■日本追い出したポスコの力
インドネシア政府、ポスコの抗議に日本業者工場設立保留
ttp://news.mk.co.kr/newsRead.php?year=2013&no=233703 @毎日経済 コ・ジェマン記者
ポスコが未来新市場として集中投資しているインドネシアで日本鉄鋼業者追撃を見事に撃退した。これまで
インドネシアに着実に投資しながら政府と結んだ厚い信頼のおかげだ。
27日鉄鋼業界と外信などによれば、インドネシア政府は国営クラカタウ・スチールが推進した新日本製鉄などとの
自動車鋼板工場設立計画を暫定的に中断することに決めた。
クラカタウ・スチールとポスコは2009年に合弁会社であるクラカタウポスコを設立してジャカルタ西側パンテン州
チレゴンに60億ドルで一貫製鉄所を建設している。
年末まで1段階工事を終わらせて鋼板など生産を始める予定だ。
しかしクラカタウ・スチールが昨年12月新日本製鉄-住友金属工業(NSSMC)と合弁で全3億8000万ドルを入れて
自動車鋼板工場を設立することにしながらポスコとの葛藤が始まった。
ポスコ側は"クラタカウ・スチールがクラタカウポスコと競争になるほどの事業をする時、ポスコの同意を受ける
ように契約を結んだのでNSSMCとの合弁は明白な契約違反"としながらインドネシア政府に強力に抗議した。
これに対して27日インドネシア政府は"クラタカウ・スチールが企業倫理を違反した可能性がある"として
"ポスコとクラタカウ・スチールが今回の合弁案件に合意する時まで事業を暫定留保する"と明らかにした。
自動車鋼板は収益性が良く、インドネシア自動車市場90%以上を占有している日本自動車業者の需要が多くて
日本鉄鋼業界がもの欲しげに見てきた。
鉄鋼業界関係者は"最近ポスコが3億ドルを投じてインドネシアに自動車鋼板工場を設立することにしたのに続き
NSSMC工場設立まで留保しながら高付加価値鉄鋼市場を先行獲得する良い機会をつかんだ"と評価した。