【論説】帝京大学教授・志方俊之「中国軍の第2列島線進出が迫る、日本も防衛大綱見直しの必要がある」[06/04]

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1帰って来た仕事コナカッタ元声優 φ ★
5月は立て続けに3度、中国潜水艦が南西諸島のわが国の接続水域を潜航したまま通過する「看過できない事案」が発生した。
尖閣諸島周辺では、中国公船によるわが国の領海の侵犯は常態化し、
尖閣近海では中国海軍艦艇が海上自衛隊の護衛艦に射撃管制レーダーを照射して、
中国が警察活動だけでなく軍事的活動にまで踏み切りそうな様相も呈している。

潜水艦の接続水域潜航通過の頻発は、尖閣をめぐる対峙(たいじ)に直接関係するというより、急膨張する中国海軍の活動が、
沖縄から台湾、フィリピンを経てボルネオに至る中国の対米防衛ラインの第1列島線から溢(あふ)れ出したという、純軍事的側面から捉えられよう。
中国艦艇が南西諸島付近の第1列島線を通過し太平洋に出る水道としては、大隅海峡、奄美大島北側、沖縄本島・宮古島間、与那国島・台湾間の4本がある。

潜水艦の行動は、軍事上の機密保持のため、探知した側が全てを公表するわけではない。
中国潜水艦については、浮上通過を含めて過去4回報道されている。
明級潜水艦の大隅海峡浮上通過(2003年11月)、漢級潜水艦による石垣島・多良間島間の領海侵犯(04年11月)、
キロ級潜水艦2隻が洋上艦艇とともに沖縄本島・宮古島間の公海を浮上通過した事案(10年4月)、そして今回の元級潜水艦の4回である。

潜水艦が他国領海を通過する場合は、国連海洋法条約第20条に基づき、旗を掲げ浮上して航行しなければならない。
接続水域は公海に属し、95条で他国の管轄権から免除されるから、今回の接続水域通過は条約違反ではない。
だが、領海に接していて約22キロの近さに迫る水域を、潜没通過させた背景に何があるのか。

中国国防省は、中国艦艇が有する公海での自由航行の権利を問題視することで、
日本側は中国の軍事的脅威を煽(あお)って緊張状態を作り出していると批判する。
海自の潜水艦が逆に、中国沿岸の島嶼(とうしょ)の接続水域を潜航通過したら中国政府はどう論評するだろうか。

中国政府が習近平国家主席の初訪米を前に、人民解放軍に、日本の接続水域での潜水艦潜航通過を直接「命じた」、
あるいは「認めた」とは考え難い。軍が単に軍事的必要性から、潜水艦隊に命じたとみるのが妥当であろう。
日米韓3カ国が九州西方の東シナ海で、米原子力空母ニミッツも展開した合同演習を監視し情報を収集するという軍事目的のため、
さらに探知されるのを承知の上で存在感を示し日本の出方を探るための意図的な行動だろう。

中国軍は当然、米軍の潜水艦探知能力も知りたいと考えている。沖縄周辺海域で訓練中の米空母キティホークを監視していた
宋級潜水艦が、米軍により浮上を余儀なくされたと思われる事案(06年10月)もそうした事例だ。

米国は冷戦期、ソ連潜水艦の動きを探知すべく、アリューシャン列島に沿って音響式監視システム(SOSUS)を設置していた。
今も南西諸島沿いに進化したシステムを展開していると考えられ、中国も東シナ海で同様のシステムを使っているとみていい。

海自の潜水艦探知能力は、冷戦時代に身に付け、国際的にもかなり高度なものである。探知装置だけでなく、
P3C対潜哨戒機から音響探知機(ソナー)を落とし、潜水艦から反射されてくる音波を収録して、
潜水艦の航跡と同時に各艦固有の「音紋」を解析できるシステムを構築している。
データを長期間、蓄積すれば、潜水艦を特定できるだけでなく、艦長個人特有の操艦癖まで予測できる。
これらは全国4カ所に設けられた「対潜水艦作戦センター」(ASWOC)で運用される。

4基体制で運用されるわが国の情報収集衛星は、周辺国の潜水艦基地の状況を常に監視している。冷戦時代の遺産といっていい。

(続く)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130604/chn13060403520000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130604/chn13060403520000-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130604/chn13060403520000-n3.htm
2帰って来た仕事コナカッタ元声優 φ ★:2013/06/04(火) 09:01:17.22 ID:???
>>1の続き

中国の軍事力増強は国内総生産(GDP)の伸びの約3倍のペースで進む。その軍事力、特に海軍力の増強は著しい。
後発の海軍力は、非対称性を持つ潜水艦戦力の増強から着手するものだ。
サイバー戦による新しい軍事技術の入手も可能だから、「追う側」に有利な時代が続く。
中国海軍が、小笠原諸島→グアム・サイパン→パプアニューギニアという第2列島線に出てくるのは、予想よりも早いと考えなければならない。

わが国は「防衛計画の大綱」を大幅に見直し、時代を先取りした防衛態勢を築く必要がある。なすべきことは多い。
喫緊の課題は南西諸島の島嶼防衛力の強化だ。情報収集衛星の強化、海上保安庁の強化、潜水艦戦力の増強、
サイバー戦能力の強化、陸上自衛隊への海兵隊能力付与なども計画より前倒ししなければならない。

政府レベルでは、日本版NSC(国家安全保障会議)を設け、潜水艦の領海侵入時に「海上警備行動」を素早く発令できる態勢を整え、
官邸の指揮チームの訓練を重ねておくことなどである。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130604/chn13060403520000-n4.htm
3<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2013/06/04(火) 09:04:03.27 ID:bv4ePD+Q
そして何故かチョンがつけあがる
4<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2013/06/04(火) 09:06:43.74 ID:G/df8rhU
>>1-2
専門外の海に口出しすると、ずいぶん素人なんだね
5<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2013/06/04(火) 09:07:16.42 ID:/4aQNcl8
第二列島線、日本だけでなく米海軍&米戦略とまともに重なるぞ。
へんな喩だが、支那がこのっとりだすると、と今日、3オーバーなのになんの根拠もなく、明日は5アンダーで予選通過し、
優勝すつという石川と同じ。
6<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2013/06/04(火) 09:09:49.22 ID:29MMRIeu
中国に経済力を持たせたら駄目だと分かったし思うよ。

侵略する気満々だからな。
自衛隊の増強は避けられないね。
7<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2013/06/04(火) 09:11:40.29 ID:hlLCR7Zj
中国潜水艦は常に捕捉してさえいればいい
中国の水上艦艇が出てきても日米合同海軍に勝てる海軍は存在しない
ただ尖閣の実効支配は早く次の一手を打った方がいいと思う
8<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2013/06/04(火) 09:15:42.53 ID:NCxvxuHX
自衛隊増強しても いまのままの法律では

相手が領海に入ってきても あいてが撃つまでこっちは「警告」しかできないからな

完全な「受け身」 「待っている女」常態
9<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2013/06/04(火) 09:32:38.58 ID:1+Kh5rk1
>>沖縄周辺海域で訓練中の米空母キティホークを監視していた宋級潜水艦が、
米軍により浮上を余儀なくされたと思われる事案

あーそーだったのか
潜水艦が探知されないまま突然魚雷圏内に浮上して来てぶったまげた事案じゃ
なかったのか。えかった、えかった。
10<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2013/06/04(火) 09:47:44.07 ID:moJBNc3c
逆に一度好き勝手にやらしてみたらどうだろ
アジア各国やアメリカが危機感感じて日本に防衛拡大をお願いしてくるまでさあ
阿部ちゃんがいくらレジームチェンジしようと思っても全然アメリカ協力してくれないじゃん
11<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2013/06/04(火) 10:52:19.93 ID:sbzSIN2M
ま、アメリカの民主党ってのは、ルーズベルトやトルーマンの頃からソ連スパイが潜入していましたけどね。
だから、1950年代に共和党や軍部やFBIが、ソ連スパイを叩き出した訳ですが。

クリントン政権やオバマ政権にも、特亜スパイがゴロゴロ居そうですね。

次期大統領(サラ・ペイリン)は、FBIを使って大掃除しないとね。

ヴェノナ作戦「この作戦でルーズベルト民主党政権に多数のソ連スパイ(300名以上)が潜入した事実が判明」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%8E%E3%83%8A
赤狩り(政官財、マスコミ芸能界、宗教界、学界の共産党員、各種左翼運動家、外国スパイやシンパへの捜査・逮捕・追放)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E7%8B%A9%E3%82%8A
12<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2013/06/04(火) 11:11:56.04 ID:1op8LwlL
>>10-11
アメリカは、対中戦争では、全く頼りに成らない。
日本は、自主防衛体制を構築するしか無いだろう。

核武装再軍備と同時に、
新スパイ防止法の制定、共謀罪と破防法の強化、諜報機関の強化拡大、はよ!

日本も、国内の特亜スパイを根こそぎ摘発する必要がある。


話しは変わるが、防衛相(国防相)は、制服組がやった方が良いのでは?
統合幕僚長が、防衛相(国防相)を兼任するとか。

今の憲法や法律なら、制服組の独走の可能性は無い。

更に言うなら、大変かも知れないが、
安倍総理が、防衛相(国防相)を兼任しても良いわけだ。

石破が、まだぞろ防衛相になったら、マジでやばいぞ。
石破は、制服組を完全に敵に回した。特亜侵略の前に、自衛隊の崩壊の可能性が有る。 
 
てか、それが石破や二階の任務?
13<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2013/06/04(火) 11:37:54.21 ID:UwgMSze4
>>4
どこがどう素人なんで?
それが指摘できない馬鹿の出番じゃないと思うけどな。
14<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2013/06/04(火) 12:07:52.99 ID:G/df8rhU
>>13
「(面倒くさいから)指摘しない」と「指摘できない」の区別もつかない馬鹿乙。
低級な頭だからって低級な煽りしてんじゃないよ、と。

面倒くさいから実例を1つだけ挙げるね。

>4基体制で運用されるわが国の情報収集衛星は、周辺国の潜水艦基地の状況を常に監視している。冷戦時代の遺産といっていい。

理由は不要だよな?
15<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2013/06/04(火) 12:23:34.12 ID:pa6JT1Ti
■ニュース速報:中国が加州の日米訓練に中止要請 予定通り実施へ


自衛隊と米軍が今月10日から米カリフォルニア州で行う
離島奪還訓練について、中国が日米両政府に中止するよう
要請していたことが4日、日本政府関係者への取材で分かった。

http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013060401001492.html
16<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2013/06/04(火) 13:08:24.19 ID:ZDwOh10r
支那の潜水艦って、たとえ潜航中でも督戦隊がドラを乱打しないと
水兵が動かないんだろ
17<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2013/06/04(火) 23:17:09.02 ID:mt1ld8hX
>>11
ソ連を作ったは欧米の資本家、蒋介石毛沢東双方に援助し日本を潰し、
その後、蒋介石に援助を打ち切って毛沢東に中国を支配させたのも彼ら
ソ連のスパイを叩き出したのはトカゲのしっぽきりにすぎない
欧米の金融資本家は共産主義者である。
ここの共産主義者とは少数で大多数を奴隷化し支配するという思想である。
これは中国の権力者と馬が合うし、アメリカは中間層が没落しそういう国家になった。
18<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2013/06/05(水) 14:18:02.16 ID:pQp6iYkC
とりあえず、自衛隊の定員を上げるしかないだろ…
19<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん
                    
ハーバート・フーバー
http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/freedom-betraye.html

日本本土爆撃計画
この作戦は、米陸軍航空隊シェノールト退役大尉がロークリン・カリー大統領補佐官等の
支援の下で立案して、大統領の承認を得た。後に、カリー補佐官は、ソ連に機密情報を
提供したとして1956年に米国籍を剥奪され、冷戦のさなかに南アメリカのコロンビアに亡命した。
ルーズベルト政権中枢に共産主義者が浸透していたことは、対ソ諜報活動をまとめた
「ベノナ文書」で明らかにされている。

ルーズベルトは、共産ロシアを1933年11月に承認した。四人の大統領と、
五人の国務長官にわたって、共和党か民主党かを問わずに、そのような承認行為を、
(国際共産主義運動の北。目的と手法の全体を知った上で)ずっと拒否してきた。
宗教の信仰や人間の自由とを失わせ、民族や国家の独立をぶちこわすような黴菌を運ぶように、
アメリカに浸透してくることを知っていたからである。米国が共産ロシアを承認すれば、
ソ連の威信と国力が高まることを知っていた。ルーズベルトが合意したのであるが、共産主義は、
米国の国境の内側では活動しないという、狡猾な合意が約束されたが、
その約束は守られることはなく、48時間後には反故にされた。共産主義の機関車と、
それに乗った共産主義の乗客が、政府と高いレベルに入り込み、第五列の活動が
アメリカ全土ににひろがり、大統領であった12年間の長きに亘って、反逆者の行為が続いた。