【日米韓】首脳会談要旨 北朝鮮問題で連携[03/26]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1汲み取り式φ ★@転載禁止
日米韓首脳会談要旨

 【ハーグ時事】
25日夜(日本時間26日未明)の安倍晋三首相とオバマ米大統領、
朴槿恵・韓国大統領との会談要旨は次の通り。

 〔北朝鮮核・ミサイル開発〕
 オバマ大統領 韓国と日本は、米国の最も緊密な同盟国だ。われわれ3人の
重要な懸念は北朝鮮の核武装計画だ。外交的、軍事的に3カ国の協調を強化したい。
 朴大統領 北朝鮮の核問題は地域の平和と安定に対する重大な脅威だ。韓国、米国、
日本を含む国際社会が対応していくことが重要だ。3カ国が核問題を話し合うこと自体が
非常に意味がある。
 首相 北朝鮮の問題に関して日米韓の緊密な連携を確認することは極めて重要だ。
北朝鮮に経済発展と核開発を並行して進めることは不可能だと認識させ、政策転換を
促していかなければならない。
 3首脳 北朝鮮の非核化を実現するため、日米韓3カ国が一層緊密に連携し、中国が
しかるべき役割を果たすことが重要だとの認識で一致。
 〔日本人拉致問題〕
 首相 拉致や離散家族など人道問題について前向きな行動を取るよう3カ国で
協力していきたい。(日朝政府間協議再開に関し)米韓と緊密に連携しながら
取り組む。拉致は、日本自身が北朝鮮と交渉して解決しなければならない問題だ。
 〔その他〕
 3首脳 アジア太平洋地域の戦略環境の変化に伴い、幅広い分野で日米韓の協力を
深めることは重要との認識を共有。
 首相 地域やグローバルな問題で日米韓が協力を深められる分野は多く、さらに
拡充していきたい。国際秩序や法の支配が尊重されるべきで、力を背景とした現状
変更は許さないということを日米韓共通の立場として示すことは重要だ。

(2014/03/26-07:17)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014032600084