米国の中国語メディア「世界日報」によると、
米陸軍が今年3月にMAVNIプログラム(国家利益のための軍隊入隊プログラム)の門戸を広げたことにより、
カリフォルニア州で米軍に志願する中国系女性が急増している。
かつて、中国系男性にとって米軍への入隊は国籍と仕事を確保するための手段だったが、
同様の理由で志願する女性が増えたという。中国新聞網が24日伝えた。
志願した中には、中国から米国に留学した女性、また中国に子どもを残して米国で働く女性などがいる。
3年前に米国に来て会計を学んだ女性は、すでに入隊を決めた。学校を卒業しても仕事を探すことは難しく、
一般企業で働きながらグリーンカードを得るには長い期間がかかる。
軍隊に入ればすぐに米国籍が取得できると聞き、さらに軍隊が職業訓練もしてくれることを知って、
将来的に自分のためになると考えた。
中国にいる父母は当初、危険なのではないかと心配したが、説明すると分かってくれたという。
また、中国で夫と離婚し、子どもを残して一人、米国に渡った三十代の女性は、
「軍隊に入って自分の身分を安定させ、早く子どもと一緒に暮らしたい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130724-00000036-xinhua-cn