【韓国経済】安全資産の割合 金融危機当時の水準に上昇=韓国[12/17]

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【ソウル聯合ニュース】世界景気の不確実性拡大や韓国経済の低成長に対する懸念から、個人の金融資産に占める安全資産の割合が
世界金融危機当時の水準まで高まっていることが17日までに分かった。

 韓国銀行(中央銀行)などによると、個人金融資産のうち現金や預金、保険、年金、債権など安全資産とされる資産の規模は、昨年
9月末基準で1995兆355億ウォン(約156兆円)と集計された。

 株式とデリバティブ(金融派生商品)を合わせたリスク資産は437兆6083億ウォンだった。

 安全資産とリスク資産の合計のうち、安全資産の占める割合は82.0%を記録。4〜6月期に続き2期連続で82%台を維持した。

 安全資産の割合は世界金融危機当時の2008年10〜12月期に83.6%まで上昇し、2009年4〜6月期まで82%台を記録した。
その後は景気回復に伴い、2010年10〜12月期から昨年4〜6月期まで3期連続で80%を割り込んでいた。

 昨年7〜9月期からは再び上昇し、金融危機当時の水準まで拡大している。

 安全資産の増加は対外的には景気の不確実性、国内的には不動産価格の下落や内需不振を受けたものとみられる。LIG投資証券の
研究員は「住宅価格の下落に伴うリスク資産回避の動きと景気低迷が重なった。投資家心理が冷え込み安全資産に資金が過度に流れて
いる」と分析した。


聨合ニュース: 2012/12/17 14:52
http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2012/12/17/0500000000AJP20121217001200882.HTML