わいせつ物を頒布したファイル共有サイトの運営会社に対し、警察が初めて収益金を没収した。
ソウル地方警察庁サイバー犯罪捜査隊は、わいせつ物を頒布し収益を上げたファイル共有サイト運営会社の犯罪収益を7億6000万ウォン(約6300万円)と算定し、
この会社が現在保有している約4800万ウォン(約400万円)を「起訴前の没収保全」請求を通じ没収した、と23日発表した。
また、この会社の社長(35)と、ファイル共有サイトに500件以上のわいせつ物をアップロードした「ヘビーアップローダー」5人をわいせつ物頒布容疑で書類送検した。
警察によると、この会社が運営するファイル共有サイトでは昨年3月から9月にかけ、327人のアップローダーが6万4999件のわいせつ物をアップロードし、
会員が695万2611回にわたり、有料でダウンロードしたという。社長はこれにより、7億6000万ウォンの不当な利益を得た疑いが持たれている。
警察は「この会社はわいせつ物のアップロードに伴う収益を、アップローダーたちと分け合っており、単にわいせつ物の頒布をほう助するだけにとどまらず、事実上助長していた」と説明した。
またこの会社は、有害な動画のシャットアウトを担当する社員に対し、著作権侵害の疑いがあるファイルだけを集中的に監視するよう指示、
わいせつ物については形式的なモニタリングをさせていたという。
警察は「以前はファイル共有サイト運営業者のわいせつ物頒布に対する罰金が最高で1000万ウォン(約83万円)と、収益金よりも少なかったため、犯罪抑止効果が低かったが、
昨年4月の関連法改正により、わいせつ物を頒布したファイル共有サイト運営業者に対しても財産没収が可能になった」と説明した。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/01/24/2013012400982.html 【韓国】「胸見せてよ姉さん」アイテムRMT目的の、わいせつなインターネット「脱ぐ放送」が問題に[01/21]
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