【オーストリア】ウィーン少年合唱団に韓国人指揮者が誕生…アジア人、女性としても初［11/05］

1 ：ニライカナイφφ ★：2012/11/05(月) 18:01:28.38 ID:???

◆ウィーン少年合唱団に韓国人指揮者が誕生　アジア人、女性としても初

500年余りの歴史を誇るオーストリアのウィーン少年合唱団で初めて、韓国人の指揮者が誕生した。
同合唱団の関係者が4日語ったところによると、合唱指揮者のキム・ボミさん（34）が最近、
同合唱団モーツァルト班の常任指揮者に任命されたという。

韓国人としてはもとより、アジア出身者として初めて、
また女性としても初めての同合唱団指揮者となる。

キムさんは延世大教会音楽学科やドイツのレーゲンスブルク音楽大で学んだ後、
現在はウィーン国立音楽大大学院の博士課程に在籍している。

ウィーン少年合唱団は1498年に創設され、作曲家のハイドンやシューベルトが
少年時代に活動していたことでも知られる。
現在もハイドン班、モーツァルト班、ブルックナー班、シューベルト班に分かれ、
世界中でコンサートを行っており、またウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の
新年音楽会やウィーン国立歌劇場のコンサートにも出演している。
今年2月にはブルックナー班の韓国公演が行われた。

キムさんは今年9月、ウィーンの名門音楽堂「ウィーン楽友協会」で、ウィーン少年合唱団を率いて、
常任指揮者に就任後初めてのコンサートを行った。

キムさんは4日、本紙との電話インタビューで「今年8月、合唱団の指揮者に応募したとき、
東洋人や女性は不利ではないかと問い合わせた。
だが、3対1の競争を勝ち抜き、指揮者に選ばれたことを考えると、決して不利ではなかったと思う」
と話した。

その上でキムさんは「ウィーン少年合唱団の常任指揮者は、ピアノや合唱、指揮といった
音楽的な実力もさることながら、25人の男児をいつでもどこでも統率できる力が求められる。
聖歌隊で指揮や伴奏を担当したときから、団体での活動経験を重ねてきたため、
子どもたちの統率には自信がある」と語った。

キムさんは9歳のときからピアノを習い、11歳のときからはソウル市の?門洞聖堂（カトリック教会）で
合唱団員やピアノ伴奏者として活動した。
また16歳のときから、同聖堂の聖歌隊の合唱指揮者を務めてきた。

キムさんは「ウィーン少年合唱団の団員たちは、普段は『彼氏はいますか』などと意地悪な質問を
浴びせ、いたずらも好きだが、いざステージに上がると、あらゆるプロの合唱団にも劣らない実力や
真剣さを発揮するため、驚きの連続だ」と話した。

キムさんは2010年、スイスのルツェルン・フェスティバルでアーノルト・シェーンベルク合唱団の
指揮を担当しており、また来年はウィーン少年合唱団モーツァルト班を率い、アジア巡回公演を
行う予定だ。キムさんは「1日も早く、子どもたちと共に母国で公演を行いたい」と語った。

写真：http://www.chosunonline.com/site/data/img_dir/2012/11/05/2012110501277_0.jpg

朝鮮日報　2012/11/05 14:15
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/11/05/2012110501463.html