【世宗聯合ニュース】韓国が発行した国債のうち赤字国債の比率が全体の50%を
超えたことが6日、分かった。
韓国政府によると、企画財政部は国会に提出した2014年の予算案に今年の赤字国債の
規模が246兆2000億ウォン(約22兆3800億円)に膨らむとの内容を盛りこんだ。
これは国債全体(480兆5000億ウォン)の51.2%に達する。赤字国債の割合が
50%を超えるのは初めて。
赤字国債の額は世界金融危機があった李明博(イ・ミョンバク)前政権(2008〜12年)
の5年間で127兆4000億ウォンから220兆ウォンに増加した。赤字国債の割合も
07年の42.6%から昨年は49.7%に高まった。
歳入が歳出に及ばないことで発生する赤字国債の規模は、昨年初めて200兆ウォンの大台を
突破した。このため、次世代に負担を与えることになりかねないと懸念の声が出ている。
企画財政部の関係者は「赤字国債の発行規模は緩やかに減っており、当初の計画に沿って
支障なく償還する」と説明した。
韓国金融研究院の研究委員は「構造的に生じるしかない財政赤字を今後も国債の調達で
補うなら国の債務の規模が増え続ける。社会的合意の下、支出を抑制するか歳入を増やす
決断をする時が来た」と話す。
[email protected] http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2013/10/06/0900000000AJP20131006001100882.HTML