韓国教育科学技術省は26日、同国南部・全羅南道の「羅老宇宙センター」で
同日午後に予定していた韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老号」(KSLV−I)
の3度目の打ち上げを、3日以上延期すると発表した。1段目のガス注入口に異常が見つかったため。
同省などによると、26日午前、発射台に設置されたロケットの1段目にヘリウムガスを充填した際にガスが漏れ、
注入口の部品に破損が見つかった。1段目を開発したロシア側と協議し、打ち上げの日程を再調整する。
羅老号は全長約33メートルの2段式で、2段目は韓国が独自開発した。
2009年と10年に打ち上げたが、いずれも失敗した。
2012.10.26 12:36
http://sankei.jp.msn.com/science/news/121026/scn12102612390000-n1.htm