【日・ミャンマー経済】ミャンマーに５００億円＝円借款再開、首脳会談で表明へ−政府[11/19]

　政府がミャンマーに対する５００億円規模の円借款を来年にも実施する方針を固めたことが１９日、分かった。民主化支援の一環として、
最大都市ヤンゴン近郊の「ティラワ経済特区」のインフラ開発などを対象とする。カンボジア訪問中の野田佳彦首相が１９日夕、ミャンマーの
テイン・セイン大統領と会談し、表明する見通し。　
　ミャンマーへの円借款は１９８７年１１月以降凍結しており、２６年ぶりの再開となる。政府は今年１０月、東京で開催されたミャンマー支援
会合で円借款再開の方針を示していた。積極的な支援姿勢をアピールすると同時に、日本企業の進出を後押しする。
　円借款の再開にはミャンマーが抱える延滞債務解消が必要だが、世界銀行やアジア開発銀行、主要な債権国は債務解消策に応じる
姿勢を見せている。


jiji.com: 2012/11/19-12:41
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012111900363