集まる。

「ゴフッゴホッいやまてオフッゴホゴホ」

煙は吸わない限りなくなってくれないようだ。
仕方ないので吸う、味はしないようだ。
136ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/06(水) 17:36:51 ID:svaBV2HS0
煙を完全に吸い込み終わると、もっこす様の方を見る。
「おいwwwどうしたwww襲ってこないのかwww」

あれおかしいwwなんか笑いながらじゃないと喋れないwww

「冗談です、気にしないでください」
もっこす様が元の青髪の綺麗な少女に戻っていた。

「でも、これで安全ですね。次にVIP世界の綾夏さんに襲われても身を守れますよ」
そう言って、青髪の少女は近付いてくる。

しかし、あらためてみるとやはり可愛い。
どんどん青髪の少女の顔が俺の顔に近付いてくる。

って、ええ!?
青髪の少女は俺の唇に吸い付いてきた。
うはwwwおkkwwwwヤワラカスwwwwww

――と同時に腹部に重い痛み。
青髪の少女はもっこす様の顔に戻っていた。
――やられた。

「俺は不細工は大っ嫌いなんだよぉ!!」
俺はもっこす様を押し飛ばした。
137ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/06(水) 17:41:44 ID:svaBV2HS0
俺のファーストキスが、もっこす様に奪われた。
――――少し泣いた。

しかし、もっこす様を押し飛ばせる力が俺にあったのか。
この世界の綾夏にさえひねられるほどの力しかない俺に。

――煙となったこの世界の俺を吸ったからか?
ああ、そうに違いないだろう。

「許さないぜ、もっこす様よぉ!!」
「アアアアアアッ童貞ガアアアアァwwww」

あの野郎、笑ってやがる!

「ギガワロスwwwwwwwww」

もっこす様の周りに力が集中し収縮していく。

「させるかっ」
「ハッ」

もっこす様は瞬時に銃らしきものを構えて、俺に向かって撃っていた。
――右腕が弾け飛んだ。
138ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/06(水) 17:49:39 ID:svaBV2HS0
「痛ああああああ!!」
あ、両腕がなくなった、どうしよう。

そんな事を考えながら、腕がなくなっても生えさせる事の出来る宇宙人がいた漫画を思い出した。
――ピッコロ。

「俺はなww頭さえ無事ならwwいくらでも再生できるんだよwwww」
もうヤケクソだった。
しかし、こうすれば腕が生えてくるという確信が俺にはあった。

そして――。

ズズ・・ババッ!!

「うはww本当に生えてきたwwww」
夢は現実となった。

「もう遅いアアアアアアアッ!!」

もっこす様は力を集中しきり、力を俺に飛ばしてきていた。

ドンッ。

強い衝撃が俺の胸を貫いた。
139ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/06(水) 17:54:28 ID:svaBV2HS0
「あ・・・」
グラリと視界が揺れる。

俺は胸に開いた穴を再生させるイメージをしようとした。
しかし、出来なかった。
そしてそのまま崩れ落ちてしまう。

「ゆー君……私が守るからね」
綾夏がそう言っていた。

「お前じゃ無理だ……」
俺がそう言うと、穴の開いた壁から、もう一人来客者が現れたのだった。

「うん、今のままの私じゃ絶対に無理だよwwww」

現れたのは――――この世界の綾夏。

「お前……は……」

万事休す、か。
140ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/06(水) 17:57:43 ID:svaBV2HS0
「うはwwこれくらいならww治る治るww」
「何っ!?」

俺の胸に開いた穴が、再生していた。

「そんなに、ゆー君を救いたいの?」
「……うん」

二人の綾夏が会話している。
そこにもっこす様が割って入ろうとしていた。

「させるかっ!!」
俺はもっこす様めがけて、飛んだ。
驚くくらい身体能力の上がっていた俺は、用意にもっこす様を弾き飛ばせた。

「ジャマアァスルナァ包茎!!wwwww」

何で知ってんだよ!?
141ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/06(水) 18:01:24 ID:svaBV2HS0
もう一人の私が私に触れる。
「救いたいなら、覚悟してね」
「え?」

私の体に、もう一人の私の手が入ってくる。

「あっ」
くらくらと、視界がぶれる。

そして、私の体は蒸発した。

「――ゆー君!」

私は渾身の力を込めて、もっこす様を薙ぎ払った。
そして間髪いれずにゆー君が止めを刺していた。

「これで終わりだなwww逝って良しwwwフルスwwwww」
142ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/06(水) 18:05:40 ID:svaBV2HS0

綾夏が、一つになっていた。
俺がこの世界の俺と一つになれたように。

そして、一番嬉しいことは合体後の姿が不細工じゃない事だった。
――もっこす様を消し去る方法、それは簡単に思いついた。
もっこす様が消えてしまうイメージを持てば良いだけなんだと。

それを、確かに知っていた。

「これで終わりだなwww逝って良しwwwフルスwwwww」
「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」
もっこす様の体が消滅していく、これで俺の勝ちだ……!

「ァ……ァ……」
半身が殆ど消滅しながらも、もっこす様は言った。

「もっこす人形は……1つや2つでは無い……」
なんとも嫌な辞世の句であった。

すぐさま俺は綾夏に振り返る。
「綾夏」
「ゆー君」

「まーとりあえず、告白の答えを聞きたいんだが?」
143ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/06(水) 18:10:15 ID:svaBV2HS0
にっこりと笑って、綾夏は言った。
「調子に乗すぎだっつったろ?」

「え?」
「もし私が、一つになっても不細工なだったらゆー君はそんな事言わないよね?」

「そうかもしれない」
「かもじゃなくて絶対だね」

「どっちの世界の私も、ゆー君を大好きなんだよ」
「でもね、この世界の私はゆー君を好きな気持ちよりも、憎い気持ちのほうが多いんだ」
「それでもいいなら、お願いします」

それは、何かを理解した綾夏の言葉だった。

「ああ、頼む」
「ありがとう」
そう言って、俺に抱きつく綾夏、そしてもちろん抱き返す。

「所で、何か解ったみたいだけど、説明してくれないか?」
「うん、いいよ」
144ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/06(水) 18:17:37 ID:svaBV2HS0
「この世界の私を見ての私の見解なんだけど」
相槌を打ちながら、綾夏の見解とやらを聞くことにした。

「この世界の私は、ゆー君を大好きだけど殺したい程憎かったの」
「でもね、綺麗でゆー君と仲良く出来る私は、私の夢そのものだったの」
「だからね、この世界は皆の願望の世界だと、私は思ってるの」
「そしてソレが実現化する世界」

突拍だが、確かに納得できる節もある言葉だった。

「うまくいえなくて、ごめんね」

「それでね、私はこの世界の私をベースとして一つになったの」
 ゆー君は逆だったみたいだけど」

「可愛ければ、ゆー君に相手して貰えるって思ってたのが、この世界の私も解ってたんだと思う」

「そうか……悪いな」
「後悔はしてないよ、それ所か良い事尽くめだもん!」

「ここで、休もうか?」
「うん」

こうして、未知の世界に迷い込んでしまった俺達は最初の一歩を進むことが出来た。
これから先、いったいどうなってしまうのだろう。
願望の世界、それは良い事だけではないはず、願望は少なからず独善的なものを含む。
それを全て含むことの出来る世界、それはいったいどういうものなんだろう。
145ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/06(水) 18:18:27 ID:svaBV2HS0
うはwwwwww今日はここまでwwwwww
146松本 ◆hkWEheyZEU
「それはお前が幕府の暗となり得るからだ。
俺にとって幕府は正義、それに反するお前は悪。すなわち」
夜の下に抜き出されるのは精刀“摂州住池田鬼神丸国重”。
その刃はどれほどの血をしぶいてきたのだろう。
そして斎藤は己の信念に基づき何を築いてきたのか。
「悪・即・斬をゆく斎藤一の敵。その頭蓋、砕いてくれよう」