国民性というのは、場所や時を選ばずににじみ出てしまうもの。日本人であれば宿泊先の部屋のゴミを
ひとまとめにして片付けたり、お世話になった人にやたらと頭を下げたり。もちろん、そういった国民性は、
韓国人にもあてはまる。筆者(34歳・男)は様々な国を旅行してきたが、これを毎度しみじみと感じる。
「盗んだ仏像を返さない」「いつまで経っても謝罪と賠償を要求する」「靖国神社放火未遂犯を英雄扱い
する」――韓国人の身勝手さは、ネット上などで多数喧伝されているが、旅先でもブレることはない。
例えば、食事。一緒に席を囲んでいると、当たり前のように、自分が食べている料理に箸やスプーンを
入れてくる。「何か一言言ってからのほうがいいよ」と言ってみても、「韓国ではシェアするのが当たり前」の
一言で一蹴されてしまう。ここは韓国じゃないんだけどなぁ。
行動にしても“ならでは”のことが。みんなで協議したうえで選んだルートにも関わらず、「だから私は違う道が
いいと言ったんだ」「なんでこんなに疲れなきゃいけない」などなど、少しでも納得がいかないと恨み節が
延々とこだまする。あまりに文句が多いので、一緒に行動しているドイツ人やカナダ人も、「やれやれ(失笑)」
といった感じで顔を見合わせるしかなくなってくるから面白い。
「そこまで恨まれなきゃいけないの!?」と思ったついでで言えば、写真についてもそう。同じ場所に行ったにも
かかわらず、自分が見つけることのできなかった撮影ポイントに対して、「どこにあったの!? なんで教えて
くれなかった? 私も撮りたかったのに!」などと、意味不明な言いがかりをつけて、不機嫌な態度をあらわに
したりする。自由行動なんだから、何しようがその人の勝手でしょうに。
最後にこんなエピソードを。あるとき街で道に迷ってしまい、現地の人にヘルプを助けたところ、現地の人も
はてなマーク。近くでイベントを行っていたこともあり、その人は気を遣ってくれて、そのスタッフに改めて聞き直して
くれることに。アジア系の顔立ちのスタッフが出てくるや、「お前は韓国人か?」の一言。「日本人だよ」と答えると、
「日本人には教えたくない」とスタッフルームに戻ってしまったときの、現地人のア然とした表情が印象的だった。
NEWSポストセブン: 2013.10.12 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20131012_219608.htm