【韓国】西洋にはネルソン、東洋には李舜臣…海外でも認識拡散中[01/07]©2ch.net

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1ダーティプア ★@転載は禁止 ©2ch.net
昨年1700万人の観客を動員した映画『鳴粱(ミョンリャン)』の火で、全世界も燃やすことができるだろうか。李舜臣(イ・スンシン)将軍が「歴史韓流」
「軍事戦略韓流」「リーダーシップ韓流」の中心に立てるだろうか。韓国を訪れる観光客ならば誰でも帰国の途に李舜臣将軍の銅像や亀甲船の模型
を買っていくようになるだろうか。

そんな可能性が十分にある。光化門(クァンファムン)にある李舜臣将軍の銅像は、パリのエッフェル塔やニューヨークの自由の女神に劣らず強力な
私たちの国家の象徴になりうる。ロサンゼルスタイムズは昨年8月17日の記事で、李舜臣将軍の銅像がある光化門広場がソウルの象徴的中心点
(epicenter)だといった。

李舜臣将軍の偉大さについては海外でも知っている人は知っている。問題は、李舜臣将軍という潜在力満点の国家ブランドを、いかに世界の一般の
人々に効果的に広報するかだ。その種は早くにまかれた。英国海軍提督であり歴史学者であったG .A.バラッド(G.A. Ballad、1862〜1948)
は自身が記した『海が日本の政治史に及ぼした影響(The Influence of the Sea on the Political History of Japan)』(1921)でこの
ように記述している。「英国の立場でネルソンと同等の提督がアジアから出たということを認めがたいが…李舜臣将軍はネルソンと同級ということを
認めるほかはない」

今や李舜臣将軍は海外の新聞にも出てくる「今日生まれた人々」欄にも登場する。例えば昨年、ニュージーランドヘラルドの報道によれば李舜臣将軍は
米国大統領ジェームズ・モンロー、数学者のクルト・ゲーデル、サダム・フセイン、女優のペネロペ・クルスやジェシカ・アルバとともに4月28日生まれだ。
アマゾンでオックスフォードブランドの李舜臣将軍の望楼のレゴ(LEGO)も買える。

李舜臣将軍について海外メディアが頻繁に扱ってくれるようにするには、まず西欧の主な参考図書(reference book)や戦争史など専門書籍にもれなく
登場しなければならない。徐々に李舜臣将軍が多く登場しているのは事実だ。R.G.グラントが書いた『海上戦闘:海戦3000年史(Battle at Sea:
3000Years of Naval Warfare)』は、李舜臣将軍と壬辰倭乱(文禄・慶長の役)を6ページにわたり紹介している。この本は「コーヒーテーブル
(coffeetable)」だ。特に米国の人々は、リビングのコーヒーテーブルに出しておいて時々読んでみるコーヒーテーブルと呼ばれる挿絵・写真がたくさん
入った本が好きだ。李舜臣将軍が米国のリビングに進出したのだ。

李舜臣将軍はまた世界50大、100大でもグローバル順位圏内に入っている。すでにグローバル・セレブリティだ。韓国戦争(朝鮮戦争)従軍記者出身
のウィリアム・ウィアーが記した『世の中を変えた50大軍事指導者(50 Military Leaders Who Changed the World)』は、李舜臣将軍が
「恐らく歴史上最も成功した提督」と記述している。ウィアーは別の著書『戦争を変えた50大武器(50 Weapons That Changed Warfare)』に
亀甲船を含めた。戦争史の最も劇的な100大場面を紹介した『最も偉大な戦争の話(The Greatest War Stories)』は亀甲船を称して「最も驚く
べき戦艦」と記述した。『海戦の全て(Fighting Techniques of Naval Warfare)』によれば閑山島(ハンサンド)海戦は世界20大海戦の1つだ。

ソース:中央SUNDAY/中央日報 2015年01月06日15時14分
http://japanese.joins.com/article/918/194918.html?servcode=400&sectcode=400
http://japanese.joins.com/article/919/194919.html?servcode=400&sectcode=400
http://japanese.joins.com/article/920/194920.html?servcode=400&sectcode=400
関連
【韓国】李舜臣は世界史変えた偉大なリーダー、日本人も彼を尊敬してきた…世界3大提督の資格充分★2[01/07]
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1420589267/

続きます
2ダーティプア ★@転載は禁止 ©2ch.net:2015/01/07(水) 10:59:12.73 ID:???
文書類を通した李舜臣の公共外交ではまだ不十分なものもある。例えば『戦争哲学者:歴史上最も偉大な軍事思想家の展開(Philosophers of 
War:The Evolution of History’s Greatest Military Thinkers)』という本を見ると、李舜臣将軍について別途項目があるが、李舜臣将軍が
及ぼした影響については「分からない(unknown)」とされている。日本が日露戦争で勝利した要因の1つは、李舜臣将軍の海上戦略を受け入れた
ところにあると相当数の歴史家が話しているにもかかわらずだ。

一般人のための世界史の本や小中高校・大学の教科書にも李舜臣将軍は多くのケースで抜けている。数千年の人類の歴史を数百ページに圧縮した
歴史の本に李舜臣将軍が登場するのは実際は難しいことだ。それにもかかわらず李舜臣将軍が近代以降の歴史で重要人物だという認識が広がって
いる。例えばオックスフォード大学出版部から出た『1450年から1700年までの世界(The World from 1450 to 1700)』を見れば、ほんの少し
だが出てくる。豊臣秀吉の目標が中国・インド・フィリピンを征服するということだったために李舜臣将軍が倭軍を韓半島(朝鮮半島)で阻止しなかったら
アジアの歴史が完全に変わっていたという認識が次第に共感を得ている。

李舜臣将軍を韓国の公共外交の1つの軸にしようとするなら、いくつかの先決課題がある。最初に、亀甲船が鉄甲船なのかそうでないのかという問題だ。
80年代は外国の人々に「韓国がグーテンベルクより200年先に金属活字を作ったし、米国のモニター(the Monitor)号より300年先に鉄甲船を作った
国だということをご存知ですか」と言うと、外国人は目を丸くした。だが今では亀甲船が鉄甲船ではなく木造装甲艦だという主張が国内で大勢だ。しかし
海外の文献では、まだ李舜臣将軍が世界で最初の鉄甲船設計者として知られている。もし亀甲船が鉄甲船ではないことが確実ならば、これを海外の
出版社に正直に知らせて修正してもらうことが正しい道だ。

2番目、李舜臣将軍と亀甲船の外国語表記を統一しなければならない。現在、李舜臣将軍はYi Sun Shin、Yi Sun−shin、Yi Sun Sinと、亀甲船
はGeobukseon,Kobuksonなどと表記されている。3番目、ウィンウィン(win−win)戦略を模索してみる必要がある。李舜臣将軍と海外の名将を1つ
にまとめることだ。李舜臣将軍の世界史的なライバルを1つにまとめて「世界海戦英雄記念館」といったものやウェブサイトを民官合同で作るのはどうだろうか。
李舜臣将軍のライバルは、ネルソン(トラファルガーの海戦)、フランシス・ドレーク(カレー沖の海戦)、テミストクレス(サラミスの海戦)、ドン・フアン・アウス
トリア(レパントの海戦)、東郷平八郎(対馬沖海戦)、チェスター・ニミッツ(ミッドウェー海戦)などだ。英国のネルソン・フェスティバルをベンチマーキングして
韓国の忠武公祭りを連携させれば韓英外交を深化させるのにも役立つだろう。

海外に李舜臣専門家を養成する国家的・社会的努力も必要だ。ハワイパシフィック大学のマーク・ギルバート客員教授は「李舜臣将軍、亀甲船と近代
アジアの歴史」という論文を発表した。コリアソサエティー(Korea Society)の後援を受けているからだ。こうした学術支援事業が着実に持続しなければ
ならない。

李舜臣公共外交は、韓国の国民・市民が出ていかなければならない。李舜臣将軍を外国の人々に説明する時に必要な用語は何か。壬辰倭乱は「Imjin 
War、Seven−Year War、Korean War」だ。白衣従軍は「fighting in a white robe」だ。鉄甲船は「iron−shelled ship、armored ship、
ironclad」などと表現できる。李舜臣将軍を一言で外国人に説明するには、どのようにするべきだろうか。「Admiral Yi Sun−shin was the Lord 
Nelson of Korean history(李舜臣提督は韓国史のネルソンだ)」ぐらいがいいようだ。(中央SUNDAY第408号)