その他ソース: ブルームバーグ: China Museum Shut Down as Exhibits Shown to Be Forgeries http://www.bloomberg.com/news/2013-07-16/china-museum-shut-down-after-exhibits-revealed-to-be-forgeries.html 英BBC: China 'fake exhibit' museum shut down http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-china-23328664 時事通信: 【北京時事】16日付の中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報(英語版)などによると、 河北省冀州市二鋪村の冀宝齋博物館に展示されている文物の多くが偽物だとする指摘があり、 市当局はこの博物館を閉館した。この偽物疑惑の背景に注目が集まっており、関係部門が詳しい 調査を行っている。 博物館は2010年に開館。村の党トップを長年務める王宗泉支部書記の肝煎りで造られ、 建設費用だけで5400万元(約8億7000万円)がつぎ込まれた。王氏自身が館長も兼任し、 計4万点を展示しているという。 ところが北京在住の作家がこのほどブログに展示品の写真を掲載し、説明や年代などに明らかに 不審な点があると疑問を呈したことから、ネットで騒ぎが拡大。当局が調べたところ、そもそも「博物館」 としての設立申請をしていないなどの不備が明らかとなった。 同紙によると、村人の多くは博物館建設に反対していたが、王氏が強引に進めたとされる。同村 では土地売却に絡み巨額の金が動いており、王氏が資金洗浄のために博物館を利用したのでは ないかと主張する村人もいる。 専門家によれば、偽物を展示した博物館は中国各地にあり、利益を目的にしているという。 (2013/07/16-19:07) http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013071600772