【韓国】「死んだ娘に会いに行く」海に飛び込む父親 「娘は生きてる」というメッセージ(※虚偽)を見て泣く母親 現場は地獄[4/18]

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1動物園φ ★@転載禁止
苛酷な夜だった。事故発生二日目である17日、全南(チョンナム)珍道(チンド)室内体育館と
彭木(パンモク)港の船着き場に集まった失踪者の父兄200人余りは一睡もせず夜を明かして
天国と地獄を行き来した。悪意のデマに誘惑されて歓声をさく烈させたり、事故現場に入った
民間人ダイバーの「これ以上希望はない」という話に絶叫したりした。理性を失ったお父さんが
船で娘を探してくると言って下着姿で海水に飛び込む血なまぐさい現場にもなった。

◇阿鼻地獄の現場
夜10時20分、失踪者家族が集まっている彭木港船着き場。40代後半男性が下着姿で海に飛び込んだ。
「私の娘が死んだ。娘に会いに行く。船をくれ。船内(沈没船舶)へ行く。」
これを見守った他の失踪者家族が止めたが手のつけられない状態であった。
止める過程で誰かが手にケガをして暴力沙汰になった。

夜11時頃には軍服を着た民間人ダイバーが父兄の心を揺さぶった。彼は「事故現場に行ってきた。
到底水に入ることができる状況ではない。すでに奇跡もなくて力もない。報道機関と政府はなぜ
隠すのか」と声を高めた。すると一部家族は激昂して抗議したりしたが、また他の父兄は
「そのような率直な話を聞きたかった」として涙を流した。生還の希望がますます浅くなる状況で
失踪者家族は耐え忍ぶ力も失われていた。(中略)

◇天国と地獄を行き来した怪文書騒動
珍島室内体育館の父兄はこの日一日中失踪した子供が電話をかけてきたり文字メッセージを送った
という噂の真偽をに追われて脱力状態になった。警察はこのような文字メッセージはほとんど
虚偽だと調査されたと明らかにした。

午前2時25分頃、静かだった父兄の間で突然歓声が出てきた。ある女性が「△△が生きているって?」と
大声を出した。周辺の他の父兄が駆せ参じて「本物か」「何班だ」と尋ねた。この女性は体育館廊下に
いた学生のお母さんを訪ねて行って「姉さん、△△が生きているんだって」と叫んだ。お母さんは泣いて
「私の娘を見に行かなければならない」としながら救急車に乗って彭木港を離れた。

午前2時頃には失踪学生から電話を受けた父兄がいるという噂が広がった。船体内のゲームセンターに
檀元高2班と10班の学生4人が閉じ込められていてその中のある学生が脚をひどくケガしたという内容だった。

警察庁サイバーテロ対応センターは「失踪者の16日正午以後のカカオトークメッセージ、通話内訳、
文字メッセージなどを確認したが完全沈没以後に使われたものはなかった」と明らかにした。
警察は失踪者家族に傷を与えて捜索・救助作業に支障を招いた最初の流布者を追跡している。
警察が虚偽で確認したメッセージは10種余りだ。警察は死者名誉毀損、公務執行妨害、
虚偽事実流布疑惑などを適用して最初の流布者を司法処理する方針だ。

http://news.naver.com/main/hotissue/read.nhn?mid=hot&sid1=102&cid=984650&iid=48767030&oid=005&aid=0000647967&ptype=011