(画像:[走行中の地下鉄車内] )
http://img1.cna.com.tw/Japan/Photos/JpnNews/201406/20140612165509.jpg (台北 12日 中央社)
交通部台湾鉄路管理局では12日、鉄道で発生する暴力攻撃事件など突発事態への対応や
関係部署の横方向の連携を強化するため、新北市の板橋駅で合同訓練を行った。台湾鉄路、
台湾高速鉄路、台北メトロ(MRT)の3鉄道事業者および地方自治体、管轄の警察・消防、
鉄路警察局などの計120人が参加した。
訓練では、南部行きの下り列車が台北市の万華駅を出発後、最後尾車両の乗客1名が車内で
刃物を振り回して他の乗客らに切りつけ、負傷者数名が出るという状況を想定。現場の職員による
緊急通報や対処訓練を行った。
台鉄では合同訓練の3つの柱として、緊急事態発生時の3鉄道間の連携と協力、鉄道警察と
管轄警察による容疑者の確保と警備、駅および現地消防・衛生部署による負傷者の手当てや
救護・搬送、乗客の安全確保を挙げている。
台湾では先月21日、走行中の地下鉄車内で刃物を持った21歳の男が乗客を切りつけ、
死傷者28人が出る無差別殺傷事件が起こっている。
(蔡和穎/編集:谷口一康)
フォーカス台湾 2014/06/12 16:48
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201406120005.aspx