【ソウル聯合ニュース】仏教美術史が専門の韓国檀国大学のオム・ギピョ教授は18日、日本で青銅半跏思惟(はんかしい)像1点と
鋳鉄製の仏像「鉄仏」1点を見つけたと明らかにした。
オム教授らの調査団は大阪や京都、奈良などの寺や博物館を現地調査し、仏像を確認した。
半跏思惟像は天台宗総本山の比叡山延暦寺(大津市)で見つかった。百済時代のものと推定されるという。高さは12.8センチ。
オム教授は「百済時代に作られ、日本に送られたものとみられる」と説明した。
鉄仏は奈良県葛城市の当麻寺で見つかった。高さは81センチ。オム教授は「新羅時代末期から高麗王朝初期に作られたものと
みられる。新羅時代の鉄仏様式を表す古式であることから美術史的に重要」と述べた。日本に渡った時期は不明という。
聨合ニュース: 2012/12/18 17:41
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2012/12/18/0200000000AJP20121218001600882.HTML