[北京 7日 ロイター] -マークイット/HSBCが発表した1月の中国サービス部門購買部担当者景気指数
(PMI、季節調整済み)は50.7となり、2011年8月以来の低水準だった。
景気の拡大・縮小の節目を示す50は上回っている。前月は50.9だった。
1月の中国PMIの発表は同指数が締めくくりとなるが、いずれも景気減速を示す内容となった。
新たなビジネスの伸びは7カ月ぶり低水準となった。ただ、旧正月休みが31日から始まり、多くの企業がこれ以前
から休みに入ったことが影響している可能性もある。
HSBCの中国担当主席エコノミスト屈宏斌氏は、サービスセクターの伸びの鈍化は、工場操業や政府支出の
抑制が影響していると指摘。サービス部門の伸びは今後数カ月間でやや持ち直すとする一方、製造業部門の
拡大や改革を通じた政府の取り組みにかかっているとの見方を示した。
すでに発表されている国家統計局の1月非製造業PMIは5年ぶり低水準だった。
また製造業PMIも低調で、統計局のPMIは半年ぶり低水準、HSBCのPMIは半年ぶりに50を割り込んだ。
ロイターがまとめたアナリスト調査では、今年の中国の成長率は7.4%と予想されている。
REUTERS: 2014年 02月 7日 11:59
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA1601W20140207