麻生太郎副総理・財務・金融相は1日、閣議後の記者会見で、
韓国の民間団体が日本製品の不買運動を呼びかけていることについて
「時々こういった状況になるのは日韓の間でよくある話」と指摘した。
そのうえで「こっちも感情的にすぐ対応するのではなくて、
きちんとした対話を続けていかなければならない」と語り、
相互理解を進める努力を求めた。
「韓国の場合、日本からの耐久消費財を買っている比率は少なくて、
主に資本財を買っておられる」と述べ、韓国が日本から工作機械を輸入している点に言及。
「日本の商品を買わないということになった場合、工作機械を買わないイコール製品ができないことを意味する」と話し、
不買運動が広がることには懐疑的な見方を示した。
2013/3/1 13:30
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL010J6_R00C13A3000000/