[ジュネーブ/北京 5日 ロイター] 中国は5日、太陽光発電分野でイタリアとギリシャが現地の部品を中心に使っている電力会社を価格面で優遇しているのは協定違反だとして世界貿易機関(WTO)に提訴した。
中国は1日に、欧州連合(EU)から輸入している太陽光グレードのポリシリコンについて、ダンピングおよび不当な補助金に関する調査を開始したばかり。
中国商務省の沈丹陽報道官は声明で「中国の太陽光産業にとって公平な国際貿易環境を求めて闘う権利と責任が政府にはある」と表明し、いずれの国も産業協力を強化するとともに、短期的な「保護主義」的措置を控えるべきだと主張した。
ソース ロイター
http://jp.reuters.com/article/jpchina/idJPTJE8A401U20121105