【韓国】今年初の電力非常警報も、商店はドア開放し暖房稼働 非常対策がなければ昨年同様の輪番停電も[12/08]

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韓国で7日、この冬初の電力非常警報が発令された。

この日は午前11時に予備電力が400万キロワットを下回り、その後もこの状態が20分以上続いたため、電力取引所は11時25分、
電力非常段階の第1段階に相当する「関心」警報を発令した。予備電力とは、供給能力から最大電力需要を引いた数値のこと。

この日は朝から電力需要が急激に増加したため、政府は「公共機関の暖房使用禁止」「民間での自家発電機使用」
「工場などでの電力需要管理」などの非常対策に乗り出した。
もしこの非常対策が取られていなければ、予備電力は44万キロワットにまで低下していたものとみられる。
昨年9月15日に輪番停電が予告無しに行われたときは、予備電力は24万キロワット前後にまで低下していた。

7日午前11時40分には瞬間電力需要がこの冬最高の7388万キロワットを記録。
電力取引所のパク・チョンイン氏は「ここ数日の厳しい寒波の影響で、体感温度が大きく低下している上に、
雪の影響で昼間も暗くなり、照明機器の使用が急増して電力需要が予想以上に伸びた」と語った。

冬の電力難を心配する声が高まっていることを受け、知識経済部(省に相当)は大型ビルなどで暖房の温度を20度以下に
維持しているか取り締まりを行うことにした。
来年1月7日以降に違反が摘発された場合は1回50万ウォン(約3万8000円)、違反が継続した場合は最高で300万ウォン(約22万8000円)の罰金が賦課される。

このように電力需給が困難な状況にある中、ソウル・明洞では、地下鉄4号線明洞駅の6番出口から明洞芸術劇場までの
およそ320メートルにある48店舗のうち、15店舗がドアを開けたまま暖房を稼働し、営業を行っていた。
中には入口に送風機を設置して外から流れ込む冷気を遮断している店もあったが、ほとんどは入口の外でも温かさを感じられるほどだった。
また6店舗では店員が自動ドアのすぐ前に立ち、ドアを開けたままにしていた。

専門家は「来年1月にも寒波が予想されているが、この時に史上初の緊急節電が施行される可能性が高い」と指摘する。
緊急節電とは、政府の要請があった場合に工場やビルなどで電力使用を一時的に減らす措置のことを指す。
この措置には強制性が伴うため、違反した場合は違約金を支払わねばならない。


チョ・ジェヒ記者

ソース 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/08/2012120800406.html
画像
http://www.chosunonline.com/site/data/img_dir/2012/12/08/2012120800367_0.jpg
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