米国議会で第2の従軍慰安婦決議案の発議を準備中であるスティーブ・イスラエル(民主・ニュー
ヨーク)下院議員が国連と自国政府を相手に慰安婦問題を喚起させる書簡を送る計画であると31
日確認された。
イスラエル議員室のジェシカ・シュワツ補佐官は「イスラエル議員がマイク・ホンダ(民主・カリフォル
ニア)下院議員と共に去る2月、日本に書簡を送ったのに続きジョン・ケリー国務長官とパン・ギム
ン国連事務総長にも書簡を送る予定」と伝えた。
第二次大戦の時、強行された日本軍の慰安婦強制動員問題に対する日本の立場変化の流れに
注意を喚起させる目的だ。シュワツ補佐官は「第2の決議案を発議するための準備作業を現在
進行中」としながら具体的な日程はまだ決まっていないと紹介した。
これに先立ち、今年2月、イスラエル議員とホンダ議員は安倍晋三総理の米国訪問に合わせ日
本大使館に書簡を送った。二人はこの書簡で過去、日本軍の慰安婦強制動員問題に対する適切
な関心と教育、謝罪を安倍総理に要求し日本軍の慰安婦強制動員介入を認めた1993年の'河野
談話'を修正しようとする動きに憂慮を示した。
ホンダ議員は米国議会が日本に慰安婦強制動員事実を認め謝るように勧告した2007年の最初
の決議案を採択する時にも主導的な役割をした。シュワツ補佐官は韓国国際交流財団の招請で
訪韓、6泊7日の間、板門店(パンムンジョム)、貿易協会、統一研究院、韓国原子力研究院など
を訪問して30日出国した。
今回の招請は米国議会議員補佐官の韓国に対する理解度を高める目的で行われ合計10人が
参加した。
聯合ニュース
ソース:国際新聞(韓国語) 米議員、国連・米政府に'慰安婦問題'喚起書簡
http://www.kookje.co.kr/news2011/asp/newsbody.asp?code=0400&key=20130331.99002090641