◆【シンガポール】科技庁と中国・比亜迪、自律走行EVを開発
科学技術研究庁(ASTAR)は29日、傘下の情報通信研究所(I2R)と中国自動車・電池大手の
比亜迪(BYD)が共同で、無人自律走行型の電気自動車(EV)を開発すると発表した。
I2Rが持つ自律型自動車(AV)の関連技術とBYDのEV開発力を活用し、新型EVを開発する。
AVはセンサーやカメラなどから得られる情報を基に無人で自動運転する車両。
具体的には、▽BYDのドライブ・バイ・ワイヤ(アクセルペダルの動きをセンサーが感知し
スロットル・バルブを動かすシステム)技術を使い、ブレーキやハンドル操作を電子制御できるシステム
▽複数のAVの位置情報や走行経路、目的地などを包括的に管理できるシステム――
を開発する計画だ。
シンガポールは国主導によるEV技術研究を推進している。
ASTARは「EVの無人自律走行車を開発することで、
人が運転する自動車と共存できる車社会の実現につなげたい」と表明している。
NNA 2014/1/30 08:30
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140130-00000003-nna_kyodo-nb