【韓国】兵役を拒否し刑務所行きを勧める市民団体　「兵役拒否ガイドブック」を8年ぶりに発行[01/14]

1 ：壊龍φ ★：2013/01/14(月) 15:48:09.56 ID:???

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写真: 今月11日、市民団体「戦争のない世の中」のフェイスブックページに掲載された「兵役拒否ガイドブック」出版記念行事を
　　　　PRするポスター。

　「個々人がどれだけ入念に準備し、対処するかによって、兵役拒否は生涯に肯定的な影響を与え得る。私たちは、平和で
民主的かつ主体的な生き方を見つけ、立ち上がった。（中略）兵役拒否もまた、生きていく中で経験する数多くの瞬間の中の
一つだということを知ることができる」

　これは市民団体「戦争のない世の中」が最近再発行した「兵役拒否ガイドブック」の一部分だ。2003年に結成された同団体は
翌年「兵役拒否ガイドブック」の初版を発行し、それから8年後に改訂版を発行した。前書きには「この10年間、われわれの元に
相談に来た50人ほどの人たちが実際に兵役を拒否した。彼らがその経験を基にしたエピソードをつづったという点が（初版から）最も
大きく変わった点だ」と話した。同団体によると、韓国で兵役を拒否し収監された人は、昨年末現在で約750人に上るという。

　インターネットにも掲載された74ページ分のガイドブックには「兵役を拒否すべきか悩む過程」「一目で分かる兵役拒否の手順」
「収監生活」「出所した兵役拒否者の話」といった内容が手記の形でつづられている。ガイドブックは、兵役拒否者のほとんどが
初犯のため、初犯者向けの刑務所に収監され、基本的には1年6カ月の実刑となるものの、3－4カ月程度の仮釈放があるため、
収監から1年2－3カ月で出所できる、と説明している。

　また、ガイドブックには兵役拒否を支持するという家族の話も掲載されている。

　「お前が選んだ道だから、一生懸命やれ。お前一人が種になり、光になり、土台になるという信念が生まれるはずだ」（兵役拒否者の
母親が書いた『わが子が兵役を拒否したら』と題する文章の一節）

　兵役拒否に伴い収監された後、楽に過ごす方法についても詳しく説明している。

　「刑務作業を通じ、収監者のレベルが上がれば、面会の回数や電話で話せる回数も増えるため、外で応援してくれる人たちの
ためにも一生懸命取り組むとよい。一般的に、刑務所は拘置所に比べ、収監環境が良好だ。群山刑務所の食事はソウル拘置所
よりも良く、一流レストランのようだ」（「刑務作業と移送」の節）

　また、予備軍の訓練の拒否についての内容も盛り込まれている。

　「（予備軍の訓練を拒否することによる）警察の捜査は意外に楽だ。最初の事情聴取は30分から1時間程度だ」

　同団体はウェブサイトで「より多くの人たちが、軍隊の問題について考えられるよう、ガイドブックの発行に向け支援してほしい」として、
インターネットを通じカンパを集め、これまでに93万6000ウォン（約7万9000円）を集めた、と発表した。今月18日には、ガイドブックの
出版記念行事を行い、刑務所を出所した活動家たちが相談に乗る予定だ。

　本紙は同団体の反論を聞くため、関係者に連絡を取ったが、同団体の関係者は「（記者に対し）コメントしないことを決めた」と
返答した。

オ・ユギョ記者

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版: 2013/01/14 12:52
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