中国のニュースサイト「財新ネット」の陳宝成記者が10日、故郷の山東省平度市
金溝小村で強制立ち退きに抵抗していた住民7人と共に公安当局に拘束された。
中国紙、北京青年報(電子版)などが12日、伝えた。
村では約7年間にわたって住民が強制立ち退きに抵抗し、当局が水や電気の供給を
止めるなど圧力をかけていたという。陳記者は住民の反対運動に加わっており、2月には
現地で何者かに襲撃されたことがある。
陳記者の弁護士によると、今月9日に村でショベルカーが家屋を壊しているのを住民が
発見。ショベルカーの運転手が立ち去るのを住民が阻んだところ、公安当局は運転手の
命を危険にさらしたなどとして住民と陳記者を拘束した。(共同)
msn産経ニュース: 2013.8.12 22:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130812/chn13081222060007-n1.htm