【ソウル聯合ニュース】
韓国の主要放送局と金融機関のコンピューターサーバーが一斉にダウンした事件について、
原因となった不正プログラムは韓国内で生成され広がっていたことが22日、分かった。
韓国政府などの合同対応チームは当初、ハッキング被害を引き起こした不正プログラムは
中国内のIPアドレスを経由していたと発表していた。
合同対応チームによると、被害を受けた農協系金融機関のパソコンを分析する過程で
中国内のIPアドレスでないことが分かった。
同金融機関は内部用に別途のIPアドレスを持っていたが、
これが中国内のアドレスと偶然に一致していたため国際承認を受けた中国のIPアドレスと誤解したという。
合同対応チームの関係者は「ハッキングは同一主体からの攻撃であることは間違いないが、
具体的な攻撃者は明らかになっていない」と話した。
韓国では20日午後2時ごろ、KBS、MBC、YTNの放送局3社と新韓銀行、
農協系金融機関など計6社でパソコンやイントラネットが一斉にダウンした。
2013/03/22 16:27
http://japanese.yonhapnews.co.kr/society/2013/03/22/0800000000AJP20130322003300882.HTML