情報種別:渡航情報(広域情報)
本情報は2013年01月30日現在有効です。
テロの脅威に伴う注意喚起
2013年01月29日
※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。
本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※ 本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、
退避を命令するものでもありません。
※ 海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。
1 1月9日以降,マリ北部で,マリ国軍とイスラム原理主義武装組織の戦闘が激化し,
11日,マリ暫定政府からの要請を受けた仏が軍を派遣し同武装組織への攻撃を行いました。
これ以来,マリのイスラム原理主義武装組織がフランス人に報復する旨宣言するなど,
仏を含む欧米権益へのテロの脅威が高まっています。
2 1月16日には,アルジェリア南東部のイリジ県イナメナスにおいて,武装勢力により日本人を含む
外国人多数が襲撃され死亡する事案が発生しました。犯行グループとみられるイスラム原理主義武装組織は
声明の中で,マリにおける戦争に参加している諸国に対しさらなる攻撃を行うと述べる一方で,
イスラム教徒に対しては,安全確保のため欧米系,特にフランス系の会社や施設から離れるよう呼びかけました。
3 ついては,特に仏をはじめとする欧米諸国,中東・アフリカ地域へ渡航・滞在される方は,
以上の状況に十分注意し,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,
最新の関連情報の入手に努めてください。公共の場所に滞在する際や交通機関利用時には周囲の状況に注意を払い,
不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意を払ってください。
4 テロ事件に関しては,以下も併せて御参照ください。
(1)2013年1月23日付け広域情報「イスラム過激派武装集団によるテロの可能性」
(2)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(3)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3680
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/ http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2013C032