在来線・台湾鉄道が、台湾東部・花蓮と、南東部・台東を結ぶ区間の電化に伴う、
北部と南東部を結ぶ自強号の増発を明らかにした。
台湾鉄道は4日、7月16日に実施するダイヤ改正後の時刻表を明らかにした。
台湾鉄道によると、現在台北と台東を結ぶ自強号は、ディーゼル列車による
自強号14本のみとなっているが、花蓮駅、台東駅間の電化により、日本製の振り子式列車、
「プユマ号」による自強号が、これまでの終点花蓮駅から台東駅まで延長される。
7月16日のダイヤ改正以降、台北、台東間を結ぶ自強号は平日10往復、休日13往復まで
増発される。これにより、運転間隔は従来の2時間に1本間隔から、平日は84分に1本、
休祝日は65分に1本にまで短縮される。座席数換算では、台北、台東間の自強号の座席数は、
平日はこれまでの4390席から5180席に、また休日は4390席から6046席に増え、18%から40%増となる。
ダイヤ改正後は、平日、台北と台東を結ぶプユマ号列車6往復のうち、3往復は松山、花蓮、
玉里駅の3駅しか途中停車しない、いわゆる「速達型列車」で、台東までは3時間半。残りの3往復は
停車駅が多く、3時間46分から3時間55分を要す。
台湾鉄道の運務処の杜微・処長は、停車駅の多いプユマ号について、観光客が鳳林、光復、瑞穂、
富里、関山、鹿野など特色のある場所に訪問しやすいよう設計した、と説明した。
台湾鉄道によると、東部の大規模なダイヤ改正以外にも、416本の列車についてダイヤ改正が行われ、
このうち235本については5分以上運行時間が変更になったが、利用者の多い、西部幹線について
時間の変更は少なく、影響は最小限となっているという。
Radio Taiwan International 2014-06-05
http://japanese.rti.org.tw/news/?recordId=5399 関連スレ
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