1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ある晴れた夜のこと。
自室に帰ろうとアパートの階段を上っていたとある青年が、向かいのアパートの窓際に立つ美しい少女の存在に気づいた。
少女は輝く瞳で空を見上げて立っている。
いったい何を見ているのだろう。
青年が同じように空を見上げると、そこには満天の星空。
空を覆い尽くす星々のきらめきに、青年は時間を忘れて見とれてしまった。
彼女もこの星の美しさに心を奪われていたんだな・・・
青年は急に彼女に親しみを覚え、にこりと微笑みかけた。
だが、残念なことに彼女は青年に気づいた様子もなく、ただ空を見上げつづけている。
青年は仕方なく自分の部屋へと帰っていった。
次ぎの日も青年が帰宅すると、少女は窓際で空を見上げて立っていた。
「よっぽど星が好きなんだな。今時にしては珍しいロマンチックな子だ」
青年の中で、星を見る少女はだんだん気になる存在になっていった。
その翌日。
青年は落ち込んでいた。
なぜなら、その日は雨だったからだ。
今日は星が出ていない、だから今日は彼女の姿が見られない。
肩を落とし帰宅する青年・・・ところが、今日も少女は窓際にいた。
少女はいつもと同じ場所に立ち、雨雲に覆われた空を恨めしげに眺めている。
そんな少女の様子になぜか胸騒ぎを覚えた青年は、思いきって彼女の部屋を訪ねてみることにした。
青年はアパートの階段を駆け上り、彼女の部屋の前に立つ。
ノックの音、静寂。
彼女に呼びかける青年の声、しかしまた静寂。
ドアノブを握ると鍵は掛かっていない。
一瞬の躊躇の後に青年はドアを押し開け、そして全てを悟った。
彼女は星を見ていたのではない。
窓際で首を吊って死んでいたのだ。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 02:52:44 ID:nl5e9DFZ0
ひどい
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 02:52:51 ID:4tNoWDeC0
>あ
まで読んだ
4 :
( ゚Д゚)<ボクメーツ ◆uhiboKUMEQ :2005/03/27(日) 02:53:50 ID:OOwMwaUE0
( ゚Д゚)<最後の三行だけ読んだ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 02:53:56 ID:Lc10wlPQ0
あるあるwwwww
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 02:54:24 ID:d4Y3M6oG0
||
ノ⌒||^ヽ
彡/‖ ̄ ヽ
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凵 ##ヽ
∪###ゝ
^T TT´
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「 「 |
し'し'
:
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‐ニ三ニ‐
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 02:54:44 ID:Hio3s9Ka0
>死んでいたのだ。
だけ読んだ
8 :
神様:2005/03/27(日) 02:54:57 ID:7ZoH6/1O0
こえーよ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 02:55:19 ID:bkjdu9/H0
今夜は星が綺麗だ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 02:55:25 ID:1DkvKaXt0
論旨を明確にしてほしいよな、長文は。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 02:56:24 ID:5w3iCjxq0
なかなか良い読み物だ。
個人的に好きな展開だな。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 02:56:38 ID:vtXHkAvQ0
醜くベロとか出るんじゃねーの
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 02:56:52 ID:TkpDFkRgO
たけしと肉弾戦
まで読んだ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 02:57:05 ID:QnCjkIy50
近づくと少女の様子がおかしい事に気が付いた。
俺「どうしたんだ?」
少女「・・・」
俺「?」
反応のない少女を尻目に部屋に入ろうとしたその時
俺の目に映ったのは、
首を吊った少女の死体だった
俺が慌てて振り返ろうとすると頭部に強い衝撃を受けた。
薄れ行く意識の中で俺は全てを理解した。
(ああ、あんただったのか)
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 02:57:24 ID:ETtdf0ZDO
ヲタが窓際にいる幼女に萌えた
その幼女は実は首吊って死んでいた
って話
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 02:58:00 ID:GiooWmyY0
ロッコウにいる少女だな
フラグ建てると売春宿行き
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 02:58:17 ID:1DkvKaXt0
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 02:58:31 ID:yAt5Q9BM0
少女はNUMBER GIRLを聞いていた
まで読んだ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 02:58:47 ID:SaSVCEC40
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 02:59:48 ID:tgVDlUDZ0
、、 、、 、、
╋┓ ╋┓ ╋┓ プシコンッ プシコンッ!
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/⌒⌒\ < くちびるロボット現場に
_\ ̄ ̄/ | 到着しました。
|Ξ_ ̄Θ| _
┌┐|.┌┐| ./┌┐
|.__| ̄|.__|┘ ̄└|.__|
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21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 03:26:06 ID:UJ2Et3En0
ほしをみるひとのスレと思った
22 :
≠1:2005/03/27(日) 03:34:49 ID:yOQBe8XY0
>>1 青年の悲鳴を聞いたアパートの住民が電話したらしく、すぐに警察が飛んできた。
翌朝青年は長い事情聴取を受け、やっと開放されたかと思えばテレビの取材陣に囲まれてしまった。
なんとか自分の部屋に帰ってこれたのは既に真っ暗になった頃だった。
その日も空は曇り空で、星は殆ど見えなかった。
それでも青年は自室に続く階段を上りながら、向かいのアパートの窓際を見ていた。
窓には既に目隠しの布が張られ、中は何も見えない。
それでも青年は、毎晩そのアパートの窓を見つめ続けた。
もう何も見えないと分かっていながら、毎晩同じ事だけを考えていた。
「彼女は何故あんな最期を選んだのだろう…」
「あれが…あの子のたった一つの幸福だったのよ。」
階段を上りながら呟いた青年の独り言に、どこからか声が返ってきた。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 03:37:44 ID:4tNoWDeC0
続き早く
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/03/27(日) 03:43:22 ID:OPUITuF+0
何か昔見たな、懐かしい
でも一般的な首吊りでは空見上げる姿勢にはならないよな、多分
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
都市伝説のやつじゃね?