カナダの軍事誌・漢和ディフェンスレビュー(8月号)は、
「欧米の武器商人たちは、パクられるのを防ぐため、中国人に近づかない」と報じた。
14日付で環球網が伝えた。
1992年のモスクワ航空ショーを皮切りに、中国の軍需企業もこうしたショーへの出展に力を入れ始めた。
ヨレヨレのスーツの中にセーターを着用、記者の質問は極力さける―。
中国代表団は90年代、違う意味でかなり目立っていた。
2000年以降は仕立てのよいスーツを着て、記者も避けなくなるという劇的な変化がみられたが、
今度は大量増員して先進国の装備を取り囲み、熱心に撮影・録画する姿が目立つように。
2006年以降、パリ航空ショーやフランス陸軍ショーでは「中国人予防措置」がとられるようになった。
重要な装備に中国人を近寄らせないようにしたのだ。
特に、撮影の重点対象となった米国の武器商人は「我々は中国人お断り!」と公言するように。
2008年からは先進各国で展示物に関する詳細な資料を配り始めたが、翌年には軒並み取り止めとなった。
表向きは「紙の無駄遣いになるから」としているが、
実はこれも「中国人にパクリ兵器を作られないため」の苦肉の策だとみられている。 (編集翻訳 小豆沢紀子)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130815-00000003-xinhua-cn