【慰安婦問題】野田首相、李明博大統領との会談で日本の謝罪と賠償を条件に日韓合意寸前だった[02/23]

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378<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん
>>51
朝日は購読してないが、たまたま宿泊したホテルで配ってたw ちょっと長いけど、関連部分は次の通り。

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韓国の李明博大統領が24日退任する。任期中、朝鮮戦争の休戦以来初めて、北朝鮮から陸地砲撃を受けるなど
南北関係は最悪の状態に陥り、日韓関係も昨年夏の李大統領の竹島訪問で一気に冷え込んだ。40代で外交統一政策の
責任者として抜擢され、自ら南北の極秘接触にも臨んだ金泰孝・前大統領府対外戦略企画官に激動の5年間を聞いた。

(中略)

−朝鮮半島情勢が不安定である一方で、日韓関係も良好とは言えません。昨年6月には初の日韓防衛協力である
軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が、韓国の世論の反発によって署名式の直前で見送られました。金さんは
この問題の責任を取る形で大統領府を去られました。
「韓国には歴史認識で日本にさまざまな感情があるが、安全保障と歴史問題は区別して考えるべきだ。GSOMIAは
韓日両国ともに必要で、昨年初め、もうこれ以上は遅らせられないという認識で一致した。年末に大統領選が控えており、
親日批判をして政治利用しようという勢力と民族主義的な感情が混じり、残念な結果になってしまった。協定は結ぶべき
だったと確信している」

−大統領が昨年夏、竹島を訪問した時はもう大統領府を出ていましたが、どう思いましたか。
「GSOMIA」の問題が本当に残念だ。大統領は数年前から(竹島訪問を)考えていたというが、GSOMIAが締結できていれば
雰囲気は変わり、決行しなかったと思う」

−政権発足当初、日韓関係は順調でした。それが一昨年、韓国政府に従軍慰安婦問題などでの日本との外交交渉を迫る
憲法裁判所の決定が出て、急に冷え込み始めました。
「一昨年12月の京都での首脳会談は慰安婦問題で長時間の激論になった。歴史問題ではこれが最後かつ最大の懸案だ。
その後、日本政府も李政権のうちに問題を解決しようと努め、双方が誠意ある対話を重ねた。日本の首相が被害者のおばあさん
たちに心から謝罪し、国のお金で償いもするということが核心だった。ごく少人数しか知らないのだが、実は合意寸前だった。
通常の外交ルートとは別に、私と日本政府官邸の高官との間に特別なチャンネルがあり、ほとんどの部分で妥結する手前
だった」

−合意できなかった理由は。
「一つは韓日の外交当局が、それぞれの立場を反映させようと踏ん張ったことで、状況が難しくなってしまったことだ。そんな
ところに、GSOMIAの騒ぎが起きた。締結が突然流れたことで、慰安婦問題が宙に浮いた形になった。うまくいけば慰安婦
問題の合意は、夏には発表でき、関係は改善したはずだ。朴クネ新政権に日本側が改めて提案すれば、道は開けると思うが、
問題は安倍政権だ。韓日関係のみならず、日本の国際社会における地位と役割を考え、勇気を持ってほしい」

(後略)
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