[北京 2日 ロイター] 中国最大の不動産サイト運営企業サウファン(SFUN.N)系列の中国不動産指数システム
(CREIS)のデータによると、4月の中国100大都市の住宅価格は前月比1%上昇した。
前月比での上昇は11カ月連続。ただ、3月の1.1%上昇からは伸びが鈍化した。
4月の住宅価格は1平方メートル当たり1万0098元(1600ドル)。
前年同月比では5.3%の上昇となり、3月の3.9%上昇から加速。前年比での上昇は5カ月連続となった。
CREISによると、北京や上海など主要10都市の住宅価格は前月比1.3%上昇。前年比では7.9%上昇した。
CREISは声明で「住宅の供給不足が続いており、ティア1都市や一部のティア2都市で住宅価格の上昇圧力が
なお見られている」と指摘。
「今後、住宅価格の上昇ペースが速過ぎる都市で政策が一段と引き締められるリスクが依然としてある」との見方を
示した。
中国政府は4月の主要70都市の新築住宅価格を18日に発表する予定。3月の住宅価格は前年同月比3.6%
上昇し、3カ月連続での上昇となっていた。
REUTERS: 2013年 05月 2日 18:40
http://jp.reuters.com/article/jpchina/idJPTYE94104920130502