インドネシア中堅航空会社バタビア航空、経営破たん
2013/01/31 12:24
インドネシア中堅航空会社バタビア航空が30日、事実上、経営破たんした。
負債額は468万ドル(約4億3000万円)となる見込み。これは中央ジャカルタ商務裁判所が同日、
米航空機リース大手インターナショナル・リース・ファイナンス・コーポレーション(ILFC)から
提出されたバタビア航空に対する破産法の適用申請を受理し、破産宣告を行ったもの。
これを受けて、バタビア航空は31日午前零時からすべての運航業務を停止することを明らかにしている。
ジャカルタ・グローブ(電子版)などが30日に伝えた。
ILFCは、バタビア航空が欧州航空最大手エアバスの「A330」型機のリース料を昨年12月13日の
期限通り支払わなかったため、破産法の適用を申請した。バタビア航空ではA330を使って、
インドネシアのイスラム教徒の巡礼に就航させる計画だったが、実現しなかった。
バタビア航空ではこの裁判所の破産宣告を受け入れるか、あるいは、不服として控訴するかどうかについては
今後8日以内に決めるとしている。
ソース
http://www.emeye.jp/disp%2FIDN%2F2013%2F0131%2Fstockname_0131_003%2F0%2F1/