今月21日に行われるKリーグオールスター戦に、欧州の舞台で活躍するKリーグ出身選手、
李青竜(イ・チョンヨン)=ボルトン=、具滋哲(ク・ジャチョル)=アウクスブルク=、奇誠庸
(キ・ソンヨン)=スウォンジー=、尹錫栄(ユン・ソクヨン)=クイーンズ・パーク・レンジャーズ
(QPR)=が出場する。試合は21日午後7時から、ソウル・ワールドカップ競技場で行われる。
韓国プロサッカー連盟は14日「Kリーグで活躍し、現在は海外でプレーするスターたちが今回の
オールスター戦に出場する」と発表した。李青竜と奇誠庸は欧州進出前にFCソウルで、
具滋哲は済州で、尹錫栄は全南で、それぞれ活躍していた。具滋哲はオールスター戦の
翌日に自身の結婚式を控えているが、試合への出場を決めた。具滋哲はこれまで韓国に
帰国するたびに済州ワールドカップ競技場を訪れ、ファンたちと交流するなど、Kリーグにひときわ
愛情を注いできた。プロサッカー連盟は上記の選手以外の海外組にもオールスター戦出場を
打診しているという。
この日、ソウル市内のサッカー会館で行われたオールスター戦の記者会見では「チームクラシック
(1部リーグオールスター)」と「チームチャレンジ(2部リーグオールスター)」がユーモアあふれる舌戦
を繰り広げた。口火を切ったのはチームクラシックの崔竜洙(チェ・ヨンス)監督(FCソウル監督)。
メンバーのほとんどが軍服務中の選手で構成されるチームチャレンジのチョ・ドンヒョン監督
(警察庁監督)が「オールスター戦で勝ったら褒賞休暇でも取らせたいが、そういうわけにも
いかない」と話すと、崔監督は「取らせるにしても、われわれには勝てないと思う」と毒舌で応戦
した。これに対し、Kリーグチャレンジの看板スター、廉基勲(ヨム・ギフン)=警察庁=も黙っては
いなかった。廉基勲は「チームクラシックには軍隊に行っていない民間人や予備役の選手がいると
思うが、全く怖くない」と相手を刺激した。
今回のオールスター戦は、Kリーグ発足30年で初めて導入された2部リーグ制を記念して
行われる。チケットはインターパークで購入できる。
ユン・ドンビン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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