日通、マレーシアで 「安全エコドライブ技術」 を展開
2013年01月30日 06:53 JST配信
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 日本通運は、マレーシアと中国の現地法人が
運行するトラック、計約150台に「デジタルタコグラフ」を応用した運行管理システムの
搭載を完了し、ドライバーに対する「安全エコドライブ技術」の指導を進めている。
「安全エコドライブ技術」は、トラックの速度超過・急加速・アイドリング等を抑制し、
燃費使用率の向上、温室効果ガス排出量の削減、交通事故防止を図る運転技術。
この技術を海外にも普及させるため、現地法人のドライバーを日本の研修施設へ集めて
研修を実施している。また、日本のドライバーを派遣し、当該国の政府と共同で
ドライバー研修を実施している。
さらにトラックに運行管理システムを搭載することにより、
速度超過や急加速の発生状況、省燃費運転の実施状況を把握し、安全エコドライブ技術の
定着・継続・向上をサポートしていく。
マレーシア日通では、国連のクリーン開発メカニズム(CDM)の仕組を利用し、
温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいる。
日通は今後もアジア新興国の物流事情の改善を通じて、地球温暖化防止対策と
交通事故削減に向けた取り組みを推進していく方針だ。
ソース
http://www.malaysia-navi.jp/news/?mode=d&i=1564