昨年1700万人の観客を動員した映画『鳴粱(ミョンリャン)』の火で、全世界も燃やすことができるだろうか。李舜臣(イ・スンシン)将軍が「歴史韓流」
「軍事戦略韓流」「リーダーシップ韓流」の中心に立てるだろうか。韓国を訪れる観光客ならば誰でも帰国の途に李舜臣将軍の銅像や亀甲船の模型
を買っていくようになるだろうか。
そんな可能性が十分にある。光化門(クァンファムン)にある李舜臣将軍の銅像は、パリのエッフェル塔やニューヨークの自由の女神に劣らず強力な
私たちの国家の象徴になりうる。ロサンゼルスタイムズは昨年8月17日の記事で、李舜臣将軍の銅像がある光化門広場がソウルの象徴的中心点
(epicenter)だといった。
李舜臣将軍の偉大さについては海外でも知っている人は知っている。問題は、李舜臣将軍という潜在力満点の国家ブランドを、いかに世界の一般の
人々に効果的に広報するかだ。その種は早くにまかれた。英国海軍提督であり歴史学者であったG .A.バラッド(G.A. Ballad、1862〜1948)
は自身が記した『海が日本の政治史に及ぼした影響(The Influence of the Sea on the Political History of Japan)』(1921)でこの
ように記述している。「英国の立場でネルソンと同等の提督がアジアから出たということを認めがたいが…李舜臣将軍はネルソンと同級ということを
認めるほかはない」
今や李舜臣将軍は海外の新聞にも出てくる「今日生まれた人々」欄にも登場する。例えば昨年、ニュージーランドヘラルドの報道によれば李舜臣将軍は
米国大統領ジェームズ・モンロー、数学者のクルト・ゲーデル、サダム・フセイン、女優のペネロペ・クルスやジェシカ・アルバとともに4月28日生まれだ。
アマゾンでオックスフォードブランドの李舜臣将軍の望楼のレゴ(LEGO)も買える。
李舜臣将軍について海外メディアが頻繁に扱ってくれるようにするには、まず西欧の主な参考図書(reference book)や戦争史など専門書籍にもれなく
登場しなければならない。徐々に李舜臣将軍が多く登場しているのは事実だ。R.G.グラントが書いた『海上戦闘:海戦3000年史(Battle at Sea:
3000Years of Naval Warfare)』は、李舜臣将軍と壬辰倭乱(文禄・慶長の役)を6ページにわたり紹介している。この本は「コーヒーテーブル
(coffeetable)」だ。特に米国の人々は、リビングのコーヒーテーブルに出しておいて時々読んでみるコーヒーテーブルと呼ばれる挿絵・写真がたくさん
入った本が好きだ。李舜臣将軍が米国のリビングに進出したのだ。
李舜臣将軍はまた世界50大、100大でもグローバル順位圏内に入っている。すでにグローバル・セレブリティだ。韓国戦争(朝鮮戦争)従軍記者出身
のウィリアム・ウィアーが記した『世の中を変えた50大軍事指導者(50 Military Leaders Who Changed the World)』は、李舜臣将軍が
「恐らく歴史上最も成功した提督」と記述している。ウィアーは別の著書『戦争を変えた50大武器(50 Weapons That Changed Warfare)』に
亀甲船を含めた。戦争史の最も劇的な100大場面を紹介した『最も偉大な戦争の話(The Greatest War Stories)』は亀甲船を称して「最も驚く
べき戦艦」と記述した。『海戦の全て(Fighting Techniques of Naval Warfare)』によれば閑山島(ハンサンド)海戦は世界20大海戦の1つだ。
ソース:中央SUNDAY/中央日報 2015年01月06日15時14分
http://japanese.joins.com/article/918/194918.html?servcode=400§code=400 http://japanese.joins.com/article/919/194919.html?servcode=400§code=400 http://japanese.joins.com/article/920/194920.html?servcode=400§code=400 関連
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