北朝鮮による人権侵害の実態を把握するため国連人権理事会が新設した調査委員会の委員長らが、
今月下旬に日本を訪問することが分かった。日本人拉致問題に関する情報収集が目的で、
27日前後から数日間の日程で調整している。拉致被害者家族会のメンバーと面会するほか、
安倍晋三首相とも会談する見通しだ。複数の政府筋が6日、明らかにした。
調査委は日本政府などが提起し、今年3月に人権理が設置を決めた。
拉致問題の早期解決を目指す安倍政権は、調査委と連携して拉致の悲惨さを国際世論に訴え、
北朝鮮に圧力をかける構えだ。
来日するのは、カービー委員長(オーストラリア)ら調査委の3人。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/article/31441