漫画の原作小説書くわ 続き

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
 夜風が広々とした地を吹き抜ける。今日はいつにも増して月の明かりが注ぎ込む金色の田園。
時代は弥生、イエス=キリストを思わせるカリスマ・女王卑弥呼が支配した時代。
現在も邪馬台国の正規の位置や卑弥呼の素性などさまざまな謎を残す神話的時代でもある。
稲作が盛んに行われ今日の日本=米という図式を確立したのもこの弥生である。物語はここより始まる。
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 18:29:10 ID:KBV6wSg30
 \ ̄\                 / ̄/
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\ ` ‐ヽ  ヽ   ●      ●  /  / ‐  /
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3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 18:29:33 ID:jg8TA0iI0
著作権放棄なら俺がもらう
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 18:29:39 ID:SuKiygk00
うはwwカリスマかよww
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 18:29:49 ID:FZ9/uWLCO
意味わからん
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 18:31:59 ID:0cm97qeO0
突然うんこがしたくなったおれは草むらへと駆け込んだが、
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 18:33:31 ID:jg8TA0iI0
路上のカリスマ
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 18:33:37 ID:YBn5MIcX BE:70135294-
設定がありえん。四行で弥生時代しか情報ないじゃん。
弥生時代の漫画なんて聞いたことネエwwwwwwww
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 18:36:29 ID:SilabWqJ0
雷火があるじゃん
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 18:37:25 ID:nLtJl6Zv0
「風の流れが変わった。神の意志か・・」
部屋の両端にはさまざまな模様を象った土器が並べられており、そこにいる者どもは一人を除き皆男性で髪を縛っている。
神の屋代、卑弥呼殿は不吉な予見を口にした老婆に視線が集まっていた。
部屋に灯るいくつかの火が揺れだし、やがて二つの大松明を残し風前に消え去った。何かが来るのか。
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 18:43:27 ID:eToEh6wVO
ふつうにおもしろそうなんだが
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 18:45:56 ID:nLtJl6Zv0
「それにしても見回りに出て行った如玖の帰りが遅いな。獣にでも遭遇したか。念のため居氏と卦御下に探させろ、火を絶やさぬよう用心してな」
しばらくし髪をより一層結わえた二人の男が松明を手に夜下へと消えた。獣であれば火に怯え早々に去るだろう。
それにしても今日はやけに風が強い、彼女が言うように流れまでは感知し難いが確かにいつもとは違う。
何というか、風源があるべき場所よりここの近くに突然現れたような感覚だな。いや、私は何を言っているのだろう。
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 18:46:29 ID:0cm97qeO0
何かが来るという予感はある意味正しかった

おれのうんこの臭いが予想以上に強烈だったのだ
おれたちはこの村を捨てねばならなくなった
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 18:46:31 ID:BYaXAmYH0
このテの題材では絶対諸星大二郎を超えられない
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 18:48:12 ID:0cm97qeO0
彼の直感はある意味正しかった
なぜならそれは獣でもなく、ただのおれのうんこだったからだ

おれのうんこが生誕したことをきっかけに、
うんこを中心にして臭いが広がっているのだ
16砂王 ◆STARTWtSao :2005/03/29(火) 18:49:08 ID:GEp2+W4t0
諸星大二郎の「生物都市」は凄い作品
例えばネオエクスデスのVIP版AAがあるけど
ああいうタイプのRPGのボスの元祖と言える
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 18:49:59 ID:0cm97qeO0
実は見回りに出た如玖は既にその臭気にやられて巨木に寄りかかったまま倒れていた
息をする度にあの臭いなのだから意識を失うのも無理もないことだ
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 18:52:57 ID:0cm97qeO0
いつもなら新しい村を探す前に盛大なる卑弥呼の儀式があるのだが、
今回ばかりはそうも行かない

「一刻も早く!」

とる物もとりあえず
おれたちは風上を目指した
191♯ますだおかだ:2005/03/29(火) 18:56:27 ID:nLtJl6Zv0
「氏家。一国の姫殿に不吉な者が参ったようじゃ」
卑弥呼の言葉に氏家はとっさに周りを見渡しその姿を探した。見ると火が消え影となった部屋隅に男が立っていた。
その表情までは暗闇で認識できないがこの国の者ではないことは確かである。服装からしても異国のものであろう。
しかし何となく、それはこの弥生にあってはならないような気がする。
この男は人間というよりむしろ神話に出てくる勇者や怪物などの雰囲気を感じ得る。
201 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 19:03:10 ID:nLtJl6Zv0
「異国の者よ、我が国主にいずれの用か。それにその異形なもの、武具と察するがそれが必要なほど我が国は恐れるところではないぞ。
早々に破棄するがいい」
静かに、しかし僅かなる未知への脅威に怯えつつ言う氏家の額に五寸ほどの穴が現れた。
鮮血がしぶきを上げやがてこと切れた。場に居た他の長老たちはその初めて見る光景に表情を凍らせた。
若い者は皆、外の警備に当たっている。そもそもなぜこの男がこの姫殿に侵入できたのであろうか。
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 19:03:45 ID:0cm97qeO0
当然風上に近づけばうんこに近くなることになるのだが、
引っ越しの原因が臭いである以上
風上を目指した方が賢いと思われたのだった

しかし村人が一人、また一人と倒れていくたびに
おれたちは考えを改めざるを得なくなった
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 19:09:24 ID:0cm97qeO0
時は弥生時代・・・未だに消臭力が開発される前の時代であった・・・

−− コマーシャル挿入 −−
231 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 19:11:54 ID:nLtJl6Zv0
「この卑弥呼にいかなる用か。国賊か、異国の侵略者か、はたまた我々の想像を遥かに超越した者か。
神であればそれは必然でもある出会いとなるが」
老婆が言葉を終えるより早く、既に部屋の心臓の鼓動は二つを除き果てていた。
それでも彼女は平静に構え事態を冷静に捉えていた。外は静かである、もう私を守る勇者たちはいないらしい。
男はその不可思議な物を手にしたままこちらに寄ってくる。恐怖という感情はとうに消えたと思っていたが、その汗は間違いなく男へ対する畏怖の念であろう。
未知との遭遇、それは彼女の長い人生の中でも貴重な経験となったであろう。火の灯る明るい場所に男の顔が浮かび上がった。それは確かに人間のものであった。
241 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 19:20:04 ID:nLtJl6Zv0
「主が、ジパングの歴史上最も謎に包まれる時代に生きたカリスマ、卑弥呼か。思ったほど美しくはないな。
まあ年齢のせいもあるが所詮歴史書など、過去の不確かな古文章や言い伝えを元にした偽の真実でしかないというわけか。
うーむ、これはこれでリアリティを感じる」
彼女には彼の言うことがほぼ理解できなかった。だが言葉はこの邪馬台国のものに酷似し、会話自体はできるだろう。
最もこの男と喋ることなど無いが。
251 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 19:29:28 ID:nLtJl6Zv0
「一つだけ問いたきことがある。異国のものよ、主はその瞳の先に何を見据える。して一体何をするものか」
その声は先とは大差ないように聞こえるが、男はそれに混じるかすかな恐れを見逃さなかった。
神話に近いとも言われる卑弥呼だが真実は所詮人間か。つまらない結果になったものだな、まったく。
男は手にしたこの時代のものではないそれを、先と同じように老婆の額に向けた。表情は今まで殺してきたものたちと変わらない。
ただ僅かに異なることは、自分を見る目が他の者より知り得たような感じでもある。
261 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 19:34:22 ID:nLtJl6Zv0
「先?それは気分次第だな。
そして私がすることは真実の追究!歴史の歪曲!これぞ崇高なるこのモルガンの人生よ!」
卑弥呼死亡。死因・脳に達する衝撃。
271 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 19:35:15 ID:nLtJl6Zv0
エピローグ終了。休憩の後、本編スタート。
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 19:37:18 ID:psVteQjh0
否、卑弥呼は死を超越したのだ。
卑弥呼の五体から立ち上る気がたちどころに一つに纏まり……
怒れる一条の光の矢となって男を貫いた。
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 19:53:16 ID:nLtJl6Zv0
 「号外!号外だよう!新撰組がついに池田屋を襲撃!改新派の重役が何人か死んだ模様!幕府は新体制に容赦しないようだよ!」
ばら撒かれるかわら版には事件の詳細と新撰組の面々がでかでかと載っていた。
それを拾った一人の武士が一通り読み終えると、連れ添った女性に手渡した。
彼女はそれを丸めると近くの店のくず入れに投げ入れた。記事に興味がないのか。
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 20:00:50 ID:yLPYLWic0
このスレは小説書いて漫画にしてくれるのを待つのか?
だったら俺も書いてみたいんだがwwwwww
311 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 20:01:09 ID:nLtJl6Zv0
「何が新撰組よ。人切りを正当化したいかれた殺人集団じゃないの。
幕府と大久保利道たちの違いはここにあるのよね、ああ早く平和な世にならないかしら」
手にした醤油樽をぶんぶん振り回しながら愚痴るその女性は横を歩く武士の顔を見て、また表情を怒気はらんだ。
「ちょっと、うれしそうな顔するなよ。幕府は維新進士たちに倒されちゃうんだから、
今のうちに身の振り方を考えておきなさいよ、まったく馬鹿なんだから」
321 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 20:10:47 ID:nLtJl6Zv0
「お前は本当に幕府が嫌いなんだな。やり方は少々乱暴だがこれもお上のためだ、その先にお前の望む平和な世があるんだよ」
彼は両手に重々しい砂糖と味噌の袋包みを抱え、彼女を見下ろしながらなだめるようにして言った。
兄は幕府領に仕える領主・仲瀬刻定のお抱え武士で、領主を守る親衛隊の副隊長を務めるほどの腕を持っている。
が、その穏やかな性格はとても命を奪う刀を振るうようには思えないんだよなあ。
仲瀬様ももうちょっと頼りがいあるしゃきっとした奴を雇ったほうがいいと思うけど。
「おや、人だかりだな。また揉め事か、ある意味平和じゃないか」
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 20:19:23 ID:XYYVSxWx0
やべえ面白いんだけど
341 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 20:19:37 ID:nLtJl6Zv0
しかし事態はそうでもなさそうであった。道のあちらこちらに血が見える、けが人も出ているのか?
武士は持っている包みをその場に置き鞘紐を解きながらその人だかりに入っていった。
女は砂糖と味噌が盗まれないように見張りに徹することにし、醤油樽を置くと包みに腰掛けた。怪我するなよな、のろま兄貴。
「最後の機会を与えてやろう。幕府に生を尽くし幸ある世を造っていくと誓え。ならば命までは取るまい。
その思想は自由だが我々にとっては脅威となる、改善がなされないのであればここで始末の他あるまい」
351 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 20:30:28 ID:nLtJl6Zv0
既に刀が抜かれているその場は勝負決していた。早く手当てしなければ死に至るであろう致命傷を負った一人の武士は、刀を地に突き立て立ち上がった。
それに対峙するは見覚えのある顔。それもつい先ほど知った顔だった。新撰組七番隊長・谷三十郎そのひとである。
何と事もあろうに新撰組の隊長格がこのような雑踏で刀を振ろうとは!
「幕府はもう滅ぶべきですよ、谷さん。自分はこの前悟りました。幕府は世の平穏のためではなく、我が欲の為に結果論としてこの国を治めているだけだ。
日本はもっと諸外国と付き合いを深め、世界を視野に入れなければならないんですよ。
自分は先の明確なビジョンを持った大久保さんたちについていくことに決めたんです、もうそっちには戻りませんよ、残念でしたね」
361 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 20:39:03 ID:nLtJl6Zv0
まだやる気か、あの男。あれ以上動けば出血で命を落とすぞ。
しかも相手は全国の精鋭剣豪集団“新撰組”の隊長、勝ち目はない。ばか者め、ここは口先だけでも従うのだ。
この場を切り抜けられれば転身などいつでもできるではないか!周りの民衆や武士たちもその状況をよく思ってはいないようだが一般人は勿論のこと、
武士でも新撰組とやりあえる腕を持ったものなどそうそういないだろう。権には逆らえない、それは力がものをいうこの時代の掟。
「そう、誠に残念だ。我が七番隊から裏切りが出ようとは。せめて纏めである私の刀で沈めて処置致そう、覚悟」
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 20:41:38 ID:eToEh6wVO
しかしエピローグだとすでに終わってるんじゃ…
そういうときはプロローグじゃね?
381 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 20:48:58 ID:nLtJl6Zv0
谷はその刀を振り上げ終止を切るべく、無抵抗のその男めがけ放った。男は突き立てた刀で応戦する体力も残っていない。
目を静かにつむり最期の時を想いつづった。誰かが悲鳴をあげ民衆は騒ぎわめいた。
「何だ、貴様は。その無礼、承知の上での抜刀か」
その殺人刀を受け止めたのは曇りなき輝きを放つ長刀だった。谷三十朗は刀を引きなおし下段に構えをとった。
長刀を手にした武士は後ろの男を見やり嘆いた。何ということ、最期を悟り自ら小刀で命を絶ったか!
無益な殺生をまたしても寸一手で止められなかった。すまぬ、誇り高き侍よ。

すまん、そうであった。プロローグでしたね。
391 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 20:58:29 ID:nLtJl6Zv0
「伺うにお上直下新撰組の七番隊隊長、谷三十郎殿とお見受けする。我が名を由来薙定と申しこの場に見参したことを詫びよう。
だが、なぜ貴方ほどの剣豪が無益にその誇り高き新撰組の名の下に名誉刀を振るうのか。ここにいる民衆含め我々にはその考え誠に理解し難い」
「由来薙定?聞かぬ名だ。いずれの領主に仕えし武士か」
谷は男の死を察すると刀を上に構えなおし、いつでも受け刀ができるようにした。この流れ武士、腕はなかなかのようだな。
401 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 21:06:33 ID:nLtJl6Zv0
「主人は幕府藩領主・仲瀬刻定様である。我が名の薙定は領主より頂いた誇り高き名。以後、認知の事を」
薙定は長刀を納めようと考えたが、谷の鋭い眼光と殺気にそれを思いとどまった。
やる気はないが自分の生は自らのものであり刻定様のものでもある。命を捨てるときは主人の為のみぞ。
「仲瀬刻定か、なるほど。その腕前と度胸、確かにその薙定の名に相応しい。
だがこの谷三十郎に刃を向けたことはお上に向けたと同じこと。
いくら仲瀬領主の武士でもここで切り捨てなければなるまい」

41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 21:07:57 ID:9fJ/XwFq0
クオリティタカスwwwwwwwwwwwwwwwwwww
421 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 21:12:29 ID:nLtJl6Zv0
民衆はさすがに横暴と感じたか、反感の声がたびたび上がったが谷のその鋭い睨みに沈黙を余儀なくされた。
それでいい、もう無益な殺生など必要ない。私だけでいい、死ぬのは。
「言われてみれば貴方の見解は的を得ている。私が新撰組に逆らい戦ぶることは領主の意に反しよう。
幕府に仕える刻定様はこの場なら私に腹を切れと言うだろう。さあ、その名高き名刀で私を切るといい」
431 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 21:18:44 ID:nLtJl6Zv0
薙定は刀を鞘に納めそれを地に置いた。そして巻き額を解き腕に結びなおし、その場に座り込んだ。
それはまさに今より切腹を行する礼を持った武士の姿であった。谷三十郎は過ちさえ犯さなければさぞかし立派な侍となったであろうと思った。
その思いを押さえ込むように刀を再度、切りつけの構えに段じた。民衆からは恐れつつも抵抗の声が上がるがそれは名の通り、力なき正義である。
「その覚悟、割腹した。極力苦しみなきよう断じようぞ」
441 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 21:25:47 ID:nLtJl6Zv0
谷の視界にまだ成人にも満たない女の姿が飛び込んできた。彼女はそのまま薙定に駆け寄り谷の方を向いた。むう、女め。
「何で兄貴が死ななきゃならないんだよ!ただそこのお侍さんを守ろうとしただけだろ、幕府に逆らったわけじゃないじゃないか」
「玲、やめなさい。私の死は当然。お前と一緒に平和な世を見られないのは残念だがこれも領主様の意志だ。
お前は私の分まで先を見てゆくのだ、いいな」
451 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 21:35:03 ID:nLtJl6Zv0
薙定はそう諭すと再び目をつむり先に行ったあの武士のように最期を迎えるべく、自生の句を心に詠んだ。
戦乱なき平和な世、玲にはその明るい時代を生きて欲しい。こんな兄で済まなかった。今度は皆が怯えなく過ごせる世で家族揃って笑えるといいな。
「くそったれ新撰組め。お前たちなんか維新派にさっさと駆逐されればいいんだ。人を救おうとすることが間違っているなんて何て腐った世だ!
幕府もろとも朽ちてしまえ」
女は地に横たわった長刀を鞘から引き抜き、両手で必死に持ちこたえながらその剣豪に向かっていった。
谷は一瞬、女ということに躊躇い応戦が遅れた。これは入る!
「やめなさい、玲。お前にはこの殺人刀を振って欲しくないんだ」
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 21:39:30 ID:oN4Tra960
うはwwwwwwwwwwwwクオリティタカスwwwwwwwwwwwwwww
471 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 21:40:29 ID:nLtJl6Zv0
玲は刀の柄から手を離した。長刀の先は自分の兄の腹部を貫き、刃を渡り柄部分まで血が伝っている。
何でだよ、間抜け兄貴、その命は自分のもんだろうよ!
「世は何も正義だけではないんだ。時に人は残酷になり結果を追い求めなくてはならない。
お前にもいずれわかるさ。だからもう刀を振ろうなんて考えるんじゃないよ」
481 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 21:41:21 ID:nLtJl6Zv0
ちと風呂入ってくる。そのあと定期巡回してからまた再会するわ。
今日中に区切りいい所まで行くよ。
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 21:43:05 ID:oN4Tra960
早く上がってこいよ。
Vipは落ちるのが早いんだから。
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 21:44:34 ID:ebyA9p+T0
昨日は学歴の漫画じゃなかったか?
511 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 21:45:38 ID:nLtJl6Zv0
いいよ、落ちたらまた立てればよい。何度でも蘇るよ、このスレは。
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 21:49:29 ID:9PmnHxH80
週刊VIPにこんな壮大な話描ける奴いるわけねーだろw
アホかw
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 21:49:58 ID:oN4Tra960
>>1の文は想像し易い。
横山光輝の絵で脳内に書き起こした。
541 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 21:53:02 ID:nLtJl6Zv0
あ、ちなみにどんどん煽ってくれてもいいよ。もう慣れてるからさ。
でも俺ってば褒められて伸びるタイプだから賞賛はもっと歓迎するっすよ。
漫画化のときは一言くれよな!一緒にジャンプ目指そうぜ
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 21:55:55 ID:oN4Tra960
>>1 ヒント:参加型スレの方が伸びが速いし落ちにくい
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 22:24:05 ID:yLPYLWic0
571 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 22:33:49 ID:nLtJl6Zv0
「この馬鹿野郎め!何で・・何で兄貴はいつもいつもこう・・」
玲が泣き崩れるより先に薙定が地に伏した。谷はほうって置いても致命傷になり死に至ると見たが、
それではこの少女に肉親殺しの大罪を背負わせることになる。それはあまりに酷というものであるがなにより、
新撰組の刀が天誅という形で成敗せねばこの男の死は意味を持たない。
一番上に絶対的な権があれば世は乱れず平穏の道を辿り国は栄えて行くだろう。
この立派な武士の死が明日の日本へと繋がるのだ。許せ、領主の武士よ。
581 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 22:44:03 ID:nLtJl6Zv0
「死ぬなああ兄貴いい!」
その少女の声が天に届いたのか。神は正義を見捨てず奇跡を授けたのか。二度繰り返されたその光景の結果は同じであった。
ただ一つ違うのは薙定は自害する力も残っていなかったということだけだった。さすがに谷三十郎もそれには驚いた。
二度も自分の刀が阻まれようとはな!
だが今回はそれに対してだけではない、今度の敵は自らの隊の者でも領主の武士でもない。見慣れぬ奇妙な格好をした異国人、いや。
それにしても違和感のある男だ、こんな雰囲気、西洋でも見たことなどない。何だ、こいつは?
59股間のエベレスト:2005/03/29(火) 22:46:59 ID:ejU2QZeK0
【漫画の原作小説書くわ 続き】
絵  話  キャラ  オ
長いから読んでない。
たぶん卑弥呼が戦うファンタジー
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 22:49:25 ID:QRtBXPgv0
卑弥呼の後継者壱与は毎晩男共の慰み者にされるのであった・・・完。
611 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 22:56:48 ID:nLtJl6Zv0
「そう、君が死ぬことはない。立派な者は生き愚かな者は絶える。自然の摂理じゃないか。
そうだろ?少女よ」
谷は息を呑んだ。この異国の者が我が斬撃を受けたその刀、間違いない。
剣豪・宮本武蔵の愛刀“和泉守藤原兼重”それである。馬鹿な、この男が宮本武蔵だと!?
「ふふふ。驚きに溢れたその表情、実にいい。谷三十郎・・新撰組の中では中の下くらいだったかな?
どうせだったら沖田総司や土方歳三が良かったなあ。
こんな小物に殺されちゃあ彼も死に切れないだろうに、さてと」
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 22:58:50 ID:chQW5iYG0
>54
え!?ジャンプ!?
週刊VIP用のじゃなかったのかwww
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 23:00:44 ID:r+97GO750
1 ◆hkWEheyZEU 先生の作品が読めるのは、週刊VIPだけ!
641 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 23:04:51 ID:nLtJl6Zv0
異国の男は手にした名刀を手馴れぬ様子で構えなおした。谷は一瞬、素人のような手付きに見えたが武蔵は狡猾な男と聞く。
小次郎も満足に力を発揮できずに敗れたということであった、油断ならぬ。来るなら来るがいい、返り討ちにしてくれる。
「手始めに谷三十郎、お前に死んでもらうことにしよう。いずれ沖田や土方、近藤勇も送ってやろう、心配するな。
あの世で新撰組を組みなおして閻魔でも成敗するといい」

いや、あくまで目標ってやつよ。作家たるもの、向上心を常に持たないとな!
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 23:12:12 ID:J2tbmmAO0
途中までしかよんでないけど、一人称視点と三人称視点を混ぜない方がいいよ
前スレから読んでるけど、昨日とはレベルが明らかに違うな
661 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 23:15:37 ID:nLtJl6Zv0
彼は和泉守藤原兼重を鞘にしまうと背中に引っ掛けた。よくよく見ると非常に古びた鞘である、まるで何年も使われていないように。
そして取り出したのは見たこともない形をした火縄銃?であった、まさか銃火器とは。こやつ、やはり武蔵ではないな。
「異国の者よ、私をお探しかな」
事態のあまりの展開の早さに呆然とする民衆を掻き分けやってきたのは一人の端正な顔立ちをした武士。
その肩には谷三十郎と同じく幕府の印を刻み、その中に浮かぶ数字は全ての始まりを表す“一”。
異国の男は表情を今以上にほころばせトリガーを引くのも忘れ、彼に見入った。今日はついてるなあ。

アドバイスはありがたい。が、すまない、一人称と三人称の使い分けは今の俺には無理なんだ。
大目にみてくれると嬉しいぜ
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 23:19:48 ID:oN4Tra960
>>65
途中にキャラの考えが挿入されるのって
すっげー読みづらい
681 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 23:26:44 ID:nLtJl6Zv0
「その肩の隊番号、歴史書の写真に似たそのハンサム顔。まさしく最強の武士、新撰組一番隊隊長・沖田総司!
ひゅう!こいつは光栄だな、こんなに早く会えるなんて!おっと、サイン色紙忘れたようだな、まったくついてない」
歴史書?沖田はいぶかしげに思いながらもここは、谷を殺そうとしているこの異国人をやり過ごさねばならないなと考えた。
先の刀さばきを見る限り、彼は宮本武蔵ではない。ただの素人に違いなく、先の刃取りもまぐれだろう。
だがあの絶対的な自信、奇妙な格好、奇妙な武器のようなもの、
そしてなにより不気味なのは全てを知っているかのような奴の口ぶり。これは幕府にとって災厄になるに違いなく物であろうな。
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 23:32:19 ID:4EEC1c+/0
VIPだからあまりごちゃごちゃ言うつもりはないが、
本格的に書くつもりなら「・・・・」は「……」、「!」と「?」の後は一マス開けた方がカコイイよ
701 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 23:38:40 ID:nLtJl6Zv0
「して幕府直下、我が新撰組にいかなる用事かな? 維新派の者であれば止む得ない、この場で切り捨てるとするが」
刹那の瞬間、二発の金色の弾丸が静かに言葉を告げる沖田に向かい放たれた。彼は瞬時に清光を抜刀しその軌道をあらぬ方向へと逸らした。
異国の男はそれにはさすがに驚き手を上に挙げた。それは降参という意味合いではなく、まさにゴッド!を表す仕草であった。
「そう来なくてはな! この時代最高の剣客と謳われた貴様にそうそう死なれては困る。お前は病ではなく、剣客として果てるのが定め!
 私が必ずや仕留めて見せるぞ!」
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 23:40:01 ID:oN4Tra960
ありえねーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!
厨漫画かよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 23:44:05 ID:J2tbmmAO0
なんか幕末版怪傑ゾロみたいだな
731 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 23:49:06 ID:nLtJl6Zv0
高々と言い放つと彼は銃器を仕舞い込み少女のほうに近寄った。玲は呆然とした表情から一転して心配そうに薙定を見た。
察するにまだ助かる、医者のところへ行けばな。
「由来薙定。その名は表歴史には出てこないが、現実というものは何とも面白きものよ。こんな素晴らしい武士がいるとはなあ!
さあ、手当てに行こうではないか、少女よ」
沖田は瀕死の男を担ぐその姿を見ながら、恐ろしい者が現れたものだと感じた。
先のスピード弾、紙一重でかわしはしたが次はどうであろう。
清光を見ると軽く亀裂が入っている、威力など計り知れぬことだろう。できればここで始末しておきたい所ではあるが。
「勇敢なる武士の妹よ、谷三十郎のことはこの沖田総司が心から詫びよう。
あとで軒崙亭に参るといい、治療代を僅かながら手渡そう。そして維新派の異国の道化よ」
741 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 23:56:38 ID:nLtJl6Zv0
担いだまま彼は振り向きざま大声で言い放った。
「私の名はジャンピエール=モルガン! JPとでもモルガンとでも呼んでくれて結構!新撰組を滅ぼす救世主だ、覚えておけ!」
「今度は維新派というもう一つの信念の元に、我が新撰組の前に現れるがいい! そこで決着をつけようではないか、JPよ」
民衆の中に消えゆく三人を見据えながら最強の剣客は吠えた。次会うときはお互い、決死の覚悟でないとな。
「では我々も行くとしましょう、谷さん」
751 ◆hkWEheyZEU :2005/03/29(火) 23:57:51 ID:nLtJl6Zv0
区切りよしと。また明日書くとするかな。またスレタテルから良かったら
読んでくれ。
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/29(火) 23:58:39 ID:oN4Tra960
昔の小説みたいな雰囲気が漂っている気がする。
舞台設定が昔だからかもしれんが。
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 00:01:30 ID:HaEnlYSo0
>>75
いいからおまい今晩中に仕上げるんだ
781 ◆hkWEheyZEU :2005/03/30(水) 00:03:23 ID:nLtJl6Zv0
いやね、今度はある程度構図を考えて書いたから長編になりそうなんですよ。
正直俺ってコンパクトに纏めるの苦手なんすよ、はい。まあ付き合ってよ。
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 00:08:41 ID:HaEnlYSo0
頑張ればDat落ちも免れてこのままぶっ通しで書いた経験もつくぞ。
つーか今のスレの方が俺の他に一、二人読んでる奴がいるようだから
落ちた後いちいち新たにスレを建てないで全力疾走で突っ走ればいいと思うよ。
新たにスレを建てた頃には存在すら忘れてる奴もいるだろうから。
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 00:56:59 ID:7O7OXOgI0
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 00:59:27 ID:v7mZCDGa0
とりあえず保守しとくか
読んでてどうしても気になるんだが、登場人物の台詞がちょっと変
宝塚歌劇団の役者みたいになってる
それと幕末の武士なのに外来語使い杉。「明確なビジョン」とか
あと、一人称視点と三人称視点が混ざるのはいいんだけど、
一人称視点で語るときの人物を一貫させたほうがいい
独白なら独白で誰の語りなのかわかるように書いた方がいい

>>1が見てるかどうかわからんが
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 01:07:02 ID:1ILf0kia0
台詞は仕様です。少し台詞に癖をつけようかなと思ってね。
外来語はすまん、注意が行き届かなかった。。。。
三つ目に関しては努力はしてみるがね。
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 01:20:37 ID:v7mZCDGa0
>>1
「時は西暦18XX年。オオエド幕府は衰亡の危機にあった」
みたいな話にするつもりなら武士が外来語を使ってもおかしくはない
書きながら練習すればいいけど一人称三人称はきっちりさせるべき
読んでる方がめっさ混乱するから
原稿用紙の使い方が載ってる「文章の書き方」みたいな本をもっとくと便利だよ
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 03:06:59 ID:7O7OXOgI0
保守
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 10:34:39 ID:hgpIEI1gO
保守
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 12:45:46 ID:dhAzc0kr0
一行につき30字ぐらいの長さにしてほしい
目が疲れる
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 13:34:22 ID:HaEnlYSo0
>>86
30字ってお前。

>「時は西暦18XX年。オオエド幕府は衰亡の危機にあった」
>みたいな話にするつもりなら武士が外来語を使ってもおかしくはない

これより短いんだぞ。
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 13:38:25 ID:HaEnlYSo0
ああ、一行につき、か。ごめん今気付いたわ。
確かに>>1の文章は横に広がりすぎる。
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 13:44:36 ID:v7mZCDGa0
読んでる奴何人くらいいるの?
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 14:28:43 ID:u7jL2u8H0
ここにいるぞ!
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 16:02:48 ID:BbQE749+0
ここにいる
921 ◆hkWEheyZEU :2005/03/30(水) 18:05:39 ID:1ILf0kia0
お、まだあった。保守三級!
931 ◆hkWEheyZEU :2005/03/30(水) 18:40:59 ID:1ILf0kia0
ちなみにここは俺専用スレじゃないぞ!少なからず小説書いている奴いるだろ?
ここでもいいからどんどん公開して読んでもらうのも一興だぜ、向上心もつく。
ここは小説総合&漫画化希望者総合スレだ!!原作者も小説家も絵師もどんどん
集ってくれ!目指せ、週刊VIP!ジャンプ!綿矢りさ!!
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 18:45:56 ID:JR00bXse0
趣味で書いてるがVIPに小説晒すのハズカシスwwwwwwww
だから1がんばれwwwwww
951 ◆hkWEheyZEU :2005/03/30(水) 19:24:51 ID:1ILf0kia0
薙定は目を覚ました。顔を倒すと玲が横になり寝息を立てている。
その刀身に倒れたところまでは覚えてはいるが、なぜ自分が生きておりなぜ見知らぬ屋に寝ているのかは知れぬ。
見たところ、医者様の看室か。なるほど、どうやら自分が名も知らぬ武士を助けようとしたように、
また誰か勇ましい者が我を救済してくれたようだな。玲も無事でなりよりだ。

サッカー見ながらのんびり行くぜ。ここで連載したい奴はどんどん書き込めよな。
張り合いがないぜ
961 ◆hkWEheyZEU :2005/03/30(水) 19:47:23 ID:1ILf0kia0
「やあ。君と会話するのは初めてだね。私はJP=モルガンという異国の文化に生まれた者だ。
この時代のジパングの文化もなかなか味がある、この大判焼きという甘菓子も初めて食べるがこれがまたなかなかどうして」
異国の人間にしては流暢な言葉遣いをするものだ。それに宣教師などのような格好とは異なり大層奇抜的な摸を施している。
雰囲気もどこか嘘々しい、油断ならぬ気配だ。だが状況から察するに彼には敬を服さねばならぬようだな。
971 ◆hkWEheyZEU :2005/03/30(水) 20:15:47 ID:1ILf0kia0
「モロガン殿、貴方が私を救って下さったのかな? そうでれば誠なる感謝意を贈りたい、しかし何ゆえの縁であろうか」
異国人は指を振りながらそばの和紙を手にとり、慣れぬ手つきで字を書き綴った。
それはひどく醜いものではあったが、読めぬ字ではなかった。
「モルガン、ジャンピエール=モルガンである。外来の発音はやはり苦手かな? 
まあいい、それより先ほどお侍さんにこれを君に渡してくれとことづけられてな。
これを手渡し私の任はおしまい、また会おうではないか」
981 ◆hkWEheyZEU :2005/03/30(水) 20:26:41 ID:1ILf0kia0
彼は和紙により折られた封箋を机上に置くと一礼し大判焼きを丸呑みしながら扉より去った。何とも謎めく人物である。
体を起こすと傷がやや痛むが、動けぬことはないようだ。玲を起こさぬようそっと封を解き、一読する。
そこにつづられている内容とは自の領主、仲瀬刻定様に係わる事項であった。
ふむ、身体が回復次第、一度屋敷のほうに訪ねてみる要であるな。
「玲、時代は移りゆくようだな」

ここで区切り。サッカー終了後、まだまだいくぜ
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 21:36:44 ID:BbQE749+0
保守
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 22:40:34 ID:XjASAwQj0
ほしゅ
1011 ◆hkWEheyZEU :2005/03/30(水) 22:48:03 ID:1ILf0kia0
 「信彦さんの事については残念です。
しかし谷さんももう少し新撰組としての誇りを持たれたほうがいいのではないかと、沖田は思いますが」
夜道を行く二人の剣士は月の明かりに照らされながら、昼の件について論じていた。
沖田は一部始終を見届けており、組内から維新派が出れば摘み取るほかないという局長の意志に反することなく行動をとった彼は立派である。
だがそれ以降の行動については礼を重んじる武士としては少々、遺憾なるものを感じ得ない。
1021 ◆hkWEheyZEU :2005/03/30(水) 22:57:11 ID:1ILf0kia0
「そうであったな、私も少々行き過ぎた。自分の隊から反府者が出ようとは思いもしなかった故、
いくぶんの動揺もあった。以後、気を向けるとしよう」
いくら鉄の意志を持つ堅牢な剣豪でも心は揺らぐ。この時代に生まれてきたからにはやむ得ないとはいえ、
部下を切り捨てるのはどんなに辛きことであろう。
自分より長き歳月を生きてきた谷さんはどのような人生観を持ち、そしてこれから歩んでゆくのだろう。
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 22:58:15 ID:HaEnlYSo0
おもすろいwwwwwwww
1041 ◆hkWEheyZEU :2005/03/30(水) 23:09:32 ID:1ILf0kia0
「そうそう、いよいよ本格的に維新派との対角が増す様相ですよ。
この前の池田屋襲撃で相当の幹部を落としましたからね。
もうすぐ我々も土方さんたちに次ぎ、東帰せねばならないでしょう。
幕府軍は新撰組の力を必要としています、今であれ京を離れ江戸へ向かうでしょう」
谷は何か考えにふける様子で沖田の先を行く。吹く夜風が心地よい。
この風はもうずっと太古の時代より吹き続け、そしてここよりまた、
この先のまだ見ぬ世へと吹きぬけてゆくのだろう。
1051 ◆hkWEheyZEU :2005/03/30(水) 23:11:38 ID:1ILf0kia0
「総司よ、主の腕はこの谷も非にかっているぞ。
だが等しく疾患している病のことも知っている。無理せぬようにな」
そういえば最近になり身体の調子がいいな。
医者様には不治と告げられたがこれであればもう少し長く、時代の礎となれそうだ。
自分はまだ死ぬわけには行かない。
「ええ、お気遣い感謝します」
1061 ◆hkWEheyZEU :2005/03/30(水) 23:15:19 ID:1ILf0kia0
今日はここまでにするぜ。今週中には江戸編は終わらせる予定だ。
にしても俺一人は寂しいな、まあ俺はいつまでも待っているぜ!
纏さんが帰星したらこれ載せてもらおうかな。どうせなら後世に残したいしな
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 23:16:03 ID:HaEnlYSo0
ワロスwwwwwwwwwwww
>>1夢見すぎwwwwwwwwwwwww
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 23:28:43 ID:HaEnlYSo0
>>1いなくなったのかwwwwwwwwww
保守代わりに俺が小説書いてみるwwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwww
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 23:30:13 ID:BbQE749+0
>>108
お前が書き終わったら俺も書いてみるwwwwwwww
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 23:32:19 ID:HaEnlYSo0
>>109
テラワロスwwwwwwwwwww
お前もやるのかよwwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwwww
タイトル今思いついたけど「淫魔」にするwwwwwwwwwww
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 23:33:49 ID:v7mZCDGa0
>>110
に超期待age
1121 ◆hkWEheyZEU :2005/03/30(水) 23:35:04 ID:1ILf0kia0
おうおう、どんどん書きやがれ!!書けば書くほどうまくなっていく気がするぜ。
できれば最低三作品進行がいいな。あと読みやすいようにトリップはつけろよな!
あとは煽りも歓迎だぜ、誉だけじゃあ作者が伸びないからな。書く奴も精神的に
強くなることが作家への第一歩だってことを忘れんなよな!!
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 23:37:18 ID:HaEnlYSo0
「淫魔」

ある日、淫魔がおれの傍からいなくなった。
おれと淫魔は恋人同士である。淫魔がおれの前に現れてから、数週間のものあいだ、
おれは淫魔を愛したが、淫魔はおれを愛してくれたかどうかは分からなかった。
淫魔は、おれの前から理由も言わずに消えてしまったからだ。
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 23:41:29 ID:HaEnlYSo0
うはwwwwwwwwトリップハズカシスwwwwwwwwwwww
出来るだけ早めに終えるwwwwwwwwwwww

淫魔はおれに惚れたと言って、家で風呂に入ってゆっくりとくつろいでいたおれの目の前に突然現れた。
それが淫魔との出会い。おれはその時の淫魔の姿を見、心がときめくのを覚えた。淫魔はまことに美しかった。
その時の淫魔は豊かな裸体をさらけ出していた。おれもまた裸であった。それならば、とおれは言い、
淫魔を愛する事を永遠に誓ったのだ。そしてその日から淫魔はおれの部屋に居着くことになった。
淫魔はおれの容姿を気にしなかった。淫魔は美しかったが、おれは醜かった。
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 23:45:02 ID:HaEnlYSo0
薄暗い部屋で、おれは酒を飲みつづけている。淫魔がいなくなってからもう三日。
このやるせない気持ちを、心の奥底に無理やり押し込む為に、おれは酒を飲みつづけた。
淫魔に会いたい。
おれと淫魔は一線を踏み越えた関係を作らなかったが、おれには淫魔が居てくれるだけでいいのだ。
淫魔がおれの部屋の扉をノックし、扉を開くと、淫魔がまことに淫魔らしい笑顔を浮かべてそこに立っている、
その光景を思い浮かべながら、おれは失意の日々を過ごしつづけた。
淫魔はどうしているだろうか。唯一おれを受け入れてくれた淫魔は。
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 23:48:09 ID:HaEnlYSo0
それから数週間後、やっと淫魔が現れた。それは本当に淫魔であった。
おれは笑みを浮かべて、おれの部屋で、いつものどこかひねくれた感じの表情をしている淫魔を眺めた。
淫魔はそこにいた。そして淫魔もまたおれを見つめていた。
淫魔、おれはおまえに会いたかった。おれは淫魔にそう言った。
淫魔は目を丸くして、そしてこくりと頷いた。淫魔もおれに会いたがっていたというのだ。
なら、なぜおれの前からいなくなった。
そう言うと、淫魔は涙を浮かべ、おれを殺したくなかったからと言うのだ。
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 23:50:18 ID:HaEnlYSo0
おれはびっくりして淫魔を見つめる。淫魔は言う。
わたしは淫魔、あなたは人間。淫魔は人間を性欲の虜にさせて最終的にはその人間の魂の抜くのが淫魔の勤め。だけどわたしあなたを殺したくない。だからあなたの傍から離れたの。
おれはますますびっくりした。だけど、と淫魔は言う。
だけどあなたに会いたくなって会いたくなって仕方がなくなったから戻ってきたの。
見ると、淫魔はうっすらと涙を浮かべている。
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 23:53:09 ID:HaEnlYSo0
おれはそんな淫魔に今まで以上の何倍もの愛おしさを感じ、淫魔をきつく抱きしめた。
なんということだろう! おれはこの悪魔が心底好きになってしまったのだ!
あダメよと淫魔がうろたえた様子で言う。
え何でだい、とおれが淫魔から身を離してそう言おうとした瞬間、
淫魔の口がおれの口に近づいてきて、それが触れ合うと淫魔は舌を入れてきた。
119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/30(水) 23:59:17 ID:1ILf0kia0
微エロ系かな?まあ俺はエロ系や恋愛系は苦手だからあえて批評はしないが、
何事も完結させることが大事だ、頑張れよな。
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 00:01:54 ID:Dkm7fp9v0
やった! おれの恋が淫魔に届いたのだ!
おれは喜び、キスをしたまま淫魔の顔をうかがったが、どうも淫魔の様子がおかしい。
淫魔は汚らわしいものを見るかのようにおれを見て、せせら笑うのだった。
ばかな男、と淫魔は唇を離し、おれの耳元で囁いた。
その瞬間、おれの背筋がぞくりと震え、ああしまったという感情がおれの心を覆った。
こいつは淫魔だった。人間ではないのだ。出会った瞬間から淫魔はおれの、たぶん、
おれの魂を狙っていたのだ。純粋無垢な男、つまりはおれの、おれの童貞の魂を。
121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 00:09:22 ID:Dkm7fp9v0
意識が遠のく寸前、最後に淫魔の顔を見た。
淫魔は冷淡な目でおれを見下ろしている。そんな淫魔は、どうしようもないほどに美しかった。
おれは、たぶん幸せだったのだ。死の間際にこんな美女に見送られるとは
めったにないシチェーションではあるまいか。それに、こうでも思わなければ死にきれない。
淫魔と過ごした数週間を追想しつつ、おれは死がゆっくりと近付くのを感じるのだった。
122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 00:11:54 ID:Dkm7fp9v0
やっとオワタwwwwwwwwwwwww
長すぎてマジごめんwwwwwっうぇwwwww
123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 00:21:07 ID:xtz5loVE0
お疲れ。はまれば長さなんて感じないと思うよ、読者は。
それにしても執筆早いね。これからもどんどん作品書こうぜ!
124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 00:22:50 ID:IFxItB1V0
正直、話の流れがよくわかんないんだけど
125109:2005/03/31(木) 00:24:58 ID:QztrVePW0
>>108
GJ!おもしろかったよwwww

次は俺の番なんだが大雑把にしか話し考えてないwwwっうぇwww
遅い進行になると思うけど付き合ってwww
126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 00:28:13 ID:Dkm7fp9v0
>>123
お前>>1かwwwwwwお前のレベルにはとても及ばないwwwwwwwwww

>>124
うはwwwwwww俺クオリティヒクスマジゴメンっうぇwwwwwwww

>>125
頑張ってくれwwwwwwwwwVIPで書くのはマジ緊張するwwwwwwww
127109:2005/03/31(木) 00:35:16 ID:QztrVePW0
 男が本を読みながら岩に寄りかかっている、
数歩行った所には崖が見えた。

「あのー、やっぱりあれ犯人達のアジトみたいです」
本を読んでいる男に声が掛けられた、女の声だ。

 男が顔を見上げると女が崖の先からこちらを見ていた。
片手には棒状の望遠鏡が握られている、よくある縮小できるもの。

「銃をもって家の周りを徘徊しているってのはどう考えても怪しいですよね。・・・しかも三人」
男が本をポケットにしまいながら崖に近づき女の言った事を確認する。
128109:2005/03/31(木) 00:42:52 ID:QztrVePW0
「・・・どうやらあっていたようだな、行くか」
男はそう呟き崖から降り始めた、女もその言葉に頷き男について行く。

   ─────────

「さて、どうするかな」
二人は犯人達のアジトと思われる建物の近くに来た。
 大きさは結構ある、そこら辺の一軒家よりはデカイ。
ここら一体は森なので草などで隠したりや緑に塗装したりなどカモフラージュが施されている

 もしここら辺にあると分かっていなかったら気付かなかっただろう、そう思えるほど上手く出来ていた
「今回の目的は?言ってみろ」
男が女に尋ねる。

「一般人のお偉いさんを救出する・・・です。生死は問わない」
女がすらすらと答える
129109:2005/03/31(木) 00:51:10 ID:QztrVePW0
「その通り、一般人の代わりなんて幾らでもいるからな。しかし見捨てるわけにもいかねぇ」
男はそう吐き捨てながら建物を観察する。

 ──見張りと思しきものが三人、全員銃を所持してるな。
生死は問わないんだ、久しぶりに暴れるか・・・男はニヤニヤしつつ銃を取り出す。
    エース
「おい、A。今日はとことん暴れるぞ。全てを破壊し尽くせ」
男は嬉しそうに喋る。
         ジャック         
「分かりましたよJ、暴れるとしましょう!」
女─Aも嬉しそうに応えた

「さあ、楽しいパーティーの始まりだ!!」




一旦止めます
俺打つの遅くてごめんwwwwww
130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 00:54:18 ID:xtz5loVE0
こういう系は好きだぜ。読ませてもらう。
もうすぐテレ東だな?
131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 01:00:03 ID:Dkm7fp9v0
>>109
期待age
テレ東見てるのかお前らwwwwwwwww
132109:2005/03/31(木) 01:02:01 ID:QztrVePW0
>>130-131
本当は純粋に休憩したかったから止めたんだけど
見るわwwwww
133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 01:02:54 ID:Dkm7fp9v0
>>132
うはwwwwwww書けってお前wwwwwwwwwwww
134109:2005/03/31(木) 01:05:17 ID:QztrVePW0
>>133
じゃあ見ながらちんたら書くwww
うはwwwwwさらにスローペースwwww
135109:2005/03/31(木) 01:21:29 ID:QztrVePW0
 ザッザッザッザッ

Jが建物に歩いて近づいて行く、見張りの者達がこちらに気付いたようで身を隠した
「今更遅いんだよ、アホ共が」

 殆ど口を動かさずに呟く、見張り達が迷彩服で体を包んでいて普通なら分からない。
しかし今は場所を把握している。よほどのことがない限り見失うことはない
「ヘイ、アホで間抜けな一般人ちゃん、俺等の国を敵にするなんて本当に馬鹿だね」

 もっとも下っ端達に言っても分からないだろうが・・・
こいつ等は俺等のお偉いさんを何で誘拐したか、理由すら教えてもらってないだろう。

 パン、パン、パン。
急に声を掛けられ、動揺した見張り達に向けて規則正しく銃声が三つ鳴った。
136以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 01:30:10 ID:xtz5loVE0
国家間戦争系か??期待だがもう寝るので明日読ませてもらうぜ。
また明日書くからよろしくな、109も渋谷に負けないように頑張れyo
137109:2005/03/31(木) 01:30:38 ID:QztrVePW0
いつのまにかJの手には銃が握られ、その先からは硝煙が出ていた。

 ドサッ、ドサッ、ドサッ。
同じように規則正しく三つの死体が出来上がる。

「いっちょあがり、A出てきていいぞ」
わかりましたーと間延びした声が返ってき、Aが出てきた。

 バンッ!!
同じくして建物の扉が開かれる。Aはそれに反応し銃を打ち込んだ。
 ドンッ!
弾丸が建物から出てきた犯人達に当たると『爆発した』

「さーて、突撃だ。・・・目的を(要人の確保)から(犯人達を皆殺し)に変えるか。」
138109:2005/03/31(木) 01:38:45 ID:QztrVePW0
 JとAが建物内に足を踏み入れた、騒がしい音がする。
先程の銃声と爆発音に警戒し始めたのであろう

 ────

 二人は室内で銃撃戦を繰り広げていた。予想以上に数が多い、やばくなったら『能力』を使うか・・・
横を見るとAが子瓶を取り出していた、中には火薬のような物が詰まっている。

 Aが投げる方向も確かめずに敵に向けて放り投げた。
慌てて俺は耳を閉める。次の瞬間、爆発音が鳴り響いた。
「お前何度も言ってるけど使うときは「使う」って言ってくれよ、鼓膜が破れちまう」

 Jが少し責めるようにAに注意する。
「どうせすぐ治るからいいじゃないですか。」
139109:2005/03/31(木) 01:46:56 ID:QztrVePW0
 Aがまだしぶとく生き残っていた犯人達に銃声を響かせながら応える。
「そうだけd──」
 J反論を始めようとしたその時、頭に穴があいていた。そう、銃で撃たれたかのように。

「ヒィヤッホウウウウウウウ!!殺してやったぜッ!戦場でのほほんと会話なんかしてるからだ!次は女、お前だッ!」
Jの頭に穴を開けた敵の視線がAに向いた瞬間──

パンッ。
敵の腕が銃で撃ちぬかれた。
 女はこっちを向いていなかったのに何故だッ!
そう思っていると声を掛けられた。

「ちょっと吃驚したよ、裏から回り込んでくるなんてな。」
140109:2005/03/31(木) 01:55:47 ID:QztrVePW0
 声の正体はJ。 何故だ?確かに殺したはずだッ! 敵が叫んでいる。
「冥土の土産に教えて──やらねーよ」

パンッ。
敵の頭を撃ち抜いた。再び横を向くとAがだらーっとしている。
「もう全部死んだか?」
Jが尋ねた、いつの間にか銃声は止んでいる。

「ここにいたのは全部殺しましたよ。
 後はお偉いさんと一緒に立て篭もっている奴等だけでしょうね」
Jはそれを聞くと立ち上がり奥に進み始めた。

「まったく、少しは休ませてくださいよ。」
Jは後ろから聞こえた声を無視して進んだ。


今回はこれで終わりww次回はちょっと強い奴と戦わせるつもり予定
>>136
実はあんまり決めてないwwwwww多分そうなると思うよwwwありがとうw
141以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 02:03:33 ID:Dkm7fp9v0
ヤバスwwwww落ちそうwwwwww保守
>>109なんかジョジョっぽいな。Jはスタンド使いか?
142109:2005/03/31(木) 02:08:27 ID:QztrVePW0
>>141
一応JOJO系漫画にしようと思ってるwwwww
でも像はないよwwww週刊少年VIPの5号に世界観書いたものですwww
143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 02:41:22 ID:QztrVePW0
寝る前に保守
落ちませんように
144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 03:48:15 ID:IFxItB1V0
ほす
俺も近いうちに晒すわ
外野からぐだぐだ言ってるだけってのもなんか悪いし
145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 06:21:22 ID:7nJ3fCN2O
保守
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 09:52:18 ID:Fw3arREi0
jyu
147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 11:17:02 ID:7nJ3fCN2O
保守だ
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 11:29:30 ID:Dkm7fp9v0
うはwwwwwまだ残ってたのかwwwwww
ホシュ
149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 12:34:21 ID:IFxItB1V0
     ,;i|||||||||||||||||||||||||||||||ii;、         _/
     /||||||||||||||||||||||||||||||||||||||ii;、        \
  / ̄ ̄\||||||||||||||||||||||||||||||||||||ii;゙ヽ,      /
'" ̄ヽ     ヽ!!||||||||||||||||  ||||||||||!!"ヘ     <  ロマンティックageるよ
ヽ          ゙!!!||||||||||||  |||||||!!   iヽ── /
|||l            ゙゙ヽ、ll,,‐''''""     | ヽ|||||||||ロマンティックageるよ
|||l     ____   ゙l   __   \|||||||||  
||!'    /ヽ、     o゙>┴<"o   /\   |'" ̄| ホントの勇気 見せてくれたら
\  /  |ミミヽ──‐'"ノ≡- ゙'──''彡| |、 |   |
   ̄|    |ミミミ/" ̄ 、,,/|l ̄"'''ヽ彡|| |、/   / ロマンティックageるよ
 ヽ、l|    |ミミミ|  |、────フヽ |彡l| |/  /_
  \/|l    |ミミミ| \_/ ̄ ̄フ_/  |彡|l/    ̄/ ロマンティックageるよ
  \ ノ   l|ミミミ|  \二二、_/  |彡|      フ  
    ̄\  l|ミミミ|    ̄ ̄ ̄  |メ/       \トキメク胸に キラキラ光った
    | \ ヽ\ミヽ    ̄ ̄"'  |/        /
    /  \ヽ、ヾ''''ヽ、_____//       /_夢をageるよ
  /  ヽ ゙ヽ─、──────'/|         ̄/
. /       ゙\ \     / / \__
   ───'''" ̄ ̄ ゙゙̄ヽ、__,,/,-'''" ̄   ゙''─
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 12:46:12 ID:Dkm7fp9v0
早く小説晒せよwwwwwwwwっうぇwwwwwwww
151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 12:57:48 ID:IFxItB1V0
今書いてる。できたらうpするわ
戦闘シーンはぜんぜんなくてジャンプ漫画の原作にはなりそうもないけどいいか?
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 13:11:35 ID:Dkm7fp9v0
スレタイが漫画の原作小説だから絵師の人が漫画化しやすそうなものならいいんじゃね。
153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 13:39:41 ID:KbaS4vRlO
みんな期待して待ってるwwwwwww
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 13:45:52 ID:IFxItB1V0
ちっとも進まないww明日になるかもwwゴメスww
155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 13:50:24 ID:Dkm7fp9v0
マジかwwwwwwwwwww
というかこのスレに降臨する絵師の人はいるのか?
156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 14:01:42 ID:Fw3arREi0
読んでいるけれど、読みづらいのはしんどいぽ

>>109
擬音の使い方とかに
リアル鬼ごっこクオリティを思い出した
157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 15:55:28 ID:KbaS4vRlO
保守
158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 17:16:20 ID:7nJ3fCN2O
保守しますね。だんだん活気づいてきたなあ
159109:2005/03/31(木) 17:17:49 ID:1XGk7RH40
>>156
あれは適当なんでどんどん変えてくれwwwwwww
どうでもいいが俺が今起きた件について
160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 17:21:52 ID:6J0uxjLO0
週刊文藝VIP誕生かww
161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 17:43:05 ID:Dkm7fp9v0
絵師>>156に期待age
162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 17:55:04 ID:mUkwUWuZ0
うはwww俺も書いてるwwwwwww
でも長えwwwwwww
163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 17:59:02 ID:IFxItB1V0
>>162
うp
164以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 18:20:06 ID:mUkwUWuZ0
書きおわんねwww描写クドスwwwwwwwwwww
165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 19:27:51 ID:Fw3arREi0
>>161
あまりウマーくないよ >絵
特に背景はへぼすw
あと読みにくいのは正直きついかも
場面や状況描写がシンプルなのも読みたいと思う自分ガ゙イル


たとえば
>>1の文をなるたけ残しながら変えるなら

 夜風が広々とした地を吹き抜ける。
 田園には月の光が注ぎ込み、金色のいろどりを与えている。

 時代は弥生、カリスマ・女王卑弥呼が君臨した時代。
 現在もさまざまな謎を残す神話的時代である。
 物語はここより始まる。


こんな風かな?
1661 ◆hkWEheyZEU :2005/03/31(木) 19:49:13 ID:xtz5loVE0
今日も深夜のジパングを生きる糧に頑張るぜ。
もし執筆が被るようならトリ頼むぜ、読者のためにもな!!
109、なかなかいいんじゃない?まだ導入部分でわけわからないがな。
ぼちぼち絵師の方々が見え始めたかな?期待しているぜ
1671 ◆hkWEheyZEU :2005/03/31(木) 19:50:57 ID:xtz5loVE0
 「時空座標W55に “四次元自由航行艦” の航路と思われるエネルギーの流れを捉えました。
西暦、座標よりジパングのエドという時代と思われます。キャップ、奴は東洋の神秘に興味があるようですね」
極力シンプルにしたかったという発明家の意志を尊重した“レイヴ”のデザインは、
外から見ればソファーシートが浮いているようにしか見えない奇怪なものである。
その外装は重力などの科学的な要素力に耐えるべく、あらゆる物の反物質が含まれている。
引力・重力・揚力などの力学的作用から解放された“レイヴ”は、
光を透射、反射、段射する特殊な材質でコーティングされており外部からの発見を、極めて困難にする。
その姿をカメレオンのように臨機応変に対応させ、時間航行法規に添って任務を行う。
168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 20:02:39 ID:R8whgLM/0
4文字で読む気を無くす小説というのも凄い
1691 ◆hkWEheyZEU :2005/03/31(木) 20:11:17 ID:xtz5loVE0
「SUSHIという食べ物があるがあれはひどいものです。神秘と言うよりは奇天烈な料理ですよ。
まあ、もともと奴は頭がいかれてますからね。いっそのこと、このままこの国に居ついてくれればいいんですがね」
艦内には三人の人間がいる。通常、航行する艦は二人か三人から構成され、任務の危険度により乗員する人間の階級が変わってくる。
今回“レイヴ”の任務は危険度Aとされ、二人のベテランエージェントに新人エージェントで構成される。
ベテランエージェント二人の乗艦は非常に稀であり、今までペアでしか行動したことのない新人エージェント・テスはやや緊張していた。
それでも慣れた手つきで操縦桿を握りながら安全に上司を時間旅行に導いている。
1701 ◆hkWEheyZEU :2005/03/31(木) 20:26:25 ID:xtz5loVE0
「テス、エドで違和感なく存在できるものをサーチし外殻映像システムに送って。
あと美味しい食べ物のデータも併せて探しておいて。私もSUSHIは遠慮したいわ」
ただうなずくだけで特に指示も出さないキャプテンに代わり指揮を取るのは、
若くして副官クラスまで昇進したキャリアエージェント・エスミ。
女性ながら順調に出世道をゆくキャリアウィーメンである。元OLという経歴を持つ。
1711 ◆hkWEheyZEU :2005/03/31(木) 20:38:00 ID:xtz5loVE0
「でも自分、タマゴだけは好きですよ。あれ何て魚なんでしょうね、全然生臭くないしまるで人工的に甘さをつけたような味。
まったく、トロやウニなんかより全然いけますって、タマゴはSUSHIの中でも一線を画しますよ」
コントロールパネルを操作しながらテスはSUSHIについて熱く語る。
エスミは興味なくジパングについてのデータベースから服装に関しての項を検索し、閲覧している。
服装だけは彼女がコーディネイトし“時代のファッションリーダー・ドンパッチ”に発注をかける。
1721 ◆hkWEheyZEU :2005/03/31(木) 20:51:51 ID:xtz5loVE0
「やっぱりジパングといえば着物ね。この間の中世時代の甲冑より全然かわいいわ。
あんな重いものもう勘弁して欲しいわ」
この任務の最初の頃はテスが衣装発注も手がけていたが、残念なことに彼にはセンスがなかった。
四ヶ月前の中世におけるドレスではなく甲冑という防御力重視のチョイス、
六ヶ月前の近代アメリカにおける海軍制服ではなく海辺の人の普段着という水着的な街中での不自然さ、極めつけは人類誕生初頭におけるトップレスの衣装。
彼女はまだ自我が確立しきれていない原始人相手であれば、普段着で構わないだろうという主張をしたが
上は時空航行法規に準ぜよという指示から仕方なく、それを着ながら三週間を過ごした。以後テスは衣装発注から外された。
173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 21:00:30 ID:Oi1ifGzt0
>キャリアウィーメン
エスミという名の集合体なのか?
1741 ◆hkWEheyZEU :2005/03/31(木) 21:02:37 ID:xtz5loVE0
「一応、携帯データ端末“ポータくん”にエドに関する情報を転送しておきますね。
これならいつでもおいしい店を探せますよ」
データベースを転送モードを残し閉じると、操縦桿をセミオートからマニュアルミッションに切り替えた。
外殻映像システムも順調に立ち上がりトラブルゼロのまま“レイヴ”は時間流を離脱する準備に入った。
西暦は1867年を指している。歴史の変り目、奴はそこに必ず現れる。
「特に異常なーし。レイヴ、これより三次元空間へと航行転換します。
シートベルトを着用の上、シートにて待機ください」
1751 ◆hkWEheyZEU :2005/03/31(木) 21:04:55 ID:xtz5loVE0
よし、区切りのところで休憩と。
キャリアウィーメンとはキャリアウーマンを少し調子に乗って発音をビューティフルに
してみたんだが意味が違ってくるのか?まあ気にしないでくれよな。俺イングリッシュ
はまるでナッシングなんだ。
176以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 21:09:11 ID:Oi1ifGzt0
 単   複
woman-women
ずれてるとかどうでもいい
まあウィーメンっちゅーのは複数形なんじゃよ。たぶん
177109:2005/03/31(木) 22:03:03 ID:1XGk7RH40
保守
少し経ったら始めます
178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 22:13:22 ID:wDnGDgEg0
「ねぇ」「もしモナーの作者というのが本当にいて、実在するんだとしたら」
「その人は、モナーをこの世に生み出したことがその人の人生で最大の功績だと思うの。
ううん、もっと言えばその人はモナーを生み出すためにこの世に生を受けたのかもしれない。
そういう人は人生のうちで他にもたくさんのものを遺すのかもしれないけど、
やっぱりモナーの発明は飛びぬけてすごいものだと思うし、私はモナーを作った人は
そのときが唯一の、人生で一度っきりの"世界を決定的に改変することになった瞬間"だと思うのよね。」

「こういう可能性も考えられる」
と、僕は面白おかしく燃料を注いでみるテスト。
「実はモナーを作ったのは神様なんだ。神様は時々下界の人間達に、いや神様自身も下界の人間を
扮しているのかもしれないけど、何か新しい発見とかのエッセンスを、人間界に持ち込んでくるんだ。
そうやって世界を自分の思うがままに味付けしてしまう」

「なるほどね」
と、彼女は頷いた。うむ、我ながら高等な釣りだ。
「それなら、ひろゆきは神様の下僕かもしれないわね。なにせ2ちゃんねるを作った張本人なんだから。
でも、たぶん神様本人じゃないわ。だって私が神様の仮の姿だったら、絶対にメディアに露出したりはしないもの。
あくまで地味に人間界を観察するわね」
妄想ひろがりんぐ。ちょっと燃料を注いだだけでこの燃えっぷり。
これだから電波ヲチはやめられない。
179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 22:34:42 ID:xtz5loVE0
 そこには顔に白布をふせられた静かに横たわる伊東甲子太郎の姿があった。
伊東甲子太郎……新撰組参謀でありながら油小路木津屋橋で賊の襲撃を受け討ち死にとあいなった。
この先生き残ってゆくのは腕に確かなものを持つ者のみである。
居合わせた土方、沖田その他はその現実をかみ締めつつあった。
江戸は今、どうなっているのであろうか。

109、期待してるぜ。
180109:2005/03/31(木) 22:37:02 ID:1XGk7RH40
じゃあ始めます
気に入らない所あったらどんどん変えてくださいwww
名前とかも変えていいよwwwwww
181109:2005/03/31(木) 22:47:53 ID:1XGk7RH40
 Jは虱潰しに部屋を調べていた、Aは先程の部屋で休んだままだ。
「一階、二階にはいないな・・・次の階で最後か」
この建物は外から見た限り三階建てだ。

 Jは階段を上りきった、目の前には扉がある。
「いかにも、って感じだな。」
Jは扉を蹴飛ばし部屋に入った。

「正義の味方が只今さんじょー、人質さんはもう死んじまったかな?」
やる気のない声が部屋に響く。
 部屋の中には椅子に座らされ、縛られた男とその隣に佇んでいる男がいた。
隣にいる男が口を開く。

「乱暴な人ですねぇ、人質さんはまだ生きていますよ。」
1821 ◆hkWEheyZEU :2005/03/31(木) 22:48:58 ID:xtz5loVE0
「幕府軍は勢力を落としつつある。時間と共に人は流れ始めてゆく、我々はこれよりいかなる行為を処すべきか」
幕府軍は未だに交戦を続くべく人を募ってはいるが、国政は朝廷へと移行しつつある。
人々も徐々に維新派の方へと心変わりゆきなる。徳川時代の終焉は近い。
「局長は何処へ。いくら我らとはいえ、個々による討伐行動はもう危険になることでしょう。
時は一刻を争う、手早に局長と齋藤さんたちと合流するべきと思います。
徳川将軍はいかなる命を下すか知り得ぬ処ですが場は終局面を迎えつつあります」
1831 ◆hkWEheyZEU :2005/03/31(木) 22:56:25 ID:xtz5loVE0
居合わせた永倉の問いに答えたのは病状を悪化させつつある沖田。
その命ももう永らえることもできまい。せめてこの世の行く末のみぞ見届けたい、
そう心で思う沖田は焦りからか、あるいは冷静に見てか、土方や永倉には知り得ぬ処の意見を差し出した。
松原忠司、井上源三郎、谷三十郎を既に失った手練の剣客集団は衰退の一途であった。
末期の人間の姿の如く。
184109:2005/03/31(木) 23:00:41 ID:1XGk7RH40
 どうやらこの男はそこら辺の雑魚とは違うみたいだ
「フーン、まあそんなことはどうでもいいんだ。死んでくれや」
言い終えると同時に銃を発砲する。

「・・・・へぇ、あんた能力者か。」
男の手には風変わりな剣と盾が握られていた。
 先程の弾は盾に阻まれた、というか盾に埋まっている。

「おやおや、この人が死んでもいいんですか?」
そう言って剣を男の首にあてる、まるで水のような剣と盾だ。
 
「ああ、別にいいな。それよりお前が能力者って事に吃驚だ」
人質の男が唸っている。(猿轡をされてる)
 涙も浮かべている。
185109:2005/03/31(木) 23:01:54 ID:1XGk7RH40
すいませんちょっと止めます。
妹がPC使わせろと言ってきたのでwww

戦闘シーン頑張らなきゃな・・・
1861 ◆hkWEheyZEU :2005/03/31(木) 23:03:41 ID:xtz5loVE0
「今私たちにできることは、将軍をお守りすべくお傍に参ることである。目指すは江戸のみぞ」
皆がうなずいた所へ扉が開いた。静かにその目を走らせ伊東の死とそれぞれの状況を把握したその男は、
中に入り込み副長に新撰組復帰を告げた。敵方スパイ、今こそ力を帰すべきところへ。
「よくぞ戻った、斎藤。もう我らに後ろはない、お前は総司全盛なき今の組に必要な男、行く先はただ一つ」
新撰組三番隊隊長・斎藤一、組へ復帰とする。
1871 ◆hkWEheyZEU :2005/03/31(木) 23:04:26 ID:xtz5loVE0
よっしゃ、俺もちょっと食事に。あ、ここで区切りね。
188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 23:06:34 ID:IFxItB1V0
>>185妹うp
書くのは一人ずつの方がいいと思う
二人同時に書かれるとかなり読みづらい
1891 ◆hkWEheyZEU :2005/03/31(木) 23:08:36 ID:xtz5loVE0
そうか、じゃあ俺は今日はここまでにするぜ。109の作品読みたいしな。
このスレの1は仲間の為にクールに去るぜ・・・・
190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 23:09:52 ID:mUkwUWuZ0
ふと気付くと馬鹿みたいに長いの出来てた。
しかも途中で漫画の原作ってこと忘れてただのラノベになってる。
貼るの面倒だけど、ただ消すと単なる時間の無駄になるので一応うpだけしとく
ttp://www.uplo.net/souko/vip425.txt

趣味丸出しでキモイけど引かないでwwwwww
191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/31(木) 23:28:01 ID:Dkm7fp9v0
>>190
うはwwwwwwwwwwww林檎モエスwwwwwwwwwwwwwww
これが今までので一番漫画化しやすいと思う。
192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:皇紀2665/04/01(金) 00:18:22 ID:7gyO1Cli0
>>1続き書かないと落ちるぞ
193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:皇紀2665/04/01(金) 00:19:22 ID:7gyO1Cli0
うはwwwwwwwwwwwwww凄いバグがきたwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:皇紀2665/04/01(金) 00:19:43 ID:hnbN7NLX0
今は>>109書いてないから>>1は存分に書けばいいと思う
195以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:皇紀2665/04/01(金) 00:21:31 ID:7gyO1Cli0
バグと思ったらこれエイプリルフールネタなんだな。
196以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:皇紀2665/04/01(金) 00:22:50 ID:Smv5Cbe40
漫画原作者ってあんま金もらえねーらしいね。
うちの会社、週刊誌の漫画の原作を書いてる人がいるけど
金になんねーからっつって普通にリーマンしてる。
197109:皇紀2665/04/01(金) 00:37:12 ID:LnA7OuXh0
スマンやっと返してもらった
今から書き始めます
198以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:皇紀2665/04/01(金) 00:40:46 ID:kOo6uRU90
お、頼むぜ。俺をジパングまで導いてくれ。
199109:皇紀2665/04/01(金) 00:46:56 ID:LnA7OuXh0
「そいつ五月蝿いからどっかにどかしてくれよ」
Jが言う。酷い奴だ

「・・・まあいいですよ。」
男が言うと手にした剣が動き初め、椅子を持ち上げて隅に移動させた。
 人質は騒いでいたが一応静かになった。
「お前の能力は便利だな、欲しいくらいだ」

「・・・あんたさぁ、その口振りからして能力持ってるのか?お前の能力『は』って言ったし。」
男が尋ねる。
「さあどうだろうね、いいから死んでくれよ」 (やべっ)
200109:皇紀2665/04/01(金) 00:47:18 ID:LnA7OuXh0
「そいつ五月蝿いからどっかにどかしてくれよ」
Jが言う。酷い奴だ

「・・・まあいいですよ。」
男が言うと手にした剣が動き初め、椅子を持ち上げて隅に移動させた。
 人質は騒いでいたが一応静かになった。
「お前の能力は便利だな、欲しいくらいだ」

「・・・あんたさぁ、その口振りからして能力持ってるのか?お前の能力『は』って言ったし。」
男が尋ねる。
「さあどうだろうね、いいから死んでくれよ」 (やべっ)
201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:皇紀2665/04/01(金) 00:53:17 ID:h05T5PNa0
>>190
読みやすくてイイね
描かれやすいのではないだろうか
202109:皇紀2665/04/01(金) 00:54:34 ID:LnA7OuXh0
 銃を構え撃つ、だか全て盾に阻まれた。
「無理無理、そんな物じゃ通用しないよ。あんたも能力使いな!」
相手が剣を振った。距離はあるが伸びたので横に避ける。

「剣というより鞭だな、おまけに銃は効かない。どうすっか」
Jは続く攻撃を避けながら銃を撃つ。
「だから無理なんだよ!このアホが!」

 男は笑っている、キャラ変わってるぞ。
「───ッ!!」
違う方向から攻撃の気配がしたので盾で防ぐ。だが─
203109:皇紀2665/04/01(金) 01:01:34 ID:LnA7OuXh0
──爆発した。
「何だ!え?能力か!?」
男はうろたえている、盾が吹っ飛んでしまった。
 攻撃があったほうに視線を向けると女が銃を構えていた。

 続けて発砲する女、男は盾が無くなったので必死に避ける
外れた弾が壁に当たると同じく爆発した
「A、やっと来たか。おせーよ」

「貴方が休憩の時間取らなかったからでしょうが」
Aは怒ったように言いながら発砲を続けた。
204109:皇紀2665/04/01(金) 01:12:25 ID:LnA7OuXh0
「クソが、このままやられてたまるかッ!」
男が剣で反撃を始める、だが距離が遠すぎ簡単に避けられた。
「ならこうするまでよッ!」
そう言うと剣が三叉に変化する。

 (へぇ、どんな形にも変化できるのか。本当に便利だ)
傍観者に成り下がってしまったJが思った。
 (だとしたらあいつにはちょっとキツイか・・・)
攻守一転、今度はAが避ける側になる。

「まったく、普段からスタミナ鍛えろ。って言ってるのによ」
205109:皇紀2665/04/01(金) 01:20:08 ID:LnA7OuXh0
「オラオラどうしたぁ!?さっきの勢いはよぉ!」
すっかり勢い付いた男が叫ぶ。
「・・・ちょっとやばいかな。」
必死に避けながらAが呟いた。
 所々傷を負ってしまったし、こちらが攻撃をする隙を与えてもらえない。

「・・・オイ、てめー調子に乗りすぎだよ」
突然の声に攻撃を止め、声のした方にAと男が顔だけを向けた。

「そ・・そんな馬鹿な・・・・・・お前の・・能力は・・・・」
男が震えながら喋る。その顔には『絶望』が浮かんでいる。
 一方Aは安心しきった顔を浮かべた。
206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:皇紀2665/04/01(金) 01:25:13 ID:Sz4A5bvc0
>>やっぱり我慢汁でアソぶのが楽しいよな
ここまで読んだ。

というのは冗談でスレを一通り読んだんですが。
俺も何か書こうかな・・・ストックないけど・・・。
207109:皇紀2665/04/01(金) 01:32:53 ID:LnA7OuXh0
「結構楽しかったよ、でも飽きちまった。お前にはそろそろ死んでもらおうか・・・」
Jの腕は火に包まれていた。いや、『火』その物に変わっていた。
「そ・・それは変化型だろぉ!? まさかまさか─そんなそんな─」
うわ言のように呟き始める。それほどやばい事なのだろう

「俺に殺される事を名誉に思え。後、抵抗ぐらいしろ。つまらねぇ」
Jは男に近づく。男は震えたままだったが先程の言葉に反応して剣を振るった。
「・・・ああわかったよ、黙ったまま殺されるか!!」

Jは近づいて来た剣を火と化した両腕で受け止める。
「駄目だな、弱すぎる。もっと頑張れ」
男の剣は蒸発してしまった。火の力の方が強すぎる


>>206
大歓迎だよ
俺も書きながら考えてるしwwwwこの話書き終わったらどうしようwwwwっうぇww
208109:皇紀2665/04/01(金) 01:41:57 ID:LnA7OuXh0
「チ、チクショォォォォォ!!」
消された剣を今度は両手で出し再び振るう。
「お、よくやった。いいぞお前」
Jは嬉しそうに喋る。
 ──足が切断された。

「おっと、油断しちまった。中々速いしな」
Jは動揺することなくその場に留まった。
「何やってんですかJ。そんな奴から喰らうなんて駄目ですねー」
いつの間にか戦いの場から離れたAに駄目だしされた。ふざけんな

「お前なぁ・・・」
Jが反論しようとすると──
「な、何言ってんだよお前!足が切れたんだぞ!?血が出てる・・・ない?」
男はポカーンとしている。
209109:皇紀2665/04/01(金) 01:52:13 ID:LnA7OuXh0
「ハハハ、面白いリアクションしてくれるなぁ。」
男はそんな言葉を無視して足を見つめる。
 (何故だ?何故だ?)その言葉が頭の中を駆け巡っていた。
「バランス取るのきつくなってきたしネタバレするか。」
Jが言うと足が両腕と同様に燃え始めた。

「そ・・んな・・・・」
切れた足も燃え、それが切れた部分とくっついた。
「どうだ?俺の能力も便利だろ。消費激しいから発動出来る時間少ないけど」
(そんなの無敵じゃねえかよ、発動できる時間が少ないなら俺は逃げる!)

「おいおい逃げちゃうのか?もう楽しめないようだし『死ね』。」
男の体は火に包まれた、Jに包まれたといっても良い。
 Jの体全体がすでに火と化していたのだから。
210206:皇紀2665/04/01(金) 01:59:12 ID:Sz4A5bvc0
この国における五つの重大な犯罪。

一、人を殺めること
一、姦淫をすること
一、盗みを働くこと
一、偽札を作ること

一、史実を探ること



Title:赤い月よ、知恵を与えて-Bad Moon, Give me the knowledge-

※Caution!
舞台:ルネッサンスが起こった程度の文明を持った孤島の国
視点:主人公の一人称視点。名前はまだない。「俺」。
 基本的にリアルタイムで考えながら書いているので推敲足らず。読み辛いかとは思いますがなにとぞご容赦を。
 スレの空気からすると推敲して書いたラノベはアレっぽいしな!
211109:皇紀2665/04/01(金) 01:59:52 ID:LnA7OuXh0
「ギャァァァァァァァァッァァァァ!!!!!」
男は必死に逃げようとしながら叫んでいる。
「確か一番キツイ死に方が焼死なんだっけ?」
Jは男に尋ねたが既に息絶えていた。

「おっと、もう死んだか。つまんねーな、最後に根性見せろ」
Jは元に戻りながら怒った。
「それは無理難題でしょ、自分の能力で体を包めば少しは生き長らえたかもしれませんが。」
Aが呆れたように言う。そして銃が突然手に現われた、どうやら能力のようだ。

「それで、このおっさんどうします?気絶して漏らしてますが」
人質は白目を剥いている、よほど怖かったのか股間は濡れていた。
212以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:皇紀2665/04/01(金) 02:00:04 ID:h05T5PNa0
あれ?
>>190>>109は同一人物?
213206:皇紀2665/04/01(金) 02:00:25 ID:Sz4A5bvc0
One.

「……現在の皇帝の名前を知ってるか?」
「ヨハン=クヌーブシュ四世だ。そんな事は子供でも知っている」
「では、一つ前の皇帝は」
「ヨハン=クヌーブシュ三世だ。二十歳を超える者ならば誰でも知っている」
「……それじゃあ、初代ヨハンより前の皇帝は誰だ?」
「さあな。そんな事は賢者でも知るまいよ」

 誰に聞いても、似たような答えしか帰ってこない。
 それもそのはず、初代ヨハンといえば今年で二十二歳になる俺の、曽祖父ですら知るかどうかという頃の話なのだ。
 その更に前の皇帝となれば、この国に生存している誰もが知り得ない事であるのは違いない。
「けれど……どうして、」
 国中の文献全て、ありとあらゆる書物という書物にいたるまで、完膚なきまでに全くもって―――何も書き残されていないのか。

「おい、お前まさか……歴史を知ろうとしているんじゃないだろうな」
「……」
 どうして、歴史を知る事が犯罪になるというのだろうか。
 人を殺めるのも姦淫するのも、盗みを働くのも偽札を作るのも犯罪だという事に合点はいく。
 しかし、どうしても納得がいかないのは―――歴史を綴る罪の在処。
「史実を探る事は国家の五大犯罪に指定されている大罪だぞ。知らないわけは―――」
「まさか。史実を探るなんてとんでもない。赦されざる……大罪だからな」
 軽口を叩いて、憲兵の前から立ち去る。
 やはり、歴史を知る事は出来ないのだろうか。
「(……それでも、俺は)」
 知りたい。この国の歴史を。この国の歩んできた道のりを。
 例えこの手を汚そうとも―――。
214109:皇紀2665/04/01(金) 02:08:48 ID:LnA7OuXh0
「そりゃ勿論殺す、俺の姿見たかもしれねー。口封じだ」
はいはい、と言ってAは銃口を人質に向け引き金を引いた。
 人質の頭が吹っ飛ぶ、跡形もない。
「ちょ、お前それだけだと誰が殺したかばれるだろ。」

「あ、ごめんなさい。・・・ハァ、疲れるけど全身撃ち尽くそう。」
顔を赤く染めて銃を構える、簡単な失敗をしてしまったので恥ずかしいのだろう。

 ────

「さて、任務完了。死体が消えたが適当にあしらうか」
Jは疲れきったAを肩で担ぎ部屋を後にした。
215109:皇紀2665/04/01(金) 02:11:56 ID:LnA7OuXh0
今回はこれで終わり。読んでくれた方ありがとうwww

>>212
違うよwwwww

>>206
頑張れwwwおもしろそうだwww
216109:皇紀2665/04/01(金) 02:13:28 ID:LnA7OuXh0
連投スマン
>>212俺が勘違いwwwwwハズカシwwww自w意w識w過w剰wwwwっうぇwwwww
217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:皇紀2665/04/01(金) 02:16:32 ID:7gyO1Cli0
>>206
歴史ファンタジー系統か?
おもしろそうだ。期待している。
218206:皇紀2665/04/01(金) 02:25:31 ID:Sz4A5bvc0
Two.

 この国は完全なる独立主義の下にある。
 国交は近隣の国から送られる僅かな指定貿易船のみと行われ。
 八方を海に囲まれている為に他の島からの移民も無い。
 そもそも、この国に住む人々の殆どは、この国以外の物事を知らない。
 ……勿論俺も例外ではない。
 国選科学者達の論は二つに分かれていて、この星そのものが大きな島のようなもので出来ているという論と、大きな球体で出来ているという論。
 一体何処からそんな論が出てくるのか、庶民には全く理解出来ないけれど。
 俺は、どちらかと言うと球体説の方が正しいんじゃないかと思っている。
 そうでなければ―――この広い海は何処から来て、何処へ流れていくと云うのだろうか―――。

 過去にも多くの人間が、この国の歴史を探ろうとして処罰されたと聞いてはいるが、
 一体誰が、何処まで調べ、どのように裁定され、いつ、何処で処罰されたのか。
 その記録すらも、残ってはいない。

 俺は、俺の先祖の名前すらも知らないし。
 この国がどうやって生まれたかも知らない。
 過去の出来事を記録に取る事すらも禁じられているのだから、
 この国の技術は、一向に進歩する事が無い。

 ―――間違っている。
219206:皇紀2665/04/01(金) 02:37:22 ID:Sz4A5bvc0
Three.

 俺は知っている。
 この国に訪れた他国の使者が、この国の五つ目の大罪―――史実を記す罪―――を聞いた時、ひどく驚いていた事を。
 「そのような法は未だかつて聞いたことが無い」と、使者は言った。
 つまり、俺達にとっては普遍の法が、実のところ、他国の常識からは大きく逸脱しているという事を。

 何か隠したい事があるのだろうか。
 果たして、この法はいつからあったものなのか?
 初代皇帝が定めた法なのか? 誰かの代になって作られたものなのか? 革命が起きたのか? この国が滅びた事は無かったのか?
 そもそも、この国はいつから存在するのか?
 500年前か? 1000年前か? 3000年か? それとも、この世の誕生からか?

 この世はどうやって誕生したのだろうか?

 この疑問を。この矛盾を、解き晴らす為にならば俺は、罪人にでもなろう。
 願わくば、この身から自由が奪われるより前に、
 この矛盾した国の真実を、少しでも多く知れたなら―――。
220206:皇紀2665/04/01(金) 02:38:32 ID:Sz4A5bvc0
掲示板に書くのは初めて。改行の限界が分からないのでおっかなびっくり書き込んでます。

俺クォリティヒクスwwwwwwwwwwwwwwwwwww
あと一つくらい書いたら今日は寝ます。板汚し失礼。
221206:皇紀2665/04/01(金) 02:50:38 ID:Sz4A5bvc0
Four.

 何をしたらいいだろうか。
 この国の文献全てには無論検閲処理が施されている。
 それどころか、何年かに一度行う家探しによって個人の覚え書きレベルの帳面にまでチェックが入っているのだ。

「……となれば、方法は」

 一つしか、無い。
 この国で歴史を綴る事が罪になるのであれば。
 国外でならきっと―――少なくとも、「史書」を手に取る事くらいは出来るはずだ。
 もしかしたら、無断で亡命したこの国の人民が、他国でこの国の史実を記しているかもしれない。

「この海の向こうに……求めているものが」

 きっと、ある。
 信じる事しか、今は出来ないのならば信じよう。
 次の貿易船に忍び込む。そしてこの海を渡って、この国を出る。
 そこに何が待ち受けているかは、自分の目で確かめれば良い。

 ―――行こう。世界へ。
222206:皇紀2665/04/01(金) 02:51:42 ID:Sz4A5bvc0
書き忘れ。
109サンと>>217サン、期待してくれてありがとう。
多分期待には応えられないと思うけれどorz
223以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:皇紀2665/04/01(金) 02:56:47 ID:LnA7OuXh0
>>226
GJ!プレッシャーかけてスマンけどかなり面白そうだww
224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:皇紀2665/04/01(金) 03:25:06 ID:7gyO1Cli0
というかこれでまだプロローグならかなり長い作品になりそうな希ガス
まぁじっくりと書くのもいいかもね。VIPに似合わずこのスレは低速進行だし。
225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:皇紀2665/04/01(金) 03:33:50 ID:LnA7OuXh0
寝る前に保守
226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 05:54:27 ID:OTr6c/x80
皆クオリティタカスwwwwwwww
227以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 07:10:12 ID:EMHmDlnD0
保守
228109:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 07:13:46 ID:EMHmDlnD0
寝始めてから4時間も経ってないのに起きた
しょうがないから寝る前に考えてた設定とか書き込む
229109:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 07:18:52 ID:EMHmDlnD0
能力者

 自然の力を借り、一般人とは違って凄い力を持っている人々。
タイプ・型・デザインに分類される。
 デザインは能力の特性には関係していない。


世界

 大体4つに区切られていて、それぞれ背後に能力者達がいる。
火・水・風・土、お互いあまり干渉せず平和に暮らして『いた』。
 能力が考え付いたら都合により他にも国が出来ます
230以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 07:23:12 ID:JC0j9OVf0 BE:9485322-
きづくと私達はそこにいた
「ここ何処だ?」
隣にいた少年が言う
「さぁね」
私はつぶやく
「ひいいいいいいいいいいい!!」
眼鏡をかけた男が騒ぐ うるさい殺してやろうか?
「なあここ何処か分かる奴いるか?」
サラリーマン風の男が言う
「しるか そんなことよりさぁ俺の携帯知らない?」
見るからにアホそうな男が答える
「えー健ちゃん携帯無くしちゃったのぉ?」
アホ男の彼女と思われる女がつづけて言う
「この部屋ほんとに真っ白だね それになーんも無いし」
隣の少年が言う





231109:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 07:28:18 ID:EMHmDlnD0
キャラ紹介

ジャック
 J:男、能力者。
  タイプ・火 型・自己変化 デザイン・巨人
備考:そこそこのベテラン。年齢とかあんま考えてないんで好きに描いて下さい

エース
A:女、能力者。
  タイプ・火 型・爆発 デザイン・銃
備考:まだ新人と呼ばれるかどうか微妙な所。年齢とか(ry

噛ませ犬:男、能力者。
      タイプ・水 型・具現 デザイン・剣
備考:噛ませ犬。ねん(ry

人質:男、一般人
   タイプ・無 型・臆病 デザイン・白目
備考:この人がいなかったら話が進まない。n(ry
232109:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 07:36:55 ID:EMHmDlnD0
今回出た能力説明

自己変化

 自分姿をタイプのものに変化させる。殆ど無敵
消費が激しくあまり発動できない

爆発

 触れた場所を好きなタイミングで爆発させることが出来る
タイプによって場所が違う、火・金属 水・液体 土・岩等
 風にこの能力者はいない。元から攻撃性の高い物はあまりいない(作ると強くなりすぎるんで

具現

 タイプのものを具現化し、自由自在に操る。
形も変えられるのでデザインはあまり関係していない。

臆病

勢いで書いた。今は反省していない。
233109:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 07:40:34 ID:EMHmDlnD0
これで終わり。なるべく変えないように頑張ります

>>230
どこなくキューブが連想される、これからどうなるかわからんがガンガレ。
234230:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 07:55:16 ID:JC0j9OVf0 BE:37939744-
「皆さんこんにちわ ゲームマスターです」
部屋の中心に少女が立っていた
「あなた達にはこれから私の作ったゲームをやってもらいます」
少女は意味の分からない事を言ってる
「はぁ? 意味わかんない事言ってんじゃねえぞガキが」
アホ男がキレながら言う
「内容は化け物狩りです」
アホ男を無視しながら続ける
「あなた達はこの部屋から出てゲームのプレイヤーになってもらいます」
プレイヤー?意味が分からん
「てめぇ無視すんじゃねえ!!」
アホ男は無視された事が気に障ったのか少女に殴りかかるが
スンッ
「通り抜けた?」
驚いたようにアホ男は言う
「このゲームで死ぬとリアルでも死んだ事になります」

235230:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 08:27:29 ID:JC0j9OVf0 BE:82992757-
リアル?死ぬ?どうゆう事だ
「このゲームは何日間続くかわかりませんので
各ブロックに食料を置いてあります がそれを取るにはスレを倒しさなければ
いけません」
コイツは一体何を言ってるんだ?
「では武器を支給します」
少女がそう言うと私の目の前に刀と拳銃があらわれた
「武器は皆さんが一番使いこなせる物にしてあります」
なるほどだからみんな違う物が支給されてるのか・・・
「それではゲームスタート!」
そう言うと少女は消えた



236以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 08:38:06 ID:Uguy1qAD0
俺絵下手だが、頑張るぞwwwwwwwwwwww
とりあえずwwwスレの1からwwwwww読んでみるwwwwwwww
ヨロスコーンwwwwwwwwwwwwww
237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 08:56:28 ID:h05T5PNa0
>>230
ガンツ?ッぽい薬缶
古いところではクリスクロス(ラジオ版)とか


時に、このスレでは批評と言うか
某スレのような感想みたいなものはアリ?
238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 09:01:44 ID:Uguy1qAD0
1の面白いwwwwwww1の漫画にするwwwwwww
239230:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 09:02:16 ID:JC0j9OVf0 BE:75879348-
シーン・・・・・
少女がいなくなった瞬間静かになったが
その沈黙をやぶるようにアホ男が叫び始める
「なんで俺の武器がハエ叩きだけなんだよ!!」
なんで今言うんだ? あっそうかこいつアホだからあの子がいなくなった事に
きずかないんだな
ビュン
と音をたてながら少女のいた位置に扉が現れる
「これどこでもドアか?」
そうそれはまさしくドラえもん秘密道具どこでもドアだった
「ここに入ると始まるのかな?」
アホ男の彼女が言う
「そんじゃ入ろうぜこれ以外入り口無いんだから」
アホ男が何も考えてない顔で言う



240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 09:35:31 ID:Uguy1qAD0
うはwwww稲穂描いたらwwwwとうもろこしになったwwwww
241以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 09:42:52 ID:VetAn2Ay0
>>237
ありありwww今まで人から批評されたことないから一度されてみたいwwwwww
モニタの前で号泣しそうなほど厳しいのよろwwwww
242230:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 09:49:12 ID:JC0j9OVf0 BE:42682436-
「なあ入る前に自己紹介しないか?」
アホ男を止めるようにリーマン風の男が言う
「それもそうだな」
案外あっさり同意する
「そんじゃ時計回りにやろうか俺の名前は滝沼良一 サラリーマンやってる」
滝沼が自己紹介を終えるとアホ男の彼女が自己紹介を始める
「高槻恵 女子高生でーす」
それに続けてアホ男も言いはじめる
「秋川 健 東大生だ」
自慢気に言うアホ・・いや秋川
「鈴木 幸一 小学生だよ」
隣の少年のが終わって私の番が来た
「赤村 緑 ・・・職業殺し屋」
殺し屋と言った瞬間 場が凍り付く感じがした
「こ、殺し屋なんですか」
顔を引きつらせながら言う
「えっとじゃあ次・・・眼鏡の人」
滝沼がそういった瞬間眼鏡が発狂し始めた

243230:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 09:55:27 ID:JC0j9OVf0 BE:106704195-
「ああああああああああああ!!」
こいつヤク中か?
「あ、えーとそんじゃ入ろうか」
滝沼が言うとそれに続いて秋川も言う
「そ、そうだな」
そう言いながら扉を開ける
開くとそこには草原が広がってた

244見てみろ:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 09:57:11 ID:SlwsNGqWO
28:おまいらに官位を与えてやるスレpart10 (695)
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/history/1110985913/
245230:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 10:05:47 ID:JC0j9OVf0 BE:42681863-
滝沼良一
装備品 バット レーダー?
高槻 恵
装備品 ハンマー 弓
秋川 健
装備品 はえ叩き
鈴木 幸一
装備品 ナイフ ボウガン
赤村 緑
装備品 マグナム 刀 弾1箱
暁 秀(眼鏡)
装備品 ナタ カマ

246以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 10:28:24 ID:Uguy1qAD0
1ページ目描いたwwwww時間の続く限り続きを描くwwwwwww
http://hityty.fc2web.com/vipmanga1.jpg
247以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 10:30:17 ID:7gyO1Cli0
ウマスwwwwwwwwwww>>246に期待アゲ
248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 11:12:55 ID:PnEc7FvJO
保守保守
249230:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 11:27:04 ID:JC0j9OVf0 BE:35568353-
全員が外に出るとどこでもドアは消えてしまった
「消えた・・・もう後戻り出来ないってことか」
私がそう言うと ピコン ピコン ピコンと機械音が聞こえてきた
「おい なんかあんたのポケットから聞こえるぞ」
秋川が滝沼を指差しながら言う
「ん これか?」
ポケットかPDAみたいなものを取り出す
「何か表示されてるな
えーと・・・レス接近中 距離124 クオリティ1だって」
「クオリティ?何だそれ」
ピコーン ピコーン ピコーン
音が大きくなる
「何あれ?」
高槻の見てる方向を見ると何かが近づいてくる
「あれは・・・人間?」
私が目を凝らすと人影が見えた
「消えた?」
と言った瞬間後ろから殺気をだす何かが現れた
銃を構えつつ振りむくとロボットが立っていた
ピコン!! 距離1!! 戦闘態勢をとってください!!
250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 11:30:42 ID:7gyO1Cli0
GANTZのパクリか?
251230:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 11:36:17 ID:JC0j9OVf0 BE:170727089-
PDAからアラームがなる
戦闘態勢だと?
「コイツがレスか?」
そう言うとレスは動きだした
「オマエラガコンカイノターゲットカ?」
何だコイツ・・・今回のターゲットって・・・
「お前 ここの事知ってるのか?」
秋川がそう言うと同時にロボットは腕を剣に変形させた
「コロス」
252230:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 11:51:40 ID:JC0j9OVf0 BE:151757388-
そういいながら私を斬ろうとするので
ザシュ
逆に斬ってやった
「やわらかいな人間のような感触だ」
ロボットの断面を見ると人間の器官が入っていた
なるほどだからか・・・
「これ全部人間の奴だな」
と滝川が断面をしっかり見ながら言うので
「あんた 気持ち悪くないのか?」
「ん?いやこうゆうの見慣れてるし」
ピコン
とアラームがなったのでPDAを見る滝沼
1体撃破 残りの敵の場所を表示します
「表示されたぞ」


253以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 13:08:14 ID:7gyO1Cli0
おいおい落ちそうだホシュ
254以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 13:19:32 ID:7gyO1Cli0
ちょっと今まで出てきた作品をまとめようか。

>>1- 1 ◆hkWEheyZEU 連載中 タイトル未定
>>113->>121 完結 「淫魔」
>>127- 109 連載中 タイトル未定
>>178 コピペ? 面白いので続きを書け
>>190 ttp://www.uplo.net/souko/vip425.txt 「魔術探偵 久間啓介」
>>210- 206 連載中 「赤い月よ、知恵を与えて-Bad Moon, Give me the knowledge-」
>>234- 230 連載中 GANTZのパクリ

絵師>>246 >>1の連載を執筆
ttp://hityty.fc2web.com/vipmanga1.jpg 1ページ目
255以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 13:20:19 ID:Uguy1qAD0
256以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 13:22:16 ID:7gyO1Cli0
>>255
やべー声をあげてワラタwwwwwwwwwwww
257以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 13:32:19 ID:Uguy1qAD0
>>256
同じようなストーリーの違う作品ってことにしといてくれwwwwwww
258以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 13:36:11 ID:7gyO1Cli0
>>256
いやVIP的にはこれがいい希ガスwwwwwwwwwww
追加するwwwww

>>1- 1 ◆hkWEheyZEU 連載中 タイトル未定
>>113-121 完結 「淫魔」
>>127- 109 連載中 タイトル未定
>>178 コピペ? 面白いので続きを書け
>>190 ttp://www.uplo.net/souko/vip425.txt 「魔術探偵 久間啓介」
>>210- 206 連載中 「赤い月よ、知恵を与えて-Bad Moon, Give me the knowledge-」
>>234- 230 連載中 GANTZのパクリ

絵師>>246 >>1の連載を執筆
ttp://hityty.fc2web.com/vipmanga1.jpg
ttp://hityty.fc2web.com/vipmanga2.jpg
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ttp://hityty.fc2web.com/vipmanga7.jpg
259以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 14:21:46 ID:7gyO1Cli0
ホシュ
260以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 15:29:14 ID:PREQlx7q0
保守
261以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 16:37:13 ID:g03AF3Ac0
ラノベ調でちょっと書いてみる。すっげえ正統派wwwwwwwww&ショボス

 風が泣いていた。空は青いが、どこか暗い感じのする荒野で、私は一人、止まることなく歩いていた。
「遠いな……」と呟いてみたが、答えてくれる者などいやしない。
 その孤独にも、徐々に慣れつつあった。

 自慢の――美しい空の色をそのまま映したような――蒼く長い髪が、風にまた揺れた。
 歳は16。顔は、人にはまだ幼いと言われる。
 だが、この風貌からは想像がつかないだろうが、私は武器商人のはしくれだ。
 専門は軽火器だが、客に頼まれれば重火器でも兵器でも、特にこだわる事はない。
 今までには超重量のミサイルも扱ったこともある。
 それに、これから交渉に行く相手が依頼してくるのは、科学の粋を集めた『サテライトキャノン』だろう。
 重要で、過酷な仕事になることはこの時点から予想がついている。
 でも、私には金が必要なのだ。どんな仕事でも、断ることはない。
262以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 16:38:04 ID:g03AF3Ac0
 しばらくして荒野が途切れ、岸壁に囲まれた、ちょっとした獣道に入った。
 ただでさえ薄暗い空が、よりいっそう狭くなり、私の気持ちを急かせる。
 日はまだ高いがこのような場所で迷ってしまえば、抜け出すまでに一日二日じゃ済まないだろう。
 手荷物は、商売のための金銭系統を収めたバッグと、それに地図、腰につけた食料袋、あとは銃が二丁。
 昨日までいた町から、今目指している町までの道のりは険しいが、それほど長くないため、このような軽装でも十分だ。
 地図の読み方さえ間違えなければ、こんなところでのたれ死ぬ心配もない。

「……まあ、唯一の問題といえば」私は一呼吸してから、正面を向きなおした。「あなたたちでしょうね」
 こういう障害物の多く、また旅人が行きかうことも少なくない道では、山賊と言う類が出現する。
 その山賊と思しき連中が、私の前に三人、姿を現した。
 分かりやすい、実に分かりやすい姿だ。
 バンデッド、って言う言葉がこの人たちのためにあるようなものだ。
 律儀に、手に持っている装備は短刀。そして吐く言葉は――
「嬢ちゃん、悪いことは言わねえ、金だけ置いていきな」
 ――と、分かりやすいわけだ。
263以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 16:38:51 ID:g03AF3Ac0
 当然、こいつらの求めるものが金だけだとは思えない。
 いかにも欲求不満そうなその表情からは、女とご無沙汰であることは良く分かるからだ。
 金を盗り、その後力づくで欲を満たそうと言う魂胆だ。
 どうせこいつらからすれば、穴さえあれば不細工であっても美人であっても変わりはないだろう。
 だが――
「金を渡すわけにはいかないわね」
「じゃあおまえを捕まえて……」「それも却下よ」と、私は即答。

 男たちの眉間にしわが寄っていくのが分かった。
 ただでさえブ男なのに、さらにブ男になっていく。ああ、見苦しい。
「てめぇ、調子に乗るなよ!」と、山賊の男。
 そこで、ついに止まっているのが嫌になったのか、我慢できないのか、一人がこちらへと駆けてくる。
 私からは死角だったが、全員背中側の腰に銃を持っていたようだった。
 一人が私に向かう間に、そのもう二人が銃を構えようとしていた。
264以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 16:40:02 ID:g03AF3Ac0
「仕方ないわね……」と、私。「喧嘩を売る相手は選ぶものよ」
 言葉尻の終わるか終わらないかのうちに、私は二丁の銃を抜き放った。
 すばやく安全装置のコックを外す
 男が飛び掛ってくるが、短刀のリーチの外から、男の腹に蹴りを入れる。
 っていうか、戦っているときに飛ぶなんて素人かしら、と思う。
 思いながら、私は抜き放った銃の引き金を引いた。

 ―――言い忘れていたが、この銃はレーザー式だ。
 弾丸を飛ばすレトロな実弾銃なんて、この時代じゃみつけるのが難しい。
 
 二口の銃口から放たれた光の筋は、二人の男の手の内の銃を、男の手ごと消し去った。
 私は右手のほうの銃の引き金を引いたまま、その銃口をナイフ男の腕へ向けた。
 肉が焼ける音がして、男の腕が消滅する。
「……えっ? うわあああああ!」
 三人の山賊が悲鳴を上げるのは、ほとんど同時だった。
 私は安全装置をもとに戻し、腰に二丁の銃を戻した。
 悲鳴をあげて転げまわる男を尻目に、私は一度髪をかきあげ、地図を見、そして歩くのを再開した。
265以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 16:41:11 ID:g03AF3Ac0
「……弱いわね。いままで良く生きてこれたものだわ」
 私は山賊の方を一瞥した。
「この世界は、強くなくちゃ生きていけないのよ……」
 だが、山賊のほうは私を見る余裕などないようだった。
 彼らがなんとか生きていたとして、私が二度と彼らを見ることは無いだろう。
 もっとも、私の方の顔は彼らの目に届くかもしれない。
 私が、私の目的を達したとしたら、嫌でも見ざるを得ないのだから。

 

                   終わりんぐ
                   俺下手スwwwwwwwwww
266以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 16:49:22 ID:PREQlx7q0
>>261
女が主人公wwwwwwオマイの事大好きwwww頑張れおもしろいwww

完結入れれば今八人目かwwww結構多いなwwww
267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 16:50:32 ID:g03AF3Ac0
>>266
え、続けんのこれ?
268以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 16:56:13 ID:PREQlx7q0
>>267
あれ続けないのか?話が続きそうだから続くと思ったwwゴメw

絵師さん増えないかなー
269以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 16:58:41 ID:7gyO1Cli0
晒すつもりならしっかり書けよなwwwwwwwww
春休みだからか知らんがレベルの低い小説オオス
良いのは>>1ぐらいだけじゃねーか
270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 17:00:47 ID:g03AF3Ac0
>>268
なんか知らんが、終わりのつもりだった。今は反省している。

>>269
スマソ、最初からオナニーのつもりで書いた。


んじゃ暇があんまり無いけど、一日一個くらいのペースで続けるわ。
オナニー小説だがどうぞよろしく。
271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 17:23:30 ID:7gyO1Cli0
せめて面白く書けよ
いかにも何々をパクって書きましたみたいな小説
ラノベっぽいものが流行ってるからラノベを意識しましたみたいな小説
そんなものはいらねーんだよwwwwwwwwwwwwwww
それとここをオナニーショーに使うなwwwwwwwwwwww
文章力を付けてから書きにこいっつーの
読まされる側はたまったもんじゃない

なんかうわべだけの馴れ合いみたいな雰囲気を作るなよ
どこかの厨投稿サイトみたいな雰囲気をVIPでやるなよwwwwwwwww
272以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 17:42:28 ID:7gyO1Cli0
そんなものはそっちの厨投稿小説サイトか自分でサイトを作って
公開してればいいだけじゃねーか
だいたいお前ら自分のレベル分かってるのか?
お前らは自分の小説を一度でも読みなおしたことあるのか?
そしてその文章を面白いと思って書いてるのか?

そんなわけないよな。
ただの自己満足だもんな。

マジおもんないからここで公開するのはやめとけ(^ω^;)
273ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 18:09:37 ID:Uguy1qAD0
もっとはっちゃけた感じの小説きぼんwwwwwww
VIPっぽいやつにしてくれwwwwwwww
274206:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 18:11:16 ID:Sz4A5bvc0
面白くなければスレ見なければいいんじゃね? と言ってみるテスト。
どうせ進行遅いんだしさ。特定の作品だけ見たいならレス番号で検索して見るとか色々方法はあるでそ。

文章力無いのなんて分かってるよ……ごめんな……orz
2751 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 18:21:10 ID:kOo6uRU90
おお、なかなかに盛況だな。とりあえず一通り読んだので俺なりに
批評させてもらうぜ。書いた奴はやはりそこが気になるだろうからな。
>>271
落ち着け。やや辛口だが確かにその通りだ、皆もう少し淡々としていたほうがいいぜ。
ここはそこらの小説投稿サイトより現実に近いと思う、見る奴がさまざまだからな。
お前のような奴がいてくれると半端ものが駆逐してくれて助かるぜ。ただもう少し
甘口でもいいかもな、結構書くの大変なんだぜ・・・・・
でもなんだかんだ言いつつ読んでくれているんだ、作者も頑張って書こうな!
以下俺なりの評論いくぜ↓
276以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 18:23:34 ID:7gyO1Cli0
>>274
それを言っちゃうと身も蓋も無くなるんだが。
つまらんもんに「つまらん」と言ってやらんと一生気付かないぞ。
馴れ合いが好きならそれ相応のサイトへ行けと言っている。
それに>>1>>112でこう言っている。
>あとは煽りも歓迎だぜ、誉だけじゃあ作者が伸びないからな。書く奴も精神的に
>強くなることが作家への第一歩だってことを忘れんなよな!!

>>273
それなら>>178の奴がVIPっぽいぞwwwwwww
2771 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 18:23:51 ID:kOo6uRU90
とりあえず俺のを漫画化してくれた奴、嬉しいぜ。絵もいいじゃないか!
俺が嫌いなのはうま下手よりわかりづらい絵だ、これはそれをクリアしている。
よければ書いて欲しいが飽きてしまったのなら仕方ない、気が向いたらまたよろしくな!
278ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 18:28:33 ID:Uguy1qAD0
2chで創作を晒せば叩かれるのは当然wwwwwwww
俺絵に対しての叩きレス累計1000レス以上もらってる悪寒wwwwwwwww

>>276
晩御飯食し切ったらwwww178を描くwwwwwwwwwサンクスコwwwwwww

>>277
うはwwwww良い性格してるなwwwwwwwwww
俺の絵を褒めるなんてwwwwwwwwwww
原作に追いつくくらいの勢いで描きまくるぞwwwwwwあとでwwwwwwww


俺が文を書くとしてもwwwww3行ごとに改行するエロゲ形式しか書けねwwwワロスwwwwww

絵師を誘い込む方法としてはwwwwww漫画を描きやすいようにwwww
情景描写を細かく入れると増えるかもしれないwwwwww

うはwww黙々と卑弥呼にしゃべらせるの面倒でwwwwぶん殴った俺が言える台詞じゃねーwwwwwww
2791 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 18:28:45 ID:kOo6uRU90
>>113-121 完結 「淫魔」
まああまり長くないので批評しがたいな。これは作者も気合いれて書いたとは思えん、
次回作に期待するぜ。今度はもう少し万人受けしそうな奴がいい気がするぜ!

あ、ちなみに俺は作家としてではなく読者として批評させてもらうぜ。
俺も作家としてはまだまだだからな。何ていっても一人称と三人称の使い分けができないからな。
でも作品への情熱はプロ級だぜ!!!
2801 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 18:33:24 ID:kOo6uRU90
>>109の作品
うむ、少年漫画らしく読みやすい。俺はバトル系や冒険系などが好きだから楽しめそうだが
やや展開がパターン化してる気がする。敵が弱かったってのもあるが。
あと主人公が人質を殺してしまうところにはさすがの俺でも驚いたぜ・・・
文章に関しては俺は言わないぜ、重要なのは崇高なる中身ってことよ!!!
とJP=モルガンが申しております。
2811 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 18:35:17 ID:kOo6uRU90
>>178 コピペ? 面白いので続きを書け
スマンが俺は2ちゃん系の話は読まないことにしている。たまには2ちゃん
のこと忘れたいんだ・・・。だがデスニュだけはしっかり読んでいるんだがな。
2821 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 18:43:09 ID:kOo6uRU90
>>190 ttp://www.uplo.net/souko/vip425.txt 「魔術探偵 久間啓介」
うむ、なかなかに愉快であったぞ。なにやら奇怪なる術を操る子供たちがややなる
頭脳戦を展開するのは割腹した。この時代は子も戦うのか、平和な世は遠そうであるな。
気になった処を指してもらうとすれば、やはり無難な話綴りであろうか。
プロローグではあるが、最近の絵書本には有り得ない展開的な要素が多様と聞く。
設定などは勿論の事、話にも是非個性をつけていただきたい。あと妹君のキャラが
やや絵動画専門家寄りで参ったな・・精進するといいぞ。
と由来薙定が申しております。
2831 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 18:46:48 ID:kOo6uRU90
>>210- 206 連載中 「赤い月よ、知恵を与えて-Bad Moon, Give me the knowledge-」
一人称。私は嫌いじゃないわ。ストーリーは先の展開が読みずらそうでいいわ。
まだ導入部分なのでやはりこれからに期待ね。ただ、自分でラノベを軽蔑視しているのなら、
そうならないように書くべきよ。それでも書くのならラノベはいい物なんだ!って自信を
持って書くべきね。私、自信を持ってない人嫌いなの。
とエスミが申しています。
2841 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 18:48:04 ID:kOo6uRU90
>>234- 230 連載中 GANTZのパクリ
これもすまないが読む気が起きない。話が確かに上記に上がっているように
似すぎている。先が気にならない、俺はな。
2851 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 18:51:18 ID:kOo6uRU90
>>261
すまん。こちらがラノベ長であったな。赤い月は違った、許せ。
スレイヤーズを知っている俺にとっては非常にその作風を感じさせた。
お前神坂か?まあいい、というわけで特に新鮮味を感じはしなかった。
続けるのであればもう少しオリジナリティが欲しいと思ったぜ、頑張れよ!
2861 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 18:52:51 ID:kOo6uRU90
とりあえずこんな所かな?感想だな、これは。
さて、今日も書くとするぜ。あんまり期待しないで、だが待っててクレよな!
287以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 18:56:57 ID:7gyO1Cli0
うはwwwww>>1お疲れwwwwwww
決して貶さないところに>>1の優しさが滲み出てるような気がするが
もう少し本音を出した方がいいと思う。
なにはともあれ期待age
288206:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 19:00:33 ID:Sz4A5bvc0
>>1乙wwwwwwwww
自分趣味でラノベ書いてるくらいなんで軽蔑視はしてないんだけどなぁと思ったら誤爆でちょっと安心wwwwwwww
自信を持って書くべきだと言われたので自信持ちますwwwwww俺マジ神作家だしwwwwwwwっうぇwww

すまん自信の持ち方間違えた
2891 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 19:03:36 ID:kOo6uRU90
確かに俺は本来、かなり辛口だぜ。ヴイトンの財布を持っている男は
基本的にセンスが備わってないし、実力だけを見れば小久保>清原だし、
モー娘。の歌は前より確実に劣化したと思う。
でもよー!俺はこれでもこのスレの1なんだ、いわばリーダー的存在だ。
俺が作者たちを奮い立たせモチベーションを上げるのも俺の役目だ、リーダー的としてな。
だからしっかりした客観的な批評は他の学者に任せるぜ!!
2901 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 19:16:49 ID:kOo6uRU90
 江戸より南へ行くと人もまばらな地方がある。
元幕府の領主・仲瀬刻定の屋敷は一際立派なる建構えをし、豊かな蓄えを感じさす処である。
だがその屋敷の主は年齢に起因する病に身を悶え床に伏していた。
医者様は今の医療術では回復の見込みはないとの診断を下された。
長き間、奉公し仕えた薙定の主は行く末をいずこへと託すのか。
291以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 19:20:50 ID:Uguy1qAD0
サイトっぽいの作ったwwwwwwwwwwwwっうぇ
http://hityty.fc2web.com/index.html
2921 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 19:30:24 ID:kOo6uRU90
「我が生を一身に支えてくれた薙定よ、はるばる江戸よりよく参った。刻定、誠に嬉嬉なるぞ。もっとこちらへ参れ」
力なく、だが確かなる口どりで余命をゆく初老の賢人は布団から身を起こし、心許す彼の顔を求めた。
視界ですらもう暗きなりつつあった。光さえ私は失ってしまうのだ。
「刻定様の前、失礼致す」
静かにそばに寄ると薙定はより一層、刻定の状態を理解できた。いかなる大奉行もやがて朽ち果て、地へと還る。
せめて最期の瞬間くらい、ご傍に付き添うていたい。だが……
293以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 19:31:20 ID:VetAn2Ay0
>>291
文章載せてるのかと思ったら漫画かよwwwwwあの凄いの、また見ちまったwwwwwwww
でもGJwww
2941 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 19:39:40 ID:kOo6uRU90
「おお、その健気たる表情。まさしく薙定その者、ますますに心高揚しようぞ。
して妹の玲嬢は元気であるか? もうその美しき顔を見たのは遠い昔となる」
刻定が玲と戯れたのは、まだ彼女が言葉もおぼつかぬ幼少時代であったか。
今はもう懐かしき時よ、そなたはもう戻られぬのだな。
刻定は最近薄れゆく記憶の断片を寄り集め、心の中で呼びかけた。薙定は表情を緩ませ微笑んだ。
2951 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 19:48:48 ID:kOo6uRU90
「玲は刻定様の知るところで変わりなく育っております。
最近ではよく私に口論を発する際、刻定様は、刻定様は、と口癖のように申しております。
玲にとっても私と同じく、心の支えとなっていることと察します。今度の機会、是非連れて参りましょう」
その約束も果たせる次第であろうか。時は何とも愛想なき者よ、嗚呼。
刻定様にもう一期の機会にて玲の笑顔を拝見して頂きたい。
願うところは天のみぞ。
「主に似て温情ある優しい子よ。確かに誓いしようぞ」
296以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 19:53:47 ID:h05T5PNa0
盛り上がっているのだろうか。

>>261
ここに描かれた中では一番状況がわかりやすい羊羹

>>276
ここはVIP、たたきもありだが、馴れ合いも許される。
そんな中でクオリティの高い煽りや感想を希望ぬ
シビアな叩きやハイクオリティものが読みたいのならラノベ創作板でやればよろしとおもうざ

>>278
>俺絵に対しての叩きレス累計1000レス以上もらってる悪寒wwwwwwwww

その道のりに”共感”するぜ・・・!?
2971 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 19:58:56 ID:kOo6uRU90
仕える武士として必ずや、主人の意志に応えねばなるまい。刻定様、もう少しのご辛抱でございます。
「して薙定よ、いかなる件で遠路を参った。
しかしこの刻定にはおおよその事は思いついているぞ。それでもそなたの口より耳に入れたい」
床処には見守り人として二人の帯刀者が居た。刻定はその者どもに外す仕草を見せると、薙定に一礼をしつつ退出した。
出るときの主への一礼も忘れない。
2981 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 20:07:00 ID:kOo6uRU90
「実はこの薙定、その身を幕府方に尽くそうと考えます。
故に戴いた名を返上に参った次第であります。勝手ながらお許し頂きたい」
刻定はやがて若きなる武士の決意を深々と身に感じ、全て納得の上でのうなずきであった。
今は主の時代でなく己の信念の時代である。だがこの刻定には分かり得るぞ、
お前は最期までこの私を案じ続け、礼を尽くしてくれた。これなる幸せ、他にあろうか。
2991 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 20:21:54 ID:kOo6uRU90
「私はそなたと同じように長年、徳川家に仕えて参った。
我が仲瀬家の先代、治定よりその恩を返すべく領を統治し幕府の活力となってきたのだ。
その恩を果たし尽くす前に私は徳川を去った。周りの者は皆、反意し同じくして仲瀬家を去った。
今残るは僅かなる臣下のみぞ」
それは何を示すのか。薙定が思うにそれは、支配からの脱却ではあるまいか。
この先の時代を築いてゆくのは各々の意志。
もう幕府体勢などの支配政治は不要なのかもしれぬ。それでも自分は……
3001 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 20:30:17 ID:kOo6uRU90
「だがこれだけは伝えておきたい。
私は自らの意志で幕府を離れた、維新派の彼らに望む未来を託したのだ。
刻定はその先に誠の国姿を見据えた故の反上。
そなたにならこの想い、伝わるであろう」
分かりますぞ、刻定様。そのお気持ち、誰より理解できましょう。
だがそれでも私は、幕府に先を託し維新派と対してみせたいのです。
結果など求めませぬ。この薙定、過程こそ至上と考え致します。
3011 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 20:41:54 ID:kOo6uRU90
「では名を返上仕ろう。おお、刻定一生の不覚である。
そなたの直名、その名を遥か昔に忘却してしまった。
主としての無礼、この身に免じて許せぞ」
仲瀬家に仕え始めたのは薙定が成人を迎えたその日であった。
彼は他の者と同じく、一生を領主の旗本に誓い、幕府の下に置いても精労してきた。
今まさに誓いは革変の中でちぎられゆくのであった。
「許さき否の訳なぞ何処へありましょうか。
気に掛けることなどございませぬ。してここより、今に薙定の名を与者に返上致す」
3021 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 20:47:36 ID:kOo6uRU90
懐より取り出す小刀で薙定は、自らの手の甲を僅かに裂いた。
滴り落ちる血で白きなる紙に誇る名を書き記した。それは大層、達筆であった。
「由来薙定、その名を直名“明智自蓮”と申す。この名、覚えて戴ければ幸いであります」
3031 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 20:48:49 ID:kOo6uRU90
区切りの所で休憩としよう。さて、Mステでも閲覧しようぞ。
304以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 20:53:03 ID:Uguy1qAD0
勢いに任せてwwwww109氏の小説を1ページ描いたwwwwwwww
305以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 20:58:56 ID:Uguy1qAD0
直 http://hityty.fc2web.com/109no1.html

インデックソwwwwwwwww
http://hityty.fc2web.com/index.html
306以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 21:08:49 ID:Uguy1qAD0
>>293
ことあるごとに見れwwwwwwww
文章まとめもwwwwwやるぞwwwwwwwおkkkwwwwwwww
風呂入ってからwwwwwwwwwwなwwwwwwww
>>296
うはwwwwwww上級絵師の予感wwwwwwwww
307109:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 21:16:01 ID:PREQlx7q0
>>271
努力する、読みやすくなるように心がけるよ。

>>1
評価ありがと、戦闘シーンもっと頑張るべきだったか。噛ませ犬だからって手抜きすぎた
人質殺したのは一般人と能力者の上下関係みたいの出したかったww

>>305
うはwwwwww嬉しいような恥ずかしいようなwwww素直に喜んでおくwww


今日は多分12時ぐらいから始めると思う
308以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 21:19:44 ID:YtxA9iUI0
日本が誇る……誇るのか恥じるのかは知らないが……巨大匿名掲示板2ちゃんねる。
その中でもっともアクセスの多い2chの誇る……誇るのか恥じるのかは知らないが……ニュー速VIP。

俺はこの板の中でも、かなり古株のよく訓練されたVIPPERだ。名前はもちろんまだ無い。
これからもたぶん無い。コテハンはウザがられるし、名前を名乗る必要なんて
それほどあるわけじゃないからな。大抵はレス番号で済むし…
と、話が飛んじまったな。もしも名乗るとするなら、僕は神山満月(かみやままんげつ)ちゃんだ。

さて、今日は4月1日か。さすがニートの俺、新年度が始まってもなんともないぜ。12時起床だ。
それだけじゃない、ニートの俺でも今日がエイプリルフールだってことは把握している。
つまりよく訓練されたVIPPERの一人としてネタを投下しなきゃならない。
かつて一人のVIPPERが言っていた。才能を持つものはそれを行使する義務があるとな…

オーケー、できた。自慢じゃないがVIPPERの嗜好は俺が一番よく把握してる。
今VIPに一番必要なのは、ズバリ

【緊急】姉貴にオナニー目撃されますた【緊急】
【近親】妹にセクロスを強要された【相姦】
【首都】明日東京でマグニチュード3万の地震を起こします【壊滅】

この3本だ。本文はもちろん「以上、エイプリルフールですた」。
ひとつぐらいは「今日はエイプリルフールですよm9(^Д^)プギャー」でもいいかもな。
「エイ(´,_ゝ`)プッリルフール」も捨てがたい。
どれでもいいか。
3091 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 21:21:21 ID:kOo6uRU90
時に歴史に詳しい方よ、一つ訪ねたいんだが
鳥羽伏見の戦いはどこで行われたんだ?あと構図は旧幕府軍VS薩摩軍でいいんだよな?
310以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 21:36:17 ID:YROLpkrO0
311以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 21:52:04 ID:YtxA9iUI0
もしかしたら俺が一日に何度もスレを立てられるのを不思議に思うかもしれない。
俺はこういう時のために、某YBBを解約する前に入念にプロバイダ板を読み漁り、
回線を繋ぎなおすだけでスレの立てられるISPを調べあげておいたのだ。フゥハハハァー

さて、本当はニータイムになってからスレを立てたいところだが、
やはり一日の終わりに立てては、せっかくのエイプリルフールの鮮度が落ちる。
昼間のVIPは人数が少ないが、背に腹はかえられない。くそっ、今日が4月1日だと意識してれば
オールナイトでマビノギなんかやらずにVIPに常駐してたんだがな。

俺は続けざまに……そう、この続けざまという所がインパクトの秘訣だ……3つのスレを立てた。
そして、まさにこの時こそが、俺の人生が夢がひろがりんぐで激ヤバスなものへと変貌した瞬間でもあったんだ。

俺はスレを立ててすぐに、その後に続くであろうVIPPER達の応酬へと備えた。
だが、不運かな。あまりのアクセスの多さか、鯖負荷でスレを立てた数分後にはVIPに繋がらなくなってしまった。
オーケー、落ち着こう。こういうことは珍しいことじゃない。特にエイプリルフールみたいに特別な日なら尚更だ。
俺はとりあえずニュー速に避難し、適当に中国人と半島人が結託してF5アタックをかけていることにしてPCの電源を落とした。
ああ、ほとんど24時間稼動し帯域を占有しているPCの、電源を落とした時のなんという静けさ、空虚感。
俺はいたたまれなくなって、純真で無邪気な子供達の笑顔で心を癒すため……それは決して
幼児ウォッチングなどという変態行為ではない……のためにいつもの近所の公園へと赴いた。
312以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 22:36:36 ID:7gyO1Cli0
続きまだ?
3131 ◆hkWEheyZEU :⊂二二( ^ω^)二⊃1999/04/01(金) 22:51:39 ID:kOo6uRU90
 「由来薙定。その本名を明智自蓮という。なるほど、あのジパングの歴史上でユダと称される明智光秀の子孫か。
不名誉なんだか由緒なんだか複雑な感じだな」
慣れない手つきで操る箸は先でタマゴを掴み、それを手早く口へと入れた。うむ、現代で食べたものとはまた違った味である。
このショウユという調味料もいける。ジパングレストラン“カイジ”ではトウバンジャンとシナモンで頂くがこのワサビというあわせもうまい。
しかしながらイタチョウが進めるブリやイクラは食す気になれない。
そもそもなぜSUSHI屋をチョイスしたのか。
テスとエスミはお茶をちびちびやりながら目の前に置かれた有り得ない物を次々と口へ放り込む男を眺めていた。

310
サンクス。戊辰戦争と普通は記憶するよな、薩摩でごわす。
3141 ◆hkWEheyZEU :VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/01(金) 23:06:03 ID:kOo6uRU90
「おう親父!次はえんがわをくれ。三貫ほどな」
時空監視院“タイムス”の一員であり“レイヴ”キャプテンを務める現任務最高責任者ゲン=ゲイルズ。
彼は言わずと知れたジパング通であり、ポータくんに移した食楽園ガイドが不要となってしまった。
にしてもこの人、よく食べるなあ。
えんがわってそもそもなんだろうか。
「で、モルガンはいたのか。その侍の所に」
偵察から戻ってきてすぐさまデジタルスクリーアーターにイメージを起こしたテスは、
それを各人の額に装備された、ポータブル何でもOK機器“どんとこい”に転送していた。
エスミはそれを受信し把握した。が、ゲンは食事中は“どんとこい”を外しているため、
わざわざ口で説明しなければならなかった。
3151 ◆hkWEheyZEU :VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/01(金) 23:13:07 ID:kOo6uRU90
「いえ、そこにいたのはエドの人間だけです。
まだ由来薙定に接触していないため当人には聞いていませんが、
彼がモルガンと接触したのは聞き込みからしても間違いなさそうです。この写真を見間違う訳ありませんからね」
ゲンは三つ目のえんがわを口にほおばりながら写真を受け取った。
そこにはインバーアランのローゲージニットにドルチェ&ガッバーナのクラッシュジーンズに身を包んだ、
三十歳そこそこの男の姿があった。その顔はしたたかなる、悪意に満ちた笑みを浮かべている。
3161 ◆hkWEheyZEU :VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/01(金) 23:20:59 ID:kOo6uRU90
「最近の若いモンは変な格好しやがるな。ったく」
エスミは表情を無より呆れに変えつつデザートメニューのウジキントキなるものを頼んだ。
さすがにお茶とタマゴの組み合わせにはうんざりした様子だ。
「なんだい、そのへんてこなからくりは。やけに型が西洋風だな、あんたら西洋人か? 
だったら安くするぜ!俺の先代は宣教師に世話になったそうだからな」
そう言いながら素早くこしらえたウジキントキを彼女の前に差し出すと、
エスミはてっぺんのフルーツをつつきながらイタチョウにウィンクをした。
3171 ◆hkWEheyZEU :VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/01(金) 23:30:20 ID:kOo6uRU90
「うーん、ちょっと違うかな。でもサービスしてね!私たちこの時代のお金あんまり持ってないの」
「??」
イタチョウは眉毛を寄せつつもせっせとゲンが注文した寒ブリを握る。
季節はもう冬に突入する。もちろん、ウジキントキははるばる外洋を渡ってきた客人のために特別にこしらえたもので、
エスミはイタチョウのその気遣いには気付いていない。
「結局、奴の足取りは以前つかめずか。ちっ、あのいかれ野郎め、
その脳みそ振り続けてマックでスマイルと一緒に売ってやりてえな」
3181 ◆hkWEheyZEU :VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/01(金) 23:41:44 ID:kOo6uRU90
艦のレーダーシステムと連動しているテスのポータくんに以前、反応はない。
つまり奴が乗ってきた四次元自由航行艦はまだこの時代に存在するということであり、
奴を討ち取る絶好の機会が以前続いているということでもある。そろそろけりをつけたいものである。
「どうします、この由来薙定という男に接触を試みますか?
奴はまた必ず彼のところに姿を現すでしょう、そこを仕留めれば」
時空航行法規では原則、その時代の人間との接触を禁じている。
多少の歴史の歪みであれば補正できるが歪みは時間をゆくほどに大きくなる。極力、面倒は避けたい。
「その場合、由来薙定を最終的に殺さざる得なくなるわ。
ちょっとかわいそうね、まだ成人を迎えたばかりの妹もいるようだし」
3191 ◆hkWEheyZEU :VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/01(金) 23:46:00 ID:kOo6uRU90
調べによれば由来薙定、本名明智自蓮は妹・明智玲と二人で長屋に住み、両親は既に他界。
妹が五歳の頃より男手一人で育ててきた。そんな荒らぶる半生の中で磨いてきた剣の腕はすこぶる達者で、
エドでも随一の剣豪であるらしい。心身共に素晴らしき武士である。
「幸い彼はジパング史に特別大きな影響を与えるような偉人ではありません。
その妹さんには少々、酷ですが止む得ないでしょう。
この先を考えれば十分、航行法規の特別法規適用可能範囲です」
3201 ◆hkWEheyZEU :VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/01(金) 23:56:26 ID:kOo6uRU90
その特別法規適用でどれだけの史上の人間が迷惑被ってきたんだかな。
ゲンはとどめの極トロをかみ締めつつ思った。今のタイムスの上の人間は少々、自己中過ぎる。
一昔前の環境危機から何も学んでいやがらない。それは昔から変わらないエゴであるな、ったくよ。
「でも何かあったとき、ロイズは保険を適用するかしら。この前のレイヴ破損も一部しか補償されなかったし。
早くシャワーシステムの完全補完をして欲しいわ!」
保険会社というものは時代が進むにつれ、線引きが非常に難しくなってくる。
タイタニックに始まり米国での数々のテロ、北朝鮮と世界各国の連合軍間の戦争(第三次世界大戦)、
ロシアの油田危機、高度成長期に起きた各大手企業による特許に関する技術戦争など、
世界最大手保険会社ロイズの悩みは絶えない。
321以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/01(金) 23:56:45 ID:VetAn2Ay0
魔術探偵書いてたやつな。第二話書いたよ。
また長くなったというか、こういうのしか書けないんだ。すまん。
そしてまたラノベだけど、少なくとも俺はラノベが好きだから書く。まじ惚れまくりんぐ
ttp://www.uplo.net/souko/vip785.txt 

>>282
アドバイスthx。平凡な設定にストーリーかあ。だんだんと改善しとくぜwwww
といいつつ明日引越しだからしばらくこれないんだけどな
ネット開通したときにまだこのスレあったら、その時はまたよろしくお願いします(><)
322以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/01(金) 23:59:03 ID:YtxA9iUI0
>>1
できれば一気に書いてから貼って欲しい。そのほうが推敲しやすいよ
3231 ◆hkWEheyZEU :VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:02:48 ID:kOo6uRU90
「時間はお金。奴はこの世で一番大事なものを奪いつつある、犯罪史に残る大悪党だ。
お前ら、気合入れていけよ! この時代はJP=モルガンの人生にピリオドをうつ終幕章だ」
そう言うとゲンとエスミは外へと出た。
テスはにやにやしているイタチョウから伝票を受け取り、ポケットを探った。
そこには小判が数枚あった。
「これで足りますか」
「お客さん、少しの間海に出てよ」
324以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:04:07 ID:7gyO1Cli0
>>1の話スケールが広がりんぐ
3251 ◆hkWEheyZEU :VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:05:37 ID:kOo6uRU90
区切りのところで今日はここまで。次の奴にタッチするぜ。
322
本当はそのほうが良いのだが321みたいな方法俺できないんだよな、PC初心者でな。
保守も兼ねているし。まあ読者からの要望があれば俺はできる限り従うぜ!!
326以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:06:48 ID:PREQlx7q0
JP=モルガンが時空を移動する大悪党でそれを捕まえるって話でいいんだよな?
それで今は江戸編?
327以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:11:10 ID:1C2bU+aQ0
>>325
別にtxtでうpはしなくていいよ
ただ数十分おきに投稿してるとうかつに割り込んでレスできないじゃん?
ある程度書き溜めてから貼ってほしいってこと
3281 ◆hkWEheyZEU :VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:13:46 ID:TBR/AYTC0
326
ああ、そうだぜ。よくそこまで読み取った!!少年誌らしいだろ?
327
OK牧場、次からそうするぜ!!
329以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:14:25 ID:vibz0HJQ0
>>321
素直に面白いと思った。
キャラクターも立ってきたし、なかなか期待できるシリーズだと思う。
330以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:16:40 ID:Bq4lL2eF0
俺も今書いてるやつを見て欲しいと思うんだけどさ。

1:うpろだにtxtでうp
2:スレにコピペ

どっちのほうが読みやすいのかな?
331以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:20:02 ID:vibz0HJQ0
>>330
長かったらうpろだにうpしる!
短かったらスレにうpしる!

>>328
それから>>1よ俺>>113-121の「淫魔」を書いた奴だけどさ。
もうちょっと詳しく批判してくれ。叩かれるのを覚悟してるから頼むぜ。
332以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:20:26 ID:1C2bU+aQ0
俺は公園につくと、いつものポジションである滑り台の前のベンチ……
もちろんパンチラを期待しているわけではない……に腰掛けた。
辺りはもう夜の帳が降りはじめていた。幼女…いや子供達の数はまばらだ。
どうも起きるのが遅いと調子が狂う。これもニートの宿命か。

「あれ?おにいちゃん待っててくれたのー?」
「え、はぁ?」

おいおい、俺に妹なんていないぞ。もちろん居れば夢がひろがりんぐだが。
正直、じかに幼女と会話するのはマズイ。今はそれだけでもKの方に事情聴取される時代だ。しかも俺はここの常連だ。
いや、でも妹という設定なら全然おkか?
しばらく逡巡したのち、俺はとりあえずこの偽妹に釣られてみることにした。そうだ、これもVIPPERの宿命だ。

「ああ、仕事がはやく終わったからお前の帰りを待ってたんだ」
「えへへ、おにいちゃん今日はやさしいね」

そう言って、俺に身を摺り寄せてくる義理の妹。

「さっ、帰ろ?」

帰るって、このまま俺の家まで帰っちゃっておkなのか?
それってやばくないか?
もしかしてこれは小学生とおぼしき妹の用意した巧妙な罠なのか?――そういえば今日はエイプリルフールだったな。
333326=109:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:34:26 ID:f8cOV/hp0
>>1
把握した。ネタがなくならない限り永遠に書き続けられるなwww歴史が苦手で残念ww
>>327
 一旦書き込めば責任を持って終わらせなきゃいけないので意思が弱い俺に超オススメ
下手に書き溜めると推敲を重ね書き込まないで終わるかもしれんwww細かい所が気になる俺の性格ダメスww
 別に割り込まれてもいいので、不評なら書き溜めるで頑張るwww
>>332
ちょ、お前は自分で言って書き溜めてないの?既に10分以上経ってるんだがwwwそれとも終わり?
334以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:35:03 ID:2ZadhBd00
読んでて思うのは、
漫画の原作を描きたいのか、それとも小説を描きたいのか、
いまいち判別しづらい気がした。
うpの何割かに共通する事項としては、


・必要な場面の描写がおろそかになって、
 そんなに必要ではない場面での描写が妙に濃い。
 その一方、キャラクター主体の話(だと思うが)なのに、キャラの状況描写が薄い。
・あるいは、キャラにとってどうでも良いことの描写が妙に多い。
・ネット上(パソコンの画面越し)での読みやすさを意識してない


と思った。


>>331
>>1じゃないけれども、簡単に言うと、
新聞とかにある掌編小説のような感じがした。漫画向きではない――
いや、ある意味もっとも向いているかもしれない。背景を想像するとか。
淫魔の性格がいまいち良くわからないあたりは、読む人を選ぶかも
モノローグ・一人芝居のイメージがある。
3351 ◆hkWEheyZEU :VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:40:23 ID:TBR/AYTC0
じゃあ少しピーコ風にいかせてもらうぜ。
まずクドイ、それからいまいち意味がわからない。ぬーベーの小話みたいな
雰囲気か。正直これはほとんどの人は面白く感じないと思う。
話にストーリー性を感じ得ないし、描写もなく淫魔の姿を想像し難い。
作者はその姿を読者に任せたいのかもしれないが押し付けているようにしか感じない。
それに俺は途中で結末が何となく予想できた。こういう不可思議系はあっと言わせる展開の方が
受けると思うな。
といったところか。まあもともと俺がこういう系が好きではないということもあるけどね。
よく台詞を数回繰り返す小説なんかを見るが俺は好かない。何というか気持ち悪い・・
もし331がこういう系の小説を書きたいのならじっくりストーリーを練ることを薦めたいな。
俺は上に書いているものを見てもらってもわかるように得意ジャンルは331が書くものとは異なる故、
内容の細かい指摘はできないがもうちょっと中身を詰めなければいかん気がするな。
長々と書いたがとにかく書け!だがもう少し客観的に読み返すことを勧告する、頑張れよな。
336109:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:44:07 ID:f8cOV/hp0
>>334-335
俺のも批判してくれませんか?描写が大丈夫か不安になってきたwwww
337以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:47:14 ID:vibz0HJQ0
>>334-335
うはwwwwwおkwwwwwww
勢いに任せて推敲もせずに書き流してしまった。
今度からはじっくりとストーリーを考えてみるよ。
批評ありがとう。骨身に染みたぜwwwwwww
338以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:47:25 ID:RcTuhRMW0
>>1容赦ないなwww
339以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:52:23 ID:1C2bU+aQ0
>>333
スマンコwwwwwwww今日はこれで限界wwwwwwwww
340321:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:52:31 ID:ThN9gIiN0
俺も1の厳しい批評を浴びたい件
公の場に出すのって初めてだから、聞いときたいんよ。できれば2話あわせて頼む
341109:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:57:16 ID:f8cOV/hp0
 そうだったのかwwwww割り込んじゃ悪いなって思ってたwwww俺が書いてるときは割り込みしていいからwwww
リアタイだとその場の勢いで描けるから書き留める場合と比べると早いなwwwwwww

感想としてはようやくVIPらしいふいんきの物が出てきたって感じだなww(何故かry
3421 ◆hkWEheyZEU :VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 00:59:16 ID:TBR/AYTC0
リーダーは時に厳しく諭さねばならないというわけか・・・
だがそれも悪くないぜ、俺はヒーローにもヒールにもなるぜ!!
よし、ちょっと待ってなよ。
343以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 01:10:17 ID:RcTuhRMW0
よければサスケの「青いベンチ」キボン
なんか急に聞きたくなった
344以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 01:11:05 ID:RcTuhRMW0
うはwww誤爆スマソwww
345以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 01:15:35 ID:RcTuhRMW0
誤爆ついでに、
>>1は返答したいレス番の前に>>を入れた方がいいと思うぞ
346330:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 01:27:30 ID:Bq4lL2eF0
http://www.katsakuri.sakura.ne.jp/src/up6678.txt
うpしますた。
「問題提起編」と「模範解答編」に分かれているので、少し間をおいてから後編を。

書いといて何だけど漫画にはなりづらいだろうなぁ……
一応恋愛モノっす。
347以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 01:32:04 ID:TBR/AYTC0
引き続きピーコモードでいくぜ、覚悟しな。
109の作品に関しての考察
表現に関しては特に特筆すべきことはない。ある程度はわかりやすいので無理して凝った表現などはいらないと考える。
ただ一般論とすれば描写の表現が少なく説明が必要以上に多い気もする、一度読み返し自分なりに考えてみるべきだろう。
次にキャラに関して。Jの素性が不明なのでこれまた特筆し難いが、人質救出の人間としては無理のある性格である。
そもそも人の命を何とも思っていないような彼に人質を任せるとは現実的に考えがたい。悪役っぽくしたいのであれば
もう少し違った手法を薦める。もし彼が根っからの悪であるならば最初から指令を殲滅などにしたほうがすっきりして良いと考える。
Aに関して。ややキャラがオタクよりな気もする。それは構わないが俺はかなりうざく感じた。特に「休憩をとらなかったからじゃ・・」
とかは勘弁して欲しい。こういうキャラはある程度世界観を作ってからの登場を薦めたい。
次に肝心のストーリー。正直ないに等しい。人質救出のはずが特に理由もなく放棄している。顔を見られたのを理由としているが
ならなぜ彼は最初から素顔を隠していなかったのだろうか。理解し難い。バトルシーンは主人公の圧倒に終わるが、敵の反応が
わざとらしすぎる。圧倒的な差を表現したいのであればワンピの七武海やハンターの幻影旅団といった感じで最初から
明確な線を引いておくべきか。例えばJは最高ランク鳳凰を持つ世界認定の能力者であるとかね。ただこれを行うと
完全に少年漫画系になりえるので慎重に。導入部分としては普通だろうが最初で差をつけねば読者は付きづらいと考える。
設定に関しては特にないがやはり主人公たちや敵の素性その他がなさ過ぎる。せめて職業的なもの位明記すべき気がする。
まだまだ書きたいことはあるが、とにかく描写をもう少し増やして欲しい。バトルの雰囲気がしょぼすぎる。もっと熱く!
最後に全体の雰囲気がやはりちょっとオタク向けと感じる。台詞をもうちょっとひねったほうがよい。わざとらしさが目立つ。
以上である
348330:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 01:37:12 ID:Bq4lL2eF0
>>1さんの批評がすげえクォリティ高ぇ……

手が空いたときでいいんで自分のもピーコでばっさり斬っていただけると有難いんですが……
>>1さん執筆もしてるし流石に無理っすかね?(´・ω・`)
349330:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 01:39:50 ID:Bq4lL2eF0
http://www.katsakuri.sakura.ne.jp/src/up6682.txt
連レスで申し訳ありませんが【模範解答編】であります。
拙い文ではありますがお暇な方は流し読みで結構ですので是非……。
350以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 01:45:33 ID:vibz0HJQ0
凄い熱弁だ。
3511 ◆hkWEheyZEU :VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 01:47:39 ID:TBR/AYTC0
すまん、ピーコモード結構疲れるんだぜ・・・
321と330は明日にしてくれ。まだ321の今回分と330のは読んでいないんだ。
あとあくまで俺なりの批評だからな、専門化が言ってるわけじゃないし
全て正しいとは思うなよ。自分が俺のスタイルはこうなんだという所があれば
無理して直す必要はないぜ。特にキャラ設定なんかは正解はないからな。
ただよりうまく見せたいのであればそれなりの設定や状況が必要になると
俺は考える。キャラに関しては漫画を読むと参考になると思うぜ。
るろうにケンシンを例に挙げてもサノスケやヤヒコは王道系のキャラともとれるし
敵に関してもエニシよりシシオのほうが敵としての魅力を感じた人が多いと思う。
それはなぜか?という観点で読み返してみるとまた違った楽しみ方で読めるとおもう。
352109:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 01:53:19 ID:f8cOV/hp0
 ありがとうwww参考になりました
小説描くなんて初めてだから気をつけなきゃな・・・女のセリフどうしよう、いっそのこと「冷静な男」って感じにするか
 何故性格に難ありのJがこの任務についたかは次の話で明らかになるはず。
Jが強い称号かなんか持ってる設定は描く前に迷ったけどやめた、後々話の足枷となりそうだし

 正体を隠してないなども次の話で明らかになるはず。
続きを早く書けって話だ、今日のピーコモードは終わりのようなので描き始める。眠いから誤字多いかもしれん
 最後に>>229の設定で「能力者たちは表向き軍隊の役柄をしている」って描き忘れてた。ゴメンヨorz
戦闘シーン精進します・・・
353以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 02:13:28 ID:f8cOV/hp0
これから2話、前回1話終わりといれてなかった


 ここはビルの一室、お偉いさんが好む典型的な部屋だ。革張りのソファーやらなんやら・・・
そんな部屋の中で叫び声が響き渡っていた。
「お前等何だ?その報告は、ふざけてるのか!!」


 俺達は人質が捕らえられていた建物を後にし帰還した。
後の処理は国に任せて残るは報告するだけだったのだが・・・現在説教を喰らっている。
「いや、真剣に報告していますよ。だから気を静めて、落ち着いて。」

 俺が笑顔を浮かべて答えた、室長の頭には血管が浮かんでいる。
「落ち着いていられん!お前らの報告が本当なら厄介な事になる。」
室長は声を荒くしている。まあ分からんでもないが
354109:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 02:27:38 ID:f8cOV/hp0
「大体何で人質はおろか全員死んでる?大方の見当はついてるが。」
こちらを睨みながら聞いてくる。
「分かってるなら俺に回さないで下さい。隠密行動なんて無理無理」
Jは悪びれた素振りも無く言う。Aは我関せずといった感じだ

「・・・人手が足りない、それが理由だ。最近馬鹿共が暴れているんだよ。」
室長は一瞬間を取り溜め息をつきながら言う。
「ならその暴れてる方に俺を回してくださいよ。つまらない」


「とにかく!お前が皆殺しにしたおかげで奴らの目的しか分かっていない。どうするつもりだ?」
机を叩きながら怒って言う
「目的って身代金ですよね。でもさっきの報告で言ったとおり相手は水の国の者だからなぁ」
355以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 02:47:03 ID:2ZadhBd00
レスがとまったっぽいのでほしゅしてみる

>>109
最初のほうをざっと見た感想だと
状況描写が足りない気がした。状況の変わり目を、改行や読者の判断に
頼りすぎているかな?
雰囲気とかはオタクッぽくても結構。今風でもイイ(・∀・)。でも、

「これはどういうの?」
「ああ、それはXXがOOになって・・・」

と言うような、聞かれて説明を要するのはイクナイ。それを描写するのが書き手だと思う。
ただし、冗長しすぎるとうざいので、きれいに、読みやすくまとめるのがセンスか。
ちょっと難しいかな?
356以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 02:47:18 ID:f8cOV/hp0
「それは無い!干渉せずにやってきたんだ、見間違いだろ」
所長は怒りながら言った。そろそろ切れるぞ
「・・・しかし能力者である事は確実ですね、実際に戦いましたし。」
ここで初めてAが口を開いた。
「暴れてる馬鹿達は水の国の奴らが振りをしてるのかも。こちらの戦力を分散させるために」

「お前何言ってるんだ?そんな突拍子もないこと・・・」
所長がなだめる、確かにありあえない。
「頭大丈夫か?お互いの国を行き来するだけでも大変なんだぞ?」
JもAの考えを否定する

「別にそう考えられるだけです。深く考えないで下さい」
Aはこの話題を取り下げた。
「・・・えー、J。いくら一般人を毛嫌いしてるからって皆殺しにはするな。面倒だ
 その最悪な性格を治して上手く立ち回れば上にいけるのに勿体無い奴だよ」
                              ・ ・
「余計なお世話だ、俺は上層部も嫌いなんでね。同僚のお前に任せるよ」
357109:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 02:48:43 ID:f8cOV/hp0
遅くてスマン、取りあえず今度から頑張る。
後一回書いて終わり。たぶん
358つづき:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 02:52:39 ID:2ZadhBd00

>>128
>片手には棒状の望遠鏡が握られている、よくある縮小できるもの。
>「銃をもって家の周りを徘徊しているってのはどう考えても怪しいですよね。・・・しかも三人」
>男が本をポケットにしまいながら崖に近づき女の言った事を確認する。


ここでよくある望遠鏡と言うが、誰にとってよくあるのか、
ここで説明が必要になる。常識でよくあるから、よくあるんだ・・・と言うのでは、
脳内クオリティと大差ない。
ここでは、望遠鏡をたたんだ、とか 小さな望遠鏡が握られている とかにすると
縮小云々を解決できる(と思う)。絵の描き手にも優しい。


最初はこんな感じでうまくまとめていくコツをつかむといいと思うぽ
戦闘も基本的なところは一緒だと思うけれど、ひとついえるのは、
「擬音は('A` )ウボァ」
というところか。
359以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 02:55:29 ID:2ZadhBd00
割り込む形になった。反省している。
360109:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 02:56:23 ID:f8cOV/hp0
 やっぱり擬音はなるべく入れないほうがいいのか。参考になりますた
これからは省ける所をどんどん省いていこう。やり過ぎないように気を付けて
361以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 02:59:54 ID:vibz0HJQ0
なんかだんだんいい感じの雰囲気になってきたな。
362以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 03:09:42 ID:f8cOV/hp0
「もう行け、他にも聞きたい事があるが疲れた。処分は後日伝える」
俺達は部屋を後にして帰路に着いた。
 エレベーターに乗る。
「・・・上手くいった。」
俺はAが呟いた言葉を聞き逃さなかった

「ん?あのとんでもない話か?」
Aが頷いて答える。
「あんな話すれば誰でも混乱するだろ。」
俺は苦笑して答えた

 国は長い間全く干渉していなかった
それ以前に一般人の殆どは他に国があることすら知らない。
 それでいいのか?と思うが成り立っているのだから問題ないんだろう

「それじゃ、また明日。」
エレベーターが1階についたので俺は先に出る。
 ビルの周りには高級街とでも呼ぶべき場所がある、能力者たちの特権でここに住んでいるのは全て能力者だ

2話終わり
363109:VIP閉鎖予定日m9(^Д^)プギャー2006/04/02(土) 03:13:02 ID:f8cOV/hp0
 こんな終わり方でいいんだろうか・・・
書く前にもっと細かく考えよう
 次はどんな話にしよう
364113:2005/04/02(土) 03:48:41 ID:vibz0HJQ0
よし、>>1の批評を踏まえて新しいストーリーを考えてきた。

夕暮れが近付き、町を闊歩する住民の数がぽつぽつ減り始めた頃を
見計らったように彼らは現れ始める。
「D」それが彼らの通り名であった。
住民は酷く彼らを恐れ、夕暮れ半には皆家に閉じこもってしまい、町には人の子一人もいなくなる。
それを「D」は知っていた。だから「D」は夕暮れになると、町の中心に集まり始めるのだ。
そう、不敵にも、大胆にも。なぜならこの町で「D」に逆らう者は誰一人とていないのだから。

この町の中心には大きな噴水があった。
かつて町長が「我が町のシンボルとして、我が町の繁栄のシンボルとして」
と謳い建設した美しく巨大な噴水は、今やこの町の害悪のシンボルでしかなかった。
その昔のシンボルは、かつての美麗さと輝きが失われ、代わりに「D」によって混沌と腐蝕をもたらされた。
それは「D」にとって居心地のいいものだった。彼らは次第にそこを自分たちの棲家にし始めた。
365以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 03:50:29 ID:vibz0HJQ0

しかし住民は黙ってそれを見ているほど無力ではなかった。
人々は圧倒的人員数をもって「D」を倒そうと決意し、決行の日を待った。
「D」はそれを知っているのか知らないのか自分たちの人数を殖やし始めた。
同じ姿形の「D」がどんどん殖えていく光景を見る住民は、一層の不気味さを「D」に抱き、
なんとしてもこやつらを倒さねばならないと堅く誓った。
だが決行の日、予想もしないアクシデントが住民を襲った。町長の姿が見えないのだ。
今まで計画の先頭を立って住民を導いてきた町長の不在は人々にとって大きな衝撃であったが、
それでも決行を遅らせる事は出来ない。「D」は確実に殖えてきているのだ。なんとしても今日倒さねばならない。
住民は「D」の巣食う噴水へと向かった。めいめい武器を持ち、いざ「D」を倒さんと殺気立っていた。
だが、そこで人々を迎えたのは不気味な「D」ではなく、彼らの町長の姿だった。
町長は噴水の上に立ち、そこから人々に向かって叫んだ。
「聞け、我が町の人々よ。「D」は消えた。私が「D」と交渉し、彼らを町の外へ追いやることに成功したからだ。
住民よ。安心するがいい。「D」はもう来ない。なぜなら私の死をもって、彼らは町の外に退去するという契約を結んだからである」
そして人々が止める間もなく、町長は噴水の上から飛び降り、頭から地面に勢いよくぶつけて死んだ。
366以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 04:07:32 ID:vibz0HJQ0

町の全住民はこの町長の死を嘆き悲しみ、喪に服した。
町長は自分の命と引き換えに「D」を追い払ってくださったのだ。
町長の死についてそう考える人々が大多数だった。
しかし町長の死に懐疑的な人々も少数派だが確かにいた。
彼らは、この町長の死には不可解な部分があると疑問を提起した。
町長は生前「D」を追い払う計画で我々を導いた。そんな人が決行の寸前になって交渉を選ぶだろうか。
そして町長の言ったことは本当だろうか。「D」は本当にこの町から退去したのか。
その彼らの疑惑は的中した。
人々が「D」の存在を忘れた頃に、「D」は現れたのである。前より膨大な数を引きつれて。
それは全住民の数を遥かに上回る数だった。
そして彼らは町長の死を嘲笑うかのように、町長が死んだ噴水をまた棲家にし、夕暮れになると
どこからともなく新しい「D」が現れ、全ての「D」がそこに集まりだすのだった。
こうなるともはや人々に抵抗する手立てはなかった。
367以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 04:38:40 ID:vibz0HJQ0

それでも幸い「D」からは攻撃してこなかった。
彼らはこちらからどうこうしようとしない限り、何もしないのだった。
ただ夕暮れになると大勢の「D」が噴水の前に集まり、
なにやら「D」同士だけが分かる会議をしているだけなのだ。
だがそれだけでも住民と町に与える損害は甚大なものだった。
「D」は、これが彼ら全体の特徴といってもいいことなのであるが、
全身から腐った臭いを発していて、その手に触れたものは全て溶けるのだ。
だから住民は常にヘドロのような空気を吸いながらの暮らしをせざえるを得なくなり、
かつては外観も整った町の風景も、「D」に触れられる度にそこかしこ溶けている為、
だんだんと醜く変わり始めていた。
そんな生活に耐え切れず住民は家財と家族を引き連れ、幾度もこの町から抜け出そうとした。
だがその度に「D」が住民の行く先を囲み、この町から出て行くのを阻むのだ。
実力行使に出た住民も居た。しかし、その住民は例外なく全員死んだ。「D」は存外強いのだ。
この進むも退くもかなわない閉じ込められた町の住民と、「D」との関係のあらましは以上である。
長々と続いたプロローグ゙を終え、物語やっとはここから始るのだ。


疲れた。随分と長いプロローグですまん。
漫画化しやすいように書いたつもりだが…どうなんだろ。
おそらく短編よりちょっと長い中篇になると思う。
批評よろしく頼むwwwwwwwwwwwwww
368以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 06:54:22 ID:f3QSUeVJ0
⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン
369以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 10:21:02 ID:2ZadhBd00
誰もいない・・・アラシをするならイマノウチ
唐突に描き子


>>321(魔界探偵の人)
平凡でもイイと思う。
個性が大事と多くの人は言うけれども、気にする必要はない。
書き続けていれば、おのずと現れる。
それでも個性が気になると言うのなら、つまり解釈や表現の
工夫・積み重ね・ぬるぽが足りないと言うことだと思う。
いろいろやってみようzs
>>321の第二章はなかなか悪くないと思った。この手のものにありがち(?)な、
描写の薄さがなかったと思う。読みやすい誌想像もしやすい。ディ・モールト良し。
もう少し、「魔」のふいんきが欲しいかな?
ライトノベルだからこれぐらいでいいのだろうか。
370以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 10:22:30 ID:2ZadhBd00
>>364-366-367(淫魔の人)
一行あたりの文字数が多いが、読みやすいぞ。
無駄な描写がないからかも。


でも淡白ぽ。これはそう言うスタイルだと解釈する。ただ、世人の受けはいまいちかも。
自分は嫌いじゃないけれど。原作プロットはそれぐらいのがちょうどいいと思うし。
でもキャラ描写が薄いのは、人によっては不親切かも。
・・・ってプロローグかyp(;´Д`)
正直、原作としてみるなら、ややいまいちか。町長のくだりは必要ないと判断。
「Dがやってきた→居ついた→町の外に出られない→ヽ(`Д´)ノ出してよウワァァン」
でもおkと思われ。
町人の息遣いというか、状況描写がないからいまいちに感じるのかも。
繰り返しになるが、プロットや小説としてはよい。ただし冗長気味。
雰囲気を伝える小説として、過去語りや設定語りに陥るのは避けようq。
371以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 10:31:26 ID:2ZadhBd00
長くてすまん

>>109(Jの人)
あ・・言い忘れた。
設定プロットを先行させてうpすると、色々な意味で不幸になるから
気をつけたほうがよいとおもうです
設定は、絵描きが決まってからでもおk


あと>>1
>>1の文章見づらい。スタイルがどうあれ読みづらいのは最悪。
文章が長いと思ったら改行、頭に空白、場転では改行スペース(入れすぎはよくないが)
ぐらいの配慮は欲しい。
あと、時折、視点の変化が乱暴でわけわかめになる。
改行を入れる場所が(´ー`)ネーヨ と言うのなら、文章自体に問題がある。
小説好きに読ませたいのか、不特定多数に読ませたいのか、
そのあたりのスタンスがわからない。


読みづらいのは承知でそれでも長くしたいと言うのなら
>>321にtxtうpの方法を聞くなりググルなりすればよろし。pc初心者と言うのは言い訳


ああ、最後>>1にだけきつくなった。
すまそ。
372以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 11:09:03 ID:klT7nzipO
保守保守
373以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 11:13:44 ID:Kf6LOV3E0
誤爆したwwwwwwww10分で書いたwwwwwwwwwチンコうpより恥ずかしいwwwww
http://rivernet.cool.ne.jp/upmini/200504a/20050402111208_5224.txt
37423歳童貞ニート:2005/04/02(土) 11:13:44 ID:NO3lJBK60
このスレ、ラノベ新人賞スレや創作文芸板の匂いがするwwwwww
375以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 12:51:59 ID:Bq4lL2eF0
ほっしゅ
376以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 12:58:39 ID:laVU1YI0O
なんかこのスレだけVIPらしくないな。
377以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 13:38:55 ID:jqmNbOWx0
なんか真面目なスレだな
応援しとくよ
378以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 13:38:59 ID:AQ2fRSfr0
>>376
今来た俺にVIPらしさを3行で
379以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 13:56:14 ID:2ZadhBd00
ごめん
>>330
(問題提起変)
七せあゆむの漫画を連想した。一人で暗がりに居るシーンとかのモノローグの描き方に。
新しいところではイチゴ100lとか。いや印象がね。
なんか若々しくていいぞ(・∀・)


(模範解答変)
って、セリフだけかい(´∀`)斬新というか懐かしいというか・・・

脚本のような香りがしました。アニメや映画などで、俳優さんがセリフを掛け合うような。
状況描写がないのはわざとだと思う。イチゴ100といったが、YJ連載のノリに近い予感。
ただ、漫画の原作ということで――恋愛ものを描くということならば、何かしらかのアクションというか、
アクティブな描写が欲しいかも。
380以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 13:58:03 ID:2ZadhBd00
つづき
(総括)
ここでうpしたのは1対1系で、別れを前にした男の子のモンモンだと思うが、
それだけで終わってしまっているので、漫画としてはちょっとさびしいかも。
これが舞台脚本なら問題ないが、絵に起こすことを考えると、状況の変化が欲しいところではある。
ベタだが、一日一日の描写とそれにそう形で主人公のモンモンが広がり、
あるとき決意、みたいな。


あと、
短編の中にアクションを欲するということで――濡れ場などがあると受けは良いかも。
ここまでくるとエロゲっぽいですね。これは極端な例なので、色々試行錯誤して見ると良いだろう。
登場人物が二人だから、いろいろな変化をためすといいお
長文スマソ
381以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 14:16:47 ID:2ZadhBd00
>>373(雪月花ギャラクイィ)
不思議と面白いぞ

文章?
雪月花ギャラクシーという名前にロマサガ風味を思い出し間sita.
あ、わかりやすい展開はおk。ある意味一番漫画にしやすそうな気がするww
ただ、美少女と主人公の描写に力を入れて欲しかったかも。
382以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 14:28:41 ID:Kf6LOV3E0
>>381
原作って意識してたからあんまりしつこく描写しないほうがいいかな、って
絵描きの主観にゆだねたいってのもあったし
(あとめんどくさくて)

気が向いたら続き書くわ
383308:2005/04/02(土) 14:44:03 ID:1C2bU+aQ0

「ほら、いこ」
「あ、ああ…」

俺はそれ以上何も考えられなくなり、気がついたらアパートの階段の前まで来てしまっていた。
それまでこの妹とどんな会話をしていたかはもう覚えていない。だが一つ、どうしても腑に落ちないところがあった。
この義理の妹はほとんど俺の腕をひっぱって歩いていた。だからこそ俺はなかば放心状態のまま
ここまで歩いてこれたのだ。何か考え事をしているうちにいつの間にか目的地についてしまう、というのは
夢見がちなニートにはよくあることだ。だが、この妹は明らかに俺の家までの道筋を知っていた。なぜに?

階段を上り2階の部屋の前へ。鍵を開けるのは俺だ。

「あー、疲れたぁ」

光沢を欠いたフローリングの床、細長く伸びたドアの形に切り取られた夕日、
その中にごろんと寝転がる妹。しばらくして起き上がる。

「なぁ、お前は―」
お前はいったい、どこの誰なのか。
それを口に出すのは躊躇われた。その言葉は今のこの僥倖をガラスのように粉々に砕いてしまうように思えた。
そう、これはどんなに不可思議で未知の現象に思えても、結果としては幸運以外の何者でもないはずだ。
まさかこの俺に妹ができるなんてな。

「ん?」
「やっぱ何でもない」

それよりも、もっと切実な問題があった。俺はこの義理の妹を何と呼べばいいんだろう。
384以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 15:59:22 ID:Kf6LOV3E0
誰も保守しないのかよ!
385以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 16:43:17 ID:/AKmWqo/0
保守
386以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 17:20:52 ID:/AKmWqo/0
コピペだが良さそうなので貼っとく

    初級編:小説書く為の最低限。

  ・句読点をしっかり

 基本中の基本です。
無いと読みにくいですが、かといって多すぎでも流れがブチブチになっちゃいます。
無責任な意見ですが、多すぎず少なすぎずのさじ加減に気を付けて。
セリフの最後にはマルをつけないのが一般的ですが、
つけちゃ行けない訳じゃありません。

  ・改行もしっかり。

 つまってると読みにくいですが、かといって多すぎでもスカスカ(ry
目安としては、同場面の視点変更・話題の転換で一行くらい。
場面変更なら五〜六行です。

  ・段落を着ける。

 ←こんな風に、文の初めにスペースを置きましょう。
一〜三文で一回が目安ですが、あんまり気にせずに。

この三つはあくまで目安です。
フィーリングで貴方だけの作風を出してみましょう。
387以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 17:21:43 ID:/AKmWqo/0
    中級編:読ませる物を書くために。

  ・キャラを立たせる。

 コイツならココでこうする、けどアイツと一緒にいればこうなるかな…
とか、キャラの性格や力関係を整理しておきましょう。
展開で性格が変わったり、キャラクターにそぐわない行動は取らせないこと。

  ・文末に変化をつける。

 〜だった、〜した、〜なのだ だけでは一昔前のRPGです。
体言止めや、『〜する』等で変化をつけましょう。

  ・安易に真似ない。

 『下手な詩人は真似る、練達な詩人は盗む』という言葉もありますが、
真似では本家に勝てないんだからやめといた方がいいです。
影響を受けるのはいいですが、自分だけの話を書いた方が好感ももたれます。
388以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 17:22:46 ID:/AKmWqo/0
  ・文の形に気を遣う。
ホンッとに些細な事ですが、おんなじ単語が隣接してたり句読点が同じ位置にあったり…

    ↓   ↓↓    ↓ こんな感じですな。
○〜▽、○Д××∀■☆。
〜▽∀、●ー××▽×口。

…無茶苦茶細かい所ですが、読んでるとちょーっぴり違和感を感じ…るのは私だけ?
ともかく、狙ってやってる以外でこういう事が起こる場合があります。
読み手のことを考えて、文末の位置をずらしたり同じ語が重複しないようにしたり、
僅かな違和感も残さないようにしましょう。狙ってやるなら別ですが。

  ・自分だけの作風を作る。

『他の何で負けてもこれだけは負けられない!』
とか、そんな感じのこだわりを持ってみましょう。
389以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 17:24:05 ID:/AKmWqo/0
    上級編:…プロでもできるのか?

  ・転んでも泣かずに完結させる

…えーと、まあコレはアレです。
プロでもそうそうできるもんじゃ無いです。
『だから途中でほっぽっていいよ』とは言えませんが、
完結させられる人は偉大です。
とりあえず、打ち切りみたいな感じでも完結できれば
  レ  ク  イ  エ  ム
『終わりがないのが終わり』に陥った人達よりも偉いのです。
始まりと終わりは、最低限イメージしておきましょう。


参考になるか分からんがこれで終わり。頑張れwwwwww
390330:2005/04/02(土) 17:35:58 ID:Bq4lL2eF0
あと、何度も言われてる事だけど「・・・」は「……」にして、感嘆符(「!」「?」)の後には一マス空ける。
これだけでもキチンとすれば、読む側からすれば「おっ、こいつは基本が出来ているな」とわかるので、読む意欲が沸くことにも繋がるんじゃないかなと。

それから逆説のニュアンス一つを取っても「しかし」「だが」「にもかかわらず」「でも」などなど表現は様々。
近隣の行に似たような単語が頻出しないよう、なるべく言葉をかわるがわる用いて表現するのが良いです。

若輩ながら。
391308:2005/04/02(土) 17:41:22 ID:1C2bU+aQ0
誰からもコメントがない件
392330:2005/04/02(土) 17:57:30 ID:Bq4lL2eF0
>>391
俺でよければ軽くコメントさせていただくよ。

>日本が誇る……誇るのか恥じるのかは知らないが……巨大匿名掲示板2ちゃんねる。
>その中でもっともアクセスの多い2chの誇る……誇るのか恥じるのかは知らないが……ニュー速VIP。
普通はこういった表現はダッシュ(「―」)の二本、或いは三本重ねで表現するかな。
といってもこれはあくまでオーディナリーな表現の事を言っているから、別に君の手法が悪いとは言わないけれど、少し違和感があったかな。

物語についてはまだ途中のようだしコメントは控えておきます(笑)。
といって、文法に目立った過ちや違和感はあまり見受けられない……。
……一人称の欠点というか、どうしても状況描写が「わざとらしく」なってしまうのは仕方ないことかな……。
特にこの主人公はVIPPERならではの妄想力を持っているせいか、どうしても「自分の世界に没頭」している感が抜けなくて読者からすると展開が平坦に感じられる。
物語の展開が急転する部分(妹登場のシーンとか)はもう少しもったいぶって、展開をスローダウンさせて心の動きやなんかを描写してもいいかもしれない。

ためにならない感想で申し訳ない。
共に精進していきましょう。
393330:2005/04/02(土) 18:38:51 ID:Bq4lL2eF0
あ……言い忘れてた

>>1さん
批評有難う御座いました。文章の中に何らかのアクションを置く、ということを忘れておりました。
割合好意的な批評だったので少し安堵した反面、なんとなく寂しかったですが(笑)。
改めて御礼申し上げます。感謝。
394以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 20:01:56 ID:Kf6LOV3E0
落ちそうでつ<丶`∀´>
395以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 20:02:29 ID:2ZadhBd00
>>330
自分は1じゃないお( ^ω^)
基本的に読みにくいとか、不快でなければ糾弾しない。
たぶん的確と思われることを言うだけだブーン。人それぞれ、方法論とか
目的とするものは違うしね。

>>308
スルーしてごめん。
で、内容については、スレを立てたら実は・・・と言うやつと判断
物語は広がりそうなのでここでは言及せず見つめて居ます。
で、
(つづく)
396以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 20:03:31 ID:2ZadhBd00
(つづき)
文章回しとかの指摘は330氏が的確アドバイスだと思うです。
気になったところとしては、うーん、少し、状況描写にわかりづらいところがあったかも。
スレ立てとか、板の詳細とかは(スレを建てられる理由や中韓人云々)、
説明を必要とする割に重要ではないと予想。
物語の展開上必要でない部分はざくざく削いでいくべし


伝えるべきことは、「三つのスレとその後の現実展開」、だと思うので
そこをじっくり軸にするといいと思うお。状況を丁寧に描写しようとする姿勢は好感が持てる。
あとはそれを破棄・選択することを意識してみマッショイ

あ、ひとつイクナイ所として、長い部分では改行を適宜いれましょう。
3971 ◆hkWEheyZEU :2005/04/02(土) 20:48:05 ID:TBR/AYTC0
だんだん読み方が増えてきたぜ、批評してくれる奴サンクス!!
やっぱりしっかりアドバイスしてくれる人間がいると作者も育つしな。
では俺は批評から離れ自分の作品に集中するとするぜ。
もちろん皆の作品はチェックしているからどんどん書こうな!!
398松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/02(土) 21:19:02 ID:TBR/AYTC0
作家らしくペンネームをつけてみたぜ!いつまでも数字じゃ悲しいからな。
あと書き溜めてまとめて張るのは面倒だからやっぱり進行しながらのVIPスタイルで
行かせてもらうぜ、もちろん割り込み歓迎だ!気にせずどんどん書き込めよな!
さて、先もない俺だが江戸編は完結させてみる。何事も書き終えることが大事ってことを
リーダーが先陣を切って証明しなければならないからな。少し巻きで行かせてもらう。
だから見失わないようにしっかりついてきてくれよな!!
399松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/02(土) 21:19:54 ID:TBR/AYTC0
 病の床に倒れた若き天才は、静かに先を考えていた。
自分のこれからの余生はいかなるものであろうか。幕府方を助太刀できぬ自分に生きる意味はあるだろうか。
彼は悲しみと空虚に苛まれつつ夜の月を眺めている。
「何奴か」
総司はとっさに枕元に置かれた清光を手にし、気配の主を探した。
隠れる様子もなく男は頭を抱えながら何やら手にしていた。
総司にはそれに書かれた文字を理解することができなかったが彼がそれを口にしているところを見ると、飲料物であるか。
400以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 21:24:39 ID:/AKmWqo/0
保守
401以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/02(土) 21:25:56 ID:vibz0HJQ0
松本ワロシ
402松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/02(土) 21:28:44 ID:TBR/AYTC0
「何と今方、沖田の前に参上しようとは。
貴様の魂胆、誠に残念である。その容姿違えどいつのときの勇敢なる行動、
まさしく武士道と信じていたが」
男は現代より持参したペットボトル飲料を口にしながら、
変わり果てた秀才との再会にやや意気消沈しつつも気持ちを確かに、
その端正な顔立ちを同じく美顔なる沖田に見せた。嗚呼、哀れなる者よ。
そなたも病に蝕まれ、生涯を満足に達する事を不可とされた史上の黒点。
その気持ち、このモルガンには判るぞ! 
いつの世も天才とは想いを表に出さず静かに朽ちてゆくものなのだ。
403松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/02(土) 21:36:59 ID:TBR/AYTC0
「もうこのモルガンには君をとりたいという気持ちは一片もない。
私は興味ないものを自らの手でいじることは好まない。それに私は武士ではない」
だが沖田は清光を決して寝かさない。自らを否武士と発した男、その言葉に油断せず警戒を怠らぬぞ。
騙し討ちは維新派の薩摩が得意とする手、こやつも薩摩であれば必ずやここで沖田を沈めてこよう。
今の自分には全盛の腕あらずとも者一人に幕を引かれるほど未熟ではないぞ、異国の道化よ。
404松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/02(土) 21:46:50 ID:TBR/AYTC0
「この月夜に何を想うかね。君の病は今の医療技術では決して治らないものだ。
おっと、まだそれは聞かされていなかったかな? であるとしたならこのモルガン、頭を下げて謝ろう」
宿の中でも最上の部屋である松。高貴な輝きを照らす和紙張りの障子を開けながら、
先を知る未来視の男は感情を悟らせず語りかける。沖田は清光を差し込む月光下へと置いた。
我ながら丸くなったものだな、私よ。沖田は心で自らに問いかけながら、視線を静かなる江戸の街並みに移した。
遥か向こうに江戸城を望む風景にしばし感傷に落ちる。沖田は生きたい。
静かな余生ではなく最期まで信ずるものを貫きてゆく生を。
405松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/02(土) 22:01:22 ID:TBR/AYTC0
新撰組に残る者は結成のときより随分と姿を消した。
それでもこの自分がいるまでは以前なる勢いを持ちつつ、幕府方に多大なる恩恵をもたらしてきた。
局長は移りゆく景に戦乱の終末を想いながらも大阪城へと進組している。
決戦の地は江戸にあらず、祖国の始まり“京”にありき。
「もうすぐ鳥羽にて国の行く末を決める戦が起こる。史実によれば旧幕府軍…おっと。
幕府軍は維新派の薩摩軍に、その圧倒的な装備を見せ付けられ敗走する。
惨敗ではなくそれはまさしく完敗であるとな! 沖田総司の愛す新撰組は、
君の知ることない処で散ってゆくのだ。
ぬうん、何とも悲観なるものであろうか!!」

406松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/02(土) 22:09:37 ID:TBR/AYTC0
男は興奮のあまり手にした異時代の容器からジンジャーエールをこぼしてしまった。
畳は経験したことのない液体の反応を感じつつしみこませてゆく。
だがそれ以上に興奮しているのは清光を再び走らせ、詭弁をふるう男ののど元に刃を寸分なく寄せた沖田であった。
モルガンは予想外の事に驚きジンジャーエールを全てこぼしてしまった。
407松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/02(土) 22:17:22 ID:TBR/AYTC0
「新撰組参ずる幕府軍が敗れ去るとな? 伴天連め、
今すぐここでその口聞けぬよう首を落としてくれようか」
月夜の中光る清光は、沖田の意志一つで役を終える。
だが次の瞬間、清光は虚空を捉えているだけの間抜けな長物となってしまった。
沖田は信じられぬ光景に目を見開き、背後に回った彼をやや恐れのまなざしで見入った。
馬鹿な。
408松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/02(土) 22:30:00 ID:TBR/AYTC0
「人の愚かなところは、未知なるものへの恐れの克服が成されないことである。
自ら事実を確かめ、自らの納得いく見解に辿り着き、初めてそこで結論像が形成される。
だがこれは仕方ないことなのだ、人とは疑り深い生き物だ。
狡猾さを増す現代の性格を今もなお、支える揺ぎ無い事実の一つである」
彼は沖田にはやや読み取れぬ論を展開すると答えとも言わんばかりに、懐より包みを取り出した。
ほどくと手のひらに収まる大きさに小分けされた入れ物が姿を現し、
透明の容器は中の白く照らされたこれまた沖田には未知なる物が見えた。
409松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/02(土) 22:37:39 ID:TBR/AYTC0
「今の君には全てが見えぬ故、史実を覆すに至らない小さな存在。
私と同じように神に才を与えられた選ばれしイエスの子よ。
今に真実を知り私の元へと導かれるであろう」
言われていることに混乱しながら策を弄する沖田に、ゆっくりとモルガンは近づいてくる。
清光を閃光のように振るうが、神の手によりあえなく運動力を失った。
沖田は必死に清光を己の元に還そうとするが、モルガンは掴んだ手を微動だにせず離さない。
いかなる奇術か!
410松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/02(土) 22:47:38 ID:TBR/AYTC0
「そして私と共に新たなる歴史の創造者、その通り神となるのだ! 
現代の科学はついに神話の時代までその支配を広げ、
全てを知り尽くし、完全なる存在となるのだ!!!」
彼によって与えられた清光の亀裂は今、彼の手によってみるみるうちに消え去った。
もはやその夜の出来事は、総司の理解を遥かに超え、
だが確かに奇蹟とも魔の力とも思える事は起きていた。
清光はかつての威光を取り戻すと支配より解放された。
男は窓の方に再び目を向けると、まったく警戒しない様子で沖田に背を向けた。
今なら間違いなくやれそうだが…
411松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/02(土) 22:53:15 ID:TBR/AYTC0
「君にこれを渡しておこう。いわゆる奇跡を起こす粉末だ。
神は才ある者をむざに見放しはしないのだよ」
清光を突き出す代わりにそれを受け取った。
近くで見ると入れ物こそやはり奇妙なるものであるが、
中身を探ってみると何のことはなくありふれた粉薬であった。
臭いを嗅ぐに阿片でも睡眠薬でもなさそうである。
412松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/02(土) 23:01:48 ID:TBR/AYTC0
「それは見ての通り三つに分けられており、それぞれ医師が目盛った薬だ。
一つ服用すれば身はたちまち蘇り、一つ服用すれば生はのび、一つ服用すれば病は君を蝕むことをやめ消え去る。
ためしに今ここで飲んでみるといい。ほら、私のジンジャーエールをあげよう」
沖田は自然と彼を警戒することなくペットボトルを受け取り、言われるとおり苦味ある粉末を一盛り飲み干した。
未知なる飲み物の謎の刺激には大層驚いたが不思議と毒盛りのように吐き出さず喉を乾きと共に潤した。
何とも美味なる飲料物であろうか!
413松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/02(土) 23:09:58 ID:TBR/AYTC0
「おお、これは……!」
今ならこの沖田、初めて恐れを抱いたこの男をも難なく切り刻めそうであるぞ! 
かつて斎藤一と築いた全盛の新撰組を髣髴とさせるこの力。
もうこの世に敵などいないと自負しかしたあの若き健全なる沖田よ、そなたにまた会えようとは。
「その身に感じるだろう、神の存在を! 
さあこれで君は束縛する運命の鎖から解放されたのだ! 
さあゆくがよい、その目で運命という見えざる存在を認め、受け入れ、超越するのだ!!」
414松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/02(土) 23:15:01 ID:TBR/AYTC0
月光が照らし出すのは、今この国でもっとも恐れる剣豪・沖田総司ただ一人であった。
これは夢であるのか。その手には確かなる感触を感じ得た、奇跡の粉。
「我が誇り、新撰組よ。この沖田、今参りますぞ」

区切りと−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
415松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/02(土) 23:22:05 ID:TBR/AYTC0
 夜桜が鮮やかな夜を演出しながら由緒ある、して堅牢な城壁を囲む。
京から程なく離れた幕府軍の在駐するのは仕えし徳川家の主人、豊臣秀吉が座った大阪城そこであった。
長き間、主人を不在とした不落城は今か今かと主の帰りを待っている。
天下と共に再び我が元へと参る者はいかなる顔立ちをしているのであろうか。
416ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/02(土) 23:22:14 ID:sSfqiKiG0
適当にまとめっぽくしたwwwwwwwwwwwwww
http://hityty.fc2web.com/index.html

俺も小説っぽいの書くwwwwwww1日連載wwwwっうはおkwwwwwwww
417ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/02(土) 23:27:02 ID:sSfqiKiG0
うはwww新しい小説増えてたwwwせいきょういんぐwwwwwwwww
これ書き終わったらwwwwwww追加するするwwwwwwwww
418松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/02(土) 23:33:58 ID:TBR/AYTC0
「動きなき薩摩の軍勢はもうとうに京の地を離れたのではないか」
誰かの確証なき言葉にも反応せざる得ないのはいた仕方ない。
あの男の言葉を僅かでも聞き入れたこの勇が馬鹿であった。
奴が言う“鳥羽伏見の戦い”なる事とは、幕府を揺るがす恐れおく結果を招くと畏怖したが。
よもやここ天下の初地、大阪城で三夜も貴重なる時を過ごそうとは。
まさか、これは官軍の巧妙なる、しかしあまりに単絡的な陽動戦術であったか! 
とすれば江戸を離れ再度参京した幕府軍は戦う機会を失ったことになる。
近藤勇、一生の不覚であった。
これは己の死をもっても償えぬ重罪であるぞ、何てことであろうか!!
419松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/02(土) 23:48:42 ID:TBR/AYTC0
「歳三、これ以上の無駄時は無用である。
多勢なるこの軍を率い再び将軍の下、江戸へと参る。手早く仕度を整えよ」
副長は待ちに待った号を聞き入れ、それを組内に伝えさらに幾勢の奉行下に集いし豪者どもにも伝えられた。
夜桜舞う下に局長の前に姿を見せたのは徳川家に代々仕えし奉行、功田光長の武士・三重治であった。
実力、名実ともに信頼は厚く従うものも多い。
「幕府方直下、精鋭新撰組の長・近藤勇殿。
誠に恐れ多いがこの醜態、いかにしてつけ払うべく次第か。
伝令によれば既に薩摩なる軍は京を離れ東へと進軍したと聞く。
江戸は今、もぬけの殻そのものであり江戸城は不主のここ大阪城より脆きなるものぞ。
今からであれ我々が時遅き事は事実、世はここの者が願う方向とは異なる末をゆく」
420松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/03(日) 00:07:29 ID:9uqMo09q0
彼は私に今ここで腹を切れと申すのか。
だが隊を率いる勇、まだ果てるわけにはゆかぬ。
せめて将軍その前で侘びをしつつ世を去りたいのが、今の私が想う至高なる願いである。
しみじみ語なれば三重治もわかってくれようぞ。
「局長、今しがた偵察の伝令より受けた事には徳川慶喜将軍その人が、
京へとお姿を現したとの信じ難い事が。
再度なる確認のため、複数の者を向かわせているが見間違おう事などありえぬ。
これはいかなる次第であろうか、勇よ」
三重治と近藤は、永倉新八の常軌を逸した報告に腰を抜かすほどの驚愕を見せた。
だが勇の驚きは三重治のものとは違った方向へとあった。それは半疑を経て確信へと変わった。
どうやら勇にはまだすべき事が残っているようだな。
「全軍全者に伝えよ、目指すは京の地“鳥羽、伏見”であると」
421松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/03(日) 00:09:45 ID:9uqMo09q0
区切りと。今日はここまでとしようぞ。やや内容が巻き気味ではあるが許せ。
さて、他の作品を読みつつ夜を過ごすとしようかな。
422以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 00:10:49 ID:toqwHBc+0
すげー2時間半もフル回転したな。
423373:2005/04/03(日) 00:13:57 ID:2lhEHaZw0
反面、集中力が10分ほどしか続かない私
ちょびっと追加
http://rivernet.cool.ne.jp/upmini/200504a/20050403001157_1240.txt
424ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 00:15:03 ID:M2rXLk+S0
「あ〜、モテないっ!
 俺がこれほどまでにっ!
 愛を持て余していると言うのにっ!」

下校途中――渾身であり懇願である叫び――心の悲鳴。

俺は女にモテない。
当然、年齢=彼女居ない暦である。

「ゆー君、そんなに、モテないの?」

一般に称すれば、幼馴染である所の女が言う。
名前は、綾夏(あやか)

「ああモテないさ
 何故モテない!? こうもモテない!?
 神よ! 悪の理不尽はもうウンザリだっ!」

畜生! 涙で未来が見えねえっ!

「じゃあさ、私と付き合わない?
 私、ずっとずっと前からゆー君の事――」

ああ、ちなみに綾夏は超絶不細工であり男が寄ってくることなんて全く無い奴だ。
425ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 00:16:20 ID:M2rXLk+S0

「大好きで――」
「却下だ!」


「酷い、なんでよ!」
「俺は! 可愛い女の子! 限定で! 無尽蔵の! 愛を! 捧げるんだよ!」

ああうっとうしい、不細工の求婚ほどいらないものは無い。

「私はゆー君の事ずっと好きだったんだよ!?」
「だから何だ! 来世で可愛くなってから出直して来いよ!」

「うわあぁぁあん!」

駆け出して行ってしまった。
少し、言い過ぎたかな……。

顔は絶望的なまでに酷く、
欲情の仕様が無い上にそばかすやにきびだらけの顔面だが
性格はそれほど悪くない奴だしな……。

「明日、謝ろう……」

426ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 00:17:25 ID:M2rXLk+S0

_______そして翌日________

ピーンポーン

チャイムの音が止み、数秒がたつと
俺にとってはお馴染みの声が聞こえてきた。

「ゆー君! 迎えに来たよ!」

昨日あれだけ言ったのに、落ち込みの欠片も無い声だな。
案外、俺の事なんてそれほど好きじゃ無かったのかもしれない。

別に不細工に好かれるなんて御免だから構わないんだけどな。

玄関を出て挨拶をする。

「おはよ――――」
「おはようっ!」

――――――――――――。

「……誰?」
「え?」

俺の目の前には、綾夏とはどう見ても見間違えない、超美少女が居たのだ。
427ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 00:19:03 ID:M2rXLk+S0
「ええと、綾夏……?」

目の前の美少女を見直す。
目、鼻、口、肌、全てにおいて綾夏とは全く違う。

例えてみれば綾夏をパワプロのGクラスとしてみれば
目の前の美少女はAと言い切れるだろう容姿。

※Aは最高ランクGは最低ランク

「……ゆー君、どうしたの?」

「お前、誰だ?」
「綾夏だよ?」

即答される。
どうなってしまったんだろう。

「別にいいか!」

綾夏が可愛くなった、それで良いじゃないか! 世界は明るいぞ!
428ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 00:19:52 ID:M2rXLk+S0
ツッタカツッタカ(足音) ツッツツカタツッツツカタ(足音)
足音を聞きながら登校する、綾夏が可愛くなってもそれは変わりが無い。
綾夏の足音のリズムは、普段と同じものだった。

「ねぇゆー君」
「何だ」
「昨日、フラれちゃったよね」
「……ぁ」

「ああ、あれは気にしてないぞ!」

――俺が言うほうか?

「良かった、嫌われちゃったかと思ってて……
 今までと同じように友達で居てくれるよね?」

――これは。

「ああ! 友達だ!」

勢いだけで考えずに返事をしてしまったが
これはこれで良しとしよう。
429ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 00:20:19 ID:M2rXLk+S0
ここまで考えたwwwwwww

>>423
オタクハゲワロスwwwwwwwww
430以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 00:22:01 ID:toqwHBc+0
整形かよwwwwwwwwwwww
クオリティタカスwwwwwwwwwwwwww
431以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 00:27:09 ID:/d5F9cC+0
ほっしゅ
432松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/03(日) 00:48:59 ID:9uqMo09q0
とりあえず330の作品を読んでみた。俺なりに思ったことをつづってみる。
今日は間違えておすぎをつれてきてしまったのであしからず。

ジャンル的に苦手なこともあり終始、面白いとは感じなかった。客観的に見ても
誰にでも書けそうな内容と感じ、終わりのほうの会話には個性的なものもなかった
と思う。台詞主体なのでそこにひねりや胸をつく惚れるような言葉が欲しかったと思う。
あとこれは一般論だが会話が多い小説は難が多いと聞く。俺が初期に書いていた
小説もそうだったがこれはできることであれば修正を薦める。台詞は漫画のように必要以上に
はいらないと考える。
最後に少年VIP掲載を目指すことを前提として言うと、世界観がより大きいほうが
いい気もする。少年漫画で人気の作品はやはり壮大なスケールの話が多いと思う故である。
以上を松本の戯言として真摯に受け止め、俺と共に精進して欲しい。
433以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 00:58:15 ID:toqwHBc+0
>>1の連載に区切りがついたようなので>>334-366の続きを書いてみる。


「長、また「D」が来たぞ。我々はどうすればいい」
一人の男が窓から外を見やり、震えながら言った。男たちの視線が皆、長、と呼ばれた老人の元に集まった。
女、子供の住民たちは戦々恐々として「D」が来るたびに家に閉じ篭るのだが、男たちは違った。
彼らは日々、「D」が来る時間になると長の家に集い、町に平穏を取り戻す為に「D」に対する対策を練るのだった。
しかし、会議は何日経ってもなかなかまとまらない。住民たちの意見が、決戦派と慎重派それぞれに分かれているからだ。決戦派は武器を手に取り「D」を倒すべきだ、と息巻き、慎重派はそれは無謀だ命を無闇に捨てるな、と説いた。
だが、日が経つにつれて、ストレスの溜まった慎重派の人々が決戦派に意見を転じ始め、今や決戦派の人数は過半数を大きく越えていた。

「皆の」
と、老人はその場にいる男たちの顔を見回しながら言う。
「皆の意見はどうじゃ、言うてみい」
「もう俺たちは我慢の限界だ。長、戦おう。俺たちには準備が出来ている」
若い男が椅子から立ち上がり、老人を見据えていった。その目には狂気すら宿っていた。
無理もない、腐臭を放ち町を我が物のように徘徊する「D」を殺してやりたいという衝動に駆られる者は多いのだ。血気はやる若者は特に。
「馬鹿な。それは無謀だ。時を待て」
テーブルの向かい側の椅子に座った初老の男が、諌めるようにいった。彼は慎重派の一人だった。
「あんたはいつも待てと言うが」
若い男がゆっくりと初老の男を振り返った。
「どれほど待てというのだ。この町が腐り朽ち果てるまでか」
434ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 01:00:54 ID:M2rXLk+S0
_______一時間目________

俺は自分の席から綾夏をじっと見つめた。
可愛い……。

ふと脳裏に浮かぶ単語。
―――――――――――――告白。

そう、告白。
綾夏は俺に昨日告白した(フったけど)

それなら、俺が今告白すればOKして貰える筈!
そうすれば俺の年齢=恋人居ない歴に終止符を打てる。
そしてあんなことやこんな事を強要する事だって出来るようになる!

よろしい、ならば告白だ!

我々は渾身の力を込めて今まさに筆下ろさんとする童貞だ!
だがこの暗い人生の中で十数年間もの間堪え続けて来た我々にただの性交ではもはや足りない!
超告白を!! 一心不乱の超性交を!!
我等は僅かにエロ本の知識しかない童貞に過ぎぬ!
だが俺は一騎当千の童貞だと、俺は信仰している!
成らば俺は一夜にして童貞を卒業してしてみせよう!!
435ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 01:01:32 ID:M2rXLk+S0
_______二時間目________

しかし、怪奇な所がある。

異常なまでに可愛くなった綾夏。
しかし、それに誰一人として反応していない。

まるでいままでも綾夏が可愛かったかのように、普通に接している。
これは、どういう事だ?

隣の席の吉田に問いかけてみることにする。
ちなみに、吉田と俺はヴィックレマンチョコ収集によって硬く結び付けられた
熱く、そして不滅の絆がある。

こいつが嘘をつくことはまずない。

「綾夏、いきなり可愛くなったと思わないか?」
「オゥティーチャー! 授業中にわけの判らぬ事を話しかけてくる奴が居る件について!」

「廊下に立っとれ!」

廊下に立たされた……。

吉田め、所詮奴はチョコ処理係りに過ぎない。
もう二度とヤツと喋る事は無いだろう……。
436ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 01:01:57 ID:M2rXLk+S0
_______三時間目________

休み時間、クラスメイト達に吉田に聞いた事を聞いてみたが
皆、何を言いたいのかわからないという事を言っていた。

「元から可愛い綾夏ちゃんは!」
「綾夏タソの下着20kで売ってくれよ」
「子供、女の子だったら紹介してくれな?」

等と、元から可愛いという証言ばかりだった。

よく、判らない。

「べつにいっか!」

綾夏が可愛く、そして俺が童貞を捨てることが出来るのであれば気にしない。

「ユージ! オゥユージ! ペテルギウスよりもむしろ何ダ!」

「水上置換法的なロマンス!!」
437松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/03(日) 01:02:19 ID:9uqMo09q0
321の作品についてはまだ二作目を読んでいないのですまん。
疲れたので明日にでも必ず読むぜ。というわけで一作目を読んだ感想。

描写などは上の方々が素晴らしく指摘しているのを見て、不問とする。
というわけでやはり少年漫画を志す幼き松本として中身を嫌らしくも指摘してみることとする。
敵方に関して、ありきたりな台詞とありきたりな展開に少しがっかり。設定はOKだと
思うが、話の構成をもっと頭の中で考えるべき。最もブリーチなどに代表される作品群には
その王道的展開やパターン的展開が見られる故、一概には言えないが。
あと細かなる事は俺も言えた立場ではないが、戦闘物が増えている今日ではより魅力的な
要素が必要である。戦闘ものの見せ場はやはり戦闘にある。もう少し他の作品と差をつけてみて
競争から抜け出そう。頑張れよな。
438ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 01:02:22 ID:M2rXLk+S0
_______四時間目________

四時間目は音楽の授業だった。
アマチュア学生の授業ながらも、指導者が良い事か心地よいハミングが聞こえてくる。

「ビジンはセイカクがブス〜♪」
「美人派性格我ブッコワレ〜♪」
「びじんはせいかくがぶす〜♪」

もうすぐ昼休み、当然綾夏と食べることになるだろう。
こんなに綾夏との昼食が楽しみなのは初めてだ。

「チクビトキキツケルヤイナヤ!」
「溶けた氷の中で処女がいたら♪」

「タマタマシコシコしてみたいね〜!!!!!!!!」(大合唱)

こうして、楽しい音楽の授業も終わった。

439ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 01:02:59 ID:M2rXLk+S0
_______昼休み________

「ゆー君ゆー君
 あーんしてー」

「あーん」
「初めてあーんしてくれたぁ! 嬉しいよ!」

和やかだ……素晴らしい……これが顔というものか……。
しかし言わなければならない事がある。

「綾夏、お前に言いたいことがある」
「なーに? その前に、あーんして」

「あーん」

ムグムグ。

「わぁ、またしてくれたぁ!」
「じゃあそろそろ」

「あと一回だけあーんして!」
「あーん」

結局、昼休み中に俺の言いたいことは言えなかった('A`)
440ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 01:03:35 ID:M2rXLk+S0
_______五時間目________

放課後に屋上に呼び出せば良い。
それでいい……。

しかし良かった……。
可愛い子にもてなされるのがあれほどまでに素晴らしい事だとは。

放課後に、屋上に連れ出して、そして告白。
そうすれば抱きしめ合いながらキスをして!

「ゆー君!」
「綾夏!」
「私処女だから! やさしく!」
「ああ、俺もだ!」
「処女!?」
「違う!!」

ああ、待ち遠しい……。


うはwwwwww今日はここまでにwwwwwwするするwwwwwwwwww
441以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 01:05:16 ID:toqwHBc+0
うはwwwwwwwwwwwww面白いwwwwwwwwwwwwwww
442以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 01:08:06 ID:yoGa6VE30
昔書きなぐったのを少しだけコピペしてみるテスト

昭和の趣を残す八百屋や鮮魚店。店舗拡大に躍起になっているバーガーショップやコンビニエンスストア。
借り手のつかないテナントビル。それらが統一感の欠片もなく立ち並ぶ駅前通り商店街の一角に、
『カンパーニュ』という少し変わったパン屋がある。
二階建ての小さな建物で一階部分がパン屋になっており、扉を開けるといかにも
欧米の田舎のパン屋をイメージしたような、素朴な中にも装飾担当者の拘りが感じられる
作りになっている。さて何が変わっているかと言うと、店を囲むように配置されたパン達が
三つのコーナーに綺麗に分別されていることだ。それも調理、菓子、食パンなどといったジャンル分け
ではなく、『聖護院』『萩野』『青柳』という括り方で分けられている。
鋭い方はお気付きになるかもしれないが、これはこの店で働く三人の職人の名前であり、
誰がそのパンを作ったかを明確にする為の工夫である。というのも、彼らのパンに対する
信念や製法は一人一人全く異なっており、しかも己のやり方に頑固なまでの誇りを持っているので
方針を統一させようとすると大喧嘩になる。こうしてきっちり縄張りを分けることでこのパン屋は落ち着いているのだ。
しかし現在のところ、この方針が人気を呼び経営は順調である。そしてレジの奥にある調理室では、
いつも通り三人のパン職人たちの会話が響いていた。
443松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/03(日) 01:10:17 ID:9uqMo09q0
あとはちまちま思ったことを書き綴っていくぜ。

>>決戦派と慎重派
今日の政治的に表現するのであれば
強硬派と保守派なんてどうよ。英語だとリベラル派だとかネオコン派ってのもあるが。
ただわかりづらいので薦めはしないが。ただ色々な表現を選り取りするのも
いいぜ。決戦派にも勢いを感じるがな!!
444以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 01:12:48 ID:yoGa6VE30
んー・・ダメだなこりゃ
445以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 01:49:04 ID:toqwHBc+0

「そうではない。「D」がこの町から立ち去るまで待てばいい。むざむざと命を捨てる事は無い」
初老の男が唾を飛ばし、懸命に説いた。
「我々は人間である。生きることを最上に置く万物の生物の頂点だ。
それをあんな化け物、「D」に立ち向かって自ら生を放棄することは、まさに愚の骨頂。
もともと「D」の存在は、一過性に過ぎないものだ。
なぜならば「D」が現れるまでの時期の方が遥かに長かったし、
「D」が現れてからもしばらく経つと彼らは忽然とこの町から居なくなってしまう。
現に前町長が死んでからしばらくもの間、「D」はずっと現れなかったではないか。
とすれば、今回もやがて時が来れば「D」が全てどこかに消え去るという事も考えられるだろう。
あるいは、それからずっと来なくなるということも考えられるはずだ。
だから、この町では「D」が居なくなるまで、暗闇は彼らに任せ、
我らは光を浴びて暮らした方がいいのではないか。
とにかく、わしが言いたいことはもうこれ以上命を失わないでくれということだ」
消え入りそうな声で、彼は言の最後に悲痛な呟きを付け加えた。
この初老の男の熱弁に、慎重派の人々は大きく共感し深く頷いた。
なんだかんだと理屈をこねようと、彼らの本音は、共に暮らした住民を死なせたくない、この心情に尽きるのだ。それも未来ある若者たちだ。どうしてむざむざと死地に向かわせることが出来ようか。
だがしかし、その慎重派の心からの思いと言葉は届かなかった。
446109:2005/04/03(日) 01:49:57 ID:h2RWPbrA0
保守
現在書き溜め中・・・
447以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 02:10:42 ID:toqwHBc+0

「あんたたちは弱者だ」
先ほどの若者が嘲りの笑いを顔に張り付けて、初老の男を含めた慎重派の連中にいった。
「「D」が居なくなる事も考えられる、だと。やがて時が来れば、だと。
いいか、あんたたちの言ってる事は希望的観測に過ぎないんだ。
今、「D」はいる。そしてその人数は日々膨れつつある。それをわざわざ見過ごせというのか?
この町は俺たちのものなのに、俺たちの自由が制限され、代わりに「D」が大手振って町を歩く、
その暴挙をどうしてあんたたちは耐えられるんだ? どうしてその口で希望を吹けるんだ?
さっきも言ったように「D」の数はだんだん殖えていっている。
その数は俺たちを遥かに上回る数だ。それが移住することなんて考えられるか。
いい棲家がここにあるんだぞ。抵抗もしない住民が住む町、それは奴らにとって絶好の住居だろうな」
そして、彼は自嘲気味に笑った。渇いた笑い声が、部屋中に響き渡った。皆、誰も何も喋らなかった。慎重派の人々も、気まずい様子でこの若者を黙って眺めているだけだった。
しばらくして、我に返った若者がテーブルの上側に座っている老人に向き直り、ふたたびいった。
「もう一度言う。長、我らは戦うつもりだ。さぁ、その声で我らに戦え! と仰って下さい。さぁ―――長」
その時、扉が突然開いた。中から現れるは、死の使いだろうか、それとも彼らを救う救世主だろうか。
448以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 02:21:15 ID:toqwHBc+0
さすがに疲れてきたので今日はここらへんで終わりにするわ。
うはwwwww今気付いたが109が書き溜めしているwwwwwwwww
ちょうど区切りがついたから109が書いていいぞwwwwwwwww

>>1
強硬派と保守派も考えたが、強硬じゃどうも戦う表現にはしっくりこないんで
決戦派と慎重派にしてみたんだ。決戦派じゃ大袈裟すぎる気もするけどな。
あと>>1の小説、文章が普通に上手いけど視点がコロコロ変わるのがやっぱり気になる。
でもそういう風にわざと書いてるなら、別にいいと思う。

>>370
批評dクス。
プロローグでは物語の雰囲気を伝える事と、設定を説明することが大切だと思ったから
ああいう風に書いてみたんだ。けど、世人の受けが良くないとは知らなかったorz
俺の書き方が悪いんだろうけども、キャラの描写より設定を優先してしまうみたいだ。
どうすれば受けを良く出来るかご教授してもらえないだろうか。
449松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/03(日) 02:32:02 ID:9uqMo09q0
よくやった、淫魔!今度のはなかなか面白いぞ。俺は先の読めない話が
好きなんだ。これは結末が気になるぜ、最後まで書けよな!!
そうか、お前が選んだんであれば俺はそれを一番とするぜ、頑張れよな。

>>109
なんだかんだで俺はしっかり読んでるぜ、面白くしろよな!!
450109:2005/04/03(日) 02:35:45 ID:h2RWPbrA0
 今回の文書き終わったので今から貼り付ける
>>1期待に添えるよう努力するwwwwww
次回は多分戦闘シーン入るwww
451109:2005/04/03(日) 02:36:15 ID:h2RWPbrA0
3話

「あー、疲れた」
Aがお疲れ様です、とお茶を出す
「結局処罰は一週間只働きか、しかも内容は雑用同然だよ」
ありがとう、と返事をして受け取るJ。

「働けるだけいいですね、私は謹慎でした。暇すぎてつまらなかった」
Aも文句を垂れた。
「あんなのは仕事じゃない、でも家に缶詰ってのもきついな」

 この場所は休憩室、仮眠できたり多少の娯楽もできる。
JとAはソファーに座ってTVを見ていた。周りにも少し人がいる
 内容は最近の犯罪率増加について、このままのペースだと去年の倍になるそうだ。
452109:2005/04/03(日) 02:36:44 ID:h2RWPbrA0
「一週間前お前はこいつらが「水の国の者かもしれない」って狂言してたけど
 そんなことはない、ただの一般人だった。傷つけないで逮捕しろなんて無茶な注文付けやがって、全くあいつは・・・」
後半は只の愚痴になっていた。
「本当に一般人嫌ってますよね」
 能力者が一般人のことを嫌うのは別に変ではない、ただJは極端だ。

「ハァ、またなんかパーッとする事無いかな。・・・あ、アレがあった」
何か思いついたようだ。掲示板に近づいて何かを探すJ
「あった、これだ」
掲示板に貼ってある紙の一枚を剥がして持ってくる

「なんですか?それ」
Aが興味を引いたようで訊いてきた
「三日後に闘技が始まるんだよ、お前は初めてか」
そう言って紙を差し出した
453109:2005/04/03(日) 02:37:13 ID:h2RWPbrA0
Aは紙を眺めて
「謹慎解けたばかりだから知らなかったなぁ。全員参加なんですね
 名目は『自己鍛錬を怠ってないかを調べる』か・・・ん、賞品あるんですね」
と言った

「相手を殺すか普段通りの生活が送れない体にしたら死罪だ。
 四肢や目の機能を破壊するなってこと」
Jが説明する

「ランク別に分かれてるんですか、三つありますね」
Aが喋った
「あぁ、任務の成功度や内容とかで決めてるな、後は能力。俺みたいな変化型と闘っても勝てない奴とかいるだろ」
Jが説明する
「火の能力者同士が戦っても決着つくんですか?」
疑問に思ったのか質問してくる
454109:2005/04/03(日) 02:37:46 ID:h2RWPbrA0
「それは問題ない、色々と措置が取られる。当日になれば分かるさ」
言い終えるとAに背を向けて扉を開けた
「そろそろ戻らないとまた怒られちまう。じゃあな」
扉が閉まる

「でるからには優勝したいな」
取り残されたAは呟いた
455109:2005/04/03(日) 02:38:59 ID:h2RWPbrA0
 これで終わり、自分で自分の首絞めてみたwwww
闘技での戦闘シーン頑張るww書き溜めてみたけどやりやすいww
456以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 02:43:30 ID:toqwHBc+0
戦闘シーンかwwwwwwwwwww
戦闘シーンは小説家でも難しいぞwwwwwwwww
だから人物の動きが分かりやすい漫画を参考にした方がいいと聞いたぞ。
闘技場だからH×Hをパク……参考にしたほうが思ふ。
457109:2005/04/03(日) 02:47:43 ID:h2RWPbrA0
うへwwwwH×H持ってないwwwでも読んでみたいと思ってたwwww
取りあえず他の漫画とか参考にして頑張るwwありがとw
458以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 03:02:22 ID:h2RWPbrA0
寝る間に保守
459以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 03:19:55 ID:toqwHBc+0
ジョジョもいいかもしれんが一番いいのはオリジナルだなほしゅ
460以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 06:11:40 ID:Wkm4lcEY0
なんかパッと話が思い浮かんだ。
小説書くの初めてなんでショボいけど許してね

題名・平凡

田中幸一は全てにおいて平凡であった。
だからか、人一倍にコンプレックスを持っていた。
田中幸一はコンプレックスをバネに一流大学に入り、一流会社に勤めた。

彼は最初、自信に溢れていた。
だが、会社に勤務するまでの過程で気づいたのだ。上には上がいると。
どれだけ努力をしても埋められない才能の存在を痛いという程、思い知った。
田中幸一は、ふと思った。
何故、この世界は人と人の間にこうも差があるのだろうか、と。

そして、会社に勤めて二年が経ったある日。
彼は、休憩室で自分の陰口を叩いている同僚を見たのであった。
内容は一流大学出身なのにあいつは使えない、といったくだらない僻みであった。
だが、田中幸一にはどんな言葉より残酷であった。彼は絶望に打ちひしがれた。
そしてその時から、この世の全てを憎むようになったのだ。
461以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 06:15:08 ID:Wkm4lcEY0
田中幸一は会社を辞め、街をふらつく毎日であった。
彼はいっその事、死のうかと近くにあったビルの屋上にふらりと立ち寄った。
すると、そこにはすでに先客がいたのだ。
靴を脱いで揃え、遺書まで丁寧に用意し、柵を乗り越えて今死なんとする女性がいた。
背後に彼の気配を感じた彼女は振り返り、そして「こないで、来たら死ぬわよ」という月並みな台詞を吐いた。

田中幸一は呆れた。元々死ぬ予定なのに、何で俺にわざわざ断りをいれる必要があるのだろうか。
田中幸一は彼女の警告もお構いなしに、どんどんと彼女の方へと近づいた。
女は警告を受け入れない彼に焦り、恐怖した。女は自分でもよくわからない奇声をあげて彼を威嚇した。
だが、田中幸一は歩みを止めなかった。
彼はこのまま彼女の目前まで迫れば、どうなるのか?という好奇心に支配されていたのだ。
462以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 06:21:42 ID:Wkm4lcEY0
ふとしたはずみだった。女は体勢を変えようとした時、バランスを崩したのだ。
その時、すでに支えになるようなものもなく、女の手は空を描き、そのまま落ちた。
田中幸一は人の死とは呆気ないものだな、と思った。
が、いつまで経っても衝撃音や悲鳴は聞こえてこない。
彼は不思議に思い、柵に乗り出して下を覗きこんだ。

するとそこにあったのは、現実では到底有り得ない光景だった。
なんと空中で彼女が停止していたのだ。
田中幸一は夢の中の出来事なのであろうか、と思って自分の頬をつねった。痛い。
現実であった。現実の世界で飛び降りようとした女が空中で止まったままなのである。
463以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 06:36:19 ID:Wkm4lcEY0
人間が死などに面した時、全てがスローモーションとなって見えるという話を
田中幸一はテレビで見聞きした事はあるが、これはそんな類のモノではなかった。
完全なる停止。目をいくら凝らしても、ピタりと動かないのである。
俺は気でも狂ったのだろうか、と彼は辺りを見渡すと更に信じられない光景を目の当たりにしたのだ。
なんと女だけではなく、人も、車も、犬も、鳥も、風も、雲も、全てが止まっていたのであった。

信じられない。テレビ番組か、漫画の世界にでも迷い込んだかのようだ。
彼は暫く呆然としていたが、何が起こったのか確かめようと、ビルの屋上を後にしたのであった。

                       - 続く-

書いてて思ったが、時が止まる描写って漫画にしずらそうだな。
464以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 09:48:17 ID:nAxqfnKGO
保守
465ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 10:56:48 ID:3fG67SCW0
うはwwwつづきかきまくりんぐwwwwwww

_______放課後________

「綾夏!」
「ゆー君!」

「ちょっと話が――」
「ちょっと話が――」

いきなりハモってしまう。

「何だ、綾夏?」
「何? ゆー君」

「綾夏が先に――」
「ゆー君が――」

「もう俺が先な!」

「とりあえず、屋上に行こうか」
「アラホラサッサー(綾夏)」
466ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 10:57:57 ID:3fG67SCW0
_______屋上________

「綾夏、お前に言いたいことがある!」

ドキドキ。

「昨日、あんな事を言ってしまったが、俺はお前が好きだ!
 付き合ってくれコノヤロー!!」

精魂込めて渾身の叫びをした。

すると、綾夏が想定の範囲外の反応をした。

「ハッ、言うに事欠いて告白かぁ、ゆー君よぉ?」

――?

「顔で態度変えるなんて、ナメた真似してくれんじゃんかよ?」

――――?

「……綾夏?」

俺が言葉を紡いだ瞬間、白い閃光が爆ぜた。
467ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 11:03:10 ID:3fG67SCW0
――そうそうウマい話はないよなぁ――

俺は屋上の手すりに張り付けにされていた。
どうやら、気絶していたようだ。

「むぐー! むぐぐー!!」

喋れない。

ガチャガチャ。

動けない。

夕焼けが見える。
もう、日が暮れるんだな。

ここから落ちたら、俺は死んでしまう。
怖い、怖い。

カタカタと震える俺。

「あー、やっと起きたんだね、ゆー君」

甲高い声で笑いながら、綾夏が言った。
468ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 11:08:22 ID:3fG67SCW0
「いたぶってあげるからね、ゆー君!」
こちょこちょとくすぐられる。

「ふぐぅ!! ふぐwwwwwwwうぐぐぐwwwwwwwwww!!」
「あははははは」

なんだこいつ、畜生。

「あはははははははははは」

くすぐったいwwwww死ぬ死ぬwwwwwwwwww
涙wwwww出てきたwwwwwwwww

「あはははは! 泣いてる! 情けないの!」

こいつ、俺をからかっているのか?
いい加減にしろ!

俺は抵抗の意思を込めてガチャガチャと腕を動かした。

――――すると。

「えいっ」

左肩が、熱イ熱熱熱アツあつアツイイイイイイ熱熱熱熱イ!!!!

何が熱、何熱が熱何が熱おき熱たんだ熱熱。
469ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 11:17:54 ID:3fG67SCW0
支えを失った熱熱熱ように俺の体が傾いた。

左肩の熱さが引いて、ソレに気づく。

「あはは! かっこよすぎるよゆーくぅぅぅん!」

ヲレノ、ヒダリウデガ、ナイ――――――。

「ウウウウウウウうう!!」

現状を認知して、脳が痛みを認識する。
痛い、痛い、痛い、痛い、痛い。

しかし、口を塞がれているせいで満足に叫ぶことすら出来ない。
苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい。

「あはは、うふふふ、来週のさざえさんは、あはは!!」

もはや、綾夏が何を言っているのか判らない。

「喋りたいの? とってあげるね!」

間を絶やさずに狂ったように笑う。
そして俺の口にあてがわれたサルグツワを綾夏は外した。

「どういう事なんだっ! 綾夏っ!!」
470ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 11:25:15 ID:3fG67SCW0
「イイユメミレタデショ」

「お前いったい何者なんだよ!!」

あははと綾夏が一拍笑って一言。

「VIPPER」

「ビ、ッパー?」

「そう、VIPPER」

「……ビッパーって、一体……何……だ……よ」

血が抜けすぎて、声を出すのも辛くなってきた。
誰かが言い争っているのが聞こえる……。
どうでもいいか……。

「あなたVIPPERじゃないわね! 空気読みなさいよ!!」
「私のゆー君を苛めた報い、受けてもらうよ……!」
「不細工! 空気読めてない顔の癖に調子に乗るなや!!」
471ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 11:32:34 ID:3fG67SCW0
――不細工?
綾夏なのか?

「綾夏っ!」
「ゆー君、待っててね今助けてあげるから!」
「えいっ!」

不細工のほうの綾夏が可愛いほうの綾夏にコブシを振り下ろそうとしている。
――瞬間。

パチンッ

そう、ボクシングでKOされて倒れるかのように不細工綾夏は崩れ落ち――
――可愛いほうの綾夏に思いきり蹴り飛ばされた。

「ってかこっちに飛んでくる!!
 くんなブス! 空気読め!」

ああ、そういえば謝ろうとか思ってたなぁ……。
ブスにやさしく出来るやつは凄いよ、ホント……。

そんなことを考えているうちに、綾夏は俺に激突した。

「OUPS!!!!」
472ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 11:38:39 ID:3fG67SCW0
手かせが外れ、俺と不細工綾夏は屋上から地面へ落ちていく。
ああ、俺童貞のまま死ぬんだな……。

綾夏、ごめん。
俺が不細工に優しく出来ればこんなことにはならなかったんだよな。
最後に何か言っとくか……。

「ぬるぽ」

こんな事しか言えない……所詮俺はこの程度の童貞さ。

「ガッ!!」

何だ!?
俺は何者かにガッと掴まれた。
無理やりすぎんぞ!

「ギガブーン!」

何者かは俺と綾夏を掴み、無事地面に着陸した。
何者か、青く自然な髪を持つ長髪の少女が言った。

「危なかったね」
473ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 11:44:28 ID:3fG67SCW0
「酷い怪我、でも大丈夫。
 この世界で怪我をしても、死なない限り大丈夫だから」

「……この世界?」
「そう、この世界、VIP世界」

VIP世界って、何――

「クウキヨメヤァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

可愛いほうの綾夏が、屋上から飛び降りてきた。
落ちて死なないのか?

「ブーン」
ふわっと浮かび可愛いほうの綾夏は無事俺たちの目の前に着陸。

「片付けちゃうから、ちょっと待ってね、説明はその後で」

そういって、含み笑いをすると青髪の少女は言った。

「ワロス」


とりあえずここまででwwwwwwwwwうはwwwイキアタリバッタリwwwwwww
474ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 11:59:09 ID:3fG67SCW0
>>463
とりあえず時間が止まったらエロスしまくりだなwwwwww
475ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 12:02:31 ID:3fG67SCW0
>>454
うはwwwwwオモシロスwwwwwwwwww
絵にしたいって気持ちがヌンヌンわいてくるwwwwwwww
476以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 12:21:15 ID:toqwHBc+0
ヌチャの小説すげーVIPらしいwwwwwwwwwwwww
477以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 14:09:25 ID:bXODyQyO0
保守キユ

>>378
まかい

>>ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI (整形)
ワロス。こう言ういい意味での馬鹿話はイイ(・∀・)
ただ、文章内のネタの吟味は選んだほうがいいかも。わかれば面白いが、
わからないと微妙と言うノリのことね。
ヴぃっぷりマンチョコとすれば・・・いやなんでもないです

でもネット上だし、VIPだし。このままつき抜けて欲しいぞ。
シンプルでわかりやすい最低限の必要事項を伝えているのもイイ。
微妙にエロゲ(?)風味の文章回しに、エロゲ遍歴の濃さを想像しました


>>松本 ◆hkWEheyZEU (モルガン)
巻きのほうが読みやすいとおもった。
これぐらいの展開の速さなら(イメージが)ついていきやすい。このあたりは人それぞれだと思うが。
478以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 14:44:10 ID:bXODyQyO0
>>448(淫魔・Dの人)
うーん、難しいお。と言うのも、ここで方法を言っても自分のやり方になってしまう・・・
ただ、

「 キャラを描くこと≠設定を描くこと 」ではある。
そして、
「 雰囲気を描くこと≠あらすじを描く 」とも言える
たとえば「D」なら

・Dの言動や行動・想い・その環境を描くのが「キャラ・雰囲気を描くこと」
・Dの履歴や能力・過程・色々な背景を描くのが「設定・背景を描くこと」


かな?この辺りは一概に言えないが。
よく設定・履歴を描いて「僕の物語・プロットを評価して欲しい!」と言うのを某所のうpスレなどでみるが、
これを読んでも('A` )マーな気分に陥る。
それは物語ではなく、設定語りだからだ。ただ、原作を書くというスタンスなら、
それでおkと言うこともある。ただ、あまり良い物ではないが。
479以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 14:50:05 ID:bXODyQyO0
(つづき)
雰囲気を伝えると言うことは、人間の行動とか、あるいはイメージを伝えることなので、
「 奴等の悪臭は46時中充満する 」というよりは
「 奴等の臭いは極悪うんこ 」とかにすれば、
なんとなく読んでるほうも、状況の性格(キャラクター)をイメージしやすい。
良い例じゃないけれど。


「受けを悪くさせない」方法としては、
最初のうちは、状況説明には善悪喜怒哀楽を絡めて書くといいお。
初見でわかりやすいスタンス。これ基本。

そして重要だが、状況説明はほとんど読まれないものと考えて良い。
ごくわずかな読者が、物語の背景を思い出すために読むものだから。
でも長すぎるのはだめね。


ほかには、簡単な馬鹿話などもいいものですよ(・∀・)
480以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 15:00:11 ID:bXODyQyO0
忘れていた。
ついでにあげ保守。
>>460
そうでもないかも(時止め描写の難しさ)
タイトルが平凡なのに内容がザ・ワールド21とはこれいかに
481ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 15:23:58 ID:3fG67SCW0
>>477
感想ドウモスwwwwwwww

続き書くwwwwww
一段落ついたらwwwww漫画にして少年VIPに持ち込むwwwwwwwwwww
482ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 15:28:57 ID:3fG67SCW0
>ワロス。こう言ういい意味での馬鹿話はイイ(・∀・)
wwwwっうぇえうぇwwwwwww

>ただ、文章内のネタの吟味は選んだほうがいいかも。わかれば面白いが、
>わからないと微妙と言うノリのことね。
>ヴぃっぷりマンチョコとすれば・・・いやなんでもないです
あるあるwwwwwww

>でもネット上だし、VIPだし。このままつき抜けて欲しいぞ。
>シンプルでわかりやすい最低限の必要事項を伝えているのもイイ。
難しい言葉がわからないだけwwおkkkwwwwwwww

>微妙にエロゲ(?)風味の文章回しに、エロゲ遍歴の濃さを想像しました
俺はエロゲで文章を学んだwwwwwwww
483以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 15:29:58 ID:toqwHBc+0
>>460-463
田中幸一ってプロ野球選手じゃ(ry
時が止まる描写しっかり描けてると思いますよ。
漫画化する場合は描き手がジョジョを参考にすれば…ゲフンゲフンッ

ヌチャの小説すげーシンプルだが勢いあって面白い
V I P ク オ リ テ ィ を感じる。 
484以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 15:41:46 ID:rc1uVCHh0
ヲチャースゴスwwwwwwwwこのクオリティでしかもwwwwwww自分で漫画化とかwwwwwwwありえないwwwwうぇっうぇうぇwwwwwwwwwww
485373:2005/04/03(日) 16:15:35 ID:UezBdIu+0
質、量ともに俺が浮いてる件について(;・^ω・^)
http://rivernet.cool.ne.jp/upmini/200504a/20050403161320_9494.txt
486以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 16:22:24 ID:toqwHBc+0
>>485
恋愛系と思いきやヴァンパ(ry
乙! 続きが気になるよ!
487ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 16:31:09 ID:3fG67SCW0


青髪の少女が言葉を空気に含ませる。

「ワロス」

俺たちの周りの空気が乾く、そしてチカラが青髪の少女の前に集中していく。

間髪入れずに美少女綾夏が叫んだ。

「うはwwwwwおkkkkwwwwww」

青髪の少女の前に凝縮されていたチカラが雲散する。

「なっ……!」
「あははははwwwwwwwwwwおkkkwwwwおkkkwwwwwっをkkkkwwwwwww」

――すみません、お忙しい所、出血死しそうです。

「も……だめ」

意識が遠ざかる中、不細工綾夏が目を覚ましたのを俺は確認した。
488ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 16:31:48 ID:3fG67SCW0
「ゆー君! ゆー君!」

一体どうしてこんな事になってしまったんだろう。
私は、思案した。

そう、昨日。
勢いでゆー君に告白してしまってから、何かがガラリと変わったような気がする。

そりゃ好かれてないとは思ってたけど、もしかしたらって考えてた。
甘かったなって沢山後悔した。

そして……そして何をしたんだっけ……。

「これならどう! ギガワロス!!」

青い髪の綺麗な少女が叫んでいる。
何だろう、この人。
変な事言って……。

「うはwwwwwおkkkkwwwwwwww」

それに、私のフリをしてゆー君に酷いことをした綺麗な人も
同じように変なことを叫んでる。

ゆー君を見る、左腕がない、ゆー君が死んでしまうかもしれない。
涙が流れてくる。

「ゆー君っ! ゆー君っ!!」
私はゆー君に覆いかぶさって泣いた。
489ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 16:32:25 ID:3fG67SCW0
「うはwwギガワロスとか古すぎwwwもっこすwwww」

もっこすと言われた少女は驚き、顔をしかめた。

「まさか……ここまで純度の高いうはおkを習得してるなんて……」
「蹴りつけさせて貰いますよ! ゆー君は壊させて貰います!」

「テラワロスwwwww」

校庭中の全ての空気が乾く。
チカラが綾夏と呼ばれた顔立ちの整った少女の周りに集中されていく。

そして、集中されたチカラは一点へと収縮されていく。

「うはwおkkkw」
慌ててもっこすと呼ばれた少女は言い返した、が。

「あはははwww顔がワラッテネーヨ!! テラワロスwwwww」

チカラの収縮を数秒止めただけだった。

「それじゃ、ゆー君達、さようなら!」
490ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 16:33:04 ID:3fG67SCW0
「嫌ぁ!!」

ニキビやソバカスだらけの荒れた顔面を持つ少女は
ニキビやソバカスどころかシミ一つない端麗な容姿を持つ少女に
体当たりをした。

「あぐっ」

集中されたチカラは不安定に暴走する。
左へ、右へ、そうしている内に旋風を巻き上げていたチカラは拡散していった。

「嫌ぁぁ!!」
「やってくれるじゃないの!」

「ワロス!!」

一瞬にしてチカラが集中され、少女に向かっていく。
不細工な少女はチカラにアテられ飛ばされる。
491ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 16:33:57 ID:3fG67SCW0
騒動の元凶となる少年に対して少女は一直線へ向かっていく。
今日二度目の突撃でもある。

ドンッ!

「うあっ」

ゆー君に思い切りぶつかってしまった。
大丈夫……じゃないよね……。

もう、駄目なのかな。
訳の解らないまま終わっちゃうのかな。

ゆー君ごめんね……。
最後に一回だけ……。

不細工な少女は、少年の唇へ自らの唇をあてようとした。
492ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 16:34:24 ID:3fG67SCW0
何かが俺の上に落ちてきた。
苦しい、でも抵抗する力さえ残ってない。

顔に水滴がたれて来た。
雨が降り始めたのか……。

そっと目をあけ――。

「うわああああああああああああああああああっ」
「えっ!?」

ガバッ!

後ずさりする。
不細工なほうの綾夏が俺の顔まで、後数ミリといった所に近付いていたのだった。
あぶなく、俺のファーストキスをあんな不細工にやるところだった。

こんな状態になっても、俺は不細工嫌いを克服できないのであった。
ごめんな、不細工綾夏。

「ゆー君、大丈夫なの!?」

そんな対応をされても、顔さえ良ければ何よりも愛しく思えてくるような仕草を見せてくれた。
493ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 16:35:30 ID:3fG67SCW0
「あー、ええと、大丈夫……だ?」
左腕は無いけど、痛みも苦しみも無い。

「よっと」
立ち上がる、バランスが悪いがすぐに慣れるだろう。

青髪の少女が俺達のそばに駆けつける。

「相手が悪すぎる、ここは逃げましょう」
「わっ」「きゃっ」
青髪の少女は俺達二人を軽々と抱えた。

「逃がすかぁあ!!」

可愛い……綾夏が追ってくる。
494ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 16:36:35 ID:3fG67SCW0
「プテラノブーン!」

青髪の少女の体が空中に浮かぶ。
青髪の少女の周り、俺達を含む周りが
なにかチカラのようなもので囲まれる。

そして、一気に飛翔した。

「すごいね……飛んでるよ! ゆー君!」

その顔をこっちに向けるな。

「逃がさない、絶対に逃がさない、逃がさない!!」
 テラブーン!!」

可愛い綾夏が追ってくる――が
どんどん差は開いていく。

このままなら、逃げ切れるだろう。

495ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 16:38:22 ID:3fG67SCW0
美少女綾夏が見えなくなった。
いや、あれは綾夏なのだろうか?

たしかに、綾夏らしかった。
綾夏の性格は顔さえ良ければ物凄く可愛い事も解った。

だけど、だけどあれは。
俺を殺そうとしていた……?

ワロスやらブーンという訳の解らない単語は呪文のようなものだと解釈した。

「十分に引き離せた、身を隠してやり過ごしましょう」

青髪の少女は言った。

いつの間にか森の中に来ていた。
青髪の少女が言うには、もうすぐ隠れられる木があるというのだ。
まるでファンタジーのようだと、俺は失笑した。

そして、隠れられる木に到着した。
496ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 16:38:51 ID:3fG67SCW0
「ここが、隠れられる木?」
「そうよ」

淡白な回答。
疑問が更に深まる。

「あのっ!」

不細工な綾夏が質問をしようとしている、しかし――
それを遮るかのように答える青髪の少女。

「そう、この世界に来た人達は殆どの人が同じ表情をする」
「説明をしては、くれないか?」
「うん、そのつもり」

「この世界って言ってるけど、ここは普通の世界じゃないのか?」

「そう、この世界はVIP世界っていうの」
「VIP世界……?」
全く持って訳の解らない回答をしてくれる、青髪の少女だった。
可愛いからオールオッケーだけどな!
497ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 16:40:56 ID:3fG67SCW0
>>483
うはwwwwそれがVIPクオリティwwwwwww
>>484
ヌチャだってwwwwぬちゃぬちゃwwwwwwwwwwwww
>>485
うはwwwしもべになってwwwwwエロスエロスwwwwwwww
498484:2005/04/03(日) 16:43:37 ID:rc1uVCHh0
うはwwwwwwww素手間違えたwwwwwwwwwww
499ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 16:45:44 ID:3fG67SCW0
×「蹴りつけさせて貰いますよ! ゆー君は壊させて貰います!」
○「ケリをつけさせて貰いますよ! ゆー君は壊させて貰います!」

うはwww致命的な誤字wwwwwwww

しばらく作画しまくりんぐwwwwww
みなさんのwwwww小説wwwww心待ちにしてますwwwwwwwwww
とくにwwwwwwザワールドwwとwwwwwww109氏のwwwwwwwwwww
500以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 16:57:51 ID:toqwHBc+0
なんか映画みたいになってきたwwwwwwwwwwww
マジワロスwwwwwwwwwwwwwww
501ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 17:04:43 ID:3fG67SCW0
美少女美少女描いた割りに俺の絵が下手な罠wwwwwwwwww
502以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 17:05:33 ID:toqwHBc+0
味わいがあっていい罠wwwwwwwwwwwwwwwwwww
それもまたVIPクオリティwwwwwwwwwおkwwwwwwwwwww
503>>308 (1/3):2005/04/03(日) 17:45:28 ID:rc1uVCHh0

「夕食作るねー」

そうか、俺の妹は夕食が作れるのか。おk把握した。
俺は居間に寝転がって頬杖をつく。妹を手伝おうかと思ったが、やめた。めんどい。
しばらくすると、いい感じにクオリティの高い香りが台所から漂ってくる。
はて、俺の家になんかそれらしい食材なんてあったっけ…?
マリオ集めるために大人買いしたペプシコーラと…それだけだな。
あとは全部賞味期限が切れてるような希ガス。
十勝チーズとか発酵して別の食い物になってんじゃねwwww

「できたよ〜」
「おk、並べるの手伝うわ」
「うわ、おにいちゃん本当に今日はやさしいね? なんか企んでたりして」

いつもは亭主関白なんだろうか?

メニューはええと、ごく普通のハンバーグに白いご飯、ご飯?
うち炊飯器ねーぞ?どっから沸いてきたんだwwwwwwww
だが久しぶりにオリジン弁当以外のものが食えるなら全然気にしない。
出されたものは全力で食う!それがVIPクオリティ。
504>>308 (2/3):2005/04/03(日) 17:47:21 ID:rc1uVCHh0
妹の年にしては快心の出来の料理を並べ終え、向かい合うように座る。
俺はテレビのリモコンを手にとって、適当なチャンネルのボタンを押した。
そうするのが自然なことに思えたからだ。長い間放置されていたリモコンは
うっすらとしたホコリに覆われていた。もちろん不潔さに慣れている俺は気にしない。

「いただきまーす」

「……(無言で箸をもつ俺)」

「いただきまーす」

「………(ハンバーグを持ち上げて裏側を確認する俺)」

「い、た、だきまーす!」

「い、いただきまふ……(ハンバーグの欠片を箸から落とす俺)」

すまん妹。俺の特技は自分の世界に篭ることなんだ。
その後の夕餉はあまり家族団らんとしたものではなかったことを、ここに俺は付け加えておこう。
505>>308 (3/3):2005/04/03(日) 17:49:33 ID:rc1uVCHh0
それでも妹はいろいろなことを俺に話してくれた。
あつし君が授業中におもらしをしたこと。あつし君が自分で自分にバケツの水を頭からぶっ掛けたこと。
あつし君がすべり台で「2ゲットォォォ」と叫びながら頭から滑り降りて怪我をしたこと。
あつし君の顔が俺によく似ていること。

夕食の後、ふいに妹は言い出す。

「ねぇ…おにぃちゃん……」
「うぇうぇ?」

な、なぜに顔が上気していますか?

「おにいちゃん…セクロスって知ってる?おにいちゃんの好きなマクロスじゃないよ…」

「な、なななっ!?なにを言うのかねこの娘はっ!?」

ちゃぶ台のようなものに足をぶつけながら立ち上がる俺。衝撃で湯飲みが落ちた。

「…ラクロスでもないからね?」

そんなエロゲーでしか聞かないようなマイナー競技を挙げるな…
506>>308:2005/04/03(日) 17:52:29 ID:rc1uVCHh0
コメントしてくれた人サンクス。たぶん参考になったと思う
空気を読まずに投稿したが反省はしていない。
507以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 18:55:27 ID:8s0xf7MT0
508ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 19:04:38 ID:3fG67SCW0
>>506
不完全燃焼wwwwww
もっと妹とエロスするとかのオチをきぼんwwwwwwww
>>507
ようじょwwwwwwww
509松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/03(日) 19:14:07 ID:9uqMo09q0
今日も頑張るとするか。今週中に終わらせると宣言したが実現できず済まない。
何事も思うようにはいかないってこったな!!
ちなみに歴史が得意な奴はほんの少しだけ、面白みが増すと思うぜ。
知らない奴も今の舞台の場面くらいぐぐって調べると少しだけ得すると思うから
良かったらどうぞ
510以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 19:26:42 ID:WZJQSefK0
252の続き書かないなら俺書いていい?
511松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/03(日) 19:29:30 ID:9uqMo09q0
 近藤は再び目の前に姿を現した男に、現在の進行状況を逐一話した。
もはや疑う余地はない、確かに“鳥羽・伏見の戦い”は発現しようとしている。
この予言者の視には先なる未来が写っているのだ。
「ふうむ、事は史上どおりになってきているか。歪みとは意外に出ないものなのであろうか」
モルガンは独り言を呟きながら何やら考えにふけっている。
だが近藤はそんな彼を求めて会いに来たわけではない、
予言によれば(彼は予言ではなく事実と言っているが)幕府軍は薩摩の圧倒的な火器と狡猾な戦略の前に敗れるという事なる。
そのような不実をみすみす通せざろうか。
512松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/03(日) 19:40:19 ID:9uqMo09q0
「異国の予言者よ。徳川の天下の為であれば幕府軍はいかなる覚悟でも進軍しよう。
我々はこれより行動をいかにして、官に勇み向かうべきか」
だがモルガンは歴史の変動をその身に感じていた。
今まさに、歴史の一ページである戊辰戦争に関わるこの男は運命より逃れようとしている。
これは今までの自分の行為が歴史に影響を及ぼし始めていることを証明しているのだ。
モルガンは確信した、歴史という果てしないストーリーはリライトできる。
思うようにとまではいかずとも自らの力で書き換えられるのだ!
513以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 19:41:28 ID:fLDIDwPi0
蹴りたいニート

私はニートという「楽」を自分ひとりで全部独り占めにしようとする卑劣な生き物が
嫌いだ。二十歳を過ぎたら、もしくは学校を卒業したらみんな嫌でも働かなきゃいけ
ないのに自分だけニートという史上最低のずるい職業に就く。しかもその仕事は朝昼
晩パソコンでお遊び。あんまり社会を舐めないでよ。蹴り殺すよ(笑)
514以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 19:50:12 ID:toqwHBc+0
>>507
面白そうwwwwwwwwwww
続けてくれwwwwwwwwww
515松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/03(日) 19:55:40 ID:9uqMo09q0
「幕府方の者に由来薙定という侍がいる。彼もまた、この戦いに参加し戦場の錆となる運命である。
が、奴は有利に戦況を展開している幕府軍を裏切り、巧妙な話術で策に落とし王手をかけた盤面をひっくり返すこととなろう。
私の知るところによると彼を終局図で葬るのは名もなき武士ということだが。
一応、君にも伝えておこうと思ってね。今、確か彼は江戸にいるはずだ、美しい妹とね」
今まで遡ってきた時代の中で、歴史の偉人は彼の言葉に耳を傾けてはこなかった。
クレオパトラ、クロムウェル、ヒトラー、中臣鎌足、スターリン、リンカーン、
毛沢東など歴史に多大な影響力を持った数々の人間は運命からの脱却を拒んだ。
モルガンにはそれが何故か理解できなかった。人は神に近い力を手に入れた。
だがそれを持ってしても歴史は変えられないのか? 運命とは思う以上に強大であるのか? 
モルガンは苦悩した。
516松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/03(日) 20:08:12 ID:9uqMo09q0
「由来薙定、確かにその名の者が我が正義に不運をもたらすというのであるな、そなたは」
男がうなずくと今度は近藤が月夜の下、何やら考え始めた。
それが策であるのかそれ以前のことであるのか、モルガンには伺い知れぬところであったが悪くはなかった。
歴史の道標は神の手のひらで静かに動き始めた。
「だがいかに腕高く巧疑なる口を携える者でも、僅か一人でそこまで戦況を変えられようか? 
しかしてこの近藤、とてもそうとは思い難い。
仮にその男を討ち払った処、薩摩の尋常ではない恐れ多い西洋兵器にそれだけで
予言は不全なるものへと移りゆくであろうか」
517松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/03(日) 20:22:13 ID:9uqMo09q0
さすがはジパング史に名高い新撰組の長よ。興奮冷めやらぬ様子でも、冷静に私を問い詰めてくる。
遥かなる昔の世紀とは異なり、ここまで近代となると人間もより理性的になってくる。
この剣客の言うとおり、ただ一人の人間の死程度では道標は外れはしない。
“鳥羽・伏見の戦い”はこの国の一つの区切りでもある、史実はそうそう揺るぎはしない。そうそうはな。
「君は思うように事を進めるといい。きっと神は正しいと信じる者に味方するであろう」
お前の役目は由来薙定をけしかけるだけでいい。戦の結末は既に決まっているのだ。神の意志によってな、ふん。
「幕府は不朽であるぞ。必ずや京の地でその正義、示してくれよう」
近藤は闇夜の中へと消え去った。あとに残るのは静かなる夜。新月により真の闇。
この時代に街灯はまだないのだな。
「どれ。少々、神が手助けをしてやろう」
518松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/03(日) 20:23:50 ID:9uqMo09q0
区切り。ちょい休憩とするぜ!!
上の読み洩らしている作品を読むとするかな。
519松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/03(日) 20:51:50 ID:9uqMo09q0
21:00から恐怖の総和やるんだな、今日。見ようと思うから
今日は手仕舞いだ、またな!!バトンを次に渡すぜ
>>507
読んだ。これ続くのか?所々の文章の語尾が気になるが仕様かな??
内容はいいぜ、どういう系になるかによって面白さが変わってくる気がするぜ
520以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 22:05:29 ID:bQcK2SLq0
保守
521以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 22:35:22 ID:toqwHBc+0
>>1
続きが激しく気になるぞ。
もしかしてもうストーリーはあらかじめ決まっているのか?
522以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 22:51:27 ID:toqwHBc+0
523松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/03(日) 22:51:56 ID:9uqMo09q0
大筋は決まってるぜ。頭の中でイメージしているからな!!
右脳にストックしておいて左脳で展開する構造だ、なかなか高度な技なんだぜ。
524ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 23:18:56 ID:3fG67SCW0
俺は脳内妄想を同じ設定で繰り返して一番おもしろかった奴を採用してるwwww
525以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/03(日) 23:21:30 ID:toqwHBc+0
>>523
あるあr……やっぱねーよwwwwwwwwwww
>>524
だからあんなにハッチャけてるのかwwwwwwwww
というかあれどうやって完結させるんだwwwwwwwww
526109:2005/04/03(日) 23:31:12 ID:bQcK2SLq0
 題材をぶちまけてそれを詰めていくwww
今回で言うなら闘技かwww
 ぶちまけすぎて回収できなかったという状態にならないように気をつけるwwwwwww
今書き溜めてるけど戦闘シーンまでいかないっぽいwwwスマンコwww最終的にどうなるか分からないwwwwww
527ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/03(日) 23:39:20 ID:3fG67SCW0
>>525
実はVIP世界とかほざいてるけど、何も決めてないwwwwww
だから今晩寝ながら考えるwwwwwwwwwww

エンディングは考えてるよwwwwwwww
最初と最後だけ決めればwwwww完結の目処はつくwwwwwwww
528松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/03(日) 23:42:57 ID:9uqMo09q0
確かに寝るため布団入って電気消したあと、脳内でストーリーとか
設定考えちゃうよな。これは書いている人じゃないとわからんかもしれんが
楽しいんだぜ!!妄想好きな奴は結構、作家に向いてると思うぜ
529109:2005/04/03(日) 23:50:22 ID:bQcK2SLq0
あるあるwwwwww
結末をしっかり考えてないからヤバスwww
 能力とか捻り出してるwww
530以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 00:02:25 ID:toqwHBc+0
>>527
Dの中の人だが。
最初と最後は割と考え付きやすいが真ん中部分を埋めるのが大変な罠wwwwwwww
あと最も大変なのは文章を書く作業だwwwwwwwwwwww
読みやすい文章を(作者側が)書こうとしても、読者が拒否反応を起こしては
もうどうしようもナサスwwwwwww作者クオリティヒクスwwwwwwwww
531ヌチャwwwww ◆ZByJxuY9xI :2005/04/04(月) 00:04:40 ID:GlYEsjiY0
>>530
真ん中の部分を考えるのも楽しいなwwwwwww
でもあんま多くすると描くの大変になるから控えめにしてるwwwwwww
リズムと勢いよくポンポン書いてるwwwwww
てかwwwwww文は殆ど考えずに一発で書いてるwwwww
だから馬鹿な文ばっかりwwwwww
532以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 00:10:43 ID:yz/L9JuQ0
>>531
リズム、そうだ。リズムは大切だwwwwwwwwwww
それぞれの作家の持つテンポやリズムを念頭に置いて書くようにすれば
全体的に小説がもっと面白くなる筈wwwwwうはwwwwwww俺夢見がちwwwwwwww
このスレに挙げられた色んな作品を読んでもそれぞれに文体が違ってるのが分かるwwwwwwwwww
後はその文体を磨いて、ストーリーを工夫すればさらに面白くなる筈wwwwwwwたぶんなwwwwwwww
533109:2005/04/04(月) 00:23:56 ID:DSUQkKAq0
──三日後・・・

JとAは車で闘技場へ向かっていた
「あれですか?結構でかいですね」
助手席のAが感想を漏らした
「ああ、一般人に別席を設けてるからな。主に能力者の威厳を示すためだ。
 それと入場は無料、大衆が駆けつけてくるが平常心を保てよ」
運転しているJが答えた

「・・・前回は何処まで行ったんですか?」
少し経つとAが唐突に質問してきた
「ん?順位か? 準優勝だった。」
Jが答えた
534109:2005/04/04(月) 00:24:24 ID:DSUQkKAq0
「普段あれだけ偉そうにしてるのに優勝じゃないんですか?へぇー。」
Aがいつもの仕返しにと挑発してきた
「うっさい、優勝すると・・・おっと駄目だ。口止めされてるんでね」
Jがお返しに意味ありげな言葉を吐く

「ん、何ですかそれ。優勝すると賞金とか特典があるですよね?」
疑問に思ったAが質問する
「それもあるけどな、優勝すりゃ分かる。着いたぞ」

 話しているうちに闘技場の裏口にある駐車場に着いた
周りにも何台か車が止めてある。
 闘技場からは観衆のざわめきが聞こえていた。
「チンタラすんな、遅れるぞ。」
535109:2005/04/04(月) 00:25:06 ID:DSUQkKAq0
 車から降りて闘技場に向かうJ
「優勝すると何があるんですか?教えて下さいよ」
それを追っていくA
「だから言っただろ、優勝しろ」

 ────

 JとAは闘技場に入った
「こっからは別々だ、負けんじゃねーぞ」
そう言ってJは下り階段を降りていく

「そっちこそ優勝できるといいですね」
Aも真直ぐな廊下を歩いていった
536109:2005/04/04(月) 00:25:25 ID:DSUQkKAq0
次回は戦闘シーン入ると思うから許してくれよな!な!
大半が説明で終わりそうな予感がするがwwwwww
537松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/04(月) 01:13:33 ID:6YxC63Bl0
ま、今回は繋ぎの部分だな。闘技場編に期待するぜ
538以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 01:16:17 ID:yz/L9JuQ0
>>1起きてたのかwwwwwww
まだ書けるのなら続き頼むwwwwwwww
539松本 ◆hkWEheyZEU :2005/04/04(月) 01:24:01 ID:6YxC63Bl0
悪いが今日はもう寝るんで去らせてもらうぜ。そうせかさなくても
俺はどこへも行かないぜ、安心しな!!
にしてもV速はいつ復帰するのだろうか。狐様でも管理人さまでもいいから
早く・・・・
540以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/04/04(月) 01:56:32 ID:DSUQkKAq0
寝る前に保守
541252続き:2005/04/04(月) 02:42:59 ID:Hl2pzlBC0
画面の上には黄色くて大きな点が一つと小さな点が二つあり
下の方には緑色の小さな点が六つ集まってた
「これが俺たちかな?」
緑色の点に指を付けながらと滝沼が言う
「たぶんな」
「な〜何か腹減ったんだけど」
秋川が空腹を訴えてくる
「うるさい 我慢しろ」
「てめぇ!!何様のつもりだよ!!」
秋川が私の胸ぐらを掴み殴りかかってくる
「ん そういえばあの子がスレを倒せば食料が手に入るって言ってたよね」
拳が止まる
「おい それ本当か?」
「うん ここに来る前に言ってたじゃん」
「・・・まさか健ちゃん聞いてなかったの?」
「そ、そんなわけねぇだろ えっと・・・じゃあスレでも倒しにいくか!」
図星だったらしい

542252続き
「おい ちょっと待て まだスレが何か分かってないんだぞ」
滝沼がそう言うと
「大丈夫だって こっちは殺し屋がいるんだぜ」
と楽観的に答える
「んじゃ 行くか」


続く