昨年12月に米クパチーノ市にも従軍慰安婦像建立が提案されました。アメリカでの日本の歴史を曲げる流れは、中国の20年間の工作活動が徐々に実っている段階です。
というのは1994年に世界抗日戦争史実維護連合会がカリフォルニア州クパチーノ市を拠点に出来ました。その支部がサンフランシスコにもありますが、
これは江沢民派が反日組織として大きな資金を流していると言われています。この地区いわゆるシリコンバレーはアメリカの頭脳で、すごく優秀な人が世界中から来る。
特に1990〜2000年以降はアメリカに行ったのは中国人なわけです。中国人の移民一世が大量に増えた。この20年では中国系は倍に増えたと言われていますが、
そうすると20年前、江沢民派はアメリカの西海岸の頭脳エリアから日教組のような教育、孔子学院のような状況で歴史を変えていくという戦略を立てたと私は考えます。
世界的に優秀な人から反日・嫌日にしようとした。優秀な頭脳がやがて各界のリーダーになる。優秀な人から反日・嫌日へ。このためにそこを選んだのではないか。
そもそもは南京の問題からやっていたわけですが、それが徐々に慰安婦の問題に、韓国系のロビー活動とも一緒になってマイクホンダのような外国議員も使って
そういう歴史のねつ造に動いていった。もちろん尖閣のことでも動くわけですけど、おそらく今後は靖国の問題も含めてどんどんキーワードを増やしながら、
とにかく日本というのはとんでもない軍国主義の国だということを世界に広める拠点として選ばれたのがクパチーノ市、シリコンバレーではないかと思っています。
日本悪者論の表に見えやすいのは韓国系の団体と言われていますが、韓国は事大主義で、今中国とくっつくのがいいと考え。しかも中国はお金も流してきている。
おそらく韓国を表に出しつつ、日本の歴史を、日本というものは悪い者である、過去の歴史を含めて、ねつ造していこうと中国がコントロールしていると思うわけです。
それともうひとつクパチーノ市にはアップル社の本社があります。この数年は、中国本土でアメリカで作っている本物よりも前に偽物が出来る。産業スパイも含めて、
アメリカの西海岸と中国は、非常に連携して動いているのではないかと私は思います。しかも借金だらけのオバマ政権は、国債を握る中国様に何か言われたら怖い。
その段階まできたのも中国の戦略なわけです。アメリカも物が言えないようにする。ここまで中国は来てしまった。ですから、ある意味、シリコンバレー一帯は、
エリートがいてリベラルが多いところは極端ですが中国自治区になっていくのではないかと、クパチーノ市の市長も今、中国系なんです。5人しかいない議員の2人が
チャイニーズです。アメリカで生まれた中国系二世は大統領選まで出られます。皆さん多くの人は野望を持っているので、小さな市の市長で終わりたくない。
どんどん州知事や下院上院議員に上がっていく。すると票田はアメリカのアジア系にあるとしても、お金は一部分の議員は中国共産党からのお金を使うだろうと。
アフリカ系のオバマが大統領となった時に狂喜乱舞したのは中国系と言われています。初の州知事でチャイニーズ系はゲイリー・フェイ・ロックさん。
彼はワシントン州の知事をやられたわけですけど、その後商務長官ですよね。その後北京の駐中国大使をやってこの2月に辞められるんですよね。辞めるというのは
キャリアから外れるのではなく、もしかしたら大統領選とか、違う野望があってアメリカに戻ってくる可能性もあるかもしれない。日本人の多くは定住しても
米の選挙権をもちません。多くは日本国籍を持ったまま住みます。中にいるけど外から物を言う人間になるし、じゃ中国といったら、パスポートを変えてでも
中華民族のために奮闘しようというのがこの10年の流れなんですよね。しかも中国はそのために物凄く人材もお金も送り込んでいるんですよ。習金平政権は
滅茶苦茶日本大嫌い政権ですから、さらにひどい状況に、靖国参拝の倍返しのような笑えない倍返しをやるかもしれない。それに対して日本としては、先手先手で
何を打っていくかということでしかないんですよね。従軍慰安婦問題というのは女性の心まで動かせるので、ねつ造にはしがいがあるのかなと感じます。
かつては南京とずっと言っていたのがこの5年は慰安婦がキーワードになって、そのうち靖国の問題も含めて、様々に攻勢をかけてくるわけで、特に安倍政権は
軍国主義に戻っているのを一生懸命喧伝しています。この日本を卑下する・日本を歪める情報戦争に非常に積極的に流れがあることを注目しなければなりません。
『シリコンバレーが中国自治区になる日@』河添恵子 AJER2014.1.22
https://www.youtube.com/watch?v=JBYyeJmxhSE