【台北=比嘉清太】台湾の対日窓口機関「亜東関係協会」の李嘉進会長は10日、
訪日中の今月8日、首相官邸で菅官房長官に面会したことを明らかにした。
李氏によると、日本と台湾が外交関係を断絶した1972年に設立された同協会のトップが
日本の主要閣僚と面会したのは初めて。
面会は数分程度で、沖縄県・尖閣諸島周辺海域での操業ルールをめぐる日台漁業交渉が
今年4月に妥結したことについて「安倍首相への感謝」などを菅官房長官に伝えた。
馬英九(マーインジウ)総統に近い李氏は、今年5月に同協会会長に就任。
今月4〜9日の間、就任後初めて訪日し、この間、小泉進次郎・自民党青年局長とも会ったという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130810-00000721-yom-int