【毎日新聞】「在日韓国人だが通名使用強要され苦痛」高裁判決控え、大阪・生野の在日韓国基督教会で支援集会[11/14]

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兵庫県尼崎市の在日韓国人、金稔万(キムインマン)さん(53)が大阪市内の工事現場で働く際に、
通名(日本名)を名乗ることを「強制」され、
精神的苦痛を受けたとして雇用主を訴えた損害賠償請求訴訟の控訴審判決が
26日午前11時、大阪高裁別館74号法廷で言い渡される。

原告支援者らが16日午後2時、大阪市生野区中川西2の在日韓国基督教会館で集会を開く。

 金さんは2009?10年、大阪市内のビル建て替え工事で、日雇いで働いた。
「雇用主から特別永住資格があって本来は不要な外国人就業届の手続きを省くという理由で通名使用を求められた。
本名を書いたヘルメットのシールをはがして通名のシールを貼り直され、人格を傷つけられた」と主張。
雇用した同市内の建設業者や元請けなどに100万円の慰謝料支払いを求めて大阪地裁に提訴した。

 今年1月の1審判決は「通名の使用を了承してもらったので名前のシールを貼り替えた。強制はない」
との被告側の主張を認め、請求を棄却した。

控訴審で原告側は、契約当日の現場事務所への入場記録などから、被告側の主張の信ぴょう性を改めて問うている。

 集会では弁護団と金さんが1審から3年半に及ぶ裁判の経過を報告し、
在日外国人が本名を名乗る権利についても考える。裁判を支援する会と弁護団主催。
会場は地下鉄今里駅から南へ900メートル。参加費一般1000円。【高村洋一】

http://mainichi.jp/area/osaka/news/20131114ddlk27040351000c.html