【平壌4月11日発朝鮮中央通信】朝鮮の中央特区開発指導総局のスポークスマンは、
南朝鮮のかいらい逆賊一味が開城工業地区事態に対する共和国の重大措置に言い掛かりをつけて対決狂乱劇を演じていることで11日、
朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。
既報のように8日、われわれは米国とかいらい一味の反共和国敵対行為と北侵戦争策動によって
開城工業地区に生じた重大な事態に関連して工業地区で働いていたわが勤労者を全部撤収させ、
工業地区事業を暫定中断し、存廃いかんを検討すべきだという重大措置を宣布した。
今回の措置は和解と協力、平和と統一の象徴である開城工業地区を同族対決の場に、
北侵戦争挑発の発源地に悪用しようとするかいらい一味の策動に対するわれわれの断固たる応え、当然な決断である。
それゆえ、今、南朝鮮の中・小企業家をはじめ各階層は開城工業地区を危機に追い込んだかいらい一味を糾弾しながら今後の事態発展を大きく憂慮している。
しかし、南朝鮮のかいらい当局と戦争狂信者らは自分らが犯した反民族的罪科に対して厳罰を待つどころか、
むしろ「失望」だの、「残念」だのとしながらわれわれの重大措置をけなすかとすれば、責任を回避しようとあらゆるき弁を並べ立てている。
「セヌリ党」をはじめ保守政客と御用ラッパ手は、「対南圧迫の最絶頂」「ち密なシナリオによる首絞め」
「白旗投降を強いるカード」などとけん伝しながら対決の雰囲気を鼓吹している。
はては、青瓦台の裏部屋の主まで出て「スムーズに稼働していた開城工団を中断」させただの、
「国際規範と約束違反」だの、「誤った行動を中止し、正しい選択をすることを願う」だのと言った。
実に、盗人猛々しいことのような破廉恥な言動だと言わざるを得ない。
開城工業地区を今日の状態につくった張本人らが今になって白を切って誰それに対して「責任」だの、
何のとしているのは事態の本質をまどわして民心と世論の糾弾を免れ、責任を転嫁するための笑止千万なき弁である。
周知のように、開城工業地区は歴史的な6・15共同宣言とともに金正日総書記の限りない民族愛と同胞愛、熱烈な統一意志の貴い結晶体である。
開城工業地区のためにわれわれは軍事境界線一帯の広々とした軍事要衝までためらわずに明け渡し、南側に経済的に莫大な恩恵が与えられるようにした。
李明博かいらい保守一味の「政権」発足後、開城工業地区を破壊しようとわれわれを刺激しながらあらゆる策動を弄した時にも
われわれは、南朝鮮の中・小企業の状況を考慮して民族愛と同胞愛的見地から耐え抜いてきた。
これから朴槿恵「政権」までわれわれとの対決を追求するなら、開城工業地区はこれ以上存在不可能になりかねないというのは言うまでもない。
いったい、同族対決と北侵核戦争策動に狂奔しながら情勢を極端に追い込んだ張本人は誰であり、「抑留事態」だの、
「人質救出」作戦だのとしながら開城工業地区に米軍特攻隊まで引き入れて同地域を戦争発源地につくろうと無分別に狂奔した主犯は誰か。
開城工業地区を維持するためにわれわれの努力を「金づる」だの、何のとしながら耐えがたく冒とくした謀略狂信者も他ならぬかいらい一味である。
北南合意を全面無効化し、白紙に戻るようにし、北南関係を戦時状況に瀕するようにし、
国際法的に公認されたわれわれの衛星の打ち上げにかこつけて反共和国騒動に狂奔したかいらい一味が
われわれの尊厳と主権に関連する重大措置に対していわゆる「北南合意と国際規範違反」をけん伝しているのはさらに驚愕すべきことである。
諸般の事実は、「誤った行動」を中止し、「正しい選択」をすべき当事者はまさに青瓦台の裏部屋の主であるということを示している。
南朝鮮の現執権者は、李明博逆徒の執権時代にも生き残った開城工業地区を今日になって閉鎖直前に至らせた責任から絶対に逃れられない。
6・15の申し子である開城工業地区を同族対決のホットスポットに、戦争挑発の発源地につくるのは許しがたい反民族的罪悪である。
かいらい一味がわれわれの重大措置に対して引き続きどうのこうのとしながら翻弄しようとするならいっそう挽回できない事態を招くことになるであろう。
かいらい一味は今回の重大措置が暫定的で、
今後起きる事態は全的に南朝鮮当局の態度いかんにかかっているというわれわれの警告を銘記しなければならない。
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