【韓流】「韓流の街・新大久保」寒すぎる年の瀬…「李明博の竹島上陸が契機」で東京コリアンタウンの売り上げ「半減」[12/22]©2ch.net

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さらに静かだったのは、イケメン通りと同じく大久保通りと南の職安通りをつなぐ別の数本の路地。飲食店や雑貨店があり、以前はこちらも観光客がいた
はずだが、犬の散歩をしている近隣住民らしい女性しかいない路地もあった。飲食店の前に立った店員の「ランチいかがですか」と呼ぶ声がやけに響いて
いた。

韓流男性アイドルのファンで、4年前から新大久保に通っているという文京区の女性(60)は、街の変化に敏感だ。「以前なら日曜日は歩道いっぱいに
人がいて、なかなか歩けなかった。店もどんどん変わって、最終的には空き店舗。メーンの通りはまだしも、脇道はだいぶ寂しくなってしまった」と、
しみじみと話した。

■韓国の李明博前大統領の竹島上陸が転機に…

新大久保は、「冬ソナ」ブームのころに急激に韓国の飲食店などが出店。中高年でにぎわっていたが、その後はK−POPブームで若い層も訪れるように
なった。

この急速に発展した街が急速に勢いを落としていることについて、コリアンタウンの経営者でつくる新宿韓国商人連合会の関係者などは、韓国の李明博
前大統領が平成24年に竹島に上陸したことがひとつのきっかけとなったとみている。

さらに上陸後も日韓関係の悪化は続く。韓流ドラマやK−POPのメディア露出も減り、一方で新大久保でヘイトスピーチのデモ活動が繰り返された。
現在街に来るのは、大半がリピーター。ブーム時からのファンには「政治的な問題があってもファンであることに変わりない」=熊本県宇土市、女性銀行員
(26)=との声も多いが、新規ファンは取り込みにくくなっている。

コリアンタウンの店の売り上げは半分から3分の1に落ち、400〜500軒あった店舗のうち1割が別の店も入らず空き店舗になっている。また韓国メディアは、
日本のテレビなどにかかる韓国音楽の原作使用料が、昨年1年間で40%減ったと報じている。

この状況に焦りを募らせた経営者や店主らが、今年11月に連合会を発足。街の活性化策を検討していくことにしている。連合会事務局では「誰が見ても
客が減った。まずは地域密着を目指し、町内会と清掃活動に参加したり地元の子供を招いたイベントをしていきたい」としている。

■新大久保駅前にいた“韓流スター”、実は…

韓国人経営者らが挽回を目指す一方で、街にはじわりと変化も出始めている。韓国料理店が撤退した場所に、中国やタイ、ネパール料理店が進出し始めて
いるのだ。特に新大久保駅と大久保駅の間の地域に増えているという。

さらにはこんな光景も。一通り街を歩き新大久保駅に戻ると、駅前に小さな人だかりができていた。中心にいるのは、金髪や赤髪に重ための前髪、シャープ
なアイメイクで、ピタッとした白色パンツをはいた、韓流の4人組男性アイドルのようだった。

近くの女性スタッフに聞くと、半年ほど前にできたばかりの「ADDICTION」というグループという。しばらく見ていると、「あ、彼らは日本人なんですよ!」とスタッフ。
「彼らがK−POPが好きで、韓流の格好で活動しているんです。どうですか、韓国人じゃないとだめですか」

スタッフは冗談交じりで矢継ぎ早に話し、「検索してくださーい!」と言いながら彼らと走り去っていった。これはこれで新鮮か。「韓流の聖地」の立役者に、
韓国以外の人たちが名乗りを上げ始めている。