「東京五輪は北朝鮮代表で」李健太、ボクシング高校6冠
軽やかなステップと柔らかい身のこなしで全国高校総体、選抜大会と合わせた高校6冠を成し遂げた。
ボクシング少年男子ライト級2連覇の李健太は「6冠は想像していなかった記録だから、すごくうれしい」と笑みを浮かべた。
決勝は間合いをしっかり取り、長いリーチでパンチを的確に当てた。
3ラウンドとも制しての判定勝ちに「得意のアウトボクシングができた」と誇らしげ。
強さよりもうまさが光る、持ち味の“負けないボクシング”を存分に発揮した。
在日朝鮮人3世として東大阪市に生まれ、大阪朝鮮高進学後にこの競技に打ち込んだ。
プロの世界王者より五輪金メダリストに夢を抱き、来春から日大に進学する。
「7年後の東京五輪は北朝鮮代表で出たい。1発打たれたら、2、3発打ち返すのが北朝鮮のスタイル。強い気持ちで闘う」と言ってのける。
msn産経ニュースwest 2013.10.8 20:34
http://sankei.jp.msn.com/west/west_sports/news/131008/wsp13100820350008-n1.htm