【航空事業】成田空港の中韓路線が低迷[11/30]

今月、成田空港から中国に向かった人の数が去年の同じ時期の３分の２になるなど、
領土をめぐって中国や韓国との関係が冷え込んだ影響が続いていることが、成田空港会社の調査でわかりました。

成田空港会社の調査によりますと、成田空港から中国へ向かった人の数は、日本政府が尖閣諸島を国有化した９月は
去年の同じ時期の９０％でしたが、先月には６９％に落ち込み、さらに今月に入ってから２４日までの集計では去年の
６６％にとどまっています。

また竹島をめぐって対立する韓国に向かった人も、去年の同じ時期に比べ、９月は９６％だったのが先月は８４％に減少し、
今月に入ってからも８４％と、以前の状態に戻っていないということです。
成田空港会社では、先月から今月にかけては修学旅行などの団体旅行が多く、領土をめぐって中国や韓国との関係が
冷え込んだことが強く反映されたと見ています。
成田空港会社の夏目誠社長は「外交問題なので今後を見通すのは非常に困難だが、事態の一刻も早い収束を期待している」と話しています。

ソース NHK千葉放送局
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1083434752.html?t=1354292445331
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