日産、タイの研究開発機能を拡充 テストコースや試験施設
2013/2/6 19:39
【バンコク=高橋徹】日産自動車は6日、タイでの研究開発機能を拡充すると発表した。34億円を投じて
車両の走行性能を評価するテストコースや試験施設を新設。タイを中心とする東南アジアで生産・販売している
車種の開発工程の一部を、日本から移管する。
タイに本拠を置くアジア太平洋地域の統括会社、日産アジア・パシフィック内の研究開発部門の機能を強化する。
テストコースを2014年半ばまでに完成させ、車両評価などの体制を整える。
タイで生産・販売する車はこれまで大半を日本で開発。タイでは量産開始後の品質改善やコスト低減に
限られていた。施設追加で、15年までに車の耐久性評価など生産開始前の開発工程まで担当を広げる。
一段のコスト低減や現地事情に合う車の開発につなげる。
これに伴いインドネシアと併せた開発人員を、現在より7割多い370人へ増やす計画。タイ生産車で現在は
6割強の部品・素材の現地調達率も9割まで引き上げる。
日産は110億バーツ(約330億円)を投じ、タイで年産能力15万台の新工場を建設中。14年半ばの完成後は
同国での生産能力は7割増の年37万台まで高まる。インドネシアなどを加えた東南アジア全体での年産能力は
16年に70万台(現在は約40万台)となり、成長市場での販売拡大を目指す。
ソース
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD060GS_W3A200C1TJ1000/ 関連スレ
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http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1359251853/-100